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✿❀✿ 番外編 ❀✿❀
§§ 君の初めてを僕に 3 §§
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『さっきの話…僕は本気だからね?』
ご飯を食べて、帰り際にカズマさんが薄ら笑いを浮かべて僕に囁いてきた。
僕は歯を向いて唸り声を上げておいたけど…
カズマさんはまったくそのいやらしい笑顔を崩すことがなくて本当に腹が立つ!!
谷口さんの車で思い出してしまって、不機嫌にギリギリっと歯ぎしりをしてしまう。
隣にはやっぱりちょっとシュンっとしているアキラがいて…
「あの…本当にジョン、今日はごめんね
僕がしっかりと止めてくださいって言えばよかったんだ、距離が近いなとは思ってたんだけど…」
わかってる…外部の人なんでしょ?
たぶんお仕事関係で強く言えない人なんだよね…
もうそれは怒ってないよ?
それでもアキラは僕を気遣ってくれるから、カスマさんの言葉が頭を過る。
絶対にアキラは渡さないし、今日の今日決めてやるぞって鼻息荒くフンッ吐くと、ビクッとアキラの体が小さく跳ねた。
あぁ、たぶん誤解させてしまっている…もうアキラのことは怒ってないけど、ちょっとだけ自分の幼さで優しくできないだけだから……
=============
「カズマ君や、ちょっと今日のはやり過ぎじゃないか?
お前さんも本気でアキラくんに抱かれる気なんてないじゃろう?」
「そりゃ俺だってバリタチですからね?
でもアキラに選ばれておきながら、今日のジョン君はやきもち焼き過ぎでしょ?
アキラだって、仕事で仕方なくだって言ってるのに、あんなに拗ねちゃって!
俺、腹が立ってきちゃって…」
まぁこの子の言っていることはもっともじゃな、今日のジョン君は確かに拗すぎじゃったし…
「でも俺は本気ですからね?
俺はアキラなら何されてもOKだし!
踏まれようがホラレようが、ドントコイだし!!
なんなら師匠の3P案の相手役に立候補しちゃいますよ」
「アハハ、それはいいね!
アキラ君もカズマ君なら拒否反応もでないだろうし、楽しくプレイできそうだよ
もしまたジョン君がやらかしてくれたときは……はぁ、楽しみだなぁ…」
ジーザスめニヤケた顔をしおって!!
お前こそ本気に考えとるじゃろう
アキラ君の心の隙ができたら、あわよくばっていつも狙ってるのもんな?お前さんは!こな還暦エロジジィが!!
「まぁ、でもジョン君がアキラを大事にしてくれれば…僕はそんなことはしないけど
今日もジョン君と喧嘩できて楽しかったな…ふふっ上手く仲直りできるといいんだけど…」
カズマ君はなんやかんや言って、ジョン君を気に入ってるし
歳の離れた兄弟のように接している。
アキラ君には恋心というより崇拝にも似たような気持ちを持っているが、奪おうなんて気はサラサラないらしい
ただただジョン君にチョッカイがかけたくて、アキラ君を崇めたいっというだけだ
「はぁ…じゃが、ほどほどにしといてやらんと、ジョン君がまたアホなことやってアキラ君が泣くことになるぞ?
まぁ、今回はどうせ二人の仲直りの切っ掛けくらいになるじゃろうがな」
ヤレヤレっといった気持ちで冷めた紅茶を飲み干していった。
ご飯を食べて、帰り際にカズマさんが薄ら笑いを浮かべて僕に囁いてきた。
僕は歯を向いて唸り声を上げておいたけど…
カズマさんはまったくそのいやらしい笑顔を崩すことがなくて本当に腹が立つ!!
谷口さんの車で思い出してしまって、不機嫌にギリギリっと歯ぎしりをしてしまう。
隣にはやっぱりちょっとシュンっとしているアキラがいて…
「あの…本当にジョン、今日はごめんね
僕がしっかりと止めてくださいって言えばよかったんだ、距離が近いなとは思ってたんだけど…」
わかってる…外部の人なんでしょ?
たぶんお仕事関係で強く言えない人なんだよね…
もうそれは怒ってないよ?
それでもアキラは僕を気遣ってくれるから、カスマさんの言葉が頭を過る。
絶対にアキラは渡さないし、今日の今日決めてやるぞって鼻息荒くフンッ吐くと、ビクッとアキラの体が小さく跳ねた。
あぁ、たぶん誤解させてしまっている…もうアキラのことは怒ってないけど、ちょっとだけ自分の幼さで優しくできないだけだから……
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「カズマ君や、ちょっと今日のはやり過ぎじゃないか?
お前さんも本気でアキラくんに抱かれる気なんてないじゃろう?」
「そりゃ俺だってバリタチですからね?
でもアキラに選ばれておきながら、今日のジョン君はやきもち焼き過ぎでしょ?
アキラだって、仕事で仕方なくだって言ってるのに、あんなに拗ねちゃって!
俺、腹が立ってきちゃって…」
まぁこの子の言っていることはもっともじゃな、今日のジョン君は確かに拗すぎじゃったし…
「でも俺は本気ですからね?
俺はアキラなら何されてもOKだし!
踏まれようがホラレようが、ドントコイだし!!
なんなら師匠の3P案の相手役に立候補しちゃいますよ」
「アハハ、それはいいね!
アキラ君もカズマ君なら拒否反応もでないだろうし、楽しくプレイできそうだよ
もしまたジョン君がやらかしてくれたときは……はぁ、楽しみだなぁ…」
ジーザスめニヤケた顔をしおって!!
お前こそ本気に考えとるじゃろう
アキラ君の心の隙ができたら、あわよくばっていつも狙ってるのもんな?お前さんは!こな還暦エロジジィが!!
「まぁ、でもジョン君がアキラを大事にしてくれれば…僕はそんなことはしないけど
今日もジョン君と喧嘩できて楽しかったな…ふふっ上手く仲直りできるといいんだけど…」
カズマ君はなんやかんや言って、ジョン君を気に入ってるし
歳の離れた兄弟のように接している。
アキラ君には恋心というより崇拝にも似たような気持ちを持っているが、奪おうなんて気はサラサラないらしい
ただただジョン君にチョッカイがかけたくて、アキラ君を崇めたいっというだけだ
「はぁ…じゃが、ほどほどにしといてやらんと、ジョン君がまたアホなことやってアキラ君が泣くことになるぞ?
まぁ、今回はどうせ二人の仲直りの切っ掛けくらいになるじゃろうがな」
ヤレヤレっといった気持ちで冷めた紅茶を飲み干していった。
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