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第1章
露出する肌と初クエスト
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石畳を商人の荷車が通りすぎるがらがらという音や、1日の冒険のエネルギーをチャージしようという冒険者たちが、がやがやと朝食を食べる街の喧騒で今日も目が覚める。
異世界生活も今日で3日目だが、いよいよクエストをこなして金を稼がなければいけない。
なにせ後4日で冒険者ギルドが用意してくれているこの宿を追い出されてしまうのだ。
追い出されてアリナが泊めてくれるのが1番良いんだけどな。
牛の獣人特有であろうあの爆乳は毎日でも拝みたい。
だけど、感触的に俺に好意を抱いているようには見えなかったので現時点での成功確率は低いだろう。
とりあえず冒険者ギルドにでも行ってレベル1おつかい士の俺でもできるおつかいクエストでも探すか。
*
冒険者ギルドに向かう途中、ひときわ繁盛している店が目にはいる。
「エイダ豆のスープひとつー!」
「はーい!!」
「持ち帰り用でトメトとケーゼのサンドイッチ2つ頼む。」
「あいよー!」
「姉ちゃんこっちにはエールだ!」
「はーい!エール2丁―!!」
「お前らー!誰か手空いている奴いるか!?」
「いないよ!お頭(かしら)―!!!」
冒険者らしき恰好をした客が多いその店は、まだ朝なのにサラリーマンが溢れる安い居酒屋のように繁盛して活気に溢れていた。
店員は全員女性で、頭にえんじ色のバンダナを巻いている。
そして服装は獣の皮や布を胸と腰に巻きつけているのみで、かなり露出が多い。
しかも全員が美人もしくは可愛らしい感じで、鼻の下を伸ばしている男性客もたくさんいる。
お頭と呼ばれた女性は、耳がとんがっていて髪色は濃い紫でまっすぐなロングヘア―だ。
なんとなくだがダークエルフっぽい。
店員と同じように露出度の高い服を着ており、褐色の肌を大胆に露出している。
特に胸の部分は大事な部分は布で覆われているものの、その豊満な乳房の上部分は派手にはみ出していて下部分も割とはみ出ている。
本人は全く気にするそぶりも見せず、ぽろんと露わになってしまわないかこちらがひやひやする。
いや、正直ぽろんっとこぼれ落ちて欲しい。
・・・やはり異世界は最高だ。
活気溢れる店の様子――主に露出した肌に目を奪われていると、
「おい!そこの坊や!ちょっとこっちに来な!」
お頭と呼ばれた女性からいきなり大声で呼ばれる。
坊や?・・あぁ俺のことか。まだ自分の外見が16才になっている事に慣れない。
いや、そんな事よりも乳や腰のくびれを無意識のうちに見すぎていたかもしれない。
咎められるのか?まぁランダムイベント発生って事で楽しむか!
「はい!なんでしょう?」
「あんた見たとこかけだしの冒険者だねぇ、しかも暇そうだ。アタシはヒルダ!ここ【山賊の隠れ家亭】の店主だよ。ちょっとうちの仕事を手伝ってくれないか?」
ヒルダ?山賊?クエスト発生か?でも内容によって受ける受けないを判断したいとこだな。
「はい、完全に暇って訳では無いですが、内容によってはお役に立てるかしれません。」
「ははっ!生意気な坊やだね!いいだろう。仕事を頼むなら内容を先に言わないとね。冒険者ギルドに仕出し弁当50個と特製マギ茶3樽分を届けて欲しいんだ。」
報酬が気になるとこだが、ちょうど冒険者ギルドに向かうとこだったしこれは引き受けてもいいな。
「わかりました。引き受けます!」
その瞬間、頭の中で『クエスト:冒険者ギルドへの弁当配達を受注しました。』と、ガイア様の声でアナウンスが流れる。
クエストを受けたら教えてくれるのか。ガイア様こういっちゃあれだが便利だな。
「それで報酬なんですが・・」
「そうかい!引き受けてくれるかい!ありがたいねぇ!!そうしたら坊やが、アタシらの体をなめまわすように見ていたのはチャラにしてやろう!まさかタダで見ようってんじゃないね?」
「おうおう随分度胸のある兄ちゃんだな!」
「ヒルダさん怒らせたら怖いぞー。」
「わしらの食事代には目の保養代も入っとるんじゃ。エッヘッヘ。」
客もやんややんやと話にのっかってくる。
くっそ、このヒルダって女俺の目線に気付いていやがった。
・・・まぁばれるか。
この店は美女が多すぎるし服装も日本よりエロい気がするし、“見たい”という本能に抗えない。
今回はこの程度で済んだからよかったが、いつか面倒な事に巻き込まれないように気をつけなければ。
それにしてもヒルダは多少理不尽と思わなくもないが、無駄に事を荒立てたくはないしもともと冒険者ギルドに行くところだったし良しとしよう。
「表の荷車に弁当50個と特製のマギ茶3樽分を積んであるからそれを使って運んできな。ちゃんとギルド職員から代金をもらってくるんだよ。2時間で戻っておいで!」
荷車?インベントリにしまえばいいじゃないか。
そう思い弁当と特製のマギ茶が入った樽3つに触れ、収納魔法でインベントリにしまう。
「っておいおい!坊や積んであった荷物はどこにやったんだい?」
「どこってインベントリにしまいましたよ?」
「インベントリに入る量や重さじゃないだろう!収納魔法に特化した高レベルの魔法使いならまだしも、坊やみたいなひよっこには無理なはずだよ!」
どうやら、この世界のインベントリはそんなたくさんの量は入らないらしい、しかも口ぶりからして重さや大きさにも制約があるのかもしれない。
これは、おつかい士のギフテッドアビリティであるインベントリマスタリーの効果の可能性が高いな。
確認の為ステータスを開く。
********************************
【天授能力】
雑用英雄:クエストクリア時の報酬にボーナスがつく。依頼主の満足度や、星への貢献度により増加。
収納上手:インベントリにボーナスがつく。
*******************************
インベントリにボーナスが付くとだけ書いてあるがこういう事か。
戦闘に直接役立つわけでは無さそうだが、考えようや使い方によってはだいぶチートな能力になる気がするな。
この時俺は、はずれジョブと言われているおつかい士に少しだけ光明が差した気がした。
異世界生活も今日で3日目だが、いよいよクエストをこなして金を稼がなければいけない。
なにせ後4日で冒険者ギルドが用意してくれているこの宿を追い出されてしまうのだ。
追い出されてアリナが泊めてくれるのが1番良いんだけどな。
牛の獣人特有であろうあの爆乳は毎日でも拝みたい。
だけど、感触的に俺に好意を抱いているようには見えなかったので現時点での成功確率は低いだろう。
とりあえず冒険者ギルドにでも行ってレベル1おつかい士の俺でもできるおつかいクエストでも探すか。
*
冒険者ギルドに向かう途中、ひときわ繁盛している店が目にはいる。
「エイダ豆のスープひとつー!」
「はーい!!」
「持ち帰り用でトメトとケーゼのサンドイッチ2つ頼む。」
「あいよー!」
「姉ちゃんこっちにはエールだ!」
「はーい!エール2丁―!!」
「お前らー!誰か手空いている奴いるか!?」
「いないよ!お頭(かしら)―!!!」
冒険者らしき恰好をした客が多いその店は、まだ朝なのにサラリーマンが溢れる安い居酒屋のように繁盛して活気に溢れていた。
店員は全員女性で、頭にえんじ色のバンダナを巻いている。
そして服装は獣の皮や布を胸と腰に巻きつけているのみで、かなり露出が多い。
しかも全員が美人もしくは可愛らしい感じで、鼻の下を伸ばしている男性客もたくさんいる。
お頭と呼ばれた女性は、耳がとんがっていて髪色は濃い紫でまっすぐなロングヘア―だ。
なんとなくだがダークエルフっぽい。
店員と同じように露出度の高い服を着ており、褐色の肌を大胆に露出している。
特に胸の部分は大事な部分は布で覆われているものの、その豊満な乳房の上部分は派手にはみ出していて下部分も割とはみ出ている。
本人は全く気にするそぶりも見せず、ぽろんと露わになってしまわないかこちらがひやひやする。
いや、正直ぽろんっとこぼれ落ちて欲しい。
・・・やはり異世界は最高だ。
活気溢れる店の様子――主に露出した肌に目を奪われていると、
「おい!そこの坊や!ちょっとこっちに来な!」
お頭と呼ばれた女性からいきなり大声で呼ばれる。
坊や?・・あぁ俺のことか。まだ自分の外見が16才になっている事に慣れない。
いや、そんな事よりも乳や腰のくびれを無意識のうちに見すぎていたかもしれない。
咎められるのか?まぁランダムイベント発生って事で楽しむか!
「はい!なんでしょう?」
「あんた見たとこかけだしの冒険者だねぇ、しかも暇そうだ。アタシはヒルダ!ここ【山賊の隠れ家亭】の店主だよ。ちょっとうちの仕事を手伝ってくれないか?」
ヒルダ?山賊?クエスト発生か?でも内容によって受ける受けないを判断したいとこだな。
「はい、完全に暇って訳では無いですが、内容によってはお役に立てるかしれません。」
「ははっ!生意気な坊やだね!いいだろう。仕事を頼むなら内容を先に言わないとね。冒険者ギルドに仕出し弁当50個と特製マギ茶3樽分を届けて欲しいんだ。」
報酬が気になるとこだが、ちょうど冒険者ギルドに向かうとこだったしこれは引き受けてもいいな。
「わかりました。引き受けます!」
その瞬間、頭の中で『クエスト:冒険者ギルドへの弁当配達を受注しました。』と、ガイア様の声でアナウンスが流れる。
クエストを受けたら教えてくれるのか。ガイア様こういっちゃあれだが便利だな。
「それで報酬なんですが・・」
「そうかい!引き受けてくれるかい!ありがたいねぇ!!そうしたら坊やが、アタシらの体をなめまわすように見ていたのはチャラにしてやろう!まさかタダで見ようってんじゃないね?」
「おうおう随分度胸のある兄ちゃんだな!」
「ヒルダさん怒らせたら怖いぞー。」
「わしらの食事代には目の保養代も入っとるんじゃ。エッヘッヘ。」
客もやんややんやと話にのっかってくる。
くっそ、このヒルダって女俺の目線に気付いていやがった。
・・・まぁばれるか。
この店は美女が多すぎるし服装も日本よりエロい気がするし、“見たい”という本能に抗えない。
今回はこの程度で済んだからよかったが、いつか面倒な事に巻き込まれないように気をつけなければ。
それにしてもヒルダは多少理不尽と思わなくもないが、無駄に事を荒立てたくはないしもともと冒険者ギルドに行くところだったし良しとしよう。
「表の荷車に弁当50個と特製のマギ茶3樽分を積んであるからそれを使って運んできな。ちゃんとギルド職員から代金をもらってくるんだよ。2時間で戻っておいで!」
荷車?インベントリにしまえばいいじゃないか。
そう思い弁当と特製のマギ茶が入った樽3つに触れ、収納魔法でインベントリにしまう。
「っておいおい!坊や積んであった荷物はどこにやったんだい?」
「どこってインベントリにしまいましたよ?」
「インベントリに入る量や重さじゃないだろう!収納魔法に特化した高レベルの魔法使いならまだしも、坊やみたいなひよっこには無理なはずだよ!」
どうやら、この世界のインベントリはそんなたくさんの量は入らないらしい、しかも口ぶりからして重さや大きさにも制約があるのかもしれない。
これは、おつかい士のギフテッドアビリティであるインベントリマスタリーの効果の可能性が高いな。
確認の為ステータスを開く。
********************************
【天授能力】
雑用英雄:クエストクリア時の報酬にボーナスがつく。依頼主の満足度や、星への貢献度により増加。
収納上手:インベントリにボーナスがつく。
*******************************
インベントリにボーナスが付くとだけ書いてあるがこういう事か。
戦闘に直接役立つわけでは無さそうだが、考えようや使い方によってはだいぶチートな能力になる気がするな。
この時俺は、はずれジョブと言われているおつかい士に少しだけ光明が差した気がした。
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