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32.亀裂
956. 犯されて 3 (sideバスター)
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「はいっ、ヌキです。…あのっ、俺は今からちょっと用事があって…今はまずくて…」
「突然のお電話すいません、私はアキラです。訓練所の副所長のアキラですが、覚えてますよね?
ヌキさん急用です!単刀直入に聞かせていただきます。貴方はアブさんとラダさんとまだ親しいですよね?あの方々が我が社に酷い違法行為を行ってる可能性があります。
貴方は…最近あの二人のために転移装置を作りませんでしたか?」
「えっ?なんで?アキラさんが、あのっ違う…なんかの間違いだっ!だってアレは兄貴達が新しい会社のために…頑張って二人で働いて、心を入れ替えて真面目にって…だから俺はっ」
アキラさんが連絡をとれたヌキさんと話していく、スピーカーに設定された電話口からの言葉に確信する。これは間違いない…退職させられた二人が犯人だ!
「わかっています。貴方は騙されただけですよね?蛇神様の元で生まれ変わった貴方が悪行に手を貸すはずがないこもは、もちろんわかっていますよ!
ただ残念ながらあの二人は…我が社の大事な職員を拉致監禁しています。貴方の装置はその逃走手段に使われました。
あの装置は雑居ビルからどこに繋がってるか教えてください…」
「そんなっ、嘘だ!兄貴達はっ…そんなっ、人を傷つけることは蛇神様に背く行為で、人を思いやる行為は蛇神様が喜ぶ行為で…
俺は背いたの?兄貴達に従ったから、俺の装置が人を傷つけたの!!
アレは俺が心を込めて、兄貴達が頑張れるようにって、なのに蛇神様を背く装置になっちまった!!」
「ヌキさん落ち着いてください!貴方は蛇神様に背いてなどいませんよ?親しい人へ優しくしただけですよね?ただその相手が間違ったのですよ、貴方は悪くはありません…
ただ拉致られた職員達が危険にさらされているのですよ、ヌキさん、だから落ち着いて…回路の場所を…」
ヌキさんがかなり動揺した様子で叫びだしている。この人は、精神的にヤバい人なんじゃないだろうか?アキラさんが必死に宥めようとしているが…
「俺は確かめないといけない、すぐに!確かめて、もうすぐそこだし…大丈夫だ、何かの間違いだ、兄貴達が蛇神様に背くようなことするなんて…装置だって、きっと不具合で…早く直してあげなきゃ」
「ヌキさん?大丈夫ですか?話を聞いてください、私達がしっかりとアブさん達と話しますから、だから場所を先に教えてください!!」
「違う!違うんだよ…きっと以前酷い態度だったから、ごめんなさいしたいだけで…拉致とか監禁とかじゃないんだよ!だから、俺が確かめてくるから!本当にすぐそこまで来てっから…だからアキラさんは待っててください!
すぐ誤解を解いてくるから…」
ヌキさんがどんどんヒートアップしたように声と話がが飛んでいく、これはまずいのではないか?単独行動で敵地に突っ込む気じゃないだろうか?
「ダメですよ!ヌキさん!一人で行くなんて危険すぎます。貴方だって我が社の大事な役員です。待ってください…場所だけでも!」
「大丈夫、大丈夫だから!もしものときは…分かるようにしておくから…………ブツッ!」
「ヌキさん?ヌキさん?クッ切られた…
でも間違いないですね、谷口さんヌキさんの社用携帯のGPSを表示してください!」
アキラさんが慌てて谷口さんに指示をだす。しかしGPSの表示は名前も知らないような他国を示している。明らかに妨害がされている。
「たぶんヌキさん本人の細工かな?この短期間でGPSをいじるとか…本当にすごい腕ですね、それならもうっ……
バスターさんすぐに現場に直行できるように準備を…今回は僕も行かせてもらいます!
たぶん、ヌキさんのもしものときは…すぐに来ますね…」
一瞬、苦々しい顔をした後にすぐに普段通りのアキラさんに戻り、テキパキと指示を飛ばす。アキラさん…貴方は、その一瞬でヌキさんを諦めたのですか?
アキラさんの恐ろしいまでの決断の早さと、その非情さに背筋が凍りそうになるが
今はそんなアキラさんが何よりも頼もしくて、私はただただ黙って指示にしたがっていった。もう私にはそれしかできなかった。
「突然のお電話すいません、私はアキラです。訓練所の副所長のアキラですが、覚えてますよね?
ヌキさん急用です!単刀直入に聞かせていただきます。貴方はアブさんとラダさんとまだ親しいですよね?あの方々が我が社に酷い違法行為を行ってる可能性があります。
貴方は…最近あの二人のために転移装置を作りませんでしたか?」
「えっ?なんで?アキラさんが、あのっ違う…なんかの間違いだっ!だってアレは兄貴達が新しい会社のために…頑張って二人で働いて、心を入れ替えて真面目にって…だから俺はっ」
アキラさんが連絡をとれたヌキさんと話していく、スピーカーに設定された電話口からの言葉に確信する。これは間違いない…退職させられた二人が犯人だ!
「わかっています。貴方は騙されただけですよね?蛇神様の元で生まれ変わった貴方が悪行に手を貸すはずがないこもは、もちろんわかっていますよ!
ただ残念ながらあの二人は…我が社の大事な職員を拉致監禁しています。貴方の装置はその逃走手段に使われました。
あの装置は雑居ビルからどこに繋がってるか教えてください…」
「そんなっ、嘘だ!兄貴達はっ…そんなっ、人を傷つけることは蛇神様に背く行為で、人を思いやる行為は蛇神様が喜ぶ行為で…
俺は背いたの?兄貴達に従ったから、俺の装置が人を傷つけたの!!
アレは俺が心を込めて、兄貴達が頑張れるようにって、なのに蛇神様を背く装置になっちまった!!」
「ヌキさん落ち着いてください!貴方は蛇神様に背いてなどいませんよ?親しい人へ優しくしただけですよね?ただその相手が間違ったのですよ、貴方は悪くはありません…
ただ拉致られた職員達が危険にさらされているのですよ、ヌキさん、だから落ち着いて…回路の場所を…」
ヌキさんがかなり動揺した様子で叫びだしている。この人は、精神的にヤバい人なんじゃないだろうか?アキラさんが必死に宥めようとしているが…
「俺は確かめないといけない、すぐに!確かめて、もうすぐそこだし…大丈夫だ、何かの間違いだ、兄貴達が蛇神様に背くようなことするなんて…装置だって、きっと不具合で…早く直してあげなきゃ」
「ヌキさん?大丈夫ですか?話を聞いてください、私達がしっかりとアブさん達と話しますから、だから場所を先に教えてください!!」
「違う!違うんだよ…きっと以前酷い態度だったから、ごめんなさいしたいだけで…拉致とか監禁とかじゃないんだよ!だから、俺が確かめてくるから!本当にすぐそこまで来てっから…だからアキラさんは待っててください!
すぐ誤解を解いてくるから…」
ヌキさんがどんどんヒートアップしたように声と話がが飛んでいく、これはまずいのではないか?単独行動で敵地に突っ込む気じゃないだろうか?
「ダメですよ!ヌキさん!一人で行くなんて危険すぎます。貴方だって我が社の大事な役員です。待ってください…場所だけでも!」
「大丈夫、大丈夫だから!もしものときは…分かるようにしておくから…………ブツッ!」
「ヌキさん?ヌキさん?クッ切られた…
でも間違いないですね、谷口さんヌキさんの社用携帯のGPSを表示してください!」
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たぶん、ヌキさんのもしものときは…すぐに来ますね…」
一瞬、苦々しい顔をした後にすぐに普段通りのアキラさんに戻り、テキパキと指示を飛ばす。アキラさん…貴方は、その一瞬でヌキさんを諦めたのですか?
アキラさんの恐ろしいまでの決断の早さと、その非情さに背筋が凍りそうになるが
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