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第1章
山賊の美女たちと喜ぶおっさん
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今日で異世界に来て7日目。
冒険者ギルドから紹介された宿をチェックアウトし、今日もおつかい士としての仕事に向かう。
俺がおつかい士として働いている【山賊の隠れ家亭】は、元々有名な女山賊団が経営している酒場だ。
酒場と言っても朝から営業しており、夜までずっと忙しい。
その人気の秘密は、歓楽街の中でも比較的安価な店が立ち並ぶ区画にあり、同じように安い値段で料理や酒を提供しながらも味のクオリティが高いからだ。
「金のないやつにもうまいもんを食わせて良い酒を飲ませてやりたいだろ!」
というのは女山賊団の元頭領であり、今はこの店の主であるヒルダの言葉だ。
従業員もみんな元女山賊で、兎の獣人のイセラ、猫の獣人のシャウネ、ハーフエルフのレナを中心に店を切り盛りしている。
この店のもうひとつの人気の理由が、彼女たち従業員だという事は間違いない。
みんな顔の造形が整っているのはもちろん、元山賊団だけあって体も鍛え上げられていてスタイルがとてもいい。
そして、胸や腰など大切な部分を最低限隠すのみの装備で、その体を惜しむ事なく露出している。
従業員も皆、体を見られる事にあまり抵抗は無いようで、むしろ客が喜んでお金を落としてくれるならありがたいと思っているようだ。
「うちらはこういう格好で山の中で狩りをしたり、略奪して生活していましたから!別に見られたって減るもんじゃないですし、勝手に喜んでくれるならお好きにどうぞって感じです!もしも触ってくるようなやつがいたら腕の1本や2本へし折っちゃうかもしれませんけど!」
と楽し気に話すのは、兎の獣人のイセラである。
ちなみに、イセラは身長が高く180cmくらいあり、頭の上方向に伸びる耳の部分を入れると2mはありそうだ。しなやかな体をしており、テレビなどで見る海外のスーパーモデルのような体型をしている。
しとめた獲物だろうか、ヒョウ柄のようなハイレグのレオタードっぽい服を着て働いている。
身長の高さに目がいきがちだが、形の良い胸もしっかりとレオタードの下でその存在を主張している。
またハイレグの角度がかなりきつく、後ろから見るとぷりっとしたお尻の8割くらいは出てしまっている。
「あれを見られるだけで酒が10杯は飲めるぜー!!げははははは!」
というきっとお尻派であろう客もいる。
そんな男たちのパラダイスである【山賊の隠れ家亭】のお抱えおつかい士として、ヒルダに無給でこき使われる毎日。
だが、俺は決して嫌な気持ちになっていない。
むしろ晴れやかな気持ちになっている。
その理由はこのおつかいクエストをこなす日々にある。
俺のクエストは主にこの店の弁当を配達する事だ。
その配達も俺が持つおつかい士のギフテッドアビリティである、インベントリマスタリーのお陰で、通常では荷車を使って運ぶ量もインベントリに入れて運ぶことができる。
その為俺がいなかった頃に比べ、たくさんのお客さんに早く弁当を届ける事ができている。
当然お店の売上も上がりヒルダや従業員のみんなも喜んでいる。
そして、今までは人手不足や立地の関係で配達を断っていたようなお客さんにも、弁当を届ける事ができ、心の底から嬉しそうに「ありがとう。」と言ってくれる。
簡単な仕事だが、こんなに人に感謝される日々は日本のサラリーマン時代では経験する事は無かった。
さらに今日からはこの店の従業員寮に寝泊まりできる。
食事もこの店がまかないを出してくれるので困る事はない。
それどころかどんな料理も絶品で毎日食べられるのが幸せだ。
しかもクエストクリアによりレベルも7まで上がり、冒険者養成学園の入学までに戦闘力を上げる事もできている。
お金は相変わらず無いが、当初の目的は達成できていると言ってもよさそうだ。
そんな訳で無給ではあるが、俺は晴れやかな気分で充実した日々を送れている。
今日も冒険者ギルドを初め職人街や民家、教会や宿屋など都市内のあらゆる場所へ弁当を届け1日の配達を終える。
「ヒルダさん!今日の配達終わりました!もらってきた代金です。」
「あいよ。ご苦労さん!今日もまかないがあるから食べていきな!それからイセラに従業員寮まで連れていってもらいな。」
そう、今日はついに従業員寮への引っ越しだ。
引っ越しと言っても、荷物は何もないしインベントリにもしまえるので、身ひとつで転がりこむだけだ。
スタイル抜群でお尻がハイレグからがっつりはみ出している兎の獣人、イセラが連れていってくれるらしい。
・・・この店の美女たちとの共同生活。
ついに異世界の醍醐味、ハーレムが俺にも訪れるのか!!
イセラもシャウネもレナも全員美人で良い体をしているし、俺は一体どうなってしまうのか!?
全員から好かれちゃって、「今日はさみしいから一緒に寝よう。」とか言われたり俺の取り合いでけんかが始まったりしちゃったらどうしよう!
俺はこれから起きるであろうハーレム生活に期待を膨らませながら、美味しいまかないをいつもより早くたいらげた。
冒険者ギルドから紹介された宿をチェックアウトし、今日もおつかい士としての仕事に向かう。
俺がおつかい士として働いている【山賊の隠れ家亭】は、元々有名な女山賊団が経営している酒場だ。
酒場と言っても朝から営業しており、夜までずっと忙しい。
その人気の秘密は、歓楽街の中でも比較的安価な店が立ち並ぶ区画にあり、同じように安い値段で料理や酒を提供しながらも味のクオリティが高いからだ。
「金のないやつにもうまいもんを食わせて良い酒を飲ませてやりたいだろ!」
というのは女山賊団の元頭領であり、今はこの店の主であるヒルダの言葉だ。
従業員もみんな元女山賊で、兎の獣人のイセラ、猫の獣人のシャウネ、ハーフエルフのレナを中心に店を切り盛りしている。
この店のもうひとつの人気の理由が、彼女たち従業員だという事は間違いない。
みんな顔の造形が整っているのはもちろん、元山賊団だけあって体も鍛え上げられていてスタイルがとてもいい。
そして、胸や腰など大切な部分を最低限隠すのみの装備で、その体を惜しむ事なく露出している。
従業員も皆、体を見られる事にあまり抵抗は無いようで、むしろ客が喜んでお金を落としてくれるならありがたいと思っているようだ。
「うちらはこういう格好で山の中で狩りをしたり、略奪して生活していましたから!別に見られたって減るもんじゃないですし、勝手に喜んでくれるならお好きにどうぞって感じです!もしも触ってくるようなやつがいたら腕の1本や2本へし折っちゃうかもしれませんけど!」
と楽し気に話すのは、兎の獣人のイセラである。
ちなみに、イセラは身長が高く180cmくらいあり、頭の上方向に伸びる耳の部分を入れると2mはありそうだ。しなやかな体をしており、テレビなどで見る海外のスーパーモデルのような体型をしている。
しとめた獲物だろうか、ヒョウ柄のようなハイレグのレオタードっぽい服を着て働いている。
身長の高さに目がいきがちだが、形の良い胸もしっかりとレオタードの下でその存在を主張している。
またハイレグの角度がかなりきつく、後ろから見るとぷりっとしたお尻の8割くらいは出てしまっている。
「あれを見られるだけで酒が10杯は飲めるぜー!!げははははは!」
というきっとお尻派であろう客もいる。
そんな男たちのパラダイスである【山賊の隠れ家亭】のお抱えおつかい士として、ヒルダに無給でこき使われる毎日。
だが、俺は決して嫌な気持ちになっていない。
むしろ晴れやかな気持ちになっている。
その理由はこのおつかいクエストをこなす日々にある。
俺のクエストは主にこの店の弁当を配達する事だ。
その配達も俺が持つおつかい士のギフテッドアビリティである、インベントリマスタリーのお陰で、通常では荷車を使って運ぶ量もインベントリに入れて運ぶことができる。
その為俺がいなかった頃に比べ、たくさんのお客さんに早く弁当を届ける事ができている。
当然お店の売上も上がりヒルダや従業員のみんなも喜んでいる。
そして、今までは人手不足や立地の関係で配達を断っていたようなお客さんにも、弁当を届ける事ができ、心の底から嬉しそうに「ありがとう。」と言ってくれる。
簡単な仕事だが、こんなに人に感謝される日々は日本のサラリーマン時代では経験する事は無かった。
さらに今日からはこの店の従業員寮に寝泊まりできる。
食事もこの店がまかないを出してくれるので困る事はない。
それどころかどんな料理も絶品で毎日食べられるのが幸せだ。
しかもクエストクリアによりレベルも7まで上がり、冒険者養成学園の入学までに戦闘力を上げる事もできている。
お金は相変わらず無いが、当初の目的は達成できていると言ってもよさそうだ。
そんな訳で無給ではあるが、俺は晴れやかな気分で充実した日々を送れている。
今日も冒険者ギルドを初め職人街や民家、教会や宿屋など都市内のあらゆる場所へ弁当を届け1日の配達を終える。
「ヒルダさん!今日の配達終わりました!もらってきた代金です。」
「あいよ。ご苦労さん!今日もまかないがあるから食べていきな!それからイセラに従業員寮まで連れていってもらいな。」
そう、今日はついに従業員寮への引っ越しだ。
引っ越しと言っても、荷物は何もないしインベントリにもしまえるので、身ひとつで転がりこむだけだ。
スタイル抜群でお尻がハイレグからがっつりはみ出している兎の獣人、イセラが連れていってくれるらしい。
・・・この店の美女たちとの共同生活。
ついに異世界の醍醐味、ハーレムが俺にも訪れるのか!!
イセラもシャウネもレナも全員美人で良い体をしているし、俺は一体どうなってしまうのか!?
全員から好かれちゃって、「今日はさみしいから一緒に寝よう。」とか言われたり俺の取り合いでけんかが始まったりしちゃったらどうしよう!
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