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26.そして共に
676.僕を見て下さい
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えっ?さっきまでギャンギャン喧嘩してたよね?
何を三人で仲良く、女子学生みたいにキャッキャしながらスマホを見てるのよ……
僕が打ち合わせを終わり、服を着替えて準備を終えてからジョンを迎えに部屋に入ったら
仲良く三人でキャッキャしている
ジョンとカズマとロンさんだった……
「おぉ…これはまた、可愛らしくなったなぁ…相変わらずの見事な女装じゃ!」
「ユニセックスですよ、会長!
何を楽しそうに、あの三人はキャッキャしてたんですか?」
薄手のライトベージュのセーターにダボッとしたパーカー
下はダークブラウンの生地から歩くと黒とオレンジのチェックが見えるフレアスカートだ
秋の新作を使って結構気合を入れたのだけど、靴だって茶色の紐が大変掛けるのが面倒なミドルブーツを新調したのに
キャッキャしてる三人は僕が来たのも気づいてくれない…
「いやぁ…なんかあの後にジョン君がジーザスに料理を教えてくださいって話になっての?だったら俺もってカズマ君も入っての
それから、こんな感じの料理がアキラ君は喜んでいたよって写メを見せだして、あれよあれよと
お前さんの昔の写メをカズマ君が出してきたら…
もう大盛りあがりじゃよ!」
「ふわぁ…アキラ君、めちゃくちゃ可愛い!何これ女のコだよね?もう本当に女のコだよね?」
「えぇ…ちっちゃ!可愛い!アキラ可愛い!!でも確かに今よりプニプニしてそう…
ほっぺたとかプニプニしてそう…」
「でしょ?でしょ?アキラは昔はこんなに小ちゃくて、プニプニでまぁ可愛かったんだからな?
それを僕のご飯であそこまで身長伸びたんだからね?」
そんなオカンみたいなことをドヤ顔で言うカズマから、ヒョイッとスマホをとりあげると…
「カズマ……あんまり不用意に人の写真を見せびらかしちゃだめだよ?
そんなことしてるやつは……ハイ、返す」
「ふわああ…嘘!嘘でしょ?
写真、消去したの?ふわあぁ…俺の可愛いアキラがぁ!!」
「「嘘っ!」」
さすがにちゃんとクラウドにコピーとってから消したよ?
まぁ教えるのは、もう少し後でいいかな?
ジョンとロンさんもめちゃくちゃショックな顔してるけど、知らない…
必死に泣きながらスマホの中を探すカズマと、パソコン叩き出して消えたデータの戻し方を調べだしたロンさんを置いて
「それでは行ってきます。
会長、またご連絡しますから」
「おう…ジョン君もしっかりの!アキラ君もな?」
会長の優しさと少しの心配を含んだ声に背中を押されながら、ショック顔のジョンの手をとって退室してきた。
「ジョンも…昔の僕を可愛い可愛い言ってないで
今の僕をちゃんと見てよ!」
ちょっとブゥタレ顔でジョンを見上げれば、ハッとした顔をして慌てだした。
もう!可愛い格好して欲しいって言ったのはジョンなのに…
何を三人で仲良く、女子学生みたいにキャッキャしながらスマホを見てるのよ……
僕が打ち合わせを終わり、服を着替えて準備を終えてからジョンを迎えに部屋に入ったら
仲良く三人でキャッキャしている
ジョンとカズマとロンさんだった……
「おぉ…これはまた、可愛らしくなったなぁ…相変わらずの見事な女装じゃ!」
「ユニセックスですよ、会長!
何を楽しそうに、あの三人はキャッキャしてたんですか?」
薄手のライトベージュのセーターにダボッとしたパーカー
下はダークブラウンの生地から歩くと黒とオレンジのチェックが見えるフレアスカートだ
秋の新作を使って結構気合を入れたのだけど、靴だって茶色の紐が大変掛けるのが面倒なミドルブーツを新調したのに
キャッキャしてる三人は僕が来たのも気づいてくれない…
「いやぁ…なんかあの後にジョン君がジーザスに料理を教えてくださいって話になっての?だったら俺もってカズマ君も入っての
それから、こんな感じの料理がアキラ君は喜んでいたよって写メを見せだして、あれよあれよと
お前さんの昔の写メをカズマ君が出してきたら…
もう大盛りあがりじゃよ!」
「ふわぁ…アキラ君、めちゃくちゃ可愛い!何これ女のコだよね?もう本当に女のコだよね?」
「えぇ…ちっちゃ!可愛い!アキラ可愛い!!でも確かに今よりプニプニしてそう…
ほっぺたとかプニプニしてそう…」
「でしょ?でしょ?アキラは昔はこんなに小ちゃくて、プニプニでまぁ可愛かったんだからな?
それを僕のご飯であそこまで身長伸びたんだからね?」
そんなオカンみたいなことをドヤ顔で言うカズマから、ヒョイッとスマホをとりあげると…
「カズマ……あんまり不用意に人の写真を見せびらかしちゃだめだよ?
そんなことしてるやつは……ハイ、返す」
「ふわああ…嘘!嘘でしょ?
写真、消去したの?ふわあぁ…俺の可愛いアキラがぁ!!」
「「嘘っ!」」
さすがにちゃんとクラウドにコピーとってから消したよ?
まぁ教えるのは、もう少し後でいいかな?
ジョンとロンさんもめちゃくちゃショックな顔してるけど、知らない…
必死に泣きながらスマホの中を探すカズマと、パソコン叩き出して消えたデータの戻し方を調べだしたロンさんを置いて
「それでは行ってきます。
会長、またご連絡しますから」
「おう…ジョン君もしっかりの!アキラ君もな?」
会長の優しさと少しの心配を含んだ声に背中を押されながら、ショック顔のジョンの手をとって退室してきた。
「ジョンも…昔の僕を可愛い可愛い言ってないで
今の僕をちゃんと見てよ!」
ちょっとブゥタレ顔でジョンを見上げれば、ハッとした顔をして慌てだした。
もう!可愛い格好して欲しいって言ったのはジョンなのに…
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