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第2章~学園動乱編~
駆け昇るふたすじの彗星
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クロードは銀髪の女生徒を月の巫女と呼び、戦えない生徒たちの無事を託す。
星空の結界があれば、生徒たちに被害はでないと判断したのだろう。
月の巫女と呼ばれた銀髪の女生徒は、クロードの言葉には特に反応する素振りを見せず、杖を高く掲げ結界の維持に努めている。
クロードは話しかけた相手の反応が無いことは気にせずに、悠然と結界内を歩きそのまま星空の結界の外にでる。
「無辜なる命を理不尽に奪おうとするその所業、もはや捨て置けぬ!覚悟するのだな!このクロード=アルヴェイユがこの場にいた事を後悔するが良い!」
深紅の斬撃は相変わらずでたらめに講堂内を破壊し続け、こちらにも飛んでくるのでポポロを守るため俺は防御に専念をする。
クロードは斬撃の嵐の中でも長めのセリフを言うことは忘れず、剣の切っ先をザ・ホープリッパーに向けたかと思うと、大きく前傾し倒すべき敵に向かい一直線に疾走する。
自分に向かってくる斬撃は手にした盾と片手剣で防ぎながらの接敵。
「ズギャアアアーーーー!!!!!」
ザ・ホープリッパーも己に向かってくる敵を視認し、斬撃の全てをクロードに集約する。
凄まじい密度の斬撃がクロードに襲い掛かるが、高速の剣さばきと盾でガードと迎撃を繰り返し疾走の速度を緩めないクロード。
しかし、さすがに全ての斬撃を防ぐ事はかなわず何発か被弾し鮮血が飛び散る。
「きゃーーーー!!!クロード様ーー!!!」
「おやめください!!」
「なんのこれしき!この程度で勇者の進撃を止められると思うなよ下郎が!」
鮮血が飛び散る様を見て女生徒たちの悲鳴があがるが、クロードは全くひるむ様子もなくザ・ホープリッパーに迫る。
その表情はいつもの尊大な笑みを張り付かせる事はなく、必ず目の前の敵を討ち倒さんとする覚悟に満ちていた。
そしてついに斬撃の嵐を潜り抜け、ザ・ホープリッパーを剣による攻撃の射程圏内に捉える。
「はあぁぁぁぁぁーーー!!!!!」
疾走の勢いそのままに強烈な一撃を叩き込む。
しかし、縦に一刀両断しようとしたクロードの一撃はザ・ホープリッパーの両の爪に受け止められる。
硬質な音が響きわたり火花が飛び散る、そのままクロードは胴を薙ごうと更なる追撃をくわえようとするがこれも爪に阻まれる。
ザ・ホープリッパーは空いている手で反撃を試みるが、クロードの盾に防がれる。
そのまま、1合2合と片手剣・盾と刀のような爪による双方の武器で剣戟を斬り結んでいく両者。
互いの命を奪わんとする斬撃の応酬が続き、講堂内に規則的な金属音が鳴り響く。
どちらが優勢になることもなく拮抗状態が続いている。
「くっ、小癪な!・・・貴公ら喜べ!まだ戦えるのなら勇者に加勢することを許可しよう!」
命のやりとりをしながらも器用に喋るクロードは、エリスたちに向け言葉をかける。
「へへっ!言われなくてもやろうと思ってたとこだ!」
「光の勇者・・・。不遜な人間め。」
「よーしっ!2人ともまだ戦えるよね?」
燃え盛る炎のような髪色の獣人と、黒髪の怜悧な表情のエルフ、そして自然と明るい雰囲気をつくりだすエリス。三者三様の反応を示す。
エリスは自身だけでなく、勇者と共闘にむかう2人にも身体強化の魔法をかける。
「おお!なんだこれは!?力が湧いてきやがる!」
「ふむ・・。身体強化か。ありがたく頂戴しよう。」
「私はこれくらいしか取り柄がないから。・・・でもまだ戦える。一緒にあいつを倒そう!」
エリスの魔法により身体強化された3人は、より速くなった脚力をもってクロードと交戦中のザ・ホープリッパーに肉迫し、拳と細剣と大剣それぞれの武器でクロードの加勢に入る。
クロード1人で拮抗状態であった戦況は、新入生の中でも特に戦闘力の高い4人の同時攻撃により徐々に新入生側の攻勢に変わっていく。
ザ・ホープリッパーも両の爪に加え尻尾も使い応戦をして、4人に多少のダメージを与えてはいるが、明らかに押されておりHPゲージも残り1割弱まで減っている。
このまま押し切れそうかと、淡い期待を抱き始めたその時
「ズギャアアアァァァァ!!!!!!」
劣勢を悟ったザ・ホープリッパーが、強靭な脚力をフルに使い後方上空へ飛び、自身の死地から離脱する。
「逃がさないよ!君!私の大剣に乗って!!」
「き・・きみ?」
「いいから早くっ!!!」
「・・・ちっ。」
エリスが黒髪エルフの青年に大剣の腹部分に乗るように指示をする。
黒髪エルフは“きみ”と呼ばれた事に対し戸惑う様子を見せるが、お構いなしにエリスは大剣を振りかぶる。
「おい、勇者!いけるな?」
「無論だ!1人でもいけるのだが、平民と力を合わせるのも悪くない!」
「ははっ!めんどくせーやろーだ!」
獣人の青年が、自らの脚を指し示しながらクロードに尋ねる。
黒髪のエルフはエリスの大剣へ、クロードは獣人青年の右脚へそれぞれ飛び乗る。
「「いっけえぇぇーーー!!!!!!!」」
エリスと獣人の青年が息を合わせたように同じタイミングで、裂帛の気合と共に大剣で黒髪エルフの青年を、蹴り脚でクロードをザ・ホープリッパーへ向け射出する。
対してザ・ホープリッパーは自慢の脚力で大きく距離をあけ逃げおおせる事に成功している。
・・・いや!
逃げている訳では無い。
空中で体勢を整え天井に着地し脚をたわめ、右腕を後方へ引き絞り左手はターゲットを補足するようにクロードたちへ向けている。
その身体は灼熱に発光している。自身の必殺の一撃で上空より4人をまとめて屠るつもりだ。
しかし、クロードと黒髪エルフの青年はザ・ホープリッパーにとどめを刺さんとする弾丸と化し止まることはできない。
ザ・ホープリッパーが限界まで貯めた力を解放するように天井を蹴る。
引き絞った右腕を前に突き出し、深紅の凶弾と化す。
「シル・ピアース!!!!!」黒髪エルフの青年は、先ほども見せた銀の刺突技を、「ブレイブリーアサルト!!!!!」クロードは金色の光をまとった片手剣による一閃をそれぞれ繰り出す。
「「はあぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!」」
2人のアーツとザ・ホープリッパーの必殺技が交差し、その衝撃が講堂内を揺るがす。
――無限にも思える一瞬がすぎた後、地上から真っすぐに伸びる金と銀の剣閃が深紅の凶弾を打ち破り、ついにザ・ホープリッパーを貫いた。
「ゲギャアァァァァーーーーーーー!!!!!!!!」
星空の結界があれば、生徒たちに被害はでないと判断したのだろう。
月の巫女と呼ばれた銀髪の女生徒は、クロードの言葉には特に反応する素振りを見せず、杖を高く掲げ結界の維持に努めている。
クロードは話しかけた相手の反応が無いことは気にせずに、悠然と結界内を歩きそのまま星空の結界の外にでる。
「無辜なる命を理不尽に奪おうとするその所業、もはや捨て置けぬ!覚悟するのだな!このクロード=アルヴェイユがこの場にいた事を後悔するが良い!」
深紅の斬撃は相変わらずでたらめに講堂内を破壊し続け、こちらにも飛んでくるのでポポロを守るため俺は防御に専念をする。
クロードは斬撃の嵐の中でも長めのセリフを言うことは忘れず、剣の切っ先をザ・ホープリッパーに向けたかと思うと、大きく前傾し倒すべき敵に向かい一直線に疾走する。
自分に向かってくる斬撃は手にした盾と片手剣で防ぎながらの接敵。
「ズギャアアアーーーー!!!!!」
ザ・ホープリッパーも己に向かってくる敵を視認し、斬撃の全てをクロードに集約する。
凄まじい密度の斬撃がクロードに襲い掛かるが、高速の剣さばきと盾でガードと迎撃を繰り返し疾走の速度を緩めないクロード。
しかし、さすがに全ての斬撃を防ぐ事はかなわず何発か被弾し鮮血が飛び散る。
「きゃーーーー!!!クロード様ーー!!!」
「おやめください!!」
「なんのこれしき!この程度で勇者の進撃を止められると思うなよ下郎が!」
鮮血が飛び散る様を見て女生徒たちの悲鳴があがるが、クロードは全くひるむ様子もなくザ・ホープリッパーに迫る。
その表情はいつもの尊大な笑みを張り付かせる事はなく、必ず目の前の敵を討ち倒さんとする覚悟に満ちていた。
そしてついに斬撃の嵐を潜り抜け、ザ・ホープリッパーを剣による攻撃の射程圏内に捉える。
「はあぁぁぁぁぁーーー!!!!!」
疾走の勢いそのままに強烈な一撃を叩き込む。
しかし、縦に一刀両断しようとしたクロードの一撃はザ・ホープリッパーの両の爪に受け止められる。
硬質な音が響きわたり火花が飛び散る、そのままクロードは胴を薙ごうと更なる追撃をくわえようとするがこれも爪に阻まれる。
ザ・ホープリッパーは空いている手で反撃を試みるが、クロードの盾に防がれる。
そのまま、1合2合と片手剣・盾と刀のような爪による双方の武器で剣戟を斬り結んでいく両者。
互いの命を奪わんとする斬撃の応酬が続き、講堂内に規則的な金属音が鳴り響く。
どちらが優勢になることもなく拮抗状態が続いている。
「くっ、小癪な!・・・貴公ら喜べ!まだ戦えるのなら勇者に加勢することを許可しよう!」
命のやりとりをしながらも器用に喋るクロードは、エリスたちに向け言葉をかける。
「へへっ!言われなくてもやろうと思ってたとこだ!」
「光の勇者・・・。不遜な人間め。」
「よーしっ!2人ともまだ戦えるよね?」
燃え盛る炎のような髪色の獣人と、黒髪の怜悧な表情のエルフ、そして自然と明るい雰囲気をつくりだすエリス。三者三様の反応を示す。
エリスは自身だけでなく、勇者と共闘にむかう2人にも身体強化の魔法をかける。
「おお!なんだこれは!?力が湧いてきやがる!」
「ふむ・・。身体強化か。ありがたく頂戴しよう。」
「私はこれくらいしか取り柄がないから。・・・でもまだ戦える。一緒にあいつを倒そう!」
エリスの魔法により身体強化された3人は、より速くなった脚力をもってクロードと交戦中のザ・ホープリッパーに肉迫し、拳と細剣と大剣それぞれの武器でクロードの加勢に入る。
クロード1人で拮抗状態であった戦況は、新入生の中でも特に戦闘力の高い4人の同時攻撃により徐々に新入生側の攻勢に変わっていく。
ザ・ホープリッパーも両の爪に加え尻尾も使い応戦をして、4人に多少のダメージを与えてはいるが、明らかに押されておりHPゲージも残り1割弱まで減っている。
このまま押し切れそうかと、淡い期待を抱き始めたその時
「ズギャアアアァァァァ!!!!!!」
劣勢を悟ったザ・ホープリッパーが、強靭な脚力をフルに使い後方上空へ飛び、自身の死地から離脱する。
「逃がさないよ!君!私の大剣に乗って!!」
「き・・きみ?」
「いいから早くっ!!!」
「・・・ちっ。」
エリスが黒髪エルフの青年に大剣の腹部分に乗るように指示をする。
黒髪エルフは“きみ”と呼ばれた事に対し戸惑う様子を見せるが、お構いなしにエリスは大剣を振りかぶる。
「おい、勇者!いけるな?」
「無論だ!1人でもいけるのだが、平民と力を合わせるのも悪くない!」
「ははっ!めんどくせーやろーだ!」
獣人の青年が、自らの脚を指し示しながらクロードに尋ねる。
黒髪のエルフはエリスの大剣へ、クロードは獣人青年の右脚へそれぞれ飛び乗る。
「「いっけえぇぇーーー!!!!!!!」」
エリスと獣人の青年が息を合わせたように同じタイミングで、裂帛の気合と共に大剣で黒髪エルフの青年を、蹴り脚でクロードをザ・ホープリッパーへ向け射出する。
対してザ・ホープリッパーは自慢の脚力で大きく距離をあけ逃げおおせる事に成功している。
・・・いや!
逃げている訳では無い。
空中で体勢を整え天井に着地し脚をたわめ、右腕を後方へ引き絞り左手はターゲットを補足するようにクロードたちへ向けている。
その身体は灼熱に発光している。自身の必殺の一撃で上空より4人をまとめて屠るつもりだ。
しかし、クロードと黒髪エルフの青年はザ・ホープリッパーにとどめを刺さんとする弾丸と化し止まることはできない。
ザ・ホープリッパーが限界まで貯めた力を解放するように天井を蹴る。
引き絞った右腕を前に突き出し、深紅の凶弾と化す。
「シル・ピアース!!!!!」黒髪エルフの青年は、先ほども見せた銀の刺突技を、「ブレイブリーアサルト!!!!!」クロードは金色の光をまとった片手剣による一閃をそれぞれ繰り出す。
「「はあぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!」」
2人のアーツとザ・ホープリッパーの必殺技が交差し、その衝撃が講堂内を揺るがす。
――無限にも思える一瞬がすぎた後、地上から真っすぐに伸びる金と銀の剣閃が深紅の凶弾を打ち破り、ついにザ・ホープリッパーを貫いた。
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