26 / 113
貴公子と騎士
26
しおりを挟む
暫くは無視していたが、そのうちにレオンもついに根負けしていた。
声を掛けるでもなく馬を並べて進み始めると、森の夜が明け始め、東側から白い光が差し込んでくる。
眩しく明るい太陽の下で見たオスカーの姿に、レオンは目を見張った。
均整のとれた肢体に、光を放つように輝く蜜色の髪。豊かな草原を思わせる暖かい緑色の瞳は、一度視線を合わせれば意識が吸い込まれてしまいそうになる。
彼の纏う空気の清らかな煌めきは、神や天使というのはもしかしたらこんな姿をしているのではないか――と一瞬思ってしまう程だった。
「さあ、王都へ向かおう」
明るく迷いのない口調でオスカーが森の奥深くを指差す。
レオンはこれ以上、同行は嫌だと言い続けることは出来なくなっていた。
――その日一日中馬を進め、始まったばかりの二人旅に再び夜が訪れた。
焚き火が、暗く寂しい森の中を暖かなオレンジ色に照らし出している。
炎の周囲には金属の三脚が立てられ、その真ん中に銅鍋が吊るされていた。
中には良い匂いのする赤色の液体がグツグツと煮えていて、その前に陣取った金髪の青年が、時折腕を伸ばして長い匙でその中をかき混ぜている。
レオンは不思議な気持ちでそれをじっと眺めていた。
(……この男、本当に貴族なのか)
レオンは料理をした事が殆どない。ロキで修道士をやっていた頃に少し手伝った程度だ。
聖騎士の時代はそういったことは従士と修道士達の役目だった。
貴族となれば、そんな些末なことは勿論する必要がないはずだ。
オスカーがこちらの怪訝な視線に気付き、優雅に微笑みながら眼差しを返してきた。
「どうした。お前の分もあるぞ」
レオンは顔を真っ赤にしてブルブルと首を振った。
「いっ、いらん。俺は自分の分の食料はある」
そんなに物欲しそうな顔に見えたのだろうか。
気恥ずかしくなり、視線を合わせづらくなる。
「まあ、そう言うな。……私が料理をするのはおかしいか?」
黙って頷くと、彼は可笑しそうに声を上げて笑った。
「はは。亡命貴族の生活というのも大変なんだぞ。頼るアテにたどり着くまでは、農夫のフリをして軍隊の目をやり過ごしたり、狩りで食料を調達したり、まあ色々あったのさ。――ほら」
薄い木の器にスープが入れられ、火の脇から手渡される。
鼻先に近付けるととても良い匂いがして、レオンは素直にそれに唇を付けた。
「……!! ……っ!?」
予想外にも、舌と喉をビリビリ刺激する辛みのある液体に焼かれ、一瞬で酷くむせてしまう。
「どうした」
心配そうな顔で見つめられ、眉をハの字に寄せて訴えた。
「辛かったっ……う、美味いけれど」
「はっはっは。エルカーズの郷土料理だ。この辺りは冷えるだろう? 体が温まっていいぞ。慣れろ」
そう言われ、再び少しずつスープを口にする。
ちゃんと覚悟して飲めば、飲めない程でもない。
一口ずつ胃に流し込んでいくと、確かに体がポカポカと温まってきた。
町で宿に泊まっている時などはともかく、一人旅の時にこんな風に温かいものを口にしたのは初めてだ。
意外と器用で準備のいいオスカーに、レオンは思わず尊敬の眼差しを送った。
「育ちのいい貴族様かと思ったが、意外と苦労しているんだな」
「私などまだ苦労している内には入らん」
フッとオスカーが真面目な表情になる。
「さあ、もう寝るぞ。私が火の番をしているから、先に眠るがいい」
その申し出に一瞬驚き、レオンはすまさそうに聞き返した。
「……いいのか?」
「ああ、後で交代して貰うがな。昨夜は色々あってろくに眠っていないのだろう?」
「それはお前も同じだろう」
「私はまだ眠くはならないから大丈夫だ」
青年がにっこりと人の良い笑顔を浮かべる。
正直昼間から頭痛がするほどの眠気に襲われていたので、気遣いは有り難かった。
「悪いな……礼を言う」
枯葉の上に敷いた毛布に身を横たえ、目を閉じる。
体がとても温かく、そして心も同じくらいに温かで、安らいでいた。
誰かにこんな風にいたわって貰うことが、ここまで嬉しく落ち着くものだったとは――。
レオンは目を閉じてすぐに、深い眠りに落ちていった。
――そして、夢を見た。
何故かはわからないが、カインが横たわっている自分のすぐ傍にいて、髪を優しく撫でてくれている。
(お前……口ではあんなことを言って、来てくれたのか?)
嬉しくなって思わず話しかけようとするが、眠気が酷くて起き上がることが出来ない。
(カイン……)
心の中で切なく呼びかけると、それだけは相手に届いたのか、額に口づけされた。
カインが静かに立ち上がり、背中を見せて木々の向こうに立ち去っていく。
(待ってくれ……)
叫びたい気持でその後ろ姿に念じる。
「カイン……!」
起きると、もう夜がすっかり明けていた。
カインの姿は勿論なく、その代わりに、輝くような金髪の貴公子が自分の顔を覗き込んでいる。
「どうかしたか? うなされていたぞ」
聞かれて、レオンは驚いてがばりと飛び起きた。
「……! 俺は朝まで寝てしまったのか! 悪い……っ」
細切れに起きる習慣がついていると思っていたので油断していた。まさか一晩中ぐっすり寝てしまうとは――。
だが、オスカーは怒った様子もなく、座ったまま両腕を上げて伸びをしている。
「よく眠れたのなら、良かったではないか。私は片目を閉じて半分寝ていたから、全く問題ない。気にするな」
悪戯っぽくパチンとウィンクをされ、レオンはますます恐縮し言い募った。
「今度からはちゃんと起こしてくれ……! 起きるから」
「そうだな、今度からは。……実を言うと、お前の寝顔が余りに可愛すぎて、起こすことが出来なかったのだ」
不意打ちでそんなことを言われて、レオンは一瞬で首まで真っ赤になった。
「おまっ……、何を言いだす! 女でも口説いているつもりか……っ!?」
「なんだ。正直なところを言ったまでだぞ。何をそんなに動揺しているんだ」
相手は全くもって平然としている。
どうやら天然で言っているらしい。
(こいつは、根っからの女たらしに違いない……!)
レオンの心の中に一抹の警戒心が生まれたが、オスカーは屈託のない笑顔を浮かべている。
「さあ、出発しよう。今日も予定どおり進むぞ」
声を掛けるでもなく馬を並べて進み始めると、森の夜が明け始め、東側から白い光が差し込んでくる。
眩しく明るい太陽の下で見たオスカーの姿に、レオンは目を見張った。
均整のとれた肢体に、光を放つように輝く蜜色の髪。豊かな草原を思わせる暖かい緑色の瞳は、一度視線を合わせれば意識が吸い込まれてしまいそうになる。
彼の纏う空気の清らかな煌めきは、神や天使というのはもしかしたらこんな姿をしているのではないか――と一瞬思ってしまう程だった。
「さあ、王都へ向かおう」
明るく迷いのない口調でオスカーが森の奥深くを指差す。
レオンはこれ以上、同行は嫌だと言い続けることは出来なくなっていた。
――その日一日中馬を進め、始まったばかりの二人旅に再び夜が訪れた。
焚き火が、暗く寂しい森の中を暖かなオレンジ色に照らし出している。
炎の周囲には金属の三脚が立てられ、その真ん中に銅鍋が吊るされていた。
中には良い匂いのする赤色の液体がグツグツと煮えていて、その前に陣取った金髪の青年が、時折腕を伸ばして長い匙でその中をかき混ぜている。
レオンは不思議な気持ちでそれをじっと眺めていた。
(……この男、本当に貴族なのか)
レオンは料理をした事が殆どない。ロキで修道士をやっていた頃に少し手伝った程度だ。
聖騎士の時代はそういったことは従士と修道士達の役目だった。
貴族となれば、そんな些末なことは勿論する必要がないはずだ。
オスカーがこちらの怪訝な視線に気付き、優雅に微笑みながら眼差しを返してきた。
「どうした。お前の分もあるぞ」
レオンは顔を真っ赤にしてブルブルと首を振った。
「いっ、いらん。俺は自分の分の食料はある」
そんなに物欲しそうな顔に見えたのだろうか。
気恥ずかしくなり、視線を合わせづらくなる。
「まあ、そう言うな。……私が料理をするのはおかしいか?」
黙って頷くと、彼は可笑しそうに声を上げて笑った。
「はは。亡命貴族の生活というのも大変なんだぞ。頼るアテにたどり着くまでは、農夫のフリをして軍隊の目をやり過ごしたり、狩りで食料を調達したり、まあ色々あったのさ。――ほら」
薄い木の器にスープが入れられ、火の脇から手渡される。
鼻先に近付けるととても良い匂いがして、レオンは素直にそれに唇を付けた。
「……!! ……っ!?」
予想外にも、舌と喉をビリビリ刺激する辛みのある液体に焼かれ、一瞬で酷くむせてしまう。
「どうした」
心配そうな顔で見つめられ、眉をハの字に寄せて訴えた。
「辛かったっ……う、美味いけれど」
「はっはっは。エルカーズの郷土料理だ。この辺りは冷えるだろう? 体が温まっていいぞ。慣れろ」
そう言われ、再び少しずつスープを口にする。
ちゃんと覚悟して飲めば、飲めない程でもない。
一口ずつ胃に流し込んでいくと、確かに体がポカポカと温まってきた。
町で宿に泊まっている時などはともかく、一人旅の時にこんな風に温かいものを口にしたのは初めてだ。
意外と器用で準備のいいオスカーに、レオンは思わず尊敬の眼差しを送った。
「育ちのいい貴族様かと思ったが、意外と苦労しているんだな」
「私などまだ苦労している内には入らん」
フッとオスカーが真面目な表情になる。
「さあ、もう寝るぞ。私が火の番をしているから、先に眠るがいい」
その申し出に一瞬驚き、レオンはすまさそうに聞き返した。
「……いいのか?」
「ああ、後で交代して貰うがな。昨夜は色々あってろくに眠っていないのだろう?」
「それはお前も同じだろう」
「私はまだ眠くはならないから大丈夫だ」
青年がにっこりと人の良い笑顔を浮かべる。
正直昼間から頭痛がするほどの眠気に襲われていたので、気遣いは有り難かった。
「悪いな……礼を言う」
枯葉の上に敷いた毛布に身を横たえ、目を閉じる。
体がとても温かく、そして心も同じくらいに温かで、安らいでいた。
誰かにこんな風にいたわって貰うことが、ここまで嬉しく落ち着くものだったとは――。
レオンは目を閉じてすぐに、深い眠りに落ちていった。
――そして、夢を見た。
何故かはわからないが、カインが横たわっている自分のすぐ傍にいて、髪を優しく撫でてくれている。
(お前……口ではあんなことを言って、来てくれたのか?)
嬉しくなって思わず話しかけようとするが、眠気が酷くて起き上がることが出来ない。
(カイン……)
心の中で切なく呼びかけると、それだけは相手に届いたのか、額に口づけされた。
カインが静かに立ち上がり、背中を見せて木々の向こうに立ち去っていく。
(待ってくれ……)
叫びたい気持でその後ろ姿に念じる。
「カイン……!」
起きると、もう夜がすっかり明けていた。
カインの姿は勿論なく、その代わりに、輝くような金髪の貴公子が自分の顔を覗き込んでいる。
「どうかしたか? うなされていたぞ」
聞かれて、レオンは驚いてがばりと飛び起きた。
「……! 俺は朝まで寝てしまったのか! 悪い……っ」
細切れに起きる習慣がついていると思っていたので油断していた。まさか一晩中ぐっすり寝てしまうとは――。
だが、オスカーは怒った様子もなく、座ったまま両腕を上げて伸びをしている。
「よく眠れたのなら、良かったではないか。私は片目を閉じて半分寝ていたから、全く問題ない。気にするな」
悪戯っぽくパチンとウィンクをされ、レオンはますます恐縮し言い募った。
「今度からはちゃんと起こしてくれ……! 起きるから」
「そうだな、今度からは。……実を言うと、お前の寝顔が余りに可愛すぎて、起こすことが出来なかったのだ」
不意打ちでそんなことを言われて、レオンは一瞬で首まで真っ赤になった。
「おまっ……、何を言いだす! 女でも口説いているつもりか……っ!?」
「なんだ。正直なところを言ったまでだぞ。何をそんなに動揺しているんだ」
相手は全くもって平然としている。
どうやら天然で言っているらしい。
(こいつは、根っからの女たらしに違いない……!)
レオンの心の中に一抹の警戒心が生まれたが、オスカーは屈託のない笑顔を浮かべている。
「さあ、出発しよう。今日も予定どおり進むぞ」
35
あなたにおすすめの小説
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
嫌われ将軍(おっさん)ですがなぜか年下の美形騎士が離してくれない
天岸 あおい
BL
第12回BL大賞・奨励賞を受賞しました(旧タイトル『嫌われ将軍、実は傾国の愛されおっさんでした』)。そして12月に新タイトルで書籍が発売されます。
「ガイ・デオタード将軍、そなたに邪竜討伐の任を与える。我が命を果たすまで、この国に戻ることは許さぬ」
――新王から事実上の追放を受けたガイ。
副官を始め、部下たちも冷ややかな態度。
ずっと感じていたが、自分は嫌われていたのだと悟りながらガイは王命を受け、邪竜討伐の旅に出る。
その際、一人の若き青年エリクがガイのお供を申し出る。
兵を辞めてまで英雄を手伝いたいというエリクに野心があるように感じつつ、ガイはエリクを連れて旅立つ。
エリクの野心も、新王の冷遇も、部下たちの冷ややかさも、すべてはガイへの愛だと知らずに――
筋肉おっさん受け好きに捧げる、実は愛されおっさん冒険譚。
※12/1ごろから書籍化記念の番外編を連載予定。二人と一匹のハイテンションラブな後日談です。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
わからないから、教えて ―恋知らずの天才魔術師は秀才教師に執着中
月灯
BL
【本編完結済・番外編更新中】魔術学院の真面目な新米教師・アーサーには秘密がある。かつての同級生、いまは天才魔術師として名を馳せるジルベルトに抱かれていることだ。
……なぜジルベルトは僕なんかを相手に?
疑問は募るが、ジルベルトに想いを寄せるアーサーは、いまの関係を失いたくないあまり踏み込めずにいた。
しかしこの頃、ジルベルトの様子がどうもおかしいようで……。
気持ちに無自覚な執着攻め×真面目片想い受け
イラストはキューさん(@kyu_manase3)に描いていただきました!
博愛主義の成れの果て
135
BL
子宮持ちで子供が産める侯爵家嫡男の俺の婚約者は、博愛主義者だ。
俺と同じように子宮持ちの令息にだって優しくしてしまう男。
そんな婚約を白紙にしたところ、元婚約者がおかしくなりはじめた……。
ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない
Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。
かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。
後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。
群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って……
冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。
表紙は友人絵師kouma.作です♪
巣ごもりオメガは後宮にひそむ【続編完結】
晦リリ@9/10『死に戻りの神子~』発売
BL
後宮で幼馴染でもあるラナ姫の護衛をしているミシュアルは、つがいがいないのに、すでに契約がすんでいる体であるという判定を受けたオメガ。
発情期はあるものの、つがいが誰なのか、いつつがいの契約がなされたのかは本人もわからない。
そんななか、気になる匂いの落とし物を後宮で拾うようになる。
第9回BL小説大賞にて奨励賞受賞→書籍化しました。ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる