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第06話 教えて? 主任のような大人になるために(中)
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聡介とおうちデートをしていた週末が終わり、平日になる。上半期もあと二週間ほどで終わるので、まほろは社会人になってからやっと半年が経つ。新しい業務は進め方がわからなくていまだに緊張するし、見たことのない品の注文データを見ると、在庫があるか、納期に間に合うか、正しく配送できるか、とにかく心配になってしまう。けれども、メンターの明美に言われたとおり、一度ですべてを覚えようとはせず、定型業務なのか非定型業務なのか、そうした視点で整理することをなるべく意識した。
決算課の聡介は相変わらず同じフロアにいるが、パーティションがあるために彼の姿を見かけることはあまり多くない。しかし、お手洗いに立った廊下ですれ違った時などは、軽く会釈をしただけだというのに妙に胸がドキドキとした。
(そういえば、伊達主任っていつも違うタイピンだなあ……)
自分のデスクに戻り、システム画面で新しい受注伝票の作成作業をしながらまほろはふと思った。
すれ違うだけでも緊張してしまうので、会社ではあまり聡介の顔をまじまじと見ることができない。そんなまほろの視線は、聡介の顔よりも少し下、胸元あたりに集まることが多い。そして、そこにあるネクタイのタイピン――タイバーは、なかなか同じものを見たことがないように思う。
(タイピン……あれ、そういえば……)
まほろはふと、あることを思い出してデスクの引き出しを開けようとした。しかしそのタイミングで課長に呼ばれてしまい、引き出しを開けることなく立ち上がる。そして戻ってきた頃には、課長から頼まれた件の受注データを探すのに必死になり、聡介のタイバーのことは忘れてしまったのだった。
◆◇◆◇◆
「やっ……」
「嫌ですか?」
まほろの小さな吐息を拾った聡介はすぐに尋ねた。
二人とも淡々と仕事をこなし、退勤後から就寝直前まで、少しばかりメッセージアプリで会話をする。そんな平日が過ぎて、再び週末がくる。
その週の土曜日、今度は聡介がまほろの部屋にやって来た。聡介の部屋と違って狭い1Kのまほろの部屋に、身体の大きな聡介がゆったりとくつろげるスペースはあまりない。いつも自分が座っている、小さなテレビの前の安物の座椅子にどうにか座ってもらったが、ローテーブルもあるので聡介は窮屈そうだった。
聡介は動画配信サービスのサブスクリプションに入っていたので、聡介の自宅では映画などが気軽に見られた。しかし、大学を出て一人暮らしを始めたばかりの社会人一年目のまほろにそんな贅沢をする金銭的余裕はなく、せっかく来てもらったのに聡介を楽しませる娯楽があまり家の中にない。これなら、出費は痛いがなるべくお金のかからない方法で外デートをした方がよかったかもしれない。まほろは聡介にそう謝ったが、聡介「何をするかより、まほろと一緒にいられるかどうか。それが俺にとっては大事なんです。だから、そんな申し訳なさそうな顔をしないでください」と言って苦笑した。
結婚しよう、それが早いなら同棲しよう。聡介が勢いよくそう提案したことがあったが、それは意外と、地に足の着いていないふわふわの発想というわけではないのかもしれない。結婚にしろ同棲にしろ、共通しているのは「生活基盤を同じにする」ということだが、それは赤の他人である恋人と同じ速度で同じ安定の中で共に過ごすためには欠かせない方法だ。外での簡単なデートとジャンクセックスをするだけの、元カレとの関係のような恋人付き合いでいいのならば生活基盤を同じにする必要はまったくないが、聡介とはそういう関係ではいたくない。もっと明確に、二人でくつろげる共通の場所が欲しい。まほろは漠然とそう感じた。
今までは両親や姉という束縛、圧力があったが、今はそれがない。だからこそ、自分が心から安心できる居場所を――聡介と二人で過ごす場所を欲することができているのかもしれない。まほろはそんな風に思えるようになった自分を褒めてあげたい気持ちになった。
とはいえ、物理的に狭い空間はどうやっても狭い。広がることはない。
そこでソファ代わりに聡介はまほろのベッドに遠慮がちに乗り上げたのだが、ほかにはっきりとすることもないせいで、聡介の手のひらは今日もまた、まほろの身体をさわり始めた。そして今日は、一通り服の上からまほろの身体をまさぐると、聡介はまほろに服を脱ぐように言った。ブラジャーとパンティは脱がなくてもいいと言ったが、聡介は自分も半袖を脱いで上半身は裸になった。
時々ジムに行くくらいだ、と聡介は言っていたが、それにしてはなかなか肉付きのいい身体をしていたので、まほろはあまり見てはいけない、と思いつつもちらり、ちらりと聡介の大胸筋や腹筋に視線を向けてしまった。
そして、ベッドの上で聡介に背後から抱きしめられたまほろは、再び聡介の手で全身を愛撫された。先週は服越しだったその手付きは意気揚々と、しかしじっくりと、まほろの素肌の上をすべっていく。そしてその手のひらがパンティ越しに秘部をさすると、まほろは少しばかり拒否するように身をよじってしまったのだった。
「嫌、では……ないんですけど……」
「なら、さわらせてください。大丈夫、まだ直接はさわりませんから」
聡介はそう言うと、まほろと緩慢にキスをしながら、手のひらを何度も前後に行ったり来たりさせた。まほろは自分の手をどうしたものかと思い、聡介の太ももの上に乗せる。ズボン越しにふれた聡介の太ももはやたらと硬くて、おそらくそこもほどよく筋肉がついているのだろうと思われた。
「ここ、ふにふにとやわらかくてかわいいですね」
――こしゅ、こしゅ。
「ぅんっ……」
聡介の指が、パンティ越しにまほろの肉花びらをさすったり、軽く押したりする。恥ずかしい場所をさわられていると思うと、まほろは愛道の奥に蜜の感触を覚えた。
そうやって時折、耳元で卑猥な実況をされながらも絶えず陰核をこすられ続けたまほろは、腰を浮かせて背中をのけぞらせ、やや弱いながらもじんわりとした絶頂をむかえたのだった。
◆◇◆◇◆
決算課の聡介は相変わらず同じフロアにいるが、パーティションがあるために彼の姿を見かけることはあまり多くない。しかし、お手洗いに立った廊下ですれ違った時などは、軽く会釈をしただけだというのに妙に胸がドキドキとした。
(そういえば、伊達主任っていつも違うタイピンだなあ……)
自分のデスクに戻り、システム画面で新しい受注伝票の作成作業をしながらまほろはふと思った。
すれ違うだけでも緊張してしまうので、会社ではあまり聡介の顔をまじまじと見ることができない。そんなまほろの視線は、聡介の顔よりも少し下、胸元あたりに集まることが多い。そして、そこにあるネクタイのタイピン――タイバーは、なかなか同じものを見たことがないように思う。
(タイピン……あれ、そういえば……)
まほろはふと、あることを思い出してデスクの引き出しを開けようとした。しかしそのタイミングで課長に呼ばれてしまい、引き出しを開けることなく立ち上がる。そして戻ってきた頃には、課長から頼まれた件の受注データを探すのに必死になり、聡介のタイバーのことは忘れてしまったのだった。
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「やっ……」
「嫌ですか?」
まほろの小さな吐息を拾った聡介はすぐに尋ねた。
二人とも淡々と仕事をこなし、退勤後から就寝直前まで、少しばかりメッセージアプリで会話をする。そんな平日が過ぎて、再び週末がくる。
その週の土曜日、今度は聡介がまほろの部屋にやって来た。聡介の部屋と違って狭い1Kのまほろの部屋に、身体の大きな聡介がゆったりとくつろげるスペースはあまりない。いつも自分が座っている、小さなテレビの前の安物の座椅子にどうにか座ってもらったが、ローテーブルもあるので聡介は窮屈そうだった。
聡介は動画配信サービスのサブスクリプションに入っていたので、聡介の自宅では映画などが気軽に見られた。しかし、大学を出て一人暮らしを始めたばかりの社会人一年目のまほろにそんな贅沢をする金銭的余裕はなく、せっかく来てもらったのに聡介を楽しませる娯楽があまり家の中にない。これなら、出費は痛いがなるべくお金のかからない方法で外デートをした方がよかったかもしれない。まほろは聡介にそう謝ったが、聡介「何をするかより、まほろと一緒にいられるかどうか。それが俺にとっては大事なんです。だから、そんな申し訳なさそうな顔をしないでください」と言って苦笑した。
結婚しよう、それが早いなら同棲しよう。聡介が勢いよくそう提案したことがあったが、それは意外と、地に足の着いていないふわふわの発想というわけではないのかもしれない。結婚にしろ同棲にしろ、共通しているのは「生活基盤を同じにする」ということだが、それは赤の他人である恋人と同じ速度で同じ安定の中で共に過ごすためには欠かせない方法だ。外での簡単なデートとジャンクセックスをするだけの、元カレとの関係のような恋人付き合いでいいのならば生活基盤を同じにする必要はまったくないが、聡介とはそういう関係ではいたくない。もっと明確に、二人でくつろげる共通の場所が欲しい。まほろは漠然とそう感じた。
今までは両親や姉という束縛、圧力があったが、今はそれがない。だからこそ、自分が心から安心できる居場所を――聡介と二人で過ごす場所を欲することができているのかもしれない。まほろはそんな風に思えるようになった自分を褒めてあげたい気持ちになった。
とはいえ、物理的に狭い空間はどうやっても狭い。広がることはない。
そこでソファ代わりに聡介はまほろのベッドに遠慮がちに乗り上げたのだが、ほかにはっきりとすることもないせいで、聡介の手のひらは今日もまた、まほろの身体をさわり始めた。そして今日は、一通り服の上からまほろの身体をまさぐると、聡介はまほろに服を脱ぐように言った。ブラジャーとパンティは脱がなくてもいいと言ったが、聡介は自分も半袖を脱いで上半身は裸になった。
時々ジムに行くくらいだ、と聡介は言っていたが、それにしてはなかなか肉付きのいい身体をしていたので、まほろはあまり見てはいけない、と思いつつもちらり、ちらりと聡介の大胸筋や腹筋に視線を向けてしまった。
そして、ベッドの上で聡介に背後から抱きしめられたまほろは、再び聡介の手で全身を愛撫された。先週は服越しだったその手付きは意気揚々と、しかしじっくりと、まほろの素肌の上をすべっていく。そしてその手のひらがパンティ越しに秘部をさすると、まほろは少しばかり拒否するように身をよじってしまったのだった。
「嫌、では……ないんですけど……」
「なら、さわらせてください。大丈夫、まだ直接はさわりませんから」
聡介はそう言うと、まほろと緩慢にキスをしながら、手のひらを何度も前後に行ったり来たりさせた。まほろは自分の手をどうしたものかと思い、聡介の太ももの上に乗せる。ズボン越しにふれた聡介の太ももはやたらと硬くて、おそらくそこもほどよく筋肉がついているのだろうと思われた。
「ここ、ふにふにとやわらかくてかわいいですね」
――こしゅ、こしゅ。
「ぅんっ……」
聡介の指が、パンティ越しにまほろの肉花びらをさすったり、軽く押したりする。恥ずかしい場所をさわられていると思うと、まほろは愛道の奥に蜜の感触を覚えた。
そうやって時折、耳元で卑猥な実況をされながらも絶えず陰核をこすられ続けたまほろは、腰を浮かせて背中をのけぞらせ、やや弱いながらもじんわりとした絶頂をむかえたのだった。
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