あるマゾヒストの呟き

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マゾのためならなんでもする

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以前から、マゾヒストとサブミッシブの違いは何だろうと考えていました。

ある人のブログを読んだところによると、
サブミッシブとは「主」に従い主に使われることを好む人で、マゾヒストは「SM行為」そのものが好きな人と定義してありました。

(私はマゾヒストとは「苦痛によって性的快楽を感じる能力者」であると言う説を支持するのだけれど)

マゾがSM行為が好きな人だと仮定して、では、、なぜマゾも主従をしたがる人がいるのでしょうか。鞭だけ打って貰えば満足ではないのでしょうか?
主従なんてはっきり言って面倒臭くないでしょうか?
なのに多くのマゾは奴隷になりたがる。


ペットを自称する私もかつては奴隷になりたいと思っておりました。

今もたまに、飼主であるSさんに奴隷扱いされたい....と遠巻きにお願いしてしまいます。。。笑

マゾを惹きつけて止まない奴隷の地位。
何がそんなにいいのでしょう。。。?


あくまでこれは「私のマゾの感性」として考察してみます。

奴隷という地位は、己の意志を無視して主人にこき使われる存在です。
快楽など一切、存在しません。

泣こうが喚こうが、主が使いたいように、、、主の快楽のためだけに存在するのが奴隷です。何かを頑張ったらご褒美がもらえるとか、そういうのもありません。
ただ、ただ、主の快楽のために存在します。

サブミッシブの求める「従いたい」「命令されたい」とも違います。

自分の意思を無視して、欲望処理に使われるのがマゾ奴隷です。

そこにあるのは苦痛...つまり、被虐のみです。被虐の塊です。

しかしマゾにとっては....それこそが求めてるものです。

ですから、マゾは主従がしたいんじゃないんですよね。
主に服従したいんじゃないんです。
被虐が欲しいだけです。

つまり、某SMブログの解説通り、
私もSM行為が欲しいだけですね、やっぱり...笑


けど、マゾは被虐を感じるためなら何でもします。
人生だって捨ててしまうぐらいには。


サブミッシブが主のためになんでもするなら、マゾは被虐のために何でもするのです。


そしてその被虐を与えてくれるのがそう、、サディストです。

だからサディストのためになら、何でもするのです。極上の加虐を与えてくれるサディストになら絶対服従などあたりまえでしょう。


私は以前、飼主のSさんに
「Sさんのためになら、なんでもする。
何で指示してくれないのか?」
と言ったことがあります。

その時、飼主のSさんは
「何でもするのがよくわかってるから、今は何も言わない」
と返されました。

人生を簡単に捨ててしまうほど、私が盲目に命令を遂行してしまうから、そんな破滅的な行為を取らせない。
ずっと一生、飼おうと思ってる飼主だからこそ、今ではなく先を見ている、と。

飼主さんの深い愛情のおかげで私は「今」を保っていられるし、ゆっくりゆっくりじっくりと二人のサドとマゾの相性を確かめられているのだと思います。

急性に関係を深めても、関係の土台ができていなければ崩れるときは早いですから....。



しかしながら、
私はサディストじゃなくてよかったなあとつくづく思います。
それこそ犯罪に手を染めていたかもしれませんし....。

性癖のためなら、何でもしますから。










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