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30.新たな番
854.熱血ジョンさん (sideシバ)
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「いいですか!番は大切にしないとすぐに消えてしまうんですからね?
僕は何回もアキラにそうやって痛い目にあってますからね!シバさんはこれから必死にならないといけないんですからね!!」
ただいま食堂のテーブルでジョン君にめちゃくちゃ脅されて涙目になっている。
こうなったのも今日のコーチングも終わり、事務作業も終わったので、もう帰ってしまおうっと思い訓練所をでかけたときに
「シバさん、よかった捕まって…
あの、よかったら僕たちも晩御飯を食べて行きませんか?アキラがバスターさんと飲んでくるって連絡があったから…
一人の晩御飯って作る気にならなくて…」
「あぁ…そうだね、確かに食べてくれる人がいないと、あんまり作る気にならないね
いいよ、どこで食べる?外でもいいし、食堂でもいいし…」
「食堂でよくないですか?週末の食堂って空いてるし明日が休みだからめちゃくちゃ盛り盛りにしてくれるんですよ?」
なんて可愛らしい笑顔で誘われたから、少しバスターさんと喧嘩したことも忘れれるかな?って一緒にご飯を食べだしたのに…
「シバさんてバスターさんと付き合い出したんですよね?アキラが言ってました…
へへっ、僕って恋バナって言うのしてみたかったんですよ!周りが恋敵ばかりでできないから…」
「えっ?あぁ…うん、アキラさんも何をジョン君に話してるんだか…
でも、俺はまだ付き合ったばかりだから、それに実は昨日喧嘩をしちゃってね…恥ずかしいな…そうだ、ジョン君は俺の相談でものってくれるかな?
付き合ってる期間ではジョン君の方が長い先輩だろう?」
そんな軽い気持ちでした恋愛相談だったが、話が進むに連れてめちゃくちゃダメ出しをされていく、もうケチョンケチョンだ!!
「何を甘い考えでいるんですか?
相手の一きゅっ一動?を見逃しちゃ駄目だってシバさんいつも訓練のときに行ってるじゃないですか?あれと一緒ですよ!
ちょっとした表情の変化も見逃したら大変なことになるんですよ…僕はこれでアキラと喧嘩になって恋敵1にアキラにちゅ~されましたからね!」
ジョン君、たぶん一挙一動だよね?
あと訓練って組手のときのだよね…そんな緊張した心構えで日々過ごしてるの?あと1って何?
「体調も気にしなきゃ、何を初めての相手におかわり求めてるんですか?
終わったらすぐに体調管理と誠心誠意で面倒みなきゃ、もう抱き上げて一歩も歩かせちゃ駄目ですよ!
僕は終わった後の微熱を甘くみて、恋敵2にアキラを攫われてヤラれる寸前までいかれましたからね?もう本当に…別れるまでいったから!」
えっ…バスターさんを抱き上げるのはちょっと体格的に難しいかもしれない
でも確かに無理はさせちゃったかも、あの後は腰が痛いってしばらく辛そうだった
おぉ…そして2が出てきた!さっきのって恋敵とは違う人なのかな?
あと、君達は1度別れてるの?ちょっと思い出してジョン君か涙目になっていっている…
「それに絶対に相手の大事にしているモノは踏み抜いちゃ駄目ですからね!
恋敵3のせいで、そこを踏み抜いちゃった僕を、アキラが浮気したって認定しちゃって…転移魔法で一瞬で消えちゃって…完全に家出されちゃって!
アキラのママに蹴られるし、恋敵4にひたすら説教されちゃうし…もう本当に本当に大変だった!」
ボロボロと泣き出しながらキレているけど、ジョン君が浮気したの?
アキラさんがいつも浮気するって言ってたけど、君がしたの?あと3と4も出てきたね、何人まで増えるの?
「日々精進ですからね!相手のことをひたすら見て、どうしたら喜ぶのかどうして欲しいのか日々考えるんですよ!
恋敵達が優秀過ぎて力の差が大きすぎるから、アキラの気持ちに訴えかけるしかないんだから…
もう日々努力するしかないんですからね!」
ジョン君…酔ってないよね?食堂のお茶では酔わないだろうけど、俺は今めちゃ怒られて絡まれて、説教されている…
「シバさんは付き合うっていう心構えが甘すぎる、命張らないと番になんてなれませんからね!!番はすぐに消える!心しておかなきゃ駄目ですよ!!」
ジョン君に言い切られて、自分の血の気が引いていくのを感じる。俺って大事なモノ…踏み抜いたかも…もう堪えてた涙が溢れていきそうで…
知らなかった…付き合うって楽しいことじゃないの?命がけなものだったの?
僕は何回もアキラにそうやって痛い目にあってますからね!シバさんはこれから必死にならないといけないんですからね!!」
ただいま食堂のテーブルでジョン君にめちゃくちゃ脅されて涙目になっている。
こうなったのも今日のコーチングも終わり、事務作業も終わったので、もう帰ってしまおうっと思い訓練所をでかけたときに
「シバさん、よかった捕まって…
あの、よかったら僕たちも晩御飯を食べて行きませんか?アキラがバスターさんと飲んでくるって連絡があったから…
一人の晩御飯って作る気にならなくて…」
「あぁ…そうだね、確かに食べてくれる人がいないと、あんまり作る気にならないね
いいよ、どこで食べる?外でもいいし、食堂でもいいし…」
「食堂でよくないですか?週末の食堂って空いてるし明日が休みだからめちゃくちゃ盛り盛りにしてくれるんですよ?」
なんて可愛らしい笑顔で誘われたから、少しバスターさんと喧嘩したことも忘れれるかな?って一緒にご飯を食べだしたのに…
「シバさんてバスターさんと付き合い出したんですよね?アキラが言ってました…
へへっ、僕って恋バナって言うのしてみたかったんですよ!周りが恋敵ばかりでできないから…」
「えっ?あぁ…うん、アキラさんも何をジョン君に話してるんだか…
でも、俺はまだ付き合ったばかりだから、それに実は昨日喧嘩をしちゃってね…恥ずかしいな…そうだ、ジョン君は俺の相談でものってくれるかな?
付き合ってる期間ではジョン君の方が長い先輩だろう?」
そんな軽い気持ちでした恋愛相談だったが、話が進むに連れてめちゃくちゃダメ出しをされていく、もうケチョンケチョンだ!!
「何を甘い考えでいるんですか?
相手の一きゅっ一動?を見逃しちゃ駄目だってシバさんいつも訓練のときに行ってるじゃないですか?あれと一緒ですよ!
ちょっとした表情の変化も見逃したら大変なことになるんですよ…僕はこれでアキラと喧嘩になって恋敵1にアキラにちゅ~されましたからね!」
ジョン君、たぶん一挙一動だよね?
あと訓練って組手のときのだよね…そんな緊張した心構えで日々過ごしてるの?あと1って何?
「体調も気にしなきゃ、何を初めての相手におかわり求めてるんですか?
終わったらすぐに体調管理と誠心誠意で面倒みなきゃ、もう抱き上げて一歩も歩かせちゃ駄目ですよ!
僕は終わった後の微熱を甘くみて、恋敵2にアキラを攫われてヤラれる寸前までいかれましたからね?もう本当に…別れるまでいったから!」
えっ…バスターさんを抱き上げるのはちょっと体格的に難しいかもしれない
でも確かに無理はさせちゃったかも、あの後は腰が痛いってしばらく辛そうだった
おぉ…そして2が出てきた!さっきのって恋敵とは違う人なのかな?
あと、君達は1度別れてるの?ちょっと思い出してジョン君か涙目になっていっている…
「それに絶対に相手の大事にしているモノは踏み抜いちゃ駄目ですからね!
恋敵3のせいで、そこを踏み抜いちゃった僕を、アキラが浮気したって認定しちゃって…転移魔法で一瞬で消えちゃって…完全に家出されちゃって!
アキラのママに蹴られるし、恋敵4にひたすら説教されちゃうし…もう本当に本当に大変だった!」
ボロボロと泣き出しながらキレているけど、ジョン君が浮気したの?
アキラさんがいつも浮気するって言ってたけど、君がしたの?あと3と4も出てきたね、何人まで増えるの?
「日々精進ですからね!相手のことをひたすら見て、どうしたら喜ぶのかどうして欲しいのか日々考えるんですよ!
恋敵達が優秀過ぎて力の差が大きすぎるから、アキラの気持ちに訴えかけるしかないんだから…
もう日々努力するしかないんですからね!」
ジョン君…酔ってないよね?食堂のお茶では酔わないだろうけど、俺は今めちゃ怒られて絡まれて、説教されている…
「シバさんは付き合うっていう心構えが甘すぎる、命張らないと番になんてなれませんからね!!番はすぐに消える!心しておかなきゃ駄目ですよ!!」
ジョン君に言い切られて、自分の血の気が引いていくのを感じる。俺って大事なモノ…踏み抜いたかも…もう堪えてた涙が溢れていきそうで…
知らなかった…付き合うって楽しいことじゃないの?命がけなものだったの?
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