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二章 変転
五.葬儀
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織田備後守信秀、四十二歳を一期として、その生を終えた。
法名〝万松院桃岩道居士〟。
そして、〝嫡男〟である信長が必然的に〝総領〟となり、織田上総介信長と改名した。
三月七日には、万松寺にて壮大な葬儀が行われた。
寺中には侍、下民を問わずして溢れんばかりに人が詰め寄り、その死を嘆き悲しんでいる。
その寺の中には、高位僧から会下僧まで合わせて四百名近く。
それらが一斉に経を読み上げる様は、実に壮大で大大名の葬儀にも劣らない。
そして本堂の男子席筆頭を抜かし、十六歳の勘十郎信勝。
次いで二十六歳の長男・三郎五郎信広、九歳の半吉郎、八歳の喜蔵、七歳の彦七郎、六歳の十郎丸、源五郎、五歳の五郎丸、二歳の和子・御次丸、又十郎が並んでいる。
遺族の女子席の上座には、正室の土田御前、次いで信長正室のお濃の方。そして側室達、約七・八名程はいようか。その中に、岩室の方の姿もあった。
揃いも揃って緑なす黒髪をバッサリ切って、目を赤く腫らし手を合わせている。
その次がまだ幼い姫達。
五・六歳の姫達が、じっとしていられない様でもじもじしたり、はしゃいだりしている姿が余計に涙をそそる。
まだ二歳の犬姫も、乳母に抱かれて笑っており、おとなしくちょこんと座っているのは、まだ五歳の市姫だけであった。
…が、ここに総領の姿はない。
家老席にいる平手政秀は先程から、そわそわしていた。
同じく居並ぶ、林佐渡守が厭味ったらしく舌打ちをする。
「全く、若殿は何を考えておられるのやら。こ~んな大事の時に、一向に姿を見せられぬではないか」
「…きっと、お支度に手間取うておられるのでござろう」
「一度も、身なりを整えた事の無いお方ですからなぁ」
「いや、そんな事ではござらん」
政秀は平静を装い、何とか主の有利な様に弁解する。
「もう直、経も終えるというのに」
「必ずや、参られましょう!」
そう言う政秀自身が、一番不安を抱えていた。
〈殿はまだか…! 三左や犬千代に、必ずお連れせよと申し付けたというのに…!!〉
〝もし本人が嫌がっても、必ず連れて来る〟と、翔隆まで言っていたからこそ信じているのだが…。
その当の本人は、鷹狩りをしていた。
今日の収穫は、野兎に雉。
いつもよりも薄汚れた格好で、信長はその獲物を腰に下げる。
それを不安げに見るのは寵臣達。
だが、翔隆も信長同様に薄汚れている。
「殿、そろそろ…」
見兼ねた塙直政が言うと、信長は顎をしゃくる。
すると、翔隆が馬を手に側に寄って来て小声で言う。
(亡者の巣窟へ、行かれるのですね)
「ん」
(では、参りましょうか)
もう直、お経が読み終える。政秀の不安も一層高まってきた。
経が終わったら、次は焼香だ。
「参られぬ時には、勘十郎さまから…」
「いや! もう参られよう」
そう、言った直後。境内から、異様なザワめきが上がる。
「若殿じゃ…」
「なんと…」
「ひゃあっ」
「なんという…」
その声で、一同はバッとそちらを見る。見ると同時に、信長が本堂へ足を踏み入れた。
「ああっ…!!」
誰もが、息を呑んだ。
その中でも一番驚愕したのは、政秀。
信長の余りにも非道い、その格好に。茶筅つぶりは、いつもの事としても…。
肩に掛けた縄には、瓢箪や火打ち石。
腰には〝獲物〟…しかも片肌脱いでのお出ましだ。
その後ろには…肩に鼓を持ち泥まみれの、雉の羽を頭に付けた……あれは…
〈翔隆まで………!〉
政秀は、クラリと目眩を覚えた。
あれ程しっかりと礼装を用意し、頼んで、確認したというのに!
引き受けた本人の翔隆までもが、共にうつけるとは…!
「殿…」
政秀が引き止めようとすると、ダンッ! と、信長が一歩歩く。
するとポン、と翔隆が鼓を鳴らした。信長の歩みに合わせて鳴らしているのだ。
一同が唖然とする中、信長はドカドカと奥へ進む。
「経は終わりかッ!」
「は、はい…」
番僧が答える。すると、信長はギロリと父の位牌を睨み付けた。
〈…クソ親父………ッ! ついに…死にくさったかッッ!!〉
あれ程、〝忠告〟したというのに!
あんなに気を付ける様に…!
信長はギリッと歯を噛み締め、ムンズと焼香を引っ掴みそれを位牌にぶっかけた。
あっ…!
人々は、声にならない声を上げる。信長はそのままの姿勢で怒鳴った。
「政秀ッ!」
「はっ!」
「…大儀であった。―――――信勝ッ!!」
「っ!」
信勝は、咄嗟に出掛かった返事を押し殺す。
「気を付けよ」
「はっ…」
訳の分からぬままつい答え、口を押さえる。
信長はクルリと位牌に背を向け、辺りを睥睨すると
「喝ッ!!」
と境内にまで響く声で、一喝した。皆一様にビクリとし、シャキッと姿勢を正す。
泣く者も咎める者も、居ない。
信長は去り際、柴田権六の前で立ち止まり、ギロリと目だけを向ける。
何か言う!
そう思い、勝家は〝してやられまい〟と睨み返した。
「…己が主、大事と思うならば…よう考えよ」
「は…」
罵倒かと思いきや、意味深な言葉に思わず返事をして俯く。
何を考えろと言うのやら…。
問おうとして顔を見上げた時には、もう信長はいなかった。
「死のうは~一定~、忍び~草には~、何~を~しょぞぉ」
信長は、愛馬の上で空を見上げながら歌っていた。その馬の轡を取って、翔隆はゆっくりと歩かせていく。他の小姓達の姿は見られない。
それもその筈。
皆、留守の三城…古渡、末森、那古野に分散し、各城を守っているのだから。
「…信長様…」
ふいに、翔隆が話し掛ける。信長は馬の上に寝そべり、空を仰いだままだ。
「…竹千代様の事、覚えておいででしょうか?」
「おお、松平の小伜か!」
「…父君が、狭霧に暗殺されたそうです…」
「暗殺…?」
信長はガバッと起き上がる。
「して!」
「竹千代様は駿府に質となり、岡崎へは他の城代を入れられたとの事。…増々、危うくなりますね」
「………ん」
「大変ですよ…」
そう言うと、信長はフッと苦笑を浮かべた。
葬儀が終えて尚、家中は騒然となっていた。
〝総領〟ともあろう者が、あんな粗暴な焼香をしたのだから当然ではあるのだが、それによって〝信長排斥派〟が末森城に寄り集まって、大胆に談話していたのだ。
「やはり〝うつけ〟よ。大殿もさぞ、お嘆きであろうに」
「恐らく、〝信長を廃嫡〟と仰有られたかったに違いない」
「おいたわしや…」
自分勝手に解釈して、雀の如く陰口まで叩く。
その内、気が大きくなったのか調子付いたか、
「信長どのは、もしや大殿のお子ではないのやもしれん…」
などと言う者まで出てきた。そんな事が母親の土田御前の耳に入りでもすれば、それこそ一大事だというのにも関わらず、まだその議論は長々と続いていた。
…末森は、もはや完全に〝反信長派〟の巣窟と化している。
夜も更けると叔父の信清、林佐渡守秀貞、美作守通具兄弟、佐久間信盛、柴田勝家ら主だった者が残った。
「…これは家中で今一度、論ぜねばなりますまい」
信盛が言うと、ククッと林美作守が笑う。
「もはや、信勝様に決まっておるがなぁ」
と言い、天井まで響く程の馬鹿笑いをする。
…だが、それを聞く当の信勝は不快でならない。
〈違う……〉
父を交えての話し合い、葬儀の時のあの傾き様…。
そして、焼香の後の実兄の瞳を見て…悟ったのだ。
〝兄は、わざと傾いている〟…と。
〝気を付けよ〟の意味も、今…分かった。
この機に乗じて自分を〝だし〟に、この尾張を乗っ取ろうとする〝馬鹿〟が居るという事。
そして…それに一歩でも足を乗せてしまえば―――〝もう、後には退けぬのだぞ〟と…忠告してくれていたのだ。
〈…兄上は、父上の身を…誰よりも案じておられたのだな…〉
だからこそ、側室に文を付け〝これ以上女子に溺れるな〟と警告していた。
そして――――
〈恐らくは…父上が着々と尾張平定を進める間に、兄上は〝強い兵〟を作り上げ…世に出んとしていた。…ならば…! そうなのだとすれば…!!〉
急に、全てのものが見えてきた気がした。
忍を側に置く事、毎日子供達を引き連れ、野山を駆け回る事。
――――即ちその全てが、明日への戦に繋がるではないか!
「分かった!」
いきなりそう叫ぶものだから、一同は驚いて信勝に注目する。
「…殿、如何なされた…?」
佐渡守が尋ねる。
すると信勝は、ニヤリとして答えた。
「―――――これより、わたしは信勝改め、〝達成〟と改名する!」
真実が見えた以上、これまでの〝上っ面〟だけの自分は捨て去る…。
もう、見栄も地位も何も必要はない。
…要るのは………。
法名〝万松院桃岩道居士〟。
そして、〝嫡男〟である信長が必然的に〝総領〟となり、織田上総介信長と改名した。
三月七日には、万松寺にて壮大な葬儀が行われた。
寺中には侍、下民を問わずして溢れんばかりに人が詰め寄り、その死を嘆き悲しんでいる。
その寺の中には、高位僧から会下僧まで合わせて四百名近く。
それらが一斉に経を読み上げる様は、実に壮大で大大名の葬儀にも劣らない。
そして本堂の男子席筆頭を抜かし、十六歳の勘十郎信勝。
次いで二十六歳の長男・三郎五郎信広、九歳の半吉郎、八歳の喜蔵、七歳の彦七郎、六歳の十郎丸、源五郎、五歳の五郎丸、二歳の和子・御次丸、又十郎が並んでいる。
遺族の女子席の上座には、正室の土田御前、次いで信長正室のお濃の方。そして側室達、約七・八名程はいようか。その中に、岩室の方の姿もあった。
揃いも揃って緑なす黒髪をバッサリ切って、目を赤く腫らし手を合わせている。
その次がまだ幼い姫達。
五・六歳の姫達が、じっとしていられない様でもじもじしたり、はしゃいだりしている姿が余計に涙をそそる。
まだ二歳の犬姫も、乳母に抱かれて笑っており、おとなしくちょこんと座っているのは、まだ五歳の市姫だけであった。
…が、ここに総領の姿はない。
家老席にいる平手政秀は先程から、そわそわしていた。
同じく居並ぶ、林佐渡守が厭味ったらしく舌打ちをする。
「全く、若殿は何を考えておられるのやら。こ~んな大事の時に、一向に姿を見せられぬではないか」
「…きっと、お支度に手間取うておられるのでござろう」
「一度も、身なりを整えた事の無いお方ですからなぁ」
「いや、そんな事ではござらん」
政秀は平静を装い、何とか主の有利な様に弁解する。
「もう直、経も終えるというのに」
「必ずや、参られましょう!」
そう言う政秀自身が、一番不安を抱えていた。
〈殿はまだか…! 三左や犬千代に、必ずお連れせよと申し付けたというのに…!!〉
〝もし本人が嫌がっても、必ず連れて来る〟と、翔隆まで言っていたからこそ信じているのだが…。
その当の本人は、鷹狩りをしていた。
今日の収穫は、野兎に雉。
いつもよりも薄汚れた格好で、信長はその獲物を腰に下げる。
それを不安げに見るのは寵臣達。
だが、翔隆も信長同様に薄汚れている。
「殿、そろそろ…」
見兼ねた塙直政が言うと、信長は顎をしゃくる。
すると、翔隆が馬を手に側に寄って来て小声で言う。
(亡者の巣窟へ、行かれるのですね)
「ん」
(では、参りましょうか)
もう直、お経が読み終える。政秀の不安も一層高まってきた。
経が終わったら、次は焼香だ。
「参られぬ時には、勘十郎さまから…」
「いや! もう参られよう」
そう、言った直後。境内から、異様なザワめきが上がる。
「若殿じゃ…」
「なんと…」
「ひゃあっ」
「なんという…」
その声で、一同はバッとそちらを見る。見ると同時に、信長が本堂へ足を踏み入れた。
「ああっ…!!」
誰もが、息を呑んだ。
その中でも一番驚愕したのは、政秀。
信長の余りにも非道い、その格好に。茶筅つぶりは、いつもの事としても…。
肩に掛けた縄には、瓢箪や火打ち石。
腰には〝獲物〟…しかも片肌脱いでのお出ましだ。
その後ろには…肩に鼓を持ち泥まみれの、雉の羽を頭に付けた……あれは…
〈翔隆まで………!〉
政秀は、クラリと目眩を覚えた。
あれ程しっかりと礼装を用意し、頼んで、確認したというのに!
引き受けた本人の翔隆までもが、共にうつけるとは…!
「殿…」
政秀が引き止めようとすると、ダンッ! と、信長が一歩歩く。
するとポン、と翔隆が鼓を鳴らした。信長の歩みに合わせて鳴らしているのだ。
一同が唖然とする中、信長はドカドカと奥へ進む。
「経は終わりかッ!」
「は、はい…」
番僧が答える。すると、信長はギロリと父の位牌を睨み付けた。
〈…クソ親父………ッ! ついに…死にくさったかッッ!!〉
あれ程、〝忠告〟したというのに!
あんなに気を付ける様に…!
信長はギリッと歯を噛み締め、ムンズと焼香を引っ掴みそれを位牌にぶっかけた。
あっ…!
人々は、声にならない声を上げる。信長はそのままの姿勢で怒鳴った。
「政秀ッ!」
「はっ!」
「…大儀であった。―――――信勝ッ!!」
「っ!」
信勝は、咄嗟に出掛かった返事を押し殺す。
「気を付けよ」
「はっ…」
訳の分からぬままつい答え、口を押さえる。
信長はクルリと位牌に背を向け、辺りを睥睨すると
「喝ッ!!」
と境内にまで響く声で、一喝した。皆一様にビクリとし、シャキッと姿勢を正す。
泣く者も咎める者も、居ない。
信長は去り際、柴田権六の前で立ち止まり、ギロリと目だけを向ける。
何か言う!
そう思い、勝家は〝してやられまい〟と睨み返した。
「…己が主、大事と思うならば…よう考えよ」
「は…」
罵倒かと思いきや、意味深な言葉に思わず返事をして俯く。
何を考えろと言うのやら…。
問おうとして顔を見上げた時には、もう信長はいなかった。
「死のうは~一定~、忍び~草には~、何~を~しょぞぉ」
信長は、愛馬の上で空を見上げながら歌っていた。その馬の轡を取って、翔隆はゆっくりと歩かせていく。他の小姓達の姿は見られない。
それもその筈。
皆、留守の三城…古渡、末森、那古野に分散し、各城を守っているのだから。
「…信長様…」
ふいに、翔隆が話し掛ける。信長は馬の上に寝そべり、空を仰いだままだ。
「…竹千代様の事、覚えておいででしょうか?」
「おお、松平の小伜か!」
「…父君が、狭霧に暗殺されたそうです…」
「暗殺…?」
信長はガバッと起き上がる。
「して!」
「竹千代様は駿府に質となり、岡崎へは他の城代を入れられたとの事。…増々、危うくなりますね」
「………ん」
「大変ですよ…」
そう言うと、信長はフッと苦笑を浮かべた。
葬儀が終えて尚、家中は騒然となっていた。
〝総領〟ともあろう者が、あんな粗暴な焼香をしたのだから当然ではあるのだが、それによって〝信長排斥派〟が末森城に寄り集まって、大胆に談話していたのだ。
「やはり〝うつけ〟よ。大殿もさぞ、お嘆きであろうに」
「恐らく、〝信長を廃嫡〟と仰有られたかったに違いない」
「おいたわしや…」
自分勝手に解釈して、雀の如く陰口まで叩く。
その内、気が大きくなったのか調子付いたか、
「信長どのは、もしや大殿のお子ではないのやもしれん…」
などと言う者まで出てきた。そんな事が母親の土田御前の耳に入りでもすれば、それこそ一大事だというのにも関わらず、まだその議論は長々と続いていた。
…末森は、もはや完全に〝反信長派〟の巣窟と化している。
夜も更けると叔父の信清、林佐渡守秀貞、美作守通具兄弟、佐久間信盛、柴田勝家ら主だった者が残った。
「…これは家中で今一度、論ぜねばなりますまい」
信盛が言うと、ククッと林美作守が笑う。
「もはや、信勝様に決まっておるがなぁ」
と言い、天井まで響く程の馬鹿笑いをする。
…だが、それを聞く当の信勝は不快でならない。
〈違う……〉
父を交えての話し合い、葬儀の時のあの傾き様…。
そして、焼香の後の実兄の瞳を見て…悟ったのだ。
〝兄は、わざと傾いている〟…と。
〝気を付けよ〟の意味も、今…分かった。
この機に乗じて自分を〝だし〟に、この尾張を乗っ取ろうとする〝馬鹿〟が居るという事。
そして…それに一歩でも足を乗せてしまえば―――〝もう、後には退けぬのだぞ〟と…忠告してくれていたのだ。
〈…兄上は、父上の身を…誰よりも案じておられたのだな…〉
だからこそ、側室に文を付け〝これ以上女子に溺れるな〟と警告していた。
そして――――
〈恐らくは…父上が着々と尾張平定を進める間に、兄上は〝強い兵〟を作り上げ…世に出んとしていた。…ならば…! そうなのだとすれば…!!〉
急に、全てのものが見えてきた気がした。
忍を側に置く事、毎日子供達を引き連れ、野山を駆け回る事。
――――即ちその全てが、明日への戦に繋がるではないか!
「分かった!」
いきなりそう叫ぶものだから、一同は驚いて信勝に注目する。
「…殿、如何なされた…?」
佐渡守が尋ねる。
すると信勝は、ニヤリとして答えた。
「―――――これより、わたしは信勝改め、〝達成〟と改名する!」
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