19 / 62
第2章~学園動乱編~
狂い咲く彼岸花
しおりを挟む
「この世界において、冒険者以外の何らかの職につき生きる者の多くは、病気や事故などを除けばその天寿を全うする事ができる。だが、冒険者はそうでは無い。確かに冒険者は生まれや、種族など色々なしがらみを超え一代で財を築く事もできるだろう。物語の題材になったり、功績によっては英雄として歴史に名を残す事もあるだろう。諸君らもそんな冒険者に憧れてこの学園の門戸を叩いたのではないか?」
俺の場合はそこに学園ハーレム生活も追加されているけどなと心の中で独り言ちる。
だが、まさに冒険者として名を挙げて英雄になりたいと思う自分の事を言い当てられている。続く言葉に思わず意識が集中してしまうが、文脈からその先に紡がれるであろう言葉に不安を感じる。
「だが、諸君らが憧れるような冒険者になれるのはほんの一握りだ。その多くは、憧憬に辿り着く事もできず道半ばで死んでいく。モンスターに殺される。同業者に殺される。盗賊団に殺される。戦争で傭兵として死ぬ。ダンジョンのトラップで死ぬ。普通に暮らしていたら起きない事だ。朝会話をした仲間がその日の夜には死体になっている。そんな事もざらだ。諸君らに死ぬ覚悟はあるか?」
冒険者というのはアニメやゲームの世界で見ると華やかだが、こうして改めて問われると過酷な職業だと考え直さざるを得ない。
だが、夢半ばで死んでしまう事が多いのはこの世界の冒険者の話だ。きっと彼ら彼女らは文字通り“冒険者”なのだろう。
一獲千金を狙ったり、名を挙げる為に身の丈に合わないクエストに挑戦したり、傭兵として戦争に参加してみたりするのだろう。
だが、俺はそんな事をする気はない。
実際に俺はこちらの世界で弁当配達のおつかいクエストと、レベル差でだいぶアドバンテージをとっているモンスターとの戦闘しかしていない。少しひやっとはしたけど。
女性に対しても、モテてもいないけど嫌われてもいない。
焦らずじっくりと、自分にできる事を把握し失敗する可能性を限りなくゼロにして行動する。
何故なら俺はサラリーマンだったから。
堅実に確実に絶対に成功してやる。
死ぬ覚悟は無いが、自分のなりたいものの為にやりきる覚悟はある。
自分のベストを尽くして、やりきった後に英雄になれなかったら諦める覚悟もある。
この世界でおつかい士として楽しく生きるのだって悪くない。
日本で理想と現実を知り、それでも生きてきたサラリーマンの経験はこの世界で生き抜く上でも大きな武器になるはずだ。
「・・・返事が無いな。もう一度聞く。諸君らに死ぬ覚悟はあるか?覚悟の無いものはこの講堂から出て行っていいぞ。実際に学園生活の中でも毎年“必ず”死亡者は出ている。」
エルヴィアーヌ学園長の言葉が重く新入生たちにのしかかる。
「なんだか怖いね。本当に死ぬ人もいるんだ・・・。」
突然エリスが座っている方ではない左隣から話しかけられる。
声の方向に目を向けると、栗色の髪をおかっぱのように切りそろえた気弱そうだが人のよさそうな男がいた。
「あ・・。いきなりごめん。」
「いや、全然いいよ。俺も怖いなって思っていたところだよ。同じ気持ちの人がいて安心するよ。」
いきなり話しかけられた事に少し驚いたが、彼の言葉には共感できる。
「そっか!同じように怖いって思ってくれる人がいて良かった!・・・僕の家はさ、冒険者の中でも盾役で名を馳せた人が多いんだ。」
男子生徒が一瞬笑顔を見せたあとに神妙な面持ちで独白を始める。
「僕は魔法も得意ではないし、剣技にも秀でている訳では無いんだけど体が丈夫な家系でさ。それ以外に取り柄もないし、男で生まれたら盾役で冒険者として活躍するのが、うちの家の習わしみたいなものなんだよね。」
俺は異世界に転移して、おつかい士という戦闘に向かない冒険者としてのはずれジョブを引いてしまったので、盾が得意なだけでも少し羨ましいと思ってしまう。
「でも僕は、本当は医者になりたいんだ。だけど、そんな事言っていたら家に居場所もなくなっちゃうし仕方なくオルニア学園に来たんだけどやっぱり怖いよ・・・。」
だったら無理に冒険者にならなくてもいいんじゃないか?と言いたくなるが、彼の家の事を知らないので無責任な言葉をぐっと飲みこむ。
彼のように学園生活で死亡者が出るなんて知らなかった者もいるのだろう。
知っていても改めて学園長から宣言される事によって、死という言葉に初めて現実味を感じる者もいるのだろう。
にわかにざわめき始める講堂内で1人の女生徒が席を立ちあがり、出口に向かって歩いていく。
1人の行動がきっかけになり更に何人かが立ち上がり講堂を出ようとする。
本当に新入生の為を思っての発言だったのだろう止める事もせず、エルヴィアーヌ学園長はその様子をただ黙って見守るだけだ。
「あれ?あかない?」
最初に立ち上がった女生徒がステージ左手の出口から出ようとするが、扉があかないようだ。扉の取っ手を押したり引いたりしているが扉が開く様子は無い。
「・・?」
学園長も初めてそこで、異変に気付いたのか視線を出口の方へ向ける。
同時に新入生の中から黒いフーデッドローブを着た男が立ち上がった。
あんな新入生いたか?装備を変えたのか?いくつかの疑問が俺の頭の中を駆け巡っている中突然その男が、よく通るが不快なトーンの声で話し出した。
「学園長~!立派なご高説ありがとうございます!」
「なんだ貴様は?」
「まぁ誰でもいいじゃないですか~。それからそこの君たち。扉は開きませんよ~。」
エルヴィアーヌ学園長の誰何に答える素振りも見せず、檀上に向かいゆったりと歩を進めながら楽し気な口調で話す黒ローブの男。
「え?なに?どういうこと?」
「てか誰あれ?」
「これも入学式のイベントのひとつか?」
突然の闖入者と扉があかない事実にざわめきを強める講堂内。
その間にも黒ローブの男は歩を進めついに檀上に上がり、新入生全体を見渡す。
「冒険者見習いの諸君!入学・・・おめでとうございま~す!」
「貴様なんのつもりだ?」
「学園長はちょっと黙っていてくださ~い!すぐ終わりますから!」
こちらを見て祝辞をのべる黒ローブの男。フードに隠れ顔はよく見えないがその口元には見るものを不快にさせる軽薄な笑みが浮かんでいる。
「・・・ナツヒ君。あの人何か嫌な感じがする。」
「あぁ・・。同感だ。」
右隣に座るエリスが感じるように俺も黒ローブの男にねっとりとまとわりつくような邪悪な気配を感じる。
あれはそうだ、日本のニュースで見た連続猟奇殺人犯のインタビューを見た時の感覚に似ている。
人を殺しているにも関わらず、平然と自分は関係無いとあたかも無関係を装い笑いながら「怖い事件ですよね~。」と答える逮捕前の犯人のインタビュー動画。
その犯人に通じるような底知れぬ邪悪さを檀上の黒ローブの男はまとっている。
「エルヴィアーヌ学園長の言っていた通り、冒険者というのは大変なんですよ~!すぐ死んじゃうんですよ~!本当に良いんですか~?冒険者なんか目指しちゃって?」
「貴様、さっきから何を言っている?やめないか!」
「うるさいなぁ。学園長は黙っていて下さいって言いましたよね~。2度目ですよ?」
「・・・っ!?」
黒ローブの男を静止しようとした学園長に、男が忠告めいた事を言いながら急接近したかと思うと、学園長の動きが止まった。
そしてそのまま崩れおちる学園長。
白いスーツの腹部には真っ赤な花が鮮やかに狂い咲き、黒ローブの男の手にはぽたぽたと血の雫が落ちるナイフが握られている。
「皆さんごめんなさ~い!うるさいから学園長殺しちゃいました~~~♪」
黒ローブの男のなんら罪を感じていなさそうな爽やかな宣言により、講堂内は阿鼻叫喚の様を呈した。
俺の場合はそこに学園ハーレム生活も追加されているけどなと心の中で独り言ちる。
だが、まさに冒険者として名を挙げて英雄になりたいと思う自分の事を言い当てられている。続く言葉に思わず意識が集中してしまうが、文脈からその先に紡がれるであろう言葉に不安を感じる。
「だが、諸君らが憧れるような冒険者になれるのはほんの一握りだ。その多くは、憧憬に辿り着く事もできず道半ばで死んでいく。モンスターに殺される。同業者に殺される。盗賊団に殺される。戦争で傭兵として死ぬ。ダンジョンのトラップで死ぬ。普通に暮らしていたら起きない事だ。朝会話をした仲間がその日の夜には死体になっている。そんな事もざらだ。諸君らに死ぬ覚悟はあるか?」
冒険者というのはアニメやゲームの世界で見ると華やかだが、こうして改めて問われると過酷な職業だと考え直さざるを得ない。
だが、夢半ばで死んでしまう事が多いのはこの世界の冒険者の話だ。きっと彼ら彼女らは文字通り“冒険者”なのだろう。
一獲千金を狙ったり、名を挙げる為に身の丈に合わないクエストに挑戦したり、傭兵として戦争に参加してみたりするのだろう。
だが、俺はそんな事をする気はない。
実際に俺はこちらの世界で弁当配達のおつかいクエストと、レベル差でだいぶアドバンテージをとっているモンスターとの戦闘しかしていない。少しひやっとはしたけど。
女性に対しても、モテてもいないけど嫌われてもいない。
焦らずじっくりと、自分にできる事を把握し失敗する可能性を限りなくゼロにして行動する。
何故なら俺はサラリーマンだったから。
堅実に確実に絶対に成功してやる。
死ぬ覚悟は無いが、自分のなりたいものの為にやりきる覚悟はある。
自分のベストを尽くして、やりきった後に英雄になれなかったら諦める覚悟もある。
この世界でおつかい士として楽しく生きるのだって悪くない。
日本で理想と現実を知り、それでも生きてきたサラリーマンの経験はこの世界で生き抜く上でも大きな武器になるはずだ。
「・・・返事が無いな。もう一度聞く。諸君らに死ぬ覚悟はあるか?覚悟の無いものはこの講堂から出て行っていいぞ。実際に学園生活の中でも毎年“必ず”死亡者は出ている。」
エルヴィアーヌ学園長の言葉が重く新入生たちにのしかかる。
「なんだか怖いね。本当に死ぬ人もいるんだ・・・。」
突然エリスが座っている方ではない左隣から話しかけられる。
声の方向に目を向けると、栗色の髪をおかっぱのように切りそろえた気弱そうだが人のよさそうな男がいた。
「あ・・。いきなりごめん。」
「いや、全然いいよ。俺も怖いなって思っていたところだよ。同じ気持ちの人がいて安心するよ。」
いきなり話しかけられた事に少し驚いたが、彼の言葉には共感できる。
「そっか!同じように怖いって思ってくれる人がいて良かった!・・・僕の家はさ、冒険者の中でも盾役で名を馳せた人が多いんだ。」
男子生徒が一瞬笑顔を見せたあとに神妙な面持ちで独白を始める。
「僕は魔法も得意ではないし、剣技にも秀でている訳では無いんだけど体が丈夫な家系でさ。それ以外に取り柄もないし、男で生まれたら盾役で冒険者として活躍するのが、うちの家の習わしみたいなものなんだよね。」
俺は異世界に転移して、おつかい士という戦闘に向かない冒険者としてのはずれジョブを引いてしまったので、盾が得意なだけでも少し羨ましいと思ってしまう。
「でも僕は、本当は医者になりたいんだ。だけど、そんな事言っていたら家に居場所もなくなっちゃうし仕方なくオルニア学園に来たんだけどやっぱり怖いよ・・・。」
だったら無理に冒険者にならなくてもいいんじゃないか?と言いたくなるが、彼の家の事を知らないので無責任な言葉をぐっと飲みこむ。
彼のように学園生活で死亡者が出るなんて知らなかった者もいるのだろう。
知っていても改めて学園長から宣言される事によって、死という言葉に初めて現実味を感じる者もいるのだろう。
にわかにざわめき始める講堂内で1人の女生徒が席を立ちあがり、出口に向かって歩いていく。
1人の行動がきっかけになり更に何人かが立ち上がり講堂を出ようとする。
本当に新入生の為を思っての発言だったのだろう止める事もせず、エルヴィアーヌ学園長はその様子をただ黙って見守るだけだ。
「あれ?あかない?」
最初に立ち上がった女生徒がステージ左手の出口から出ようとするが、扉があかないようだ。扉の取っ手を押したり引いたりしているが扉が開く様子は無い。
「・・?」
学園長も初めてそこで、異変に気付いたのか視線を出口の方へ向ける。
同時に新入生の中から黒いフーデッドローブを着た男が立ち上がった。
あんな新入生いたか?装備を変えたのか?いくつかの疑問が俺の頭の中を駆け巡っている中突然その男が、よく通るが不快なトーンの声で話し出した。
「学園長~!立派なご高説ありがとうございます!」
「なんだ貴様は?」
「まぁ誰でもいいじゃないですか~。それからそこの君たち。扉は開きませんよ~。」
エルヴィアーヌ学園長の誰何に答える素振りも見せず、檀上に向かいゆったりと歩を進めながら楽し気な口調で話す黒ローブの男。
「え?なに?どういうこと?」
「てか誰あれ?」
「これも入学式のイベントのひとつか?」
突然の闖入者と扉があかない事実にざわめきを強める講堂内。
その間にも黒ローブの男は歩を進めついに檀上に上がり、新入生全体を見渡す。
「冒険者見習いの諸君!入学・・・おめでとうございま~す!」
「貴様なんのつもりだ?」
「学園長はちょっと黙っていてくださ~い!すぐ終わりますから!」
こちらを見て祝辞をのべる黒ローブの男。フードに隠れ顔はよく見えないがその口元には見るものを不快にさせる軽薄な笑みが浮かんでいる。
「・・・ナツヒ君。あの人何か嫌な感じがする。」
「あぁ・・。同感だ。」
右隣に座るエリスが感じるように俺も黒ローブの男にねっとりとまとわりつくような邪悪な気配を感じる。
あれはそうだ、日本のニュースで見た連続猟奇殺人犯のインタビューを見た時の感覚に似ている。
人を殺しているにも関わらず、平然と自分は関係無いとあたかも無関係を装い笑いながら「怖い事件ですよね~。」と答える逮捕前の犯人のインタビュー動画。
その犯人に通じるような底知れぬ邪悪さを檀上の黒ローブの男はまとっている。
「エルヴィアーヌ学園長の言っていた通り、冒険者というのは大変なんですよ~!すぐ死んじゃうんですよ~!本当に良いんですか~?冒険者なんか目指しちゃって?」
「貴様、さっきから何を言っている?やめないか!」
「うるさいなぁ。学園長は黙っていて下さいって言いましたよね~。2度目ですよ?」
「・・・っ!?」
黒ローブの男を静止しようとした学園長に、男が忠告めいた事を言いながら急接近したかと思うと、学園長の動きが止まった。
そしてそのまま崩れおちる学園長。
白いスーツの腹部には真っ赤な花が鮮やかに狂い咲き、黒ローブの男の手にはぽたぽたと血の雫が落ちるナイフが握られている。
「皆さんごめんなさ~い!うるさいから学園長殺しちゃいました~~~♪」
黒ローブの男のなんら罪を感じていなさそうな爽やかな宣言により、講堂内は阿鼻叫喚の様を呈した。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
推しがラスボスなので救いたい〜ゲーマーニートは勇者になる
ケイちゃん
ファンタジー
ゲームに熱中していた彼は、シナリオで現れたラスボスを好きになってしまう。
彼はその好意にラスボスを倒さず何度もリトライを重ねて会いに行くという狂気の推し活をしていた。
だがある日、ストーリーのエンディングが気になりラスボスを倒してしまう。
結果、ラスボスのいない平和な世界というエンドで幕を閉じ、推しのいない世界の悲しみから倒れて死んでしまう。
そんな彼が次に目を開けるとゲームの中の主人公に転生していた!
主人公となれば必ず最後にはラスボスに辿り着く、ラスボスを倒すという未来を変えて救いだす事を目的に彼は冒険者達と旅に出る。
ラスボスを倒し世界を救うという定められたストーリーをねじ曲げ、彼はラスボスを救う事が出来るのか…?
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる