890 / 1,158
31.番う軌跡
886.シノダ教授という人 (sideシバ)
しおりを挟む
「とりあえず肉をつけてください!
アキラさんは痩せすぎです。タンパク質と糖質をしっかり取ってください!トレーニングはほどほどでいいので、先ずウエイトを増やすことを重視しましょう!」
「やっぱりそうだね~、けっこう食べられるようにはなったんだけどね?
何か問題が起きると速攻で痩せちゃうんだよ…仕事が詰まるだけで食欲落ちちゃうんだよ」
「すいません…頑張っては食べてるんですけど、ロンさんがいろいろ用意してくださるのに…どうしても胃が受け付けなくなっちゃって…」
アキラさんがシュンッとしていく、シノダ教授は優しい眼差しでいいんだよっと優しくぽんぽんっと背中を叩いている。
この人は本当にアキラさんのことを優しく導いて面倒を見ている感じだ…
でも先程のRUNで息を乱して走るアキラさんを、何枚も写真を撮っていたのをしっかり見ている。
なんならスマホで動画も撮っていた。
『いいねぉ…』とか呟いていたし、目つきがちょっとおかしかったから、絶対に人のいい主治医なだけではないと思う、ちょっと気持ちが悪い盗撮魔っぽかった。
「アキラ君の細い腰はチャームポイントだけど、もう少し丸みが合ったほうがウェディングドレスにはいいと思うんだよね…
肩とかピッチリしたのを考えてるんだけど、どうしても骨ばってるとシルエットがなぁ…」
「着ませんから!ロンさん、まだ諦めていなかったんですか?
最近会長とよく連絡とってるなって思ったけど、それですか?本当にやめてくださいね…」
そういえばアキラさんが呼んでる『ロンさん』もたぶん真名だよね?
人狼は真名システムとってないからわからないけど、やばいんじゃないの?番うと同じくらいにキツイ絆が生まれるシステムじゃなかったっけ?
「えぇ…やっぱり駄目かな?
……そういえば、俺の若い時に出版した本の初版本が倉庫からみつかったんだよね、あれって出版した数もすごく少ないんだよね…」
「えっ?それっていつの出版したやつですか?
えっ…ロンさんの本は全部を初版本で持ってるはずなのに、もしかしてないやつ?」
「あぁ…その当時はジーザスって著書してたのが二冊出しててね?アキラ君も知らなかったか…
アキラくんが産まれる前に出したやつだもんね、本当に数百冊しか作ってない本だからね…」
「えっ…嘘っ!知らなかった、そんなの全然…
うぅぅ…ロンさん、見せてください!できるなら買い取らせてください!本当にいくらでもいはいから!!」
「えぇ…どうしようかな?もしウェディングドレス着て式をあげてくれたら考えようかな…
やっぱり海外かな?綺麗な海が見えるところがいいよね?会長の所望してる中継までは望まないからさ…」
うわっ、あから様に物で釣るところを見てしまった。シノダ教授もどれだけアキラさんのウェディングドレス姿を見たいの?あと会長は中継させたがってるの?芸能人みたいに?
それにアキラさんもシノダ教授の本をどれだけ欲しがってるの?ファンな感じ?マニアなの?
「もし着てくれたら新刊だす気にもなるかもなぁ…最近なかなか出せてないけど、構想はできてるし資料も集まってるんだけどな…
あと気力だけなんだけどな…」
「うぅぅ…ロンさんズルい!ロンさんの新刊も読みたいし、幻の初版本なんて絶対に欲しいし…
ううぅぅ…フォトウェディングで手を打ちませんか?」
あっ…アキラさんが欲望に負けた。初めてアキラさんが言いくるめられてるところ見る気がする。シノダ教授すごいな…
「んぅぅ…考えとく!とりあえずフォトなら新刊の執筆は頑張ろうかな?」
「あぁ~、ロンさんのいじわる!お願いしますよ、ちょっとだけでも見せてくださいよ…」
アキラさんは痩せすぎです。タンパク質と糖質をしっかり取ってください!トレーニングはほどほどでいいので、先ずウエイトを増やすことを重視しましょう!」
「やっぱりそうだね~、けっこう食べられるようにはなったんだけどね?
何か問題が起きると速攻で痩せちゃうんだよ…仕事が詰まるだけで食欲落ちちゃうんだよ」
「すいません…頑張っては食べてるんですけど、ロンさんがいろいろ用意してくださるのに…どうしても胃が受け付けなくなっちゃって…」
アキラさんがシュンッとしていく、シノダ教授は優しい眼差しでいいんだよっと優しくぽんぽんっと背中を叩いている。
この人は本当にアキラさんのことを優しく導いて面倒を見ている感じだ…
でも先程のRUNで息を乱して走るアキラさんを、何枚も写真を撮っていたのをしっかり見ている。
なんならスマホで動画も撮っていた。
『いいねぉ…』とか呟いていたし、目つきがちょっとおかしかったから、絶対に人のいい主治医なだけではないと思う、ちょっと気持ちが悪い盗撮魔っぽかった。
「アキラ君の細い腰はチャームポイントだけど、もう少し丸みが合ったほうがウェディングドレスにはいいと思うんだよね…
肩とかピッチリしたのを考えてるんだけど、どうしても骨ばってるとシルエットがなぁ…」
「着ませんから!ロンさん、まだ諦めていなかったんですか?
最近会長とよく連絡とってるなって思ったけど、それですか?本当にやめてくださいね…」
そういえばアキラさんが呼んでる『ロンさん』もたぶん真名だよね?
人狼は真名システムとってないからわからないけど、やばいんじゃないの?番うと同じくらいにキツイ絆が生まれるシステムじゃなかったっけ?
「えぇ…やっぱり駄目かな?
……そういえば、俺の若い時に出版した本の初版本が倉庫からみつかったんだよね、あれって出版した数もすごく少ないんだよね…」
「えっ?それっていつの出版したやつですか?
えっ…ロンさんの本は全部を初版本で持ってるはずなのに、もしかしてないやつ?」
「あぁ…その当時はジーザスって著書してたのが二冊出しててね?アキラ君も知らなかったか…
アキラくんが産まれる前に出したやつだもんね、本当に数百冊しか作ってない本だからね…」
「えっ…嘘っ!知らなかった、そんなの全然…
うぅぅ…ロンさん、見せてください!できるなら買い取らせてください!本当にいくらでもいはいから!!」
「えぇ…どうしようかな?もしウェディングドレス着て式をあげてくれたら考えようかな…
やっぱり海外かな?綺麗な海が見えるところがいいよね?会長の所望してる中継までは望まないからさ…」
うわっ、あから様に物で釣るところを見てしまった。シノダ教授もどれだけアキラさんのウェディングドレス姿を見たいの?あと会長は中継させたがってるの?芸能人みたいに?
それにアキラさんもシノダ教授の本をどれだけ欲しがってるの?ファンな感じ?マニアなの?
「もし着てくれたら新刊だす気にもなるかもなぁ…最近なかなか出せてないけど、構想はできてるし資料も集まってるんだけどな…
あと気力だけなんだけどな…」
「うぅぅ…ロンさんズルい!ロンさんの新刊も読みたいし、幻の初版本なんて絶対に欲しいし…
ううぅぅ…フォトウェディングで手を打ちませんか?」
あっ…アキラさんが欲望に負けた。初めてアキラさんが言いくるめられてるところ見る気がする。シノダ教授すごいな…
「んぅぅ…考えとく!とりあえずフォトなら新刊の執筆は頑張ろうかな?」
「あぁ~、ロンさんのいじわる!お願いしますよ、ちょっとだけでも見せてくださいよ…」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
344
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる