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帝冠より大切なもの
夫の義務
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「イドリス……きもちいい……?」
痛みを訴えたせいか、先刻よりかは優しい手つきで、ラファトが雄を器用に扱いてくる。
彼の手は手綱を握る場所が硬くなっていて、それでも余りにも刺激が強い。
「んあぁ……っ、あっ、ダメだ……と、言ってるのに……っ」
イドリスは温かな腕の中で悶え、強引な手を退けようとするが、力が入らない。
しばらくすると、ラファトは溢れてきた先走りを指に絡め、それをじっと見つめた。
「……白いの、じゃない……。足りない……?」
「そ、そういう訳ではなくて……ああ、もう……っ」
我慢ならずにがばりと上体を跳ね起こすと、イドリスは毛布の中で、脱げかけていたズボンのホックを全て外した。
下腹に青く光る竜の淫紋をあらわにして、ラファトに見せる。
「きれい……ひかってる……っ」
氷色の瞳が、ぱっと見開いて竜の器の印に見入った。
「これは、腹の中に赤子がいるから……光ってる。赤子がいると、白い精は出ないのだ……。だからもう、触るのはやめろ」
「あかご……?」
深く頷くと、ラファトは感極まったようにイドリスを押し倒してきた。
「こら、聞いてたか……!?」
咎める言葉も耳に入らず、腹の上に顔を埋めるようにして、ラファトが何度も竜の器の印に接吻を繰り返してくる。
――その温かな愛のこもった仕草が、まるで自分の子だと分かっているかのようで、涙がこぼれた。
「もう……お前、本当は記憶があるのに、ないふりをしているのではあるまいな……!?」
頭を両手で掴んで離そうとすると、ラファトの唇が不意打ちのようにイドリスの濡れた雄の先端に口付けてくる。
「あ……!!」
そのまま唇の中に飲み込まれて、孕む前よりも何百倍も敏感になったそこが、舌で乱暴に舐め回され始めた。
「はあ……っ、んっ、気持ちいいっ、ラファト……っ!」
思わず口走った叫びを彼はしっかりと聞いていて、嬉しそうに唇を吸い付け、まるで獣のように熱く激しく舌を擦り付けてくる。
瞬く間に久々の強い性の悦びに下半身を支配されて、イドリスはラファトの髪を掴みながら悩ましく腰を浮かせた。
「あああっ、やめっ、あはぁっ……!」
わかりやすく果てることのないそこを、際限なく舐めまわされ、優しく吸い上げられて、気が狂いそうだ。
尻穴の奥がヒクヒクと雄に焦がれて淫液を垂らし、敷物を盛大に汚していく。
もはや前を刺激されても、その快感が伝わるのは子宮や雌の機能の方となっていた。
身悶えるイドリスをもっと味わう為に、ラファトが舌先を無理に鈴口に捩じ込んでくる。
そこから、腰全体に痺れるような官能が走り、息が止まった。
「あっ……あっ!」
イドリスの身体はついに上り詰め、激しい雌の絶頂の虜になる。
「あぁぁっ!! イくっ、だめだイくぅ……っ」
何も入れられていないのに、浅ましいほどに尻の中が締まり、雄を求めるように下腹の淫靡な痙攣が止まらない。
久々のその感覚は余りにも強く、一瞬意識が飛ぶほどに頭の中が白熱し、完全にイドリスの理性を崩壊させた。
「はあっ、はあっ……」
蕩けた顔で余韻に浸るイドリスの顔を、ラファトが陶然と見つめる。
イドリスは甘い吐息をつくと、彼の下で、自ら下半身に纏わっていたものをゆっくりと脱ぎ捨て始めた。
食い入るような視線に、誘うような微笑みで応えながら、ラファトの首に腕を伸ばす。
「……ラファト……お前は俺の夫なのだから、ちゃんと義務を果たさなければな……?」
イドリスの手が、『夫』のチュニックを脱がせてゆく。
されるがままに裸に剥かれながら、ラファトは首を傾げた。
「ぎむ……?」
「妻と交わり、お前のこれで悦ばせる義務だ……」
さっき二度も果てたのに、イドリスの痴態を眺めていただけで、彼の雄の証はまた完全に硬さと大きさとを取り戻している。
それを好ましく思いながら、イドリスは全裸になった彼の身体を優しく押して仰向けに寝かせ、腰の上に跨るように乗った。
淫らな腰つきでそそり立つものに尻を擦り付けながら、残っていたシャツも脱ぎ捨て、汗ばんだ肌を露わにしてゆく。
果ては熟れた果実のように色づいた二つの乳首を自らの指で挟み摘んでみせて、煽情的に訴えた。
「んっ……ここが俺の、とても感じる場所だ……さっきのように、舐めてみろ……」
ラファトの頭を抱くように身体をうつ伏せに倒し、胸筋と乳首を近付けると、唇が吸い寄せられるようにイドリスの望む場所に口付ける。
すぐにいきなり強すぎる吸引で愛撫されて、高い喘ぎが喉から漏れた。
「あああっ! んあっ、上手だっ、ラファト……っ、はあっ、もっと……優しく……っ、そのままっ……」
敏感な乳先に吸い付かれる快感に酔いしれながら、イドリスは片手を尻に回して自分の濡れた穴に自ら指を入れ、慰め始めた。
「はあっ……、ん……っ、乳首、気持ちいい……っ、ラファト……っ、早く欲しい……っ」
ナカはすぐに柔らかくひろがり、イドリスは指を増やして腰を振り始めた。
「イドリス……?」
興奮の最中でもはっきりと様子の変わった相手にようやく気付き、ラファトが唇を離して首を傾げる。
イドリスは淫蕩に喘ぎながらそんな彼の唇に何度も口付け、何も考えられないようにした。
同時に指を後孔から抜き、ゆっくりと腰の位置を下げてゆく。
最後に背後の怒張を指で掴み、先端に濡れた穴をあてがいながら、彼の耳元に囁いた。
「……お前のものが、俺の中に入るところを……よく、見ていろ……」
結合部を見せるように膝を立て、腰を落とす。
淫らな体液を溢れさせながら、そこがじわあっと拡がり、太く長いラファトの陰茎が中に飲み込まれてゆく。
体重で落とし込むと、硬い先端が子を孕んで閉じた子宮口に口付けて、イドリスはその久々の感覚だけでまた、声も出せずにガクガクと果てた。
根本を締めて先端を吸われる新しい快感に、ラファトも夢中になっている。
貪るように下から乱暴に腰を振ってくる彼に揺さぶられながら、イドリスは必死に囁いた。
「はあっ、あんっ、もっと優しく……そこ……お前の赤子がいるのだぞ……っ」
口では咎めるものの、ずっと我慢していた交合を堪能することをやめられず、狂ったように腰をふりたくってしまう。
果てにはラファトが身体の上下を入れ替えるようにして上に乗ってきて、好き放題に腰を打ちつけながら、イドリスの膨れた乳首に口付けてきた。
「ひっあ、……だ、だめだ、んっ、そんなに突いては……っ、赤子に障る……っ、そと、外にっ、そとに出してくれ……、な、中は……っ、あっ、だめ……っ、あっは……またイク……うッ!!」
あまりの快感で下半身全体が熱く蕩けたようになり、出ないはずの雄の性器の奥から何かが止めようもなく迫り上がってくる。
「……!? あっ、……はああぁ……っ!」
それは勝手に堰を破り、しょろしょろと熱い液体が漏れて、イドリスの腹や胸を濡らし始めた。
同時にラファトも雄を抜き放つと、その上から白い精を放出する。
腹の上がびしょ濡れになり、イドリスはぐったりと動けなくなった。
「はぁっ、はあっ……、言うことを聞けて、偉かった、な……ラファト……」
手を伸ばすと、まだ呼吸の荒いラファトが心配そうに顔を寄せてくる。
その頬を両手で包むようにして引き寄せ、額に自らの額を擦り付けて、イドリスは囁いた。
「愛してる、ラファト……」
ラファトが白金の髪を揺らしながら微笑み、彼もまた、イドリスに同じ仕草を繰り返す。
「あいしてる」
――同じ言葉を鸚鵡返しにされただけとは分かりながらも、イドリスは涙を抑えることができなかった。
痛みを訴えたせいか、先刻よりかは優しい手つきで、ラファトが雄を器用に扱いてくる。
彼の手は手綱を握る場所が硬くなっていて、それでも余りにも刺激が強い。
「んあぁ……っ、あっ、ダメだ……と、言ってるのに……っ」
イドリスは温かな腕の中で悶え、強引な手を退けようとするが、力が入らない。
しばらくすると、ラファトは溢れてきた先走りを指に絡め、それをじっと見つめた。
「……白いの、じゃない……。足りない……?」
「そ、そういう訳ではなくて……ああ、もう……っ」
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下腹に青く光る竜の淫紋をあらわにして、ラファトに見せる。
「きれい……ひかってる……っ」
氷色の瞳が、ぱっと見開いて竜の器の印に見入った。
「これは、腹の中に赤子がいるから……光ってる。赤子がいると、白い精は出ないのだ……。だからもう、触るのはやめろ」
「あかご……?」
深く頷くと、ラファトは感極まったようにイドリスを押し倒してきた。
「こら、聞いてたか……!?」
咎める言葉も耳に入らず、腹の上に顔を埋めるようにして、ラファトが何度も竜の器の印に接吻を繰り返してくる。
――その温かな愛のこもった仕草が、まるで自分の子だと分かっているかのようで、涙がこぼれた。
「もう……お前、本当は記憶があるのに、ないふりをしているのではあるまいな……!?」
頭を両手で掴んで離そうとすると、ラファトの唇が不意打ちのようにイドリスの濡れた雄の先端に口付けてくる。
「あ……!!」
そのまま唇の中に飲み込まれて、孕む前よりも何百倍も敏感になったそこが、舌で乱暴に舐め回され始めた。
「はあ……っ、んっ、気持ちいいっ、ラファト……っ!」
思わず口走った叫びを彼はしっかりと聞いていて、嬉しそうに唇を吸い付け、まるで獣のように熱く激しく舌を擦り付けてくる。
瞬く間に久々の強い性の悦びに下半身を支配されて、イドリスはラファトの髪を掴みながら悩ましく腰を浮かせた。
「あああっ、やめっ、あはぁっ……!」
わかりやすく果てることのないそこを、際限なく舐めまわされ、優しく吸い上げられて、気が狂いそうだ。
尻穴の奥がヒクヒクと雄に焦がれて淫液を垂らし、敷物を盛大に汚していく。
もはや前を刺激されても、その快感が伝わるのは子宮や雌の機能の方となっていた。
身悶えるイドリスをもっと味わう為に、ラファトが舌先を無理に鈴口に捩じ込んでくる。
そこから、腰全体に痺れるような官能が走り、息が止まった。
「あっ……あっ!」
イドリスの身体はついに上り詰め、激しい雌の絶頂の虜になる。
「あぁぁっ!! イくっ、だめだイくぅ……っ」
何も入れられていないのに、浅ましいほどに尻の中が締まり、雄を求めるように下腹の淫靡な痙攣が止まらない。
久々のその感覚は余りにも強く、一瞬意識が飛ぶほどに頭の中が白熱し、完全にイドリスの理性を崩壊させた。
「はあっ、はあっ……」
蕩けた顔で余韻に浸るイドリスの顔を、ラファトが陶然と見つめる。
イドリスは甘い吐息をつくと、彼の下で、自ら下半身に纏わっていたものをゆっくりと脱ぎ捨て始めた。
食い入るような視線に、誘うような微笑みで応えながら、ラファトの首に腕を伸ばす。
「……ラファト……お前は俺の夫なのだから、ちゃんと義務を果たさなければな……?」
イドリスの手が、『夫』のチュニックを脱がせてゆく。
されるがままに裸に剥かれながら、ラファトは首を傾げた。
「ぎむ……?」
「妻と交わり、お前のこれで悦ばせる義務だ……」
さっき二度も果てたのに、イドリスの痴態を眺めていただけで、彼の雄の証はまた完全に硬さと大きさとを取り戻している。
それを好ましく思いながら、イドリスは全裸になった彼の身体を優しく押して仰向けに寝かせ、腰の上に跨るように乗った。
淫らな腰つきでそそり立つものに尻を擦り付けながら、残っていたシャツも脱ぎ捨て、汗ばんだ肌を露わにしてゆく。
果ては熟れた果実のように色づいた二つの乳首を自らの指で挟み摘んでみせて、煽情的に訴えた。
「んっ……ここが俺の、とても感じる場所だ……さっきのように、舐めてみろ……」
ラファトの頭を抱くように身体をうつ伏せに倒し、胸筋と乳首を近付けると、唇が吸い寄せられるようにイドリスの望む場所に口付ける。
すぐにいきなり強すぎる吸引で愛撫されて、高い喘ぎが喉から漏れた。
「あああっ! んあっ、上手だっ、ラファト……っ、はあっ、もっと……優しく……っ、そのままっ……」
敏感な乳先に吸い付かれる快感に酔いしれながら、イドリスは片手を尻に回して自分の濡れた穴に自ら指を入れ、慰め始めた。
「はあっ……、ん……っ、乳首、気持ちいい……っ、ラファト……っ、早く欲しい……っ」
ナカはすぐに柔らかくひろがり、イドリスは指を増やして腰を振り始めた。
「イドリス……?」
興奮の最中でもはっきりと様子の変わった相手にようやく気付き、ラファトが唇を離して首を傾げる。
イドリスは淫蕩に喘ぎながらそんな彼の唇に何度も口付け、何も考えられないようにした。
同時に指を後孔から抜き、ゆっくりと腰の位置を下げてゆく。
最後に背後の怒張を指で掴み、先端に濡れた穴をあてがいながら、彼の耳元に囁いた。
「……お前のものが、俺の中に入るところを……よく、見ていろ……」
結合部を見せるように膝を立て、腰を落とす。
淫らな体液を溢れさせながら、そこがじわあっと拡がり、太く長いラファトの陰茎が中に飲み込まれてゆく。
体重で落とし込むと、硬い先端が子を孕んで閉じた子宮口に口付けて、イドリスはその久々の感覚だけでまた、声も出せずにガクガクと果てた。
根本を締めて先端を吸われる新しい快感に、ラファトも夢中になっている。
貪るように下から乱暴に腰を振ってくる彼に揺さぶられながら、イドリスは必死に囁いた。
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果てにはラファトが身体の上下を入れ替えるようにして上に乗ってきて、好き放題に腰を打ちつけながら、イドリスの膨れた乳首に口付けてきた。
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あまりの快感で下半身全体が熱く蕩けたようになり、出ないはずの雄の性器の奥から何かが止めようもなく迫り上がってくる。
「……!? あっ、……はああぁ……っ!」
それは勝手に堰を破り、しょろしょろと熱い液体が漏れて、イドリスの腹や胸を濡らし始めた。
同時にラファトも雄を抜き放つと、その上から白い精を放出する。
腹の上がびしょ濡れになり、イドリスはぐったりと動けなくなった。
「はぁっ、はあっ……、言うことを聞けて、偉かった、な……ラファト……」
手を伸ばすと、まだ呼吸の荒いラファトが心配そうに顔を寄せてくる。
その頬を両手で包むようにして引き寄せ、額に自らの額を擦り付けて、イドリスは囁いた。
「愛してる、ラファト……」
ラファトが白金の髪を揺らしながら微笑み、彼もまた、イドリスに同じ仕草を繰り返す。
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