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26.やり捨てと正論 2
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インターハイに向けての強化合宿と言う名の道場での地獄の合宿に飛び入りで参加させてもらった。
本来なら申込みは過ぎてるし、お金だってかかるんだけど、僕は小学生からこの道場に通っていたし、今年で高校では最後のインターハイになるし、あと高校卒業したらこの道場のお手伝いをする予定だからということで、特別に入れてもらえた。
もちろん他の生徒よりも雑用事とかはさせられたけど、体の良いボランティアみたいだったけど…今は家にいたくないし、お金もかからないからすごく助かった。
アキラはあの後に体調を崩したみたいで、次の日は学校を休んだ
きっと僕のせいだって慌てて会いに行ったら、あの男が部屋にいて…
「はぁ?何しに来たの?とりあえずアキラには会わせないから、やり捨てしようとしてるヤツに会わせるわけないじゃん!なんだよ、お試しって…アキラをどんだけ軽んじるつもりだよ!」
キラキラの金髪に鼻筋が通っていて、目は涼し気だけどどこか冷めた雰囲気
身長は僕よりちょっと低いくらいだけど、体は細マッチョ、ジーンズの腰パンになんかキラキラチェーンが付いてて、派手なパーカーで…オシャレに疎い僕でもわかる、かなりのオシャレな格好している。きっとめちゃモテそうだし、こいつの方が絶対に遊んでそうなのに…
なのに言っていることは正論て、自分のしていたいい加減さを突き付けられたようで、むっとしてしまう
「やり捨てなんて、僕はそんなんじゃ…だいたいなんでお前が決めるんだよ!アキラに合わせて、熱が出たんでしょ?僕がいつも看病してるんだから!」
「はぁ?どこが違うの?一回だけアキラに触れて、それからまったくらしいじゃん?
面倒になってこのまま別れるつもりだったんだろう?
もうお前はここに来るなよ、さっさと出てけよ、こんなに騒いでたらアキラが起きるだろ!」
そうやって追い出されてしまった。やり捨てって…そうかっ、傍から見たらそう見えるんだな
きっとあの男はアキラのことをすごく大事にしてて、それがひしひしと伝わってくる。
僕みたいに中途半端な気持ちで付き合って、触りたいから触って、そしたらアキラがすごく僕のことを想ってくれてるって気づいて…
気持の大きさにショックを受けた。急にしっかりしなきゃって、こんな中途半端な気持じゃなくて、もっとはっきりと自分の気持がわかってからアキラに伝えようって…それまでは前に進むのはやめようって
そんなすぐにコロコロと態度を変える僕なんかより、ずっとずっと真っすぐアキラを想っているんだろうな…
僕はアキラの前から逃げるように合宿にきたんだ、今は雑用事がたくさんあって小さい子供の指導とかもしてて、あまりアキラのことを考えなくていいのが助かる。それでも…
「ジョン君や、お前さんはどうしたんじゃ?
なんだか空手の型が乱れとるよ、お前さんにしては珍しいのう?
いつもは参加しない合宿に来た理由もそれかのう?」
本来なら申込みは過ぎてるし、お金だってかかるんだけど、僕は小学生からこの道場に通っていたし、今年で高校では最後のインターハイになるし、あと高校卒業したらこの道場のお手伝いをする予定だからということで、特別に入れてもらえた。
もちろん他の生徒よりも雑用事とかはさせられたけど、体の良いボランティアみたいだったけど…今は家にいたくないし、お金もかからないからすごく助かった。
アキラはあの後に体調を崩したみたいで、次の日は学校を休んだ
きっと僕のせいだって慌てて会いに行ったら、あの男が部屋にいて…
「はぁ?何しに来たの?とりあえずアキラには会わせないから、やり捨てしようとしてるヤツに会わせるわけないじゃん!なんだよ、お試しって…アキラをどんだけ軽んじるつもりだよ!」
キラキラの金髪に鼻筋が通っていて、目は涼し気だけどどこか冷めた雰囲気
身長は僕よりちょっと低いくらいだけど、体は細マッチョ、ジーンズの腰パンになんかキラキラチェーンが付いてて、派手なパーカーで…オシャレに疎い僕でもわかる、かなりのオシャレな格好している。きっとめちゃモテそうだし、こいつの方が絶対に遊んでそうなのに…
なのに言っていることは正論て、自分のしていたいい加減さを突き付けられたようで、むっとしてしまう
「やり捨てなんて、僕はそんなんじゃ…だいたいなんでお前が決めるんだよ!アキラに合わせて、熱が出たんでしょ?僕がいつも看病してるんだから!」
「はぁ?どこが違うの?一回だけアキラに触れて、それからまったくらしいじゃん?
面倒になってこのまま別れるつもりだったんだろう?
もうお前はここに来るなよ、さっさと出てけよ、こんなに騒いでたらアキラが起きるだろ!」
そうやって追い出されてしまった。やり捨てって…そうかっ、傍から見たらそう見えるんだな
きっとあの男はアキラのことをすごく大事にしてて、それがひしひしと伝わってくる。
僕みたいに中途半端な気持ちで付き合って、触りたいから触って、そしたらアキラがすごく僕のことを想ってくれてるって気づいて…
気持の大きさにショックを受けた。急にしっかりしなきゃって、こんな中途半端な気持じゃなくて、もっとはっきりと自分の気持がわかってからアキラに伝えようって…それまでは前に進むのはやめようって
そんなすぐにコロコロと態度を変える僕なんかより、ずっとずっと真っすぐアキラを想っているんだろうな…
僕はアキラの前から逃げるように合宿にきたんだ、今は雑用事がたくさんあって小さい子供の指導とかもしてて、あまりアキラのことを考えなくていいのが助かる。それでも…
「ジョン君や、お前さんはどうしたんじゃ?
なんだか空手の型が乱れとるよ、お前さんにしては珍しいのう?
いつもは参加しない合宿に来た理由もそれかのう?」
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