113 / 113
番外
祝宴
しおりを挟む
カインはレオンの表情を観察するように顔を近づけ、鼻筋や額にキスを落とした。
視点が合わない程の距離で見つめ合いながら、体内の快楽の中枢を指先でグッと圧迫され、同時にペニスの根元を強く引き締められて、喉を裂くような悲鳴が上がる。
「ァああ……っ!!」
「レオン、俺はやっぱり悪魔なのかも知れないぜ……」
びく、びくとナカで絶頂しはじめたレオンの身体を、カインは構わずに苛《さいな》んだ。
皮膚の薄い唇を熱い舌先で愛撫されながら、ヘイゼルの瞳に涙が溜まる。
尾でペニスでの吐精を禁じられたまま、収縮し続けている中を、指を増やされてグチョグチョと犯され続けた。
「……1日ずつ死に向かっていくお前の命が、狂いそうなほど惜しくて、短い間でも、いつか別れるくらいなら、いっそお前の魂も寿命も全て俺が奪ってしまいたくなる」
カインの鋭い犬歯が、跡を残すほどレオンの喉に食い込む。
「アァ……はぁ……っ!」
身体の下の柔らかい毛が、その痛みとは裏腹に、感じやすい背中を柔らかく優しく愛撫する。
「――以前の神としての俺なら、多分そうしてた……。だが人間としての今の俺は、最後の日までお前が笑って生きるのを見たい……。そうやって、葛藤するのが苦しいから……二人きりになってもつい、仕事に逃げちまう時もある……」
滲んだ視界の中、赤い瞳が興奮と愛情で潤むのを見つめながら、レオンは微笑んだ。
「……っ、今更何、言ってる……お前が何者かなんて、ずっと前から、俺にはもう、どうでもいい。……俺はただ、変わらずお前が……どちらのお前も、好きだから……多分、死んでも……」
レオンの手がカインのキツそうな股の間に伸びてゆく。
指が、その軍服のズボンの結い紐を解いて、屹立したペニスを取り出した。
そして、前夜に尻尾にそうしたように、細やかな、愛しさと期待に満ちた手つきで、竿を掴んでゆるゆると撫でる。
「だから、これで、早く中に来て……もっと俺のことを、奥まで……頼む……もう……我慢、できない……っ」
後孔から指が引き抜かれて、その手がレオンの指を絡めるようにして握り取った。
ペニスを縛めていた尾が解かれて、その先端の一部が、硬く長大な神の性器に巻き付いてゆく。
それは凶悪な形に一体化して、レオンの物欲しげに縦に開いた後孔に押し付けられた。
「――これは、ベレトを見つけてくれた褒美で、俺の尻尾と、ジジイのオスカーに浮気した罰だ」
含み笑いを漏らしながら、カインの汗ばんだ額がレオンのそれに触れる。
「ひっ……! 待っ、大きすぎる……っ、ていうかどっちもそれ、お前だろう……!? アッ、あぁあっ、入って……広がっ……」
眉根を寄せて怯えながらも、久しぶりのその熱と、余りの質量に、レオンはゾクゾクと背筋を震わせて歓喜した。
言葉とは裏腹に、逞しい神の腰に両脚を絡め、腰を淫らにうねらせて、徐々に奥まで、その凶器のように太い先端を味わい、招き入れる。
「ンああ……っ、カイン……っ、壊れる……っ、はぁあ……っ!」
「レオン……! もっと、俺に堕ちろ……」
激しく最奥をひと突きされて、奥が淫らにグチュリと開き、カインの射精を促すとともに、理性を失い、全身が震えるほどの激しい絶頂が訪れた。
「イ……っ、や、イ、いっ、いぐ、ゥン……んぁ……あ……っ、!」
もう触れられていないはずのペニスが前後に揺れ、白濁を長く細く噴き始める。
激しく中を穿ち始めた凶悪な雄茎と尾が少しづつ別に動き始め、中を悶えるように暴れて蹂躙する。
腹の奥を好きなように支配され、理性を奪い尽くす雌の絶頂が止まらない。
「はぅ……ッ、中でっ、動いて……っ、全部いい、……っ、そこっ、だめ、や……あああっ」
絶え間ない歓びに堪えきれず、レオンは本能的に注挿から逃れ、身体を斜めに捻ってカインの下から逃れようとした。
すると逆にカインはペニスを一瞬引き抜き、レオンの身体をうつ伏せにして抑えつける。
「誰が、逃げていいって言った……?」
背中を強い力で押さえつけられ、今度は背後から獣のように激しく後孔が穿たれる。
「あ! やアぁ!!」
ベレトの柔らかな被毛に飛び出した敏感な乳首が、そしてトロトロに濡れたペニスがグチュグチュと押し付けられ、その柔らかな愛撫に包まれた。
「んはァ……っ! ンンッ、やっ、もっ、許して……擦れるのが、気持ち良すぎて辛いぃ……っ、んあ」
濡れた雄の裏筋を、密生した毛がザワリと愛撫する。
四つん這いが潰れたような体勢で、尻を掴んで広げられ、わざとグリグリと奥を小突かれて責められて――被虐的な興奮で目の前に火花が散る。
「っ、あうぅっ、奥っ、グジュグジュしないで……っ、乳首っ、ぞわぞわしてっ、またっ、いっく……も、やめ、カインっ、愛してる、お前だけあいしてるから……っ」
普段は決して聞くことの出来ない、物静かな騎士の裏返った喘ぎ声を楽しみながら、神は満足気に微笑み、鍛えられた彼の肉の奥に欲望を吐き散らした。
「ああ……俺も愛している。俺の、淫らな騎士……」
翌日、レオンが深い眠りから目覚めた時、広いベッドには自分一人だけで、ベレトもカインもいなくなっていた。
昨夜ドロドロのまま眠ってしまったはずの素っ裸の身体は、体液が拭われ、きれいにされている。
ベレトの毛も昨晩かなりグチャグチャに汚してしまったが、彼はどこに行ったのだろう。
すぐに洗ってやりたかったのに、うっかり寝てしまうなんて……あんな可愛い生き物に、なんて酷いことをしてしまったのか。
深い罪悪感を覚えながら、レオンはベッドの支柱にかけてあったシャツを取り、着替え始めた。
窓の外を見ると、雲ひとつない青空に、すっかり太陽が高くまで昇っている。
どうやらずいぶん寝過ごしてしまっていたらしい。
下に降りてゆくと、食堂のあるホールに続く扉の前から、楽しそうなカインの話し声が聞こえてきた。
「こらっ、つまみ食いすんじゃねぇ。全くお前は、相変わらず食い意地が張りすぎだ。そんなだから人間に捕まるんじゃねぇか」
……ベレトに話しかけているんだろうか。
「いやぁ、仕方ないだろう。腹が空いてるんだから」
聞いたことのない声が答える。
「!?」
一体、いつの間に、誰をこの城に招いたのだろう。
両開きの扉を押し開け、レオンは中に脚を踏み入れた。
食堂の長いテーブルに、豪華に飾り付けられた魚のオーブン料理と、スープ、色とりどりの果物が並んでいる。
まるでちょっとした祝宴だ。
「ああ、お前を待ってたんだぜ。さあ、食べるぞ。再会を祝う料理が冷めちまう」
料理を指差したカインの向かい側で、赤いベルベットの上衣と上品な半ズボンを身に付けた、見たことのない男がにっこりと微笑んでいた。
腰まである灰色の髪に、カインとそっくりの華々しい美貌をしているが、頭にはヤギのような巻角の他に、毛の生えた猫のような耳がついている。
尻から垂れた尻尾はフワフワの灰色の毛に包まれていて、ゆらゆらと楽しそうに動いていた。
男が入ってきたレオンに気付き、いかにも人の良さそうな柔和な笑顔を浮かべる。
「やあ、改めて初めまして。一晩寝たら薬が抜けて、やっとこの姿を思い出すことができたよ。君のおかげだ」
丁寧に頭を下げた彼に、嫌な予感がして――レオンは食卓に座るカインの横に迫った。
「……誰だ? あの男は」
怒りをあらわにしたその形相に、なんでもないことのようにカインが答える。
「ベレトだが? 俺の一番お気に入りの兄だ」
いけしゃあしゃあとそう言い放った伴侶を、レオンは椅子ごと、激しく蹴り飛ばした。
バラバラに壊れた椅子と、カインの体が床に吹っ飛んでいく。
「そういうことは早く言えと、お前は何度言ったら分かるんだ!?」
「……」
頭をさすりながら起き上がり、カインは不貞腐れたような表情で口答えしてきた。
「だってお前、あいつを気に入ってたから」
「それは何か関係あるのか!?」
「素顔が俺に似ていて、しかも無茶苦茶に可愛いと来たら、危ねぇだろ。顔を見る前に、俺のモンだって見せつけておかねぇと」
「どういう論理だ!?」
更に馬乗りになり、殴りつけようとしたが――その時、ベレトがその金色の瞳をギュッと細めて、楽しげに大笑いしだした。
「ニャハハハハッ。 カインが、あのカインが、人間なんかに素直に蹴られてる! レオンは凄いなぁ」
廃城の食堂ホールに響く、ベレトのあっけらかんとした笑い声。
――その余りにも無邪気な様子に、レオンも思わず怒る気力を抜かれ――グッタリと肩を落としたのだった。
おわり
視点が合わない程の距離で見つめ合いながら、体内の快楽の中枢を指先でグッと圧迫され、同時にペニスの根元を強く引き締められて、喉を裂くような悲鳴が上がる。
「ァああ……っ!!」
「レオン、俺はやっぱり悪魔なのかも知れないぜ……」
びく、びくとナカで絶頂しはじめたレオンの身体を、カインは構わずに苛《さいな》んだ。
皮膚の薄い唇を熱い舌先で愛撫されながら、ヘイゼルの瞳に涙が溜まる。
尾でペニスでの吐精を禁じられたまま、収縮し続けている中を、指を増やされてグチョグチョと犯され続けた。
「……1日ずつ死に向かっていくお前の命が、狂いそうなほど惜しくて、短い間でも、いつか別れるくらいなら、いっそお前の魂も寿命も全て俺が奪ってしまいたくなる」
カインの鋭い犬歯が、跡を残すほどレオンの喉に食い込む。
「アァ……はぁ……っ!」
身体の下の柔らかい毛が、その痛みとは裏腹に、感じやすい背中を柔らかく優しく愛撫する。
「――以前の神としての俺なら、多分そうしてた……。だが人間としての今の俺は、最後の日までお前が笑って生きるのを見たい……。そうやって、葛藤するのが苦しいから……二人きりになってもつい、仕事に逃げちまう時もある……」
滲んだ視界の中、赤い瞳が興奮と愛情で潤むのを見つめながら、レオンは微笑んだ。
「……っ、今更何、言ってる……お前が何者かなんて、ずっと前から、俺にはもう、どうでもいい。……俺はただ、変わらずお前が……どちらのお前も、好きだから……多分、死んでも……」
レオンの手がカインのキツそうな股の間に伸びてゆく。
指が、その軍服のズボンの結い紐を解いて、屹立したペニスを取り出した。
そして、前夜に尻尾にそうしたように、細やかな、愛しさと期待に満ちた手つきで、竿を掴んでゆるゆると撫でる。
「だから、これで、早く中に来て……もっと俺のことを、奥まで……頼む……もう……我慢、できない……っ」
後孔から指が引き抜かれて、その手がレオンの指を絡めるようにして握り取った。
ペニスを縛めていた尾が解かれて、その先端の一部が、硬く長大な神の性器に巻き付いてゆく。
それは凶悪な形に一体化して、レオンの物欲しげに縦に開いた後孔に押し付けられた。
「――これは、ベレトを見つけてくれた褒美で、俺の尻尾と、ジジイのオスカーに浮気した罰だ」
含み笑いを漏らしながら、カインの汗ばんだ額がレオンのそれに触れる。
「ひっ……! 待っ、大きすぎる……っ、ていうかどっちもそれ、お前だろう……!? アッ、あぁあっ、入って……広がっ……」
眉根を寄せて怯えながらも、久しぶりのその熱と、余りの質量に、レオンはゾクゾクと背筋を震わせて歓喜した。
言葉とは裏腹に、逞しい神の腰に両脚を絡め、腰を淫らにうねらせて、徐々に奥まで、その凶器のように太い先端を味わい、招き入れる。
「ンああ……っ、カイン……っ、壊れる……っ、はぁあ……っ!」
「レオン……! もっと、俺に堕ちろ……」
激しく最奥をひと突きされて、奥が淫らにグチュリと開き、カインの射精を促すとともに、理性を失い、全身が震えるほどの激しい絶頂が訪れた。
「イ……っ、や、イ、いっ、いぐ、ゥン……んぁ……あ……っ、!」
もう触れられていないはずのペニスが前後に揺れ、白濁を長く細く噴き始める。
激しく中を穿ち始めた凶悪な雄茎と尾が少しづつ別に動き始め、中を悶えるように暴れて蹂躙する。
腹の奥を好きなように支配され、理性を奪い尽くす雌の絶頂が止まらない。
「はぅ……ッ、中でっ、動いて……っ、全部いい、……っ、そこっ、だめ、や……あああっ」
絶え間ない歓びに堪えきれず、レオンは本能的に注挿から逃れ、身体を斜めに捻ってカインの下から逃れようとした。
すると逆にカインはペニスを一瞬引き抜き、レオンの身体をうつ伏せにして抑えつける。
「誰が、逃げていいって言った……?」
背中を強い力で押さえつけられ、今度は背後から獣のように激しく後孔が穿たれる。
「あ! やアぁ!!」
ベレトの柔らかな被毛に飛び出した敏感な乳首が、そしてトロトロに濡れたペニスがグチュグチュと押し付けられ、その柔らかな愛撫に包まれた。
「んはァ……っ! ンンッ、やっ、もっ、許して……擦れるのが、気持ち良すぎて辛いぃ……っ、んあ」
濡れた雄の裏筋を、密生した毛がザワリと愛撫する。
四つん這いが潰れたような体勢で、尻を掴んで広げられ、わざとグリグリと奥を小突かれて責められて――被虐的な興奮で目の前に火花が散る。
「っ、あうぅっ、奥っ、グジュグジュしないで……っ、乳首っ、ぞわぞわしてっ、またっ、いっく……も、やめ、カインっ、愛してる、お前だけあいしてるから……っ」
普段は決して聞くことの出来ない、物静かな騎士の裏返った喘ぎ声を楽しみながら、神は満足気に微笑み、鍛えられた彼の肉の奥に欲望を吐き散らした。
「ああ……俺も愛している。俺の、淫らな騎士……」
翌日、レオンが深い眠りから目覚めた時、広いベッドには自分一人だけで、ベレトもカインもいなくなっていた。
昨夜ドロドロのまま眠ってしまったはずの素っ裸の身体は、体液が拭われ、きれいにされている。
ベレトの毛も昨晩かなりグチャグチャに汚してしまったが、彼はどこに行ったのだろう。
すぐに洗ってやりたかったのに、うっかり寝てしまうなんて……あんな可愛い生き物に、なんて酷いことをしてしまったのか。
深い罪悪感を覚えながら、レオンはベッドの支柱にかけてあったシャツを取り、着替え始めた。
窓の外を見ると、雲ひとつない青空に、すっかり太陽が高くまで昇っている。
どうやらずいぶん寝過ごしてしまっていたらしい。
下に降りてゆくと、食堂のあるホールに続く扉の前から、楽しそうなカインの話し声が聞こえてきた。
「こらっ、つまみ食いすんじゃねぇ。全くお前は、相変わらず食い意地が張りすぎだ。そんなだから人間に捕まるんじゃねぇか」
……ベレトに話しかけているんだろうか。
「いやぁ、仕方ないだろう。腹が空いてるんだから」
聞いたことのない声が答える。
「!?」
一体、いつの間に、誰をこの城に招いたのだろう。
両開きの扉を押し開け、レオンは中に脚を踏み入れた。
食堂の長いテーブルに、豪華に飾り付けられた魚のオーブン料理と、スープ、色とりどりの果物が並んでいる。
まるでちょっとした祝宴だ。
「ああ、お前を待ってたんだぜ。さあ、食べるぞ。再会を祝う料理が冷めちまう」
料理を指差したカインの向かい側で、赤いベルベットの上衣と上品な半ズボンを身に付けた、見たことのない男がにっこりと微笑んでいた。
腰まである灰色の髪に、カインとそっくりの華々しい美貌をしているが、頭にはヤギのような巻角の他に、毛の生えた猫のような耳がついている。
尻から垂れた尻尾はフワフワの灰色の毛に包まれていて、ゆらゆらと楽しそうに動いていた。
男が入ってきたレオンに気付き、いかにも人の良さそうな柔和な笑顔を浮かべる。
「やあ、改めて初めまして。一晩寝たら薬が抜けて、やっとこの姿を思い出すことができたよ。君のおかげだ」
丁寧に頭を下げた彼に、嫌な予感がして――レオンは食卓に座るカインの横に迫った。
「……誰だ? あの男は」
怒りをあらわにしたその形相に、なんでもないことのようにカインが答える。
「ベレトだが? 俺の一番お気に入りの兄だ」
いけしゃあしゃあとそう言い放った伴侶を、レオンは椅子ごと、激しく蹴り飛ばした。
バラバラに壊れた椅子と、カインの体が床に吹っ飛んでいく。
「そういうことは早く言えと、お前は何度言ったら分かるんだ!?」
「……」
頭をさすりながら起き上がり、カインは不貞腐れたような表情で口答えしてきた。
「だってお前、あいつを気に入ってたから」
「それは何か関係あるのか!?」
「素顔が俺に似ていて、しかも無茶苦茶に可愛いと来たら、危ねぇだろ。顔を見る前に、俺のモンだって見せつけておかねぇと」
「どういう論理だ!?」
更に馬乗りになり、殴りつけようとしたが――その時、ベレトがその金色の瞳をギュッと細めて、楽しげに大笑いしだした。
「ニャハハハハッ。 カインが、あのカインが、人間なんかに素直に蹴られてる! レオンは凄いなぁ」
廃城の食堂ホールに響く、ベレトのあっけらかんとした笑い声。
――その余りにも無邪気な様子に、レオンも思わず怒る気力を抜かれ――グッタリと肩を落としたのだった。
おわり
60
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(4件)
あなたにおすすめの小説
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
嫌われ将軍(おっさん)ですがなぜか年下の美形騎士が離してくれない
天岸 あおい
BL
第12回BL大賞・奨励賞を受賞しました(旧タイトル『嫌われ将軍、実は傾国の愛されおっさんでした』)。そして12月に新タイトルで書籍が発売されます。
「ガイ・デオタード将軍、そなたに邪竜討伐の任を与える。我が命を果たすまで、この国に戻ることは許さぬ」
――新王から事実上の追放を受けたガイ。
副官を始め、部下たちも冷ややかな態度。
ずっと感じていたが、自分は嫌われていたのだと悟りながらガイは王命を受け、邪竜討伐の旅に出る。
その際、一人の若き青年エリクがガイのお供を申し出る。
兵を辞めてまで英雄を手伝いたいというエリクに野心があるように感じつつ、ガイはエリクを連れて旅立つ。
エリクの野心も、新王の冷遇も、部下たちの冷ややかさも、すべてはガイへの愛だと知らずに――
筋肉おっさん受け好きに捧げる、実は愛されおっさん冒険譚。
※12/1ごろから書籍化記念の番外編を連載予定。二人と一匹のハイテンションラブな後日談です。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
わからないから、教えて ―恋知らずの天才魔術師は秀才教師に執着中
月灯
BL
【本編完結済・番外編更新中】魔術学院の真面目な新米教師・アーサーには秘密がある。かつての同級生、いまは天才魔術師として名を馳せるジルベルトに抱かれていることだ。
……なぜジルベルトは僕なんかを相手に?
疑問は募るが、ジルベルトに想いを寄せるアーサーは、いまの関係を失いたくないあまり踏み込めずにいた。
しかしこの頃、ジルベルトの様子がどうもおかしいようで……。
気持ちに無自覚な執着攻め×真面目片想い受け
イラストはキューさん(@kyu_manase3)に描いていただきました!
博愛主義の成れの果て
135
BL
子宮持ちで子供が産める侯爵家嫡男の俺の婚約者は、博愛主義者だ。
俺と同じように子宮持ちの令息にだって優しくしてしまう男。
そんな婚約を白紙にしたところ、元婚約者がおかしくなりはじめた……。
ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない
Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。
かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。
後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。
群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って……
冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。
表紙は友人絵師kouma.作です♪
巣ごもりオメガは後宮にひそむ【続編完結】
晦リリ@9/10『死に戻りの神子~』発売
BL
後宮で幼馴染でもあるラナ姫の護衛をしているミシュアルは、つがいがいないのに、すでに契約がすんでいる体であるという判定を受けたオメガ。
発情期はあるものの、つがいが誰なのか、いつつがいの契約がなされたのかは本人もわからない。
そんななか、気になる匂いの落とし物を後宮で拾うようになる。
第9回BL小説大賞にて奨励賞受賞→書籍化しました。ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
冒頭の主人公の孤独が伝わる少しダークな感じから、番外編の明るくも切ないお話しまで一気に読んでしまいました。とても面白かったです。また2人のお話を読めたら嬉しいですね。美人攻めと天然で逞しい受け、大好物です!
コロロン様、ご感想ありがとうございます!
長い物語ですが、番外編まで読んでくださり、とても光栄です。
この話を書くために一次創作を始めたような、きっかけのお話だったので、また続きを書くかも知れません。
その時はどうぞ、よろしくお願いいたします。
話も面白くて濡れ場の描写もとても素晴らしいので何度も何度も読み返しています。主人公の羞恥を煽る言葉やシチュエーションがとても好きです。もっと評価されてほしい作品ですね
ご感想誠に有り難うございます。
二人は好きなBLカプの典型なのでそう言っていただけて嬉しいです!
はじめまして!
切ないけどえっちで幸せなお話に、思わず一気読みさせて頂きました....
王様の前のところでは、あの人ってまさか?とか色々想像しながら読めて楽しかったです(((^-^)))
堅物くんが乱れていく様子とか、それを見てカインが抑え効かなくなる所とか、もう最高すぎます(*´ω`*)
私の性へk....もといツボにズッポリです♪♪
続編の連載とっても嬉しいです!!!
2人がこれからもいろんな幸せを掴めるように祈ってます(*´∀`*)
ha luさま初めまして、ご感想ありがとうございます!
初めて書いたオリジナルの小説で、拙いところもあったかと思いますが、たのしんで頂けてとても嬉しいです。
二人はラスト後も色々ありつつ幸せに暮らしていくと思います。
応援をくださって本当にありがとうございました!