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一章 天命
十五.櫛
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あれから、五日程経った。
朝餉の後。
「翔隆、これを殿とお濃の方さまに持っていってくれ」
そう平手政秀に頼まれて翔隆は一礼して膳を持つ。
〈…もしやまだ〝戦〟をなされておられるのか…?〉
翔隆がお茶の入った茶碗を二つ乗せた膳を運んで、信長と濃姫の前に座る。
「どうぞ」
「ん…」
信長が答え、濃姫は無言で茶碗を手に取る。
その様子からも、まだ喧嘩の続行中だと窺える。
〈今回は長いな……一体何が原因なのだろうか…?〉
そう思い、翔隆は少し探りを入れてみる事にした。
「今日は良い天気ですよね、五日前も良く晴れていましたが…」
「…下手な言い回しだな。何が言いたい」
信長に言われ、翔隆は言葉に詰まりながらも考えて喋る。
「その…此度はどちらが怒っていらっしゃるのでしょうか…?」
そう聞くと、信長は濃姫を一瞥した。
対する濃姫は素知らぬ振りでお茶を飲んでいる。
翔隆は眉をひそめて濃姫に聞く。
「何がありました?」
「…殿に聞きなされ」
そう言われて信長を見ると、信長は肩をすくめる。
「お心当たりは…?」
そっと尋ねると、信長は苦笑して言う。
「顔をな、隠すのだ」
「?」
「顔を見せろと言っても隠す故に、お前のように上に乗せたら酷くおろついてな」
「殿!」
濃姫が真っ赤になりながらも怒鳴り、信長を睨む。
「上に乗せたらよく見えるだろうが。それでも隠そうとするから両手を掴んで抱いたら怒り出したのだ」
「そんな皆の前でよくも…知りません!」
濃姫は真っ赤な顔を隠しながらも立ち上がろうとする。
その手を、翔隆が咄嗟に掴んだ。
「濃姫様」
「離しなされ!」
「信長様は濃姫様が嫌がっていないか見たかったのだと思います」
「そなたもそうなのですか?!」
「え?! や、俺は………」
「恥ずかしいと言っても、顔が見たいと言うのですか!」
そう言われ、翔隆は考えてから頷いた。
「ーーーはい。だって、好いた女子を抱いているのに顔が見れなかったら寂しいですよ」
そう答えると、濃姫はちらりと信長を見る。
信長は微笑していた。
「……考えておきまする」
少し照れたようにそう言い立ち上がると、濃姫は翔隆の隣に立って言う。
「殿」
「何じゃ」
「翔隆を、お借りしとうござりまする」
「なに?」
信長は、怪訝そうな顔をする。
「女子衆に〝槍稽古〟を付けるのに、指南役がおりませぬ故」
「そーか、それは難儀じゃのう」
「…宜しいでしょう?」
折角喧嘩が収まってきたかと思えば、今度は翔隆の取り合いでバチバチと火花を散らして見据え合っている…。
間に挟まれた翔隆は、たらたらと冷や汗をたらして二人を見つめていた。
「好きにせいッ!」
半ばふてくされた様に、信長は太刀を掴んで出て行った。
「もっと腰を入れて! そんな手つきでは敵を討てんぞっ!」
翔隆の声が、庭中に響き渡る。
那古野城内の侍女五十名程が、皆 手に薙刀や長巻(大太刀に柄を付け加えた感じの物。刃は幅広で、槍に慣れない者は長巻を使えと言われていた)を持って、えい、やあ、と掛け声を上げて訓練をしていた。
その侍女の間を指導して回るのが、翔隆である。
無論、濃姫もそれに参加している。
「良いか皆! 〝女〟だからとて卑下してはならん! ただ働くだけが女子ではないぞ! いつ何が起こるか分からぬのだ。主が留守の時に、敵が攻めて来る事とてあるのだ! その時に城を守り、敵を追い払う事こそ、そなた達の役目だっ!!」
「はい!」
侍女達が異様な張り切りを見せ訓練をしているものだから、通っていく小姓達も立ち止まり感心して見ていた。
その中に、翔隆は似推里の姿を見つけて喫驚する。
〈い…似推里……?!〉
似推里はこちらに気が付くと、にこりとして訓練に熱を入れる。
「―――…そこまで! 次は二人一組となって、稽古をする。相手を敵と思ってやるんだ!」
翔隆は動揺しながらも取り繕い、濃姫に近寄る。
「あ、あの…濃姫様」
「何かえ?」
「あ、あの子は…新しい、侍女…で、すか…?」
「おお、似推里かえ? 小姓衆の親類だそうでの。今日付けで入ったのじゃ」
「そ、そう、ですか」
翔隆は真っ赤になって俯く。
それを見て微笑すると、濃姫は思いっ切り柄で翔隆の尻を叩いた。
「いたっ!!」
「隙あり!」
ホホホと笑って、薙刀を構える。
「さては、あの女子に惚れておるな?」
「そっそ、そんなっ…事……」
「後で会わせて遣わす故、妾にきちんと稽古を付けてたも」
「あ、はっはい!」
心中を見抜かれて、翔隆は慌てて平静を取り戻した。
「今日はここまで!」
と濃姫が言った頃には、午の二刻(午後零時半頃)となっていた。
「そうそう、似推里」
「はい?」
似推里は汗を拭って、すぐに濃姫の下へ行く。
「翔隆が、こなたに用があるそうじゃ」
「えっ?」
「ホホホホホホ!」
頬を赤らめる二人を残して、濃姫は侍女達と共に行ってしまった。
二人きりになると、翔隆は気まずげに頬を掻く。
「その…似推里…、済まぬ…あの時は―――」
「いいのよ」
微笑んでそう言うと、似推里は空を見上げた。
「…あれは、翔隆の背負う大事な〝戦〟なのでしょう? …女のあたしには、何も出来ないし足手まといなだけ。あたしに出来る事は、少しでも〝鬼〟のあなたを理解してあげる事くらいですもの」
「似推里…っ」
その言葉が、姿が、余りにも健気で翔隆は思わず似推里を抱き締めたくなる衝動に駆られた。
しかし、仮にもここは主君の城内。
翔隆は頭をぶんぶんと振って雑念を払い、微笑む。
「似推里、少しここで待っててくれぬか?」
「え?」
〝何故〟―――と聞こうとした時には、もう翔隆の姿は無かった。
仕方なく待っていると、本当に〝少し〟の刻で右手に何かを持って戻って来た。
「これ」
と照れ笑いしながら差し出してきたのは、赤王の付いた柘の櫛。
「あ…!」
それを見て、似推里は口に手を当てて赤くなった。
冗談のつもりで言った言葉を、思い出したのだ。
〝一番高い櫛〟…と。
「安物だが………その……似合うかと思って……。良かったら使ってくれ」
翔隆はぎこちなく、似推里の手にそっと渡した。
「…ありがとう! 大切にするわ」
似推里は櫛を両手で握り、嬉しそうに微笑んで言った。
「い、いや…」
照れてから、ハッとする。
「あっ、じゃあまた…」
そう言って翔隆は、丁度帰ってきた信長を出迎えに行った。
帰ってきてすぐ、信長達は城内の雰囲気が変わっている事に気付く。
何やら華やいでいるし、いつもよりも活気付いている。
そして何より、侍女達の変貌振り。
何かと翔隆に話し掛け、指示を請う姿が特に目に付いたのだ。
「翔隆どの、これはどうしたら?」
「翔隆さま、この次はいかが致しましょう?」
と、料理や裁縫事まで聞かれて、困っている翔隆の姿があった。
「殿、このままでは女子衆に取られまするな」
苦笑いしながら言ったのは、塙直政。
信長は湯づけを食べながらフッと微笑する。
〈一日にして人心を掴むとは、な…〉
何やら複雑な心境で、困惑する翔隆をいつまでも眺めていた。
朝餉の後。
「翔隆、これを殿とお濃の方さまに持っていってくれ」
そう平手政秀に頼まれて翔隆は一礼して膳を持つ。
〈…もしやまだ〝戦〟をなされておられるのか…?〉
翔隆がお茶の入った茶碗を二つ乗せた膳を運んで、信長と濃姫の前に座る。
「どうぞ」
「ん…」
信長が答え、濃姫は無言で茶碗を手に取る。
その様子からも、まだ喧嘩の続行中だと窺える。
〈今回は長いな……一体何が原因なのだろうか…?〉
そう思い、翔隆は少し探りを入れてみる事にした。
「今日は良い天気ですよね、五日前も良く晴れていましたが…」
「…下手な言い回しだな。何が言いたい」
信長に言われ、翔隆は言葉に詰まりながらも考えて喋る。
「その…此度はどちらが怒っていらっしゃるのでしょうか…?」
そう聞くと、信長は濃姫を一瞥した。
対する濃姫は素知らぬ振りでお茶を飲んでいる。
翔隆は眉をひそめて濃姫に聞く。
「何がありました?」
「…殿に聞きなされ」
そう言われて信長を見ると、信長は肩をすくめる。
「お心当たりは…?」
そっと尋ねると、信長は苦笑して言う。
「顔をな、隠すのだ」
「?」
「顔を見せろと言っても隠す故に、お前のように上に乗せたら酷くおろついてな」
「殿!」
濃姫が真っ赤になりながらも怒鳴り、信長を睨む。
「上に乗せたらよく見えるだろうが。それでも隠そうとするから両手を掴んで抱いたら怒り出したのだ」
「そんな皆の前でよくも…知りません!」
濃姫は真っ赤な顔を隠しながらも立ち上がろうとする。
その手を、翔隆が咄嗟に掴んだ。
「濃姫様」
「離しなされ!」
「信長様は濃姫様が嫌がっていないか見たかったのだと思います」
「そなたもそうなのですか?!」
「え?! や、俺は………」
「恥ずかしいと言っても、顔が見たいと言うのですか!」
そう言われ、翔隆は考えてから頷いた。
「ーーーはい。だって、好いた女子を抱いているのに顔が見れなかったら寂しいですよ」
そう答えると、濃姫はちらりと信長を見る。
信長は微笑していた。
「……考えておきまする」
少し照れたようにそう言い立ち上がると、濃姫は翔隆の隣に立って言う。
「殿」
「何じゃ」
「翔隆を、お借りしとうござりまする」
「なに?」
信長は、怪訝そうな顔をする。
「女子衆に〝槍稽古〟を付けるのに、指南役がおりませぬ故」
「そーか、それは難儀じゃのう」
「…宜しいでしょう?」
折角喧嘩が収まってきたかと思えば、今度は翔隆の取り合いでバチバチと火花を散らして見据え合っている…。
間に挟まれた翔隆は、たらたらと冷や汗をたらして二人を見つめていた。
「好きにせいッ!」
半ばふてくされた様に、信長は太刀を掴んで出て行った。
「もっと腰を入れて! そんな手つきでは敵を討てんぞっ!」
翔隆の声が、庭中に響き渡る。
那古野城内の侍女五十名程が、皆 手に薙刀や長巻(大太刀に柄を付け加えた感じの物。刃は幅広で、槍に慣れない者は長巻を使えと言われていた)を持って、えい、やあ、と掛け声を上げて訓練をしていた。
その侍女の間を指導して回るのが、翔隆である。
無論、濃姫もそれに参加している。
「良いか皆! 〝女〟だからとて卑下してはならん! ただ働くだけが女子ではないぞ! いつ何が起こるか分からぬのだ。主が留守の時に、敵が攻めて来る事とてあるのだ! その時に城を守り、敵を追い払う事こそ、そなた達の役目だっ!!」
「はい!」
侍女達が異様な張り切りを見せ訓練をしているものだから、通っていく小姓達も立ち止まり感心して見ていた。
その中に、翔隆は似推里の姿を見つけて喫驚する。
〈い…似推里……?!〉
似推里はこちらに気が付くと、にこりとして訓練に熱を入れる。
「―――…そこまで! 次は二人一組となって、稽古をする。相手を敵と思ってやるんだ!」
翔隆は動揺しながらも取り繕い、濃姫に近寄る。
「あ、あの…濃姫様」
「何かえ?」
「あ、あの子は…新しい、侍女…で、すか…?」
「おお、似推里かえ? 小姓衆の親類だそうでの。今日付けで入ったのじゃ」
「そ、そう、ですか」
翔隆は真っ赤になって俯く。
それを見て微笑すると、濃姫は思いっ切り柄で翔隆の尻を叩いた。
「いたっ!!」
「隙あり!」
ホホホと笑って、薙刀を構える。
「さては、あの女子に惚れておるな?」
「そっそ、そんなっ…事……」
「後で会わせて遣わす故、妾にきちんと稽古を付けてたも」
「あ、はっはい!」
心中を見抜かれて、翔隆は慌てて平静を取り戻した。
「今日はここまで!」
と濃姫が言った頃には、午の二刻(午後零時半頃)となっていた。
「そうそう、似推里」
「はい?」
似推里は汗を拭って、すぐに濃姫の下へ行く。
「翔隆が、こなたに用があるそうじゃ」
「えっ?」
「ホホホホホホ!」
頬を赤らめる二人を残して、濃姫は侍女達と共に行ってしまった。
二人きりになると、翔隆は気まずげに頬を掻く。
「その…似推里…、済まぬ…あの時は―――」
「いいのよ」
微笑んでそう言うと、似推里は空を見上げた。
「…あれは、翔隆の背負う大事な〝戦〟なのでしょう? …女のあたしには、何も出来ないし足手まといなだけ。あたしに出来る事は、少しでも〝鬼〟のあなたを理解してあげる事くらいですもの」
「似推里…っ」
その言葉が、姿が、余りにも健気で翔隆は思わず似推里を抱き締めたくなる衝動に駆られた。
しかし、仮にもここは主君の城内。
翔隆は頭をぶんぶんと振って雑念を払い、微笑む。
「似推里、少しここで待っててくれぬか?」
「え?」
〝何故〟―――と聞こうとした時には、もう翔隆の姿は無かった。
仕方なく待っていると、本当に〝少し〟の刻で右手に何かを持って戻って来た。
「これ」
と照れ笑いしながら差し出してきたのは、赤王の付いた柘の櫛。
「あ…!」
それを見て、似推里は口に手を当てて赤くなった。
冗談のつもりで言った言葉を、思い出したのだ。
〝一番高い櫛〟…と。
「安物だが………その……似合うかと思って……。良かったら使ってくれ」
翔隆はぎこちなく、似推里の手にそっと渡した。
「…ありがとう! 大切にするわ」
似推里は櫛を両手で握り、嬉しそうに微笑んで言った。
「い、いや…」
照れてから、ハッとする。
「あっ、じゃあまた…」
そう言って翔隆は、丁度帰ってきた信長を出迎えに行った。
帰ってきてすぐ、信長達は城内の雰囲気が変わっている事に気付く。
何やら華やいでいるし、いつもよりも活気付いている。
そして何より、侍女達の変貌振り。
何かと翔隆に話し掛け、指示を請う姿が特に目に付いたのだ。
「翔隆どの、これはどうしたら?」
「翔隆さま、この次はいかが致しましょう?」
と、料理や裁縫事まで聞かれて、困っている翔隆の姿があった。
「殿、このままでは女子衆に取られまするな」
苦笑いしながら言ったのは、塙直政。
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