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27.強くなるよ
720.バスターです 3 (sideバスター)
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「バスターさん、アキラさんはあのように言っていますが、万が一シバさんがアキラさんを害すようなことがあれば
申し訳ないが、我々はシバさんを切り捨てますからね?
それほどあの方は我が社には必要な人物ですからね?」
社長があの後、所長室にわざわざ足を運んで釘を差しに来た。
目つきは鋭く、まるで射り殺されそうなほどだ……アキラさんの前とはエラく違う態度ですね?
「わかっております。シバは決して自分よりも弱い者には手を出しませんし、あのように真っ直ぐな男です。
意見が違うからといって暴力にでるような奴じゃありませんよ!」
「それはわかっています。ただアキラさんはそれでも誤解を受けやすい人なんですよ…
自分の意見は決して曲げませんが、人を否定することもしません
貴方もこれから付き合っていけばわかるかと思いますが……複雑で難しい方ですが、誰よりも強くそして弱くて繊細で、魅力的な方なんです。」
ひたすらにアキラさんを褒め称え心配する様は、陰日向に大切な想い人を守ろうとする健気ささへ感じる…
俺が見たデート中の少し変わった人狼がアキラさんの本命なのだろう
そして、この哀れな社長が周りの目を欺くためのスケープゴートといったところか?
この人も損な役回りだ…
こんなに一途に想っているのに、きっと見向きもされていない
「わかっております。万が一シバがアキラさんに指一本でも触れたら俺自らが処分させていただきます。
そして、その責任も俺も取らせていただきますよ
貴方の大事な方は決して害させたりしませんよ!」
私の言葉に、キッと更にキツイ眼差しで睨んでくる。図星を突かれて不快でしたか?
「貴方は誤解をしています。
俺とアキラさんの週刊誌の記事でも見たのですか?
俺は決してアキラさんには落ちたりしませんよ……決してね!」
言い切る表情は眉間にシワがより何かを耐えるようで…
その言葉は自分に言い聞かせるようで…
社長、貴方はもう手遅れですよ?
そんな切なそうな表情をしてる時点で、勝負は見えてるじゃないですか?
「とにかく!貴方にはしっかりとシバさんの指導と、訓練生の選定もお願いします。
あとコレを…
特別枠の彼ですが、彼とアキラさんの関係は……ご存知なんですよね?
周りにはくれぐれもシークレットでお願いします」
そう言って手渡された書類には、例の人狼が……
んっ?牙狼?
書類の写真には人狼よりもずっと人間寄りの顔立ちで、整った鼻筋にクリクリの大きめな目と大きめな口
頭の上には大きな耳がみえる
この子は牙狼の変異種だったのか……
極稀にだが魔獣から人型の変異種が産まれることがある、変異種は確かに本来の個体より優れた能力を持つことが多いが…
デート中の牙狼の様子は…流暢に人間の言葉を話し、意思疎通もできていた。
あの彼が牙狼などとは……驚いて言葉もでない
「書類をご覧になればわかると思いますが、そういうことですので……
決して口外しないでください!」
社長はしっかりと釘を差して、退室していったが……
俺はいろいろと勘ぐってしまう、アレは本当に恋人同士だったのか?
もしも…アキラさんがこの牙狼を躾けているだけだとしたら?
もしも…アキラさんがこの牙狼の飼い主であり、恋愛関係などでなくて………
もしも、牙狼から人型を創りだそうとしていたら…………
自分の思い立ったことに吐き気がした!
アキラさんのイヤらしい笑顔が脳裏をかすめる
嫌な汗が背中を伝っていった。
申し訳ないが、我々はシバさんを切り捨てますからね?
それほどあの方は我が社には必要な人物ですからね?」
社長があの後、所長室にわざわざ足を運んで釘を差しに来た。
目つきは鋭く、まるで射り殺されそうなほどだ……アキラさんの前とはエラく違う態度ですね?
「わかっております。シバは決して自分よりも弱い者には手を出しませんし、あのように真っ直ぐな男です。
意見が違うからといって暴力にでるような奴じゃありませんよ!」
「それはわかっています。ただアキラさんはそれでも誤解を受けやすい人なんですよ…
自分の意見は決して曲げませんが、人を否定することもしません
貴方もこれから付き合っていけばわかるかと思いますが……複雑で難しい方ですが、誰よりも強くそして弱くて繊細で、魅力的な方なんです。」
ひたすらにアキラさんを褒め称え心配する様は、陰日向に大切な想い人を守ろうとする健気ささへ感じる…
俺が見たデート中の少し変わった人狼がアキラさんの本命なのだろう
そして、この哀れな社長が周りの目を欺くためのスケープゴートといったところか?
この人も損な役回りだ…
こんなに一途に想っているのに、きっと見向きもされていない
「わかっております。万が一シバがアキラさんに指一本でも触れたら俺自らが処分させていただきます。
そして、その責任も俺も取らせていただきますよ
貴方の大事な方は決して害させたりしませんよ!」
私の言葉に、キッと更にキツイ眼差しで睨んでくる。図星を突かれて不快でしたか?
「貴方は誤解をしています。
俺とアキラさんの週刊誌の記事でも見たのですか?
俺は決してアキラさんには落ちたりしませんよ……決してね!」
言い切る表情は眉間にシワがより何かを耐えるようで…
その言葉は自分に言い聞かせるようで…
社長、貴方はもう手遅れですよ?
そんな切なそうな表情をしてる時点で、勝負は見えてるじゃないですか?
「とにかく!貴方にはしっかりとシバさんの指導と、訓練生の選定もお願いします。
あとコレを…
特別枠の彼ですが、彼とアキラさんの関係は……ご存知なんですよね?
周りにはくれぐれもシークレットでお願いします」
そう言って手渡された書類には、例の人狼が……
んっ?牙狼?
書類の写真には人狼よりもずっと人間寄りの顔立ちで、整った鼻筋にクリクリの大きめな目と大きめな口
頭の上には大きな耳がみえる
この子は牙狼の変異種だったのか……
極稀にだが魔獣から人型の変異種が産まれることがある、変異種は確かに本来の個体より優れた能力を持つことが多いが…
デート中の牙狼の様子は…流暢に人間の言葉を話し、意思疎通もできていた。
あの彼が牙狼などとは……驚いて言葉もでない
「書類をご覧になればわかると思いますが、そういうことですので……
決して口外しないでください!」
社長はしっかりと釘を差して、退室していったが……
俺はいろいろと勘ぐってしまう、アレは本当に恋人同士だったのか?
もしも…アキラさんがこの牙狼を躾けているだけだとしたら?
もしも…アキラさんがこの牙狼の飼い主であり、恋愛関係などでなくて………
もしも、牙狼から人型を創りだそうとしていたら…………
自分の思い立ったことに吐き気がした!
アキラさんのイヤらしい笑顔が脳裏をかすめる
嫌な汗が背中を伝っていった。
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