聖騎士の盾

かすがみずほ@3/25理想の結婚単行本

文字の大きさ
113 / 113
番外

祝宴

しおりを挟む
 カインはレオンの表情を観察するように顔を近づけ、鼻筋や額にキスを落とした。
 視点が合わない程の距離で見つめ合いながら、体内の快楽の中枢を指先でグッと圧迫され、同時にペニスの根元を強く引き締められて、喉を裂くような悲鳴が上がる。
「ァああ……っ!!」
「レオン、俺はやっぱり悪魔なのかも知れないぜ……」
 びく、びくとナカで絶頂しはじめたレオンの身体を、カインは構わずに苛《さいな》んだ。
 皮膚の薄い唇を熱い舌先で愛撫されながら、ヘイゼルの瞳に涙が溜まる。
 尾でペニスでの吐精を禁じられたまま、収縮し続けている中を、指を増やされてグチョグチョと犯され続けた。
「……1日ずつ死に向かっていくお前の命が、狂いそうなほど惜しくて、短い間でも、いつか別れるくらいなら、いっそお前の魂も寿命も全て俺が奪ってしまいたくなる」
 カインの鋭い犬歯が、跡を残すほどレオンの喉に食い込む。
「アァ……はぁ……っ!」
 身体の下の柔らかい毛が、その痛みとは裏腹に、感じやすい背中を柔らかく優しく愛撫する。
「――以前の神としての俺なら、多分そうしてた……。だが人間としての今の俺は、最後の日までお前が笑って生きるのを見たい……。そうやって、葛藤するのが苦しいから……二人きりになってもつい、仕事に逃げちまう時もある……」
 滲んだ視界の中、赤い瞳が興奮と愛情で潤むのを見つめながら、レオンは微笑んだ。
「……っ、今更何、言ってる……お前が何者かなんて、ずっと前から、俺にはもう、どうでもいい。……俺はただ、変わらずお前が……どちらのお前も、好きだから……多分、死んでも……」
 レオンの手がカインのキツそうな股の間に伸びてゆく。
 指が、その軍服のズボンの結い紐を解いて、屹立したペニスを取り出した。
 そして、前夜に尻尾にそうしたように、細やかな、愛しさと期待に満ちた手つきで、竿を掴んでゆるゆると撫でる。
「だから、これで、早く中に来て……もっと俺のことを、奥まで……頼む……もう……我慢、できない……っ」
 後孔から指が引き抜かれて、その手がレオンの指を絡めるようにして握り取った。
 ペニスを縛めていた尾が解かれて、その先端の一部が、硬く長大な神の性器に巻き付いてゆく。
 それは凶悪な形に一体化して、レオンの物欲しげに縦に開いた後孔に押し付けられた。
「――これは、ベレトを見つけてくれた褒美で、俺の尻尾と、ジジイのオスカーに浮気した罰だ」
 含み笑いを漏らしながら、カインの汗ばんだ額がレオンのそれに触れる。
「ひっ……! 待っ、大きすぎる……っ、ていうかどっちもそれ、お前だろう……!? アッ、あぁあっ、入って……広がっ……」
 眉根を寄せて怯えながらも、久しぶりのその熱と、余りの質量に、レオンはゾクゾクと背筋を震わせて歓喜した。
 言葉とは裏腹に、逞しい神の腰に両脚を絡め、腰を淫らにうねらせて、徐々に奥まで、その凶器のように太い先端を味わい、招き入れる。
「ンああ……っ、カイン……っ、壊れる……っ、はぁあ……っ!」
「レオン……! もっと、俺に堕ちろ……」
 激しく最奥をひと突きされて、奥が淫らにグチュリと開き、カインの射精を促すとともに、理性を失い、全身が震えるほどの激しい絶頂が訪れた。
「イ……っ、や、イ、いっ、いぐ、ゥン……んぁ……あ……っ、!」
 もう触れられていないはずのペニスが前後に揺れ、白濁を長く細く噴き始める。
 激しく中を穿ち始めた凶悪な雄茎と尾が少しづつ別に動き始め、中を悶えるように暴れて蹂躙する。
 腹の奥を好きなように支配され、理性を奪い尽くす雌の絶頂が止まらない。
「はぅ……ッ、中でっ、動いて……っ、全部いい、……っ、そこっ、だめ、や……あああっ」
 絶え間ない歓びに堪えきれず、レオンは本能的に注挿から逃れ、身体を斜めに捻ってカインの下から逃れようとした。
 すると逆にカインはペニスを一瞬引き抜き、レオンの身体をうつ伏せにして抑えつける。
「誰が、逃げていいって言った……?」
 背中を強い力で押さえつけられ、今度は背後から獣のように激しく後孔が穿たれる。
「あ! やアぁ!!」
 ベレトの柔らかな被毛に飛び出した敏感な乳首が、そしてトロトロに濡れたペニスがグチュグチュと押し付けられ、その柔らかな愛撫に包まれた。
「んはァ……っ! ンンッ、やっ、もっ、許して……擦れるのが、気持ち良すぎて辛いぃ……っ、んあ」
 濡れた雄の裏筋を、密生した毛がザワリと愛撫する。
 四つん這いが潰れたような体勢で、尻を掴んで広げられ、わざとグリグリと奥を小突かれて責められて――被虐的な興奮で目の前に火花が散る。
「っ、あうぅっ、奥っ、グジュグジュしないで……っ、乳首っ、ぞわぞわしてっ、またっ、いっく……も、やめ、カインっ、愛してる、お前だけあいしてるから……っ」
 普段は決して聞くことの出来ない、物静かな騎士の裏返った喘ぎ声を楽しみながら、神は満足気に微笑み、鍛えられた彼の肉の奥に欲望を吐き散らした。
「ああ……俺も愛している。俺の、淫らな騎士……」

 
 翌日、レオンが深い眠りから目覚めた時、広いベッドには自分一人だけで、ベレトもカインもいなくなっていた。
 昨夜ドロドロのまま眠ってしまったはずの素っ裸の身体は、体液が拭われ、きれいにされている。
 ベレトの毛も昨晩かなりグチャグチャに汚してしまったが、彼はどこに行ったのだろう。
 すぐに洗ってやりたかったのに、うっかり寝てしまうなんて……あんな可愛い生き物に、なんて酷いことをしてしまったのか。
 深い罪悪感を覚えながら、レオンはベッドの支柱にかけてあったシャツを取り、着替え始めた。
 窓の外を見ると、雲ひとつない青空に、すっかり太陽が高くまで昇っている。
 どうやらずいぶん寝過ごしてしまっていたらしい。
 下に降りてゆくと、食堂のあるホールに続く扉の前から、楽しそうなカインの話し声が聞こえてきた。
「こらっ、つまみ食いすんじゃねぇ。全くお前は、相変わらず食い意地が張りすぎだ。そんなだから人間に捕まるんじゃねぇか」
 ……ベレトに話しかけているんだろうか。
「いやぁ、仕方ないだろう。腹が空いてるんだから」
 聞いたことのない声が答える。
「!?」
 一体、いつの間に、誰をこの城に招いたのだろう。
 両開きの扉を押し開け、レオンは中に脚を踏み入れた。
 食堂の長いテーブルに、豪華に飾り付けられた魚のオーブン料理と、スープ、色とりどりの果物が並んでいる。
 まるでちょっとした祝宴だ。
「ああ、お前を待ってたんだぜ。さあ、食べるぞ。再会を祝う料理が冷めちまう」
 料理を指差したカインの向かい側で、赤いベルベットの上衣と上品な半ズボンを身に付けた、見たことのない男がにっこりと微笑んでいた。
 腰まである灰色の髪に、カインとそっくりの華々しい美貌をしているが、頭にはヤギのような巻角の他に、毛の生えた猫のような耳がついている。
 尻から垂れた尻尾はフワフワの灰色の毛に包まれていて、ゆらゆらと楽しそうに動いていた。
 男が入ってきたレオンに気付き、いかにも人の良さそうな柔和な笑顔を浮かべる。
「やあ、改めて初めまして。一晩寝たら薬が抜けて、やっとこの姿を思い出すことができたよ。君のおかげだ」
 丁寧に頭を下げた彼に、嫌な予感がして――レオンは食卓に座るカインの横に迫った。
「……誰だ? あの男は」
 怒りをあらわにしたその形相に、なんでもないことのようにカインが答える。
「ベレトだが? 俺の一番お気に入りの兄だ」
 いけしゃあしゃあとそう言い放った伴侶を、レオンは椅子ごと、激しく蹴り飛ばした。
 バラバラに壊れた椅子と、カインの体が床に吹っ飛んでいく。
「そういうことは早く言えと、お前は何度言ったら分かるんだ!?」
「……」
 頭をさすりながら起き上がり、カインは不貞腐れたような表情で口答えしてきた。
「だってお前、あいつを気に入ってたから」
「それは何か関係あるのか!?」
「素顔が俺に似ていて、しかも無茶苦茶に可愛いと来たら、危ねぇだろ。顔を見る前に、俺のモンだって見せつけておかねぇと」
「どういう論理だ!?」
 更に馬乗りになり、殴りつけようとしたが――その時、ベレトがその金色の瞳をギュッと細めて、楽しげに大笑いしだした。
「ニャハハハハッ。 カインが、あのカインが、人間なんかに素直に蹴られてる! レオンは凄いなぁ」
 廃城の食堂ホールに響く、ベレトのあっけらかんとした笑い声。
 ――その余りにも無邪気な様子に、レオンも思わず怒る気力を抜かれ――グッタリと肩を落としたのだった。

おわり
しおりを挟む
感想 3

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(3件)

ぽぼみん
2022.03.21 ぽぼみん

話も面白くて濡れ場の描写もとても素晴らしいので何度も何度も読み返しています。主人公の羞恥を煽る言葉やシチュエーションがとても好きです。もっと評価されてほしい作品ですね

2022.03.22 かすがみずほ@3/25理想の結婚単行本

ご感想誠に有り難うございます。
二人は好きなBLカプの典型なのでそう言っていただけて嬉しいです!

解除
halu
2019.02.07 halu

はじめまして!
切ないけどえっちで幸せなお話に、思わず一気読みさせて頂きました....
王様の前のところでは、あの人ってまさか?とか色々想像しながら読めて楽しかったです(((^-^)))
堅物くんが乱れていく様子とか、それを見てカインが抑え効かなくなる所とか、もう最高すぎます(*´ω`*)
私の性へk....もといツボにズッポリです♪♪

続編の連載とっても嬉しいです!!!
2人がこれからもいろんな幸せを掴めるように祈ってます(*´∀`*)

2019.02.23 かすがみずほ@3/25理想の結婚単行本

ha luさま初めまして、ご感想ありがとうございます!
初めて書いたオリジナルの小説で、拙いところもあったかと思いますが、たのしんで頂けてとても嬉しいです。
二人はラスト後も色々ありつつ幸せに暮らしていくと思います。
応援をくださって本当にありがとうございました!

解除
かのん
2019.02.01 かのん
ネタバレ含む
2019.02.01 かすがみずほ@3/25理想の結婚単行本

レオンの物語を見守ってくださってありがとうございます!
完了の後二人の続編も連載いたしますのでどうぞお楽しみに。

解除

あなたにおすすめの小説

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!

MEIKO
BL
 本編完結しています。お直し中。第12回BL大賞奨励賞いただきました。  僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…家族から虐げられていた僕は、我慢の限界で田舎の領地から家を出て来た。もう二度と戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが完璧貴公子ジュリアスだ。だけど初めて会った時、不思議な感覚を覚える。えっ、このジュリアスって人…会ったことなかったっけ?その瞬間突然閃く!  「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけに僕の最愛の推し〜ジュリアス様!」  知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。そして大好きなゲームのイベントも近くで楽しんじゃうもんね〜ワックワク!  だけど何で…全然シナリオ通りじゃないんですけど。坊ちゃまってば、僕のこと大好き過ぎない?  ※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。

巻き戻りした悪役令息は最愛の人から離れて生きていく

藍沢真啓/庚あき
BL
11月にアンダルシュノベルズ様から出版されます! 婚約者ユリウスから断罪をされたアリステルは、ボロボロになった状態で廃教会で命を終えた……はずだった。 目覚めた時はユリウスと婚約したばかりの頃で、それならばとアリステルは自らユリウスと距離を置くことに決める。だが、なぜかユリウスはアリステルに構うようになり…… 巻き戻りから人生をやり直す悪役令息の物語。 【感想のお返事について】 感想をくださりありがとうございます。 執筆を最優先させていただきますので、お返事についてはご容赦願います。 大切に読ませていただいてます。執筆の活力になっていますので、今後も感想いただければ幸いです。 他サイトでも公開中

冤罪で追放された王子は最果ての地で美貌の公爵に愛し尽くされる 凍てついた薔薇は恋に溶かされる

尾高志咲/しさ
BL
旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる 🌟2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟 ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。 ――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。 お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。 目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。 ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。 執着攻め×不憫受け 美形公爵×病弱王子 不憫展開からの溺愛ハピエン物語。 ◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。 四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。 なお、※表示のある回はR18描写を含みます。 🌟第10回BL小説大賞にて奨励賞を頂戴しました。応援ありがとうございました。 🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。

黒に染まる

曙なつき
BL
“ライシャ事変”に巻き込まれ、命を落としたとされる美貌の前神官長のルーディス。 その親友の騎士団長ヴェルディは、彼の死後、長い間その死に囚われていた。 事変から一年後、神殿前に、一人の赤子が捨てられていた。 不吉な黒髪に黒い瞳の少年は、ルースと名付けられ、見習い神官として育てられることになった。 ※疫病が流行るシーンがあります。時節柄、トラウマがある方はご注意ください。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください! できるかぎり毎日? お話の予告と皆の裏話? のあがるインスタとYouTube インスタ @yuruyu0 絵もあがります Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。