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第02話 待って! 主任の告白が熱すぎます(中)
愛子の言う松戸先輩こと松戸麻里奈は聡介たちと同じ経理部の決算課の女性社員で、聡介ではない別の主任のチームのメンバーだ。そして、入社一年目の愛子のメンターでもある。その縁で、まほろは愛子共々麻里奈からたびたび声をかけられてはいたが、そんな忠告をされたことはなかった。おそらく、愛子と違って田口たちと同じオペレーション部で彼らにより近いまほろには、職場の人間関係を悪化させてしまうかもしれないと思って遠慮したのだろう。一応彼らは社内の女性相手に明確な悪さはしていなかったようなので、麻里奈としてもまほろにどこまで注意すればいいのか判断しづらかったのかもしれない。
「そっか。松戸さんはしっかり忠告してくれていたんだ。ごめんね、昼間にもうちょっとちゃんと、大橋さんの話を聞いてあげていればよかったね」
「いえ……」
「大橋さん、ごめんね……私がちゃんと断っていれば……」
田口と浅川から「飲みに行かないか、同期の大橋さんも誘って」――そう声をかけられたまほろは強く断れずに頷いてしまった。愛子の気持ちを知っていたら、もしかしたら断っていたかもしれない。いや、引っ込み思案な自分に田口と浅川をかわすことはできず、結局こうして飲むことになっていただろうか。
今回は運よく聡介と前園が来たことで、彼らは退散してくれた。二軒目か、あるいはよからぬホテルへ連れ込まれずにすんで本当に幸いだった。
「これからはもう大丈夫ですよ」
どこかお通夜のような空気を醸し出すまほろと愛子に、聡介が自信たっぷりに言いきる。前園は疑問符を浮かべて「伊達主任?」と声をかけた。
「少なくとも篠崎さんはもう大丈夫。君は俺の彼女になるから」
「えっ……はい……?」
まほろの手元から、飲み終えて空になった缶コーヒーが落ちそうになった。
「これからはどんな風に誘われても、『彼氏がいるからお断りします』と言えばいい。それでも食い下がるなら俺の名前を出せばいい。田口くんと浅川くんみたいに社内の男なら、それで必ず諦めます」
眼鏡のブリッジの位置をくいっと直しながら、聡介は自信たっぷりに断言した。
「え、えっと……あの……伊達主任?」
まほろは鳩が豆鉄砲を食ったような顔で、どうにか聡介に呼びかけた。自分が何を言われているのか、彼が何を言っているのか、理解が追いつかない。それは酔ってまほろの思考力がにぶっているからではなく、聡介があまりにも唐突に、ほぼ初対面に近いまほろに言うこととは思えないことを告げているからだ。
「ああ、そんな呼び方はナンセンスです。名前で呼んでください。俺もまほろ、と名前で呼びますから」
「いえ、あの……そうじゃ……なくて……」
「大橋さんの方はまあ、今後は前園くんや松戸さんを盾にして断るなどしてもらって、まほろは俺を理由にすべて断ればいい。むしろ俺が禁止します。俺が許可しない男との飲み会は駄目です、まほろ。君はすごくかわいいんだから、今回みたいに必ず狙われます」
「そ、そんなことは……」
「そんなことありますよ。自覚ないんですか。君はおかしいぐらいにかわいいんですよ。君を見ていると、会社なのに我を忘れそうになります」
「あの……えっ……えぇ……?」
田口からの酒の勧めを断れなくて困っている時とは少し違う、しかし似たような強さの困惑をまほろは抱いた。話が通じるようでどこか通じない。聡介の言うことにどう返せばいいのかわからない。聡介が一人で、ものすごい速度でドライブをしているような感覚だ。同乗しているわけでもないのに、なぜかこちらが乗り物酔いをしてしまいそうなほどの。
「伊達主任、ストップ! ストップです!」
その時、目を見開いて脂汗を垂らした前園が、必死の形相で聡介に両手をかざして制止しようとした。
「なんですか、前園くん。野暮ですね」
「一気に話が飛んでます!」
「飛んでないよ。田口くんや浅川くんから身を守るためにも、俺という彼氏の存在は有効でしょ。そう言ったのは前園くんじゃないですか」
「いや、そうですけど! ちょっと待ってください、話には順番ってものがあってですね!?」
「もしかして前園主任は、篠崎さんのことが好きなんですか?」
慌てて聡介を止める前園には構わず、愛子が曇りのない眼で確認した。突然ぶっちゃけられた桃色のコイバナに愛子は戸惑うことなく、むしろさらなる展開を期待して、キラキラと光る少女のような瞳をしている。
「ああ、俺としたことが……もしかして肝心なことを言っていませんでした?」
すると、聡介はくわっと目を見開いた。
「ええ、そうです。俺はまほろのことが好きです。好きで好きで仕方がない。これはもう愛していると言っても過言ではない。一日一度でも君を見られると俺は幸せです。君に会えない休みの日がとてもつまらないくらいです。君にふれていっそのこと君をこの腕の中に閉じ込めて一日中ずっと匂いを嗅いで抱きしめていたいくらいなのですが、さすがに職場でそれはできないので我慢し続けていて、でもそろそろその我慢も限界です」
「え、で、でも……私、伊達主任と話したことはない……と思う……のですが」
まほろはいまこの場でやっと、「決算課の伊達主任」という存在を認知したくらいだ。まほろとしては、「社内で見かけたことがある気がする」程度の認識しかなかった聡介から、そこまで熱烈に好かれるような覚えはまったくない。誰か別の人と勘違いしている可能性はないだろうか。
「そうですね。自分でも不思議です。だから君が変なんだと思いますよ」
「変……? え、私が……ですか」
「そうです。いつ見ても君はとてもかわいい。洋服やメイクが変わればすぐにわかる。気付くとついつい目で追ってしまうし、職場ということを忘れてできれば傍にいたいと思う。なんなら、君を小さくして胸ポケットに入れてずっと身近に置いておきたい。一緒に夕飯に行きたいし、さわりたいし抱きしめたい。俺は君が気になって気になって仕方がない。家に一人でいる時ももちろん会社にいる時も、頭の中には君しかいない。これはもう、確実に君が変なんですよ」
ほかの三人を置いてけぼりにしてマシンガンのように次から次へと余すことなく本音をもらす聡介に、誰もが何を言うべきかわからなかった。しかし愛子は状況が呑み込めてきたようで、抑えきれない笑みを口元に浮かべながら聡介とまほろを交互に見やる。
「やだ~、篠崎さんってば、すごく愛されてる……っ」
「え……えっと……」
缶コーヒーと小休憩で酔いの醒めてきたまほろの頭の中は、冷静に現実を受け止めようと一応は努力をする。しかし聡介の告白があまりにも熱烈すぎて、おまけになぜか自分の方が変人扱いされていて、まほろは大量の疑問符を頭の上に浮かべてしまった。
聡介はこのうえなく自分を好いてくれているようだが、そんなにも好かれる理由に思い当たることがないので、まほろは聡介の告白を真として受け止められない。冗談を言われているかほかの誰かと間違われているか、なんなら何かの芝居の練習相手にでもされているような気がする。とてもではないが。聡介の気持ちを嘘偽り、そして誇張のない本物であるとは思えなかった。
「伊達主任、マジでストップしてください。たぶん、ギリギリアウトでセクハラ発言認定されてしまいます! 篠崎さんに訴えられたら間違いなく伊達主任の負けです! それ以上の危ない発言は慎んでください! コンプライアンスは厳守ですよ! それに、変なのは篠崎さんじゃなくてどう考えても確実に伊達主任の方なんです!」
「何を言うんですか、前園くん。俺はいたって普通ですよ」
「普通の人は、話したこともない異性にそこまで強烈に惚れないんですよ!」
「そうは言っても、俺はもうまほろのことが心底好きで、欲しくて欲しくて仕方がない。今日みたいに、まほろが不快に思う相手に狙われるなんて、二度とそんな目に遭わせたくない。だからまほろは、俺の彼女になればいい」
「そこ! だから、そこなんです! 微妙に言い方が違うんですよ! そんなに好きな相手ならもっとちゃんとお付き合いを申し込みましょう!? 相手の意思を無視した決定事項みたいに言うんじゃなくて!」
まったく止まる気配のない聡介に、前園はとにかく必死になった。仕事ができて尊敬できる先輩のはずだが、どうもまほろのことになるとネジが外れてあんぽんたんになる。それでは実るかもしれない恋も実らないだろうに。
「それもそうですね。失礼しました」
そんな前園の必死の指摘は、一応聡介に通じたらしい。
聡介はまほろに近付くと、彼女が持っていた空の缶コーヒーをその手から取り上げて、そして自分の缶コーヒーと合わせてそれらを前園に無造作に託す。そして細い柵に腰掛けたままのまほろの目の前に片膝を突いた。黒いスーツが砂地にふれて汚れるだろうにそんなことは気にせず、まるで女王に忠誠を誓う騎士のように恭しくまほろを見上げる。
「そっか。松戸さんはしっかり忠告してくれていたんだ。ごめんね、昼間にもうちょっとちゃんと、大橋さんの話を聞いてあげていればよかったね」
「いえ……」
「大橋さん、ごめんね……私がちゃんと断っていれば……」
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今回は運よく聡介と前園が来たことで、彼らは退散してくれた。二軒目か、あるいはよからぬホテルへ連れ込まれずにすんで本当に幸いだった。
「これからはもう大丈夫ですよ」
どこかお通夜のような空気を醸し出すまほろと愛子に、聡介が自信たっぷりに言いきる。前園は疑問符を浮かべて「伊達主任?」と声をかけた。
「少なくとも篠崎さんはもう大丈夫。君は俺の彼女になるから」
「えっ……はい……?」
まほろの手元から、飲み終えて空になった缶コーヒーが落ちそうになった。
「これからはどんな風に誘われても、『彼氏がいるからお断りします』と言えばいい。それでも食い下がるなら俺の名前を出せばいい。田口くんと浅川くんみたいに社内の男なら、それで必ず諦めます」
眼鏡のブリッジの位置をくいっと直しながら、聡介は自信たっぷりに断言した。
「え、えっと……あの……伊達主任?」
まほろは鳩が豆鉄砲を食ったような顔で、どうにか聡介に呼びかけた。自分が何を言われているのか、彼が何を言っているのか、理解が追いつかない。それは酔ってまほろの思考力がにぶっているからではなく、聡介があまりにも唐突に、ほぼ初対面に近いまほろに言うこととは思えないことを告げているからだ。
「ああ、そんな呼び方はナンセンスです。名前で呼んでください。俺もまほろ、と名前で呼びますから」
「いえ、あの……そうじゃ……なくて……」
「大橋さんの方はまあ、今後は前園くんや松戸さんを盾にして断るなどしてもらって、まほろは俺を理由にすべて断ればいい。むしろ俺が禁止します。俺が許可しない男との飲み会は駄目です、まほろ。君はすごくかわいいんだから、今回みたいに必ず狙われます」
「そ、そんなことは……」
「そんなことありますよ。自覚ないんですか。君はおかしいぐらいにかわいいんですよ。君を見ていると、会社なのに我を忘れそうになります」
「あの……えっ……えぇ……?」
田口からの酒の勧めを断れなくて困っている時とは少し違う、しかし似たような強さの困惑をまほろは抱いた。話が通じるようでどこか通じない。聡介の言うことにどう返せばいいのかわからない。聡介が一人で、ものすごい速度でドライブをしているような感覚だ。同乗しているわけでもないのに、なぜかこちらが乗り物酔いをしてしまいそうなほどの。
「伊達主任、ストップ! ストップです!」
その時、目を見開いて脂汗を垂らした前園が、必死の形相で聡介に両手をかざして制止しようとした。
「なんですか、前園くん。野暮ですね」
「一気に話が飛んでます!」
「飛んでないよ。田口くんや浅川くんから身を守るためにも、俺という彼氏の存在は有効でしょ。そう言ったのは前園くんじゃないですか」
「いや、そうですけど! ちょっと待ってください、話には順番ってものがあってですね!?」
「もしかして前園主任は、篠崎さんのことが好きなんですか?」
慌てて聡介を止める前園には構わず、愛子が曇りのない眼で確認した。突然ぶっちゃけられた桃色のコイバナに愛子は戸惑うことなく、むしろさらなる展開を期待して、キラキラと光る少女のような瞳をしている。
「ああ、俺としたことが……もしかして肝心なことを言っていませんでした?」
すると、聡介はくわっと目を見開いた。
「ええ、そうです。俺はまほろのことが好きです。好きで好きで仕方がない。これはもう愛していると言っても過言ではない。一日一度でも君を見られると俺は幸せです。君に会えない休みの日がとてもつまらないくらいです。君にふれていっそのこと君をこの腕の中に閉じ込めて一日中ずっと匂いを嗅いで抱きしめていたいくらいなのですが、さすがに職場でそれはできないので我慢し続けていて、でもそろそろその我慢も限界です」
「え、で、でも……私、伊達主任と話したことはない……と思う……のですが」
まほろはいまこの場でやっと、「決算課の伊達主任」という存在を認知したくらいだ。まほろとしては、「社内で見かけたことがある気がする」程度の認識しかなかった聡介から、そこまで熱烈に好かれるような覚えはまったくない。誰か別の人と勘違いしている可能性はないだろうか。
「そうですね。自分でも不思議です。だから君が変なんだと思いますよ」
「変……? え、私が……ですか」
「そうです。いつ見ても君はとてもかわいい。洋服やメイクが変わればすぐにわかる。気付くとついつい目で追ってしまうし、職場ということを忘れてできれば傍にいたいと思う。なんなら、君を小さくして胸ポケットに入れてずっと身近に置いておきたい。一緒に夕飯に行きたいし、さわりたいし抱きしめたい。俺は君が気になって気になって仕方がない。家に一人でいる時ももちろん会社にいる時も、頭の中には君しかいない。これはもう、確実に君が変なんですよ」
ほかの三人を置いてけぼりにしてマシンガンのように次から次へと余すことなく本音をもらす聡介に、誰もが何を言うべきかわからなかった。しかし愛子は状況が呑み込めてきたようで、抑えきれない笑みを口元に浮かべながら聡介とまほろを交互に見やる。
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「そうは言っても、俺はもうまほろのことが心底好きで、欲しくて欲しくて仕方がない。今日みたいに、まほろが不快に思う相手に狙われるなんて、二度とそんな目に遭わせたくない。だからまほろは、俺の彼女になればいい」
「そこ! だから、そこなんです! 微妙に言い方が違うんですよ! そんなに好きな相手ならもっとちゃんとお付き合いを申し込みましょう!? 相手の意思を無視した決定事項みたいに言うんじゃなくて!」
まったく止まる気配のない聡介に、前園はとにかく必死になった。仕事ができて尊敬できる先輩のはずだが、どうもまほろのことになるとネジが外れてあんぽんたんになる。それでは実るかもしれない恋も実らないだろうに。
「それもそうですね。失礼しました」
そんな前園の必死の指摘は、一応聡介に通じたらしい。
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