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28.シバという人
767.バタバタバスター (sideバスター)
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玄関先に出てきたアキラさんを見て、私は固まるしかできなかった。
ご機嫌になっている、ギルドの連中とシバをを先に街の馴染みの店までタクシーで送らせて、私は軽く走りながらアキラさんの家に到着した。
アキラさんの家からは私の足だと20分くらいで着ける
軽い運動としては程がいいな、なんて思いながらインターフォンを鳴らしたが出ない!
確かに家に帰るっと言っていたし、居ると思うのだが?っともう一度押しても返答がないので、諦めて帰ろうかと思って背を向けると
「ハイ!どなたですか?」
ジョン君の少し慌てた様子の声がインターフォンから響いた。
「お休み中に申し訳ない、バスターです。アキラさんにご報告がありまして、いい報告なので直接したいと思いまして……」
「えっ?バスターさん!えっと、アキラですか……ちょっと待ってください!本当に……ちょっと!アキラぁ……」
ジョン君がアキラさんを呼びながらパタパタと走る音が聞こえた。
なんか焦っている?何か取り込み中だっただろうか?
晩御飯の時間だから、もしかしたら料理中だったかもしれない……
しばらく待たされて、玄関が開けられてアキラさんの顔と格好を見た瞬間に………
後悔した。もう自分の浅はかな行動に後悔しまくって、固まるしかなかった。
アキラさんは少し濡れた状態の髪に、部屋着なのか上下のスウェット
ただ気まずそうに伏せ気味な顔は………
いつもより頬が赤くて血色がよくて、少し潤みがかったような瞳は……
もう昼間のアキラさんの青白さも不健康さも吹っ飛んでしまっている。
色っぽいし、艶っぽいし…えぇ?この人はこんなんなっちゃうの??
間違いなく、最中でしたよね?
もう絶対にお風呂に入って、くんずぽぐれずしてましたよね?
よくて、序盤のイチャイチャタイムでしたよね?
後ろでオロオロしてる様子のジョン君も、なんか全身の毛がしっとりしてるし、ジョン君なんて下にスウェットしか履いてないし!
「わざわざ来ていただいたのですが…
すいません、今日はちょっと……」
「いえいえ…すいません!本当に、本当にすいません!!
あの…ギルドがもうギルマスから…これらのポーションのサンプルをって
………イヤっ来週にします。この話は来週にしますから!
本当にお邪魔しかしてない、すいませんでした!!」
少し考えればわかるだろうよ、まだ若い二人が久しぶりの休日の前夜なんて…することなんて一つじゃないか!!
私のアホが…何がジョン君が怖がってるだよ!シバの言葉を鵜呑みにして
今はバツが悪そうに、どうしたらいいかわからなくてアキラさんの後ろで、耳と尻尾垂らして困り顔してるけど
それよりも微妙に下のスウェットの前が張り出して、テントになっているのが嫌でも目が行く!
若いからな、そりゃすぐには納まらないよな?
幸せいっぱいで甘々タイムを、私が100%邪魔をしたんじゃないか、もう申し訳なさすぎる!!
「いえ、こちらこそ…お構いもできずに、本当にすいません
もう……恥ずかしくて、合わす顔がありません……本当に忘れてください………」
「そんなことありません!
アポ無しできた私が100%悪いです。
本当に本当に、すいませんでした!
忘れますから、すぐに忘れますから!!」
真っ赤になって、片手で顔を隠す様すら艶めかしく感じてしまうから、更に居た堪れない!!
もう語尾が消え入りそうなくらい小さくなっていくのが、アキラさんの心情を表しているようで……
もうさっさと、謝り倒して逃げるようにアキラさんの家を後にするしかできなかった!
あぁぁ……週明けはどんな顔で合えばいいのだろうか……
ご機嫌になっている、ギルドの連中とシバをを先に街の馴染みの店までタクシーで送らせて、私は軽く走りながらアキラさんの家に到着した。
アキラさんの家からは私の足だと20分くらいで着ける
軽い運動としては程がいいな、なんて思いながらインターフォンを鳴らしたが出ない!
確かに家に帰るっと言っていたし、居ると思うのだが?っともう一度押しても返答がないので、諦めて帰ろうかと思って背を向けると
「ハイ!どなたですか?」
ジョン君の少し慌てた様子の声がインターフォンから響いた。
「お休み中に申し訳ない、バスターです。アキラさんにご報告がありまして、いい報告なので直接したいと思いまして……」
「えっ?バスターさん!えっと、アキラですか……ちょっと待ってください!本当に……ちょっと!アキラぁ……」
ジョン君がアキラさんを呼びながらパタパタと走る音が聞こえた。
なんか焦っている?何か取り込み中だっただろうか?
晩御飯の時間だから、もしかしたら料理中だったかもしれない……
しばらく待たされて、玄関が開けられてアキラさんの顔と格好を見た瞬間に………
後悔した。もう自分の浅はかな行動に後悔しまくって、固まるしかなかった。
アキラさんは少し濡れた状態の髪に、部屋着なのか上下のスウェット
ただ気まずそうに伏せ気味な顔は………
いつもより頬が赤くて血色がよくて、少し潤みがかったような瞳は……
もう昼間のアキラさんの青白さも不健康さも吹っ飛んでしまっている。
色っぽいし、艶っぽいし…えぇ?この人はこんなんなっちゃうの??
間違いなく、最中でしたよね?
もう絶対にお風呂に入って、くんずぽぐれずしてましたよね?
よくて、序盤のイチャイチャタイムでしたよね?
後ろでオロオロしてる様子のジョン君も、なんか全身の毛がしっとりしてるし、ジョン君なんて下にスウェットしか履いてないし!
「わざわざ来ていただいたのですが…
すいません、今日はちょっと……」
「いえいえ…すいません!本当に、本当にすいません!!
あの…ギルドがもうギルマスから…これらのポーションのサンプルをって
………イヤっ来週にします。この話は来週にしますから!
本当にお邪魔しかしてない、すいませんでした!!」
少し考えればわかるだろうよ、まだ若い二人が久しぶりの休日の前夜なんて…することなんて一つじゃないか!!
私のアホが…何がジョン君が怖がってるだよ!シバの言葉を鵜呑みにして
今はバツが悪そうに、どうしたらいいかわからなくてアキラさんの後ろで、耳と尻尾垂らして困り顔してるけど
それよりも微妙に下のスウェットの前が張り出して、テントになっているのが嫌でも目が行く!
若いからな、そりゃすぐには納まらないよな?
幸せいっぱいで甘々タイムを、私が100%邪魔をしたんじゃないか、もう申し訳なさすぎる!!
「いえ、こちらこそ…お構いもできずに、本当にすいません
もう……恥ずかしくて、合わす顔がありません……本当に忘れてください………」
「そんなことありません!
アポ無しできた私が100%悪いです。
本当に本当に、すいませんでした!
忘れますから、すぐに忘れますから!!」
真っ赤になって、片手で顔を隠す様すら艶めかしく感じてしまうから、更に居た堪れない!!
もう語尾が消え入りそうなくらい小さくなっていくのが、アキラさんの心情を表しているようで……
もうさっさと、謝り倒して逃げるようにアキラさんの家を後にするしかできなかった!
あぁぁ……週明けはどんな顔で合えばいいのだろうか……
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