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第10話 不可解な操言士と対人間戦
4.不可解(上)
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「ピラーオルドは〝裏切りの操言士〟の集まりなのか!?」
「アァ~そっちもうるせぇな、そこの金髪野郎」
「答えろ!」
「キャンキャン吠えるなよ。犬ッコロみてぇだな」
ライオスはエリックとルーカスと応酬しながら、徐々にうしろへ後退している。
紀更は、ポーレンヌ城下町で消えた馬龍の姿を思い出した。あの時、馬龍が何か言葉を紡いで操言の力を使ったら、彼らは瞬時に移動してしまったのだ。もしもライオスが同じような移動の仕掛けをあらかじめどこかに施しておいてそれを使われたら、王黎が攫われてしまう。ライオスは操言士ではないようだが、馬龍の仲間なら油断はできない。
(視界を奪う……手っ取り早いのは何かで覆うこと)
紀更は、実家の呉服屋つむぎで見たことのある分厚くて丈夫な布を思い描いた。
【黒い布、それは分厚くて丈夫、それは光を遮り闇を生む】
ラファルが言従士認定審査の時に盾を作り出したように、操言の力で布という物体を作り出す。それをライオスの目元に巻き付ければ視界を奪える。操言の力で作られた布なら、操言士ではないライオスが簡単に外すことはできないはずだ。
【二重に折りたたまれた黒い布、その強さで彼の者の視界を覆い、光を奪え!】
紀更の身体の周囲に、じわりと操言の力の波動がゆらめく。すると紀更の一歩先の空中に、二重に折りたたまれた黒い布が現れた。そしてそれはライオスめがけてびゅんと宙を飛んだ。
いける――紀更はそう思った。だが思いもかけないことが起きた。
【黒い布は赤い炎に包まれて燃えろ! 太陽のごとく燃える炎の光は覆われはしない!】
ライオスが言葉を紡ぐ。彼の左手に操言の力の波動が集まり、その手が操言の力で作られた黒い布を掴むと、それは一瞬にして燃え上がり、やがて空気中に消えた。
「えっ、な、なんでっ!?」
紀更をはじめ全員が驚き、目を見開く。特に紀更はいけると思ったはずのことがいともたやすく握りつぶされてしまい、頭の中で何かがガラガラと音を立てて崩れた。
(なんで!? あの人は操言士じゃないのに!?)
「まだまだ修行が足りねぇな、お嬢ちゃん。だからコイツと修行の旅をしてるのか」
ライオスは余裕の笑みを浮かべ、目を閉じてわずかな酸素を求めるようにあえぐ王黎を見下ろした。
「王黎師匠っ!」
「っ……」
王黎は何かを伝えようとするが、気道を絞められているので言葉を発することができない。悔しそうな苦しそうな王黎の表情が、段々と力をなくしていく。
エリックとルーカスは黙って顔を見合わせた。これはもう、捕らわれている王黎の身の危険を冒してでも一か八か、相手の懐に飛び込むしかない。
一方でライオスも考えあぐねる。このまま首を絞めて王黎を気絶させれば万が一にも抵抗はされない。だがこの六人から逃げきれるだろうか。
(チッ……事前に退路を確保すべきだったか。捕らえることしか考えてなかったぜ)
捕らえて連れて帰る操言士は一人だが、いまこの場にはもう一人操言士がいる。おまけに操言士でない仲間は五人もいる。一人なら余裕だ、と構えていたことが間違いだったことに、ライオスはようやく気付いた。
感情のままに動くライオスは、度々こうした後悔を重ねる。用意周到とはほぼ無縁の性格ゆえに、「こうしておけばよかった」と事後に思うことが多いのだ。
(どうしよう……どうしたら)
膠着状態が続き、紀更の頭の中は混乱してくる。
エリックとルーカスはライオスに対してどうしかけるかを考え、ユルゲンと紅雷は護衛すべき紀更の傍で身構えたままだ。
(あの人、ライオスさんは操言士じゃないのにどうして操言の力を? 操言士じゃない、というのは嘘なの? どうすればあの人に……どうすれば)
ユルゲンに頼まれたのは、ライオスの視界を奪うこと。少しの間でいいから、ライオスがこちらの動きを視覚で把握できなくすることだ。目隠しをすればいいと安直に考えたが、操言の力で作り出した布は、同じく操言の力で作られた炎で消されてしまった。怪魔相手ならば有効だろうが、操言士相手には無効だった。
(操言の力を使う人との戦い……そんなの、どうすればいいの!?)
教え導いてくれる王黎は敵の手の中だ。自分の力で考えるしかない。これは紀更が初めて経験する、怪魔ではない相手との戦い――対人間戦だ。
(何かで視界を覆うことはできない……それなら、目そのものを……)
焦りと緊張の中で、紀更の考えがふと恐ろしい方法を導き出す。
(できる……。それなら、きっと抵抗されない……でも)
やってもいいのだろうか。操言の力を使って人間の身体を直接痛めつける――そんなことは。
「紀更様、お願いがあります」
悩み迷って眉間に皺が寄っていた紀更の肩を、最美がぽんとたたく。普段はあまり感情を反映しない最美の薄茶色の瞳が、どこか激しさを持って紀更を見下ろした。
「怪魔クフヴェの蔓のようなもので、ライオスの動きを封じてください」
「でも、また」
「ええ、彼は操言の力を使うようです。操言の力を使った攻撃は、同じ操言の力で打ち消されてしまうかもしれない。それでも、完全ではなくていいのです。ライオスの意識が一瞬でも我が君から離れてくれれば」
(私にできる……?)
「紀更様、時間がありません。お願いします」
「わかりました」
最美の狙いはわからない。先ほどの布のように、またライオスによって無効にされるかもしれない。けれども、一度効かなかったからといって何もしないわけにはいかない。いまライオスの腕の中で苦しんでいるのは王黎なのだ。一刻も早く、助けなければ。
(何度でもやってみる!)
紀更は覚悟を決め、ライオスを睨んだ。
「なんだぁ、嬢ちゃん。また何かやるのか。わかったと思うが、操言の力で何かしてもこっちも操言の力を使うぞ」
(それでもいい。足止めぐらいはさせてみせる!)
息苦しそうな王黎の意識は、もう少しで完全に失われてしまいそうだ。
まだ意識ならばいい。もしも呼吸を止められてしまったら、すなわち死――悔やんでも悔やみきれない結果になるだけだ。
【暗き十本の蔓、長く伸びてしなやかに地を割り、天を目指せ。彼の者の両足に巻き付き、動きを封じよ!】
修了試験の際、試験補佐官は怪魔クフヴェの攻撃を模してみせた。その時の試験補佐官が使った言葉とイメージを借りながら、紀更は操言の力を使った。
――ゴゴゴッ!
ライオスの足元の地面が揺れ、中から焦げ茶色の蔓が十本現れて、ライオスの両足に巻き付こうと勢いよく伸びた。
【暗い蔓は赤い炎に包まれて燃えろ! しなやかさは炎に包まれて姿を消せ!】
紀更の言葉をところどころで真似ながら、先ほどと同じように蔓を燃やすべく、ライオスは操言の力を使った。今度はライオスがふれずとも、地面から伸びてきた蔓はひとりでに燃え上がってしまった。
【なおも暗き十本の蔓、続いて出でよ! ぐるりと円を描いて彼の者の両足に巻き付け! 拘束せよ!】
「チッ!」
しかし紀更はめげずに繰り返した。
地面からまた蔓が這い出てきて、紀更がイメージした彼の者――ライオスの足にぐるりと巻き付く。
【暗い蔓は赤い炎に包まれて燃えろ! オレから離れろ!】
【まだよ! 十本の蔓、しなやかに地中より伸びよ!】
ライオスがイメージを描き言葉を紡ぐよりも早く、紀更は何度でも蔓を出す。
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。燃やされて、減っていく。九、八、七、六、違う、新たに作り出す。また一から。一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。
「このっ!」
燃やし尽くせないほどの蔓にからめとられて、ライオスの身体がよろけた。
その瞬間、最美とエリックとルーカスの三人がいっせいに飛び出した。
ライオスの足元で蔓を燃やそうと広がる炎を気にすることなく、エリックとルーカスがライオスに体当たりをしてその身体を地面に押し倒す。ライオスの右腕の力が弱まったところを狙って、最美が王黎の身体を力の限り引っ張った。
「クソがッ!」
地面に背中を打ちつけたライオスは盛大に舌打ちをした。
エリックとルーカスはすかさずライオスの顔の左右に長剣を突き立てて、なおかつライオスが動けないように足を使って彼の身体を地面に押し付けた。
「観念しろ!」
エリックが叫ぶ。
ライオスはカッと目を見開いて忌々しそうに吐き捨てた。
「アァ~そっちもうるせぇな、そこの金髪野郎」
「答えろ!」
「キャンキャン吠えるなよ。犬ッコロみてぇだな」
ライオスはエリックとルーカスと応酬しながら、徐々にうしろへ後退している。
紀更は、ポーレンヌ城下町で消えた馬龍の姿を思い出した。あの時、馬龍が何か言葉を紡いで操言の力を使ったら、彼らは瞬時に移動してしまったのだ。もしもライオスが同じような移動の仕掛けをあらかじめどこかに施しておいてそれを使われたら、王黎が攫われてしまう。ライオスは操言士ではないようだが、馬龍の仲間なら油断はできない。
(視界を奪う……手っ取り早いのは何かで覆うこと)
紀更は、実家の呉服屋つむぎで見たことのある分厚くて丈夫な布を思い描いた。
【黒い布、それは分厚くて丈夫、それは光を遮り闇を生む】
ラファルが言従士認定審査の時に盾を作り出したように、操言の力で布という物体を作り出す。それをライオスの目元に巻き付ければ視界を奪える。操言の力で作られた布なら、操言士ではないライオスが簡単に外すことはできないはずだ。
【二重に折りたたまれた黒い布、その強さで彼の者の視界を覆い、光を奪え!】
紀更の身体の周囲に、じわりと操言の力の波動がゆらめく。すると紀更の一歩先の空中に、二重に折りたたまれた黒い布が現れた。そしてそれはライオスめがけてびゅんと宙を飛んだ。
いける――紀更はそう思った。だが思いもかけないことが起きた。
【黒い布は赤い炎に包まれて燃えろ! 太陽のごとく燃える炎の光は覆われはしない!】
ライオスが言葉を紡ぐ。彼の左手に操言の力の波動が集まり、その手が操言の力で作られた黒い布を掴むと、それは一瞬にして燃え上がり、やがて空気中に消えた。
「えっ、な、なんでっ!?」
紀更をはじめ全員が驚き、目を見開く。特に紀更はいけると思ったはずのことがいともたやすく握りつぶされてしまい、頭の中で何かがガラガラと音を立てて崩れた。
(なんで!? あの人は操言士じゃないのに!?)
「まだまだ修行が足りねぇな、お嬢ちゃん。だからコイツと修行の旅をしてるのか」
ライオスは余裕の笑みを浮かべ、目を閉じてわずかな酸素を求めるようにあえぐ王黎を見下ろした。
「王黎師匠っ!」
「っ……」
王黎は何かを伝えようとするが、気道を絞められているので言葉を発することができない。悔しそうな苦しそうな王黎の表情が、段々と力をなくしていく。
エリックとルーカスは黙って顔を見合わせた。これはもう、捕らわれている王黎の身の危険を冒してでも一か八か、相手の懐に飛び込むしかない。
一方でライオスも考えあぐねる。このまま首を絞めて王黎を気絶させれば万が一にも抵抗はされない。だがこの六人から逃げきれるだろうか。
(チッ……事前に退路を確保すべきだったか。捕らえることしか考えてなかったぜ)
捕らえて連れて帰る操言士は一人だが、いまこの場にはもう一人操言士がいる。おまけに操言士でない仲間は五人もいる。一人なら余裕だ、と構えていたことが間違いだったことに、ライオスはようやく気付いた。
感情のままに動くライオスは、度々こうした後悔を重ねる。用意周到とはほぼ無縁の性格ゆえに、「こうしておけばよかった」と事後に思うことが多いのだ。
(どうしよう……どうしたら)
膠着状態が続き、紀更の頭の中は混乱してくる。
エリックとルーカスはライオスに対してどうしかけるかを考え、ユルゲンと紅雷は護衛すべき紀更の傍で身構えたままだ。
(あの人、ライオスさんは操言士じゃないのにどうして操言の力を? 操言士じゃない、というのは嘘なの? どうすればあの人に……どうすれば)
ユルゲンに頼まれたのは、ライオスの視界を奪うこと。少しの間でいいから、ライオスがこちらの動きを視覚で把握できなくすることだ。目隠しをすればいいと安直に考えたが、操言の力で作り出した布は、同じく操言の力で作られた炎で消されてしまった。怪魔相手ならば有効だろうが、操言士相手には無効だった。
(操言の力を使う人との戦い……そんなの、どうすればいいの!?)
教え導いてくれる王黎は敵の手の中だ。自分の力で考えるしかない。これは紀更が初めて経験する、怪魔ではない相手との戦い――対人間戦だ。
(何かで視界を覆うことはできない……それなら、目そのものを……)
焦りと緊張の中で、紀更の考えがふと恐ろしい方法を導き出す。
(できる……。それなら、きっと抵抗されない……でも)
やってもいいのだろうか。操言の力を使って人間の身体を直接痛めつける――そんなことは。
「紀更様、お願いがあります」
悩み迷って眉間に皺が寄っていた紀更の肩を、最美がぽんとたたく。普段はあまり感情を反映しない最美の薄茶色の瞳が、どこか激しさを持って紀更を見下ろした。
「怪魔クフヴェの蔓のようなもので、ライオスの動きを封じてください」
「でも、また」
「ええ、彼は操言の力を使うようです。操言の力を使った攻撃は、同じ操言の力で打ち消されてしまうかもしれない。それでも、完全ではなくていいのです。ライオスの意識が一瞬でも我が君から離れてくれれば」
(私にできる……?)
「紀更様、時間がありません。お願いします」
「わかりました」
最美の狙いはわからない。先ほどの布のように、またライオスによって無効にされるかもしれない。けれども、一度効かなかったからといって何もしないわけにはいかない。いまライオスの腕の中で苦しんでいるのは王黎なのだ。一刻も早く、助けなければ。
(何度でもやってみる!)
紀更は覚悟を決め、ライオスを睨んだ。
「なんだぁ、嬢ちゃん。また何かやるのか。わかったと思うが、操言の力で何かしてもこっちも操言の力を使うぞ」
(それでもいい。足止めぐらいはさせてみせる!)
息苦しそうな王黎の意識は、もう少しで完全に失われてしまいそうだ。
まだ意識ならばいい。もしも呼吸を止められてしまったら、すなわち死――悔やんでも悔やみきれない結果になるだけだ。
【暗き十本の蔓、長く伸びてしなやかに地を割り、天を目指せ。彼の者の両足に巻き付き、動きを封じよ!】
修了試験の際、試験補佐官は怪魔クフヴェの攻撃を模してみせた。その時の試験補佐官が使った言葉とイメージを借りながら、紀更は操言の力を使った。
――ゴゴゴッ!
ライオスの足元の地面が揺れ、中から焦げ茶色の蔓が十本現れて、ライオスの両足に巻き付こうと勢いよく伸びた。
【暗い蔓は赤い炎に包まれて燃えろ! しなやかさは炎に包まれて姿を消せ!】
紀更の言葉をところどころで真似ながら、先ほどと同じように蔓を燃やすべく、ライオスは操言の力を使った。今度はライオスがふれずとも、地面から伸びてきた蔓はひとりでに燃え上がってしまった。
【なおも暗き十本の蔓、続いて出でよ! ぐるりと円を描いて彼の者の両足に巻き付け! 拘束せよ!】
「チッ!」
しかし紀更はめげずに繰り返した。
地面からまた蔓が這い出てきて、紀更がイメージした彼の者――ライオスの足にぐるりと巻き付く。
【暗い蔓は赤い炎に包まれて燃えろ! オレから離れろ!】
【まだよ! 十本の蔓、しなやかに地中より伸びよ!】
ライオスがイメージを描き言葉を紡ぐよりも早く、紀更は何度でも蔓を出す。
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。燃やされて、減っていく。九、八、七、六、違う、新たに作り出す。また一から。一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。
「このっ!」
燃やし尽くせないほどの蔓にからめとられて、ライオスの身体がよろけた。
その瞬間、最美とエリックとルーカスの三人がいっせいに飛び出した。
ライオスの足元で蔓を燃やそうと広がる炎を気にすることなく、エリックとルーカスがライオスに体当たりをしてその身体を地面に押し倒す。ライオスの右腕の力が弱まったところを狙って、最美が王黎の身体を力の限り引っ張った。
「クソがッ!」
地面に背中を打ちつけたライオスは盛大に舌打ちをした。
エリックとルーカスはすかさずライオスの顔の左右に長剣を突き立てて、なおかつライオスが動けないように足を使って彼の身体を地面に押し付けた。
「観念しろ!」
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