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31.番う軌跡
889.姉に (sideバスター)
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「悲恋…まじ悲恋ですよぅ…
アキラさんは親友だからなんて言い切って、自分の悲しい恋幕を引くなんて…あぁ~なんか胸辺りがギュッてなる!
ダーク様のこじれにこじれたヤンデレぶりもいい…アキラさんの前では完全に親友ヅラしてるのに、裏では執着丸出し、アキラさんのために自分も家族も人狼社会ですら差し出す覚悟が、まさに人狼のオスの狂気を感じるぅ!」
「そうか…そうなんだな…」
もう生返事しかできない…シバはどうやら推し活をこじらせて、推しCPにハマってしまったらしい…
「でも…アレだぞ?そのっ、ジョン君とアキラさんの仲を壊すようなことは、どうかと思う…」
「もちろんですそんなこと絶対にしませんよ、!悲恋は悲恋だから切なくて美しい!
アキラさんはもうダーク様を過去の恋のなごりっとしか考えてなく、ダーク様はそれでもアキラさんを想い続けている。
すれ違う気持ち…親友だからに隠された気持ち…あぁ!すごくいい!もうなんか出ちゃいそう!!」
だから何がでるんだよ!まったくお前は…
またくふくふと笑い出したシバに、ため息を吐いていく、でも先程のアキラさんが死んでしまうっと泣いていたシバよりずっといい、やはりシバはこうやって、可愛らしく幸せそうにいて欲しいから…
「なぁシバ、その…とりあえず組関係は、番の申請とかは大丈夫なんだろうか?」
「はい番申請書も無事に受理されましたし、生組合員の変更も所属の変更も済みましたし、今後の活動も概ね決まりました。
あとは番った後に番届をだす感じです。」
「あぁ…なら私の姉に会ってくれるか?
その日取りと場所を決めたいのだが…」
私の言葉にぱぁーっと花が開いたような笑顔になっていく、やはりシバは早く番いたいのだろう…
とりあえず番う方法は置いておいて、親族への挨拶は済ませれば婚約者ということにはなるだろう、婚約者…自分で考えておいて急に恥ずかしくなって顔が熱くなってくる
「へへっ…嬉しいです!かっこよく決めなきゃ!バスターさんを俺にくださいと、バスターさんをお嫁さんにしたいです。のどっちがいいですかね?やっぱりお嫁さんかな?くださいは時代錯誤な感じしますか?」
「いやっ…たぶんどっちにしろそれを言われたら姉はひっくり返りそうだから、どっちでもいいかな?
でも…本当に期待はしないでくれな?あんまり歓迎もさるないかもしれない…ちょっとだけ合う前に話しておいた方がいいだろうか…」
私の言葉に不安そうにシバの顔が曇る、シバは家族仲が良さそうだから、こんな話をするのは心苦しいのだが…
「私の実親は私の小さい時に事故で死んでいてな、私は養親に育てられてるんだよ
本当に実の子供のように育てて貰って、本当に感謝しかないのだが
ただ姉とはその養親が死んだ時に家業のことで揉めてしまって…その後も気まずい関係が続いていてな…」
「えっ?バスターさん家業をを継ぎたかったんですか?冒険者をやめる気だったの?」
「逆だよ、逆!姉は私に継がせようとしてたんだよ…小さなポーション製造会社をやっていたのだが、そんなの私が継いたらすぐに潰してしまう!商売なんて絶対に向いてないし、私が養親が頑張って残した家業を潰すなんて申し訳なさすぎるだろ?」
あぁ…っと大変残念そうな顔をしてシバが見てくる。うん、しっかりと私を理解してくれていて嬉しいよ!
「姉は…なんていうのかな?ちょっと…性格に問題があるんだよ
だからシバも何か嫌なことを言われたら私に言ってくれな!絶対に抱え込まないで欲しい…」
不安そうな顔をして、ゴクリっとツバを飲み込む音がした。でも…やはり姉にはシバを紹介したいという気持ちがあるから
とりあえず日にちと場所を二人で合わせていった。
アキラさんは親友だからなんて言い切って、自分の悲しい恋幕を引くなんて…あぁ~なんか胸辺りがギュッてなる!
ダーク様のこじれにこじれたヤンデレぶりもいい…アキラさんの前では完全に親友ヅラしてるのに、裏では執着丸出し、アキラさんのために自分も家族も人狼社会ですら差し出す覚悟が、まさに人狼のオスの狂気を感じるぅ!」
「そうか…そうなんだな…」
もう生返事しかできない…シバはどうやら推し活をこじらせて、推しCPにハマってしまったらしい…
「でも…アレだぞ?そのっ、ジョン君とアキラさんの仲を壊すようなことは、どうかと思う…」
「もちろんですそんなこと絶対にしませんよ、!悲恋は悲恋だから切なくて美しい!
アキラさんはもうダーク様を過去の恋のなごりっとしか考えてなく、ダーク様はそれでもアキラさんを想い続けている。
すれ違う気持ち…親友だからに隠された気持ち…あぁ!すごくいい!もうなんか出ちゃいそう!!」
だから何がでるんだよ!まったくお前は…
またくふくふと笑い出したシバに、ため息を吐いていく、でも先程のアキラさんが死んでしまうっと泣いていたシバよりずっといい、やはりシバはこうやって、可愛らしく幸せそうにいて欲しいから…
「なぁシバ、その…とりあえず組関係は、番の申請とかは大丈夫なんだろうか?」
「はい番申請書も無事に受理されましたし、生組合員の変更も所属の変更も済みましたし、今後の活動も概ね決まりました。
あとは番った後に番届をだす感じです。」
「あぁ…なら私の姉に会ってくれるか?
その日取りと場所を決めたいのだが…」
私の言葉にぱぁーっと花が開いたような笑顔になっていく、やはりシバは早く番いたいのだろう…
とりあえず番う方法は置いておいて、親族への挨拶は済ませれば婚約者ということにはなるだろう、婚約者…自分で考えておいて急に恥ずかしくなって顔が熱くなってくる
「へへっ…嬉しいです!かっこよく決めなきゃ!バスターさんを俺にくださいと、バスターさんをお嫁さんにしたいです。のどっちがいいですかね?やっぱりお嫁さんかな?くださいは時代錯誤な感じしますか?」
「いやっ…たぶんどっちにしろそれを言われたら姉はひっくり返りそうだから、どっちでもいいかな?
でも…本当に期待はしないでくれな?あんまり歓迎もさるないかもしれない…ちょっとだけ合う前に話しておいた方がいいだろうか…」
私の言葉に不安そうにシバの顔が曇る、シバは家族仲が良さそうだから、こんな話をするのは心苦しいのだが…
「私の実親は私の小さい時に事故で死んでいてな、私は養親に育てられてるんだよ
本当に実の子供のように育てて貰って、本当に感謝しかないのだが
ただ姉とはその養親が死んだ時に家業のことで揉めてしまって…その後も気まずい関係が続いていてな…」
「えっ?バスターさん家業をを継ぎたかったんですか?冒険者をやめる気だったの?」
「逆だよ、逆!姉は私に継がせようとしてたんだよ…小さなポーション製造会社をやっていたのだが、そんなの私が継いたらすぐに潰してしまう!商売なんて絶対に向いてないし、私が養親が頑張って残した家業を潰すなんて申し訳なさすぎるだろ?」
あぁ…っと大変残念そうな顔をしてシバが見てくる。うん、しっかりと私を理解してくれていて嬉しいよ!
「姉は…なんていうのかな?ちょっと…性格に問題があるんだよ
だからシバも何か嫌なことを言われたら私に言ってくれな!絶対に抱え込まないで欲しい…」
不安そうな顔をして、ゴクリっとツバを飲み込む音がした。でも…やはり姉にはシバを紹介したいという気持ちがあるから
とりあえず日にちと場所を二人で合わせていった。
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