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第六章 千灯夜に願いを乗せて
22 願い事
しおりを挟む「いってぇ! 何で怒ってるんだよ!」
痺れるように痛む尻をさすりながら文句を言うと、李浩然は冷ややかに言い放った。
「自分の胸に聞いてみたらどうだ?」
それだけ言うと、サッと踵を返して足早に歩き出す。
一体何が彼の逆鱗に触れてしまったのだろうか。戸惑いながらも、呉宇軒は怒ってしまった幼馴染の後を大慌てで追いかけた。
仲間たちも慣れたもので、また痴話喧嘩が始まったと一歩引いた所で様子を見つつ、ゆっくりと二人の後を追いながら景色を楽しんでいる。ちっとも助けてくれそうにない彼らをちらりと見ると、呉宇軒は仙人よろしくしゃんとした幼馴染の背中に呼びかけた。
「ちょっと待てよ! そんなに怒ることないだろ?」
ところが話しかけても取り付く島もなく、李浩然は全く止まる気配がない。これは相当お怒りだな、と呉宇軒は挽回の言葉をしばし考え、無視して歩き続ける彼の背中に向かって呼びかけた。
「俺のことを骨抜きにしたくせに、置いていく気か?」
そう言った途端、李浩然は急に足を止め、慌てて追いかけていた呉宇軒は幼馴染の背中にぶつかった。痛む鼻を押さえていると、彼はくるりと振り返って疑うような視線を向けてくる。
「骨抜きにした?」
「そうだよ! お前めちゃくちゃ格好よかったじゃん。俺まだドキドキしてるよ」
証明するように、ほら、と彼の手を胸に持っていくと、李浩然は恐る恐る手のひらでそこに触れた。彼はしばらく黙っていたが、手のひらに伝わる鼓動を感じ取り、彼の言葉を信じる気になったらしい。先ほどまでの険しかった表情がいくらか和らいだ。
「……すごくドキドキしてる」
「な? 言っただろ? 最高に格好よかったよ」
額にこつんと頭をぶつけてそう言うと、賞賛の言葉に李浩然の怒りがやっと収まる。どうやら彼は幼馴染から褒められたかっただけらしい。
不機嫌そうにきゅっと引き結んでいた唇が弧を描き、彼は穏やかな声で言った。
「うん。君も格好よかった」
彼の言葉に、やっと仲直りできたとほっとする。ところが互いに微笑みあっていると、横からカメラで連写している音が聞こえてきた。まるでスクープを見つけた記者のような鬱陶しい音に、呉宇軒は何事かと横を向く。
「何やってんだ?」
迷惑そうに眉を顰めて見ると、携帯を構えた鮑一蓮が満面の笑みを浮かべていた。
「ごめんごめん。猫猫先輩に送ってあげようと思ってね」
彼女と猫猫先輩は同じ出版サークル仲間だが、連絡先を交換するほど仲良くなっていたとは。確かに今のは、『男同士の友情に燃える』怪しい癖がある先輩が喜びそうな構図だった。
それにしても、と呉宇軒は思う。こんな所に来てまで先輩のためにいい感じの写真を撮るとは、よくできた後輩だ。
「全く、後輩の鏡だな。後で俺にも送ってよ。SNSに上げるから」
苦笑混じりにお願いすると、鮑一蓮は任せて!と二つ返事で頷いた。
謝桑陽が撮ってくれた剣劇の動画と合わせてSNSに上げれば、盛り上がること間違いなしだ。幼馴染の勇姿をファンたちに届けてやろうと、呉宇軒はカメラから逃げようとしている李浩然を捕まえてポーズをとった。
人々の視線を一身に浴びながら、仮装集団と化した一行は土産屋や食事処が立ち並ぶ通りへ足を踏み入れる。店の前にある看板を読んだイーサンが、いいものを見つけたと喜んで仲間たちに呼びかけた。
「おい、漢服着てると割引サービスしてくれる店があるぞ」
「へぇ、割引になるのって入場料だけじゃないんだ。ちょうどいいな」
土産を買おうと思っていた呉宇軒は、彼の言葉にぱっと顔を輝かせた。すると、前を歩いていた呂子星が足を緩め、不思議そうに振り返る。
「ここでも土産を買うのか?」
呉宇軒は駅前の店や園博園で大量の土産を買っていたので、そんなに買ってどうするのかと疑問に思ったようだ。彼は呆れ半分の呂子星に笑って答えた。
「明日、じいちゃんたちに会いにハルビン行ってくるんだ。酒好きだから焼酎持って行ってあげようかなって」
家族で過ごす中秋節ということもあり、父方の祖父母に会いに行く予定を立てていたのだ。実家に居た頃はさすがに遠すぎて滅多に行けなかったが、北京に居る今なら移動時間も少なくて済む。
北京よりも北に位置するハルビン市は、ロシアと交流が深いので酒好きが多く、彼の祖父も無類の酒好きだった。古北水鎮にはちょうど土産にぴったりの司馬小焼酎というお酒があり、アルコール度数も申し分ない。
次の日にハルビン市まで行くと聞いて、王清玲が心配そうな顔をする。
「今日泊まりだけど、明日の時間大丈夫なの?」
「平気平気。飛行機で行く予定だったから、空港行きのバスに乗るよ」
空港行きのバスは大抵直行便が出ているため、今日の泊まりも問題ないと考えていた。それに、イーサンが取ってくれたホテルで配送サービスを利用したので、今は着替え以外の荷物は持っていない身軽な状態だ。それでも心配そうな顔をする彼女に、呉宇軒はニヤニヤしながら寄って行って話しかけた。
「小玲、そんなに俺が心配?」
「なっ……違うわよ! 別に心配なんて……」
たちまち顔を真っ赤にする彼女をさらにからかおうとしていると、間に李浩然が割って入って来る。彼はわざわざ後ろから回り込んで二人を引き離すと、これ見よがしに呉宇軒の腰に手を回して、どこへも行けないようにしてしまった。
「空港までは俺が送るから心配ない」
てっきり仲間たちと帰ると思っていた呉宇軒は、幼馴染の思わぬ発言に驚いた。
「マジで? そんなに心配しなくても一人で行けるよ?」
直行便のバスなのだから迷いようがない。それなのに李浩然は一歩も譲らず、ついて行くと言い張っている。
「さては、俺が居なくなるから寂しいのか? 大丈夫だって、次の日にはちゃんと帰ってくるよ」
茶化して笑ったものの、彼は心配そうな顔をして呉宇軒を見返した。
父の不倫の件もあり、父方の祖父母とは微妙な関係だった。それを知っているから、一人で行かせるのが心配なのだろう。
正直、呉宇軒も行くのはあまり気が進まないでいた。だからこそ一泊だけなのだ。
「ありがとな、俺は大丈夫だよ。ほら、今は観光を楽しもうぜ!」
幼馴染の気遣いに感謝しつつ、背中を押して近場の土産屋へ連れて行く。せっかくの観光地なのだから、楽しまないと損だ。
仲間たちも散り散りに別の店へ入って行き、しばらくの間買い物の時間になった。
呉宇軒たち男子組は一時間も掛からず買い物を終えたが、女子たちはどこへ行ったか全く見当たらず、そろそろ二時間が経とうとしていた。空は夕暮れに染まり始め、古北水鎮の街並みに暖かなランタンの明かりが灯る。
そこかしこに明かりが灯る古い街並みは日中とはまた違った風情があり、まるで過去にタイムスリップしたかのようだ。
美しい景色にテンションが上がったイーサンが記念撮影のために仲間たちを引き連れて行ってしまったので、残された呉宇軒はその辺りをぶらぶらしようと幼馴染を誘って歩き出した。
「浩然、見てみろよ。ちょっと変わった灯籠がある」
土産の灯籠が売っている店の前で、店主のおじさんが蓮の花の形をした色とりどりの灯籠を売っている。側に立てられた幟には『夫婦円満灯籠』と書かれていた。どうやら午後のイベントで流す願掛け灯籠らしい。
店の前には若いカップルや夫婦が並び、繁盛しているようだ。呉宇軒は幼馴染の袖を引くと、美しい蓮の花を指差して笑った。
「なあ、俺たちも一つ買おうぜ!」
そう提案すると、李浩然は幟の文字を見て僅かに驚いた顔をする。
「夫婦円満をか?」
「そうだよ! 俺たち卒業したら一緒に働くだろ? カップルも並んでるみたいだし、円満祈願なんてピッタリじゃん」
円満とは即ち、いつでも仲良くという意味だ。これから先もずっと一緒に居るのだから買って損はない。すると呉宇軒の提案が気に入ったのか、李浩然は嬉しそうに微笑み、行こうと率先して歩き出した。
赤や黄色、青など様々な色が並ぶテーブルまで来ると、話題のドラマの主役二人そっくりな彼らを見た客たちがザワザワする。そんな風に騒がれるのもすっかり慣れてしまい、呉宇軒は幼馴染に腕を絡めて口を開いた。
「仙人様はどれが好き? 俺はこっちの青いやつがいいな」
その蓮の色は、ちょうど彼の着ている服の袖と同じ薄青だ。淡い光が美しく、呉宇軒は一目で気に入った。
仙人呼ばわりされた李浩然は迷惑そうに眉間にきゅっとシワを寄せ、洒落にならない冗談を飛ばす幼馴染の額を指で弾いた。
「悪ふざけはやめなさい」
「痛っ……ちょっとくらい良いだろ? 今日はもう何回も間違われてるし」
嫌そうにする李浩然に、彼は額を押さえながら不満げに口を尖らせる。二人の格好があまりに完璧すぎて、行く先々でドラマのイベントがあると勘違いする人が後を絶たなかったのだ。
「だからといって、紛らわしいことをしてはいけない」
「ちぇっ、真面目ちゃんだな」
小言を言われた呉宇軒は渋々引き下がり、灯籠に視線を戻した。柔らかな花弁を開いた花はどの色も美しく、淡い光を放っている。
「お前が決めて良いよ」
「それなら、君が選んだ青色にしよう」
呉宇軒が譲ると、彼は先ほどこれがいいと言った青い蓮の花を手に取った。
店のおじさんが紙とペンを貸してくれたので、李浩然は二人の名前を並べて書き込んだ。
お手本のような美しい文字が並ぶその紙は、くるりと丸められて中央の花芯にしまわれる。午後から行われる灯籠流しで川に流すからと、花はそのまま回収されてしまった。
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