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第12話 幼き操言士と解かれた波動
6.密出国(下)
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――キィ。
長らくそのドアは開いていなかったのか、金属の金具が甲高い声を上げた。
エリックは慎重に、塔の中に足を踏み入れる。
塔の内壁の高い位置には小さな採光用の窓がいくつかあり、そこから燦々と日差しが差し込んでいる。室内に何か生き物がいるような気配はなさそうだ。
「大丈夫のようだな」
塔の中は、見上げるほど高い吹き抜けになっていた。窓の数はそう多くはないのだが、入ってくる光が増幅されているのか、思いのほか明るい。中央には不自然に用意された丸い絨毯と、その上に円形のテーブル、そして高い背もたれの椅子が十個ほどあり、サーディアにあった塔の中と同じ雰囲気を醸し出していた。
「クォンさんとラルーカさんはいないようですね」
エリックと王黎に続いて塔の中に入った紀更が、室内を一通り見回して呟く。
もしかしたらクォンとラルーカがいるかもしれないと思ったのだが、彼らの姿は見当たらない。ということは、同じ類の建造物ではあるが、実際に訪れたラッツ半島の始海の塔とは別の塔である、ということで間違いないようだ。
「安全も確認できたことだし、三人を連れてこようか。一度船に戻るよ~」
王黎がのんびりと声をかけて、三人は塔を出る。
船に戻る道を歩きながら、紀更は考えた。
(操言士のヒルダが示してくれた始海の塔……そして、操言の力を持つ潤くんが示してくれたこの場所。違うけど同じ……そんな気がする。この塔も、この世界が創られる前からあったのかしら)
船に戻ったエリックは、まずルーカスに声をかけた。ルーカスはまだ全快してはいないが、一人で歩行できる程度には回復している。それから、エリックと王黎は協力して即席担架に紅雷を乗せ、ゆっくりとダウ船から降ろした。
「紀更、ルーカスくんと一緒に塔に行って、紅雷とユルゲンくんを寝かせてあげられる部屋を見つけてくれるかい。頼むよ」
「あっ、はい。探します」
ルーカスと一緒にゆっくりと桟橋を歩く紀更は、王黎に言われて返事をした。
やせ細った木々を横目にしばらく歩き、再び塔の中に入る。中央の絨毯の上に用意されている椅子にひとまずルーカスを座らせると、紀更は塔の内壁に近付いた。何か変化が起きないかと、内壁に手を添えながらゆっくりと歩く。すると、正面ドアがある壁のちょうど反対側に近付いたところで、それまではなかったはずのドアが四つ、隣り合うように現れたのに気が付いた。
普通に考えれば、そのドアを開けた先は外。つまり塔から出るはずなのだが、そうとは限らないことはすでに経験済みだ。
(今度はなんの部屋かしら)
真っ白な壁の空間か、それとも不思議な浴室か。一人一人にあてがわれた客室か、それとも高所のバルコニーか。
ゆるくカーブしている円柱の壁にあるドア。それはどういう仕組みなのか、壁に沿うように外向きに曲がっていたが、紀更が恐る恐る開けるとすんなりと開いた。そしてその先は、意外にも普通の客室だった。
少し細い廊下を奥に進むと、一人用の寝台が左右それぞれの壁に接するように置かれている。ご丁寧に化粧机もふたつあり、部屋の中央には小さな丸テーブルと椅子がふたつ、セットしてあった。
「客室なのね」
紀更はドアを閉めて、隣のドアを開ける。するとそちらも同じレイアウトと同じ調度品の客室になっていた。
いったいどうなっているのかは知らないが、ふたつのドアはほぼ隙間なく隣り合っているのに、それぞれの客室は隣り合っているとは考えにくい広さだ。物理法則を無視しているにもほどがある。
(開けたら異なる空間につながる、って仕組みなのかなあ)
この塔の構造について真面目に考えても仕方ないのだが、やはり気にはなる。
紀更はひとまずドアを閉めて、紅雷を乗せた即席担架を運んできた王黎とエリックを客室のひとつに案内した。ミズイヌ型のままの紅雷は、清潔でやわらかな手触りのシーツの敷かれた寝台に横たえられる。すると紅雷の目が薄く開いた。
「んぅ……あれ」
「紅雷、大丈夫? 始海の塔に来たから安全よ。まだ寝ていていいからね」
「しか、のとぅ……。紀更様、あたし」
「うん、大丈夫よ。もう少し寝て、けがを治してね、紅雷」
紀更はミズイヌ型の紅雷の頭をなでる。それから耳の裏を少し強めにさすってやるとそれが気持ちよかったらしく、紅雷はまたすやすやと眠り始めた。
「次はユルゲンくんだね。それと、荷物も持ってこないとね」
「紀更殿、隣の部屋にルーカスを連れていってやってくれないか」
王黎とエリックがそう言い残して、もう一度船に戻る。
紀更はエリックに言われたとおり、塔の中央の椅子に座っていたルーカスに声をかけて、紅雷を運び入れた客室の隣へとルーカスを案内した。
「すみません、紀更殿」
「いえいえ、いいんです。眠れそうですか」
「はい。眠いんですけど……でも、お腹もペコペコでして」
寝台に横たわりながら、ルーカスは苦笑した。確かに、今朝は夜明けとともに起きてからすぐ船で移動したので、まだ食事らしい食事をしていない。
「とりあえず、寝てください。起きる頃にはきっと始海の塔が食事を出してくれると思います」
「ははっ……ほんと、不思議で便利な場所ですねえ」
ルーカスはそう言って、瞼を閉じた。
紀更はしばらくルーカスを見守っていたが、その呼吸音が静かになったのを確認して部屋を出る。
塔の中央広間に戻ると、荷物を抱えたエリックと、クロナガミミギツネ型のユルゲンを抱きかかえた王黎が戻ってきたところだった。
「ルーカスくんは?」
「お腹がペコペコ、とのことですが、ひとまず寝てもらいました」
「確かに、僕もペコペコだ」
「ユルゲンさんは、ルーカスさんと同じ部屋に寝かせますか」
紀更は客室ドアのはめ込まれた壁の方を見た。ドアは全部で四つあり、右から二番目のドアを開けた客室に紅雷、三番目のドアの客室にルーカスが寝ている。
「いや、ルーカスくんはいつも通りエリックさんと同室。ユルゲンくんは、その隣の部屋にしようか」
王黎はそう言うと、一番左のドアに向かって歩き出した。紀更も一緒に付いていき、ユルゲンを抱えている王黎に代わってドアを開ける。普通に考えればルーカスが寝ている客室と空間が重なり合うはずだろうに、ドアの向こうは誰もいない客室が当然のように広がっていた。
「ユルゲンさん、全然起きませんね」
王黎が寝台に寝かせた、クロナガミミギツネ型のユルゲン。
紅雷は先ほど少し意識が浮上したが、ユルゲンはンディフ墓地での戦闘を終えてから丸一日以上経っても、一度も目覚めていない。呼吸はしているようなので生きてはいるが、もしもこのまま目覚めなかったらどうしよう。そう思うと紀更は急に胸が苦しくなって、息ができないような鋭い冷たさに全身が刺されたような心地になった。
「馬龍がどんな攻撃をしたのか、その影響がいまどう出ているのか、正直まったくわからない。ライオスから受けた傷もあるし、まずは身体の回復をしている段階なんだと思う。ユルゲンくんの生命力を信じて、今はとにかく寝かせてあげよう」
客室を出て後ろ手にドアを閉めながら、王黎は紀更の肩をたたいた。
船から持ってきたそれぞれの荷物を客室に入れて一息つくと、いつの間にか塔の中央テーブルの上にはどうぞお召し上がりくださいと言わんばかりに、温かいパンと根菜たっぷりのスープ、蒸した鶏肉と焼き魚の料理が出現していた。
紀更たち三人はありがたくその料理に手をつけ、ようやく心身ともに安心感を得た。
「王黎師匠、場所は違うんですけど、ここはやっぱり、ラッツ半島の始海の塔と同じ気がするんです」
テーブルの上から食事が消え、陶器のティーポットが出現する。慣れた手付きでカップに茶を注ぎ込む王黎に、紀更はぽつりと呟いた。
「僕もそんな気がするよ」
「始海の塔は、ラッツ半島からここへ移動したんでしょうか」
「うーん……建物自体は別々なんじゃないかなあ。ただこの建物の中というか、塔の主が同じなんだろうね、きっと」
――二神が創る世界に、創世以前から塔を造ることのできる者。それは二神を超越した存在です。
以前、ラルーカはそう言った。
(塔の主……神様を超えた神様)
光の神様カオディリヒスと闇の神様ヤオディミスのことでさえ、おとぎ話のような伝承程度にしか知らないのに、その二神を超えた存在などとても理解できそうにない。
なぜ高尚なその存在が、こうして始海の塔という形でサポートしてくれるのか。なぜ紀更たちをこの場所へ呼ぶのか。その謎が解ける気配は一切ない。
(私たちが考えても、仕方のないことなのかもしれない)
天から降り注ぐ雨に、なぜ降るのかと問いかけるようなものだ。その理由が理解できようができまいが、雨が地上にもたらす恵みはすべての生き物を生かしてくれる。与えられる理由はわからないが、与えられるその恩恵に感謝をしながら、人は人の領分を生きればいいのだろう。
その後しばらくして、塔の内壁の別の場所に新たなドアが出現した。そのドアの先はこれまた清潔で広々とした大浴場へとつながっており、紀更たちは汗と砂を流してさっぱりとした。そうして自分たち以外の存在の気配を感じられないまま夜になり、やがて穏やかな朝がやってきた。
長らくそのドアは開いていなかったのか、金属の金具が甲高い声を上げた。
エリックは慎重に、塔の中に足を踏み入れる。
塔の内壁の高い位置には小さな採光用の窓がいくつかあり、そこから燦々と日差しが差し込んでいる。室内に何か生き物がいるような気配はなさそうだ。
「大丈夫のようだな」
塔の中は、見上げるほど高い吹き抜けになっていた。窓の数はそう多くはないのだが、入ってくる光が増幅されているのか、思いのほか明るい。中央には不自然に用意された丸い絨毯と、その上に円形のテーブル、そして高い背もたれの椅子が十個ほどあり、サーディアにあった塔の中と同じ雰囲気を醸し出していた。
「クォンさんとラルーカさんはいないようですね」
エリックと王黎に続いて塔の中に入った紀更が、室内を一通り見回して呟く。
もしかしたらクォンとラルーカがいるかもしれないと思ったのだが、彼らの姿は見当たらない。ということは、同じ類の建造物ではあるが、実際に訪れたラッツ半島の始海の塔とは別の塔である、ということで間違いないようだ。
「安全も確認できたことだし、三人を連れてこようか。一度船に戻るよ~」
王黎がのんびりと声をかけて、三人は塔を出る。
船に戻る道を歩きながら、紀更は考えた。
(操言士のヒルダが示してくれた始海の塔……そして、操言の力を持つ潤くんが示してくれたこの場所。違うけど同じ……そんな気がする。この塔も、この世界が創られる前からあったのかしら)
船に戻ったエリックは、まずルーカスに声をかけた。ルーカスはまだ全快してはいないが、一人で歩行できる程度には回復している。それから、エリックと王黎は協力して即席担架に紅雷を乗せ、ゆっくりとダウ船から降ろした。
「紀更、ルーカスくんと一緒に塔に行って、紅雷とユルゲンくんを寝かせてあげられる部屋を見つけてくれるかい。頼むよ」
「あっ、はい。探します」
ルーカスと一緒にゆっくりと桟橋を歩く紀更は、王黎に言われて返事をした。
やせ細った木々を横目にしばらく歩き、再び塔の中に入る。中央の絨毯の上に用意されている椅子にひとまずルーカスを座らせると、紀更は塔の内壁に近付いた。何か変化が起きないかと、内壁に手を添えながらゆっくりと歩く。すると、正面ドアがある壁のちょうど反対側に近付いたところで、それまではなかったはずのドアが四つ、隣り合うように現れたのに気が付いた。
普通に考えれば、そのドアを開けた先は外。つまり塔から出るはずなのだが、そうとは限らないことはすでに経験済みだ。
(今度はなんの部屋かしら)
真っ白な壁の空間か、それとも不思議な浴室か。一人一人にあてがわれた客室か、それとも高所のバルコニーか。
ゆるくカーブしている円柱の壁にあるドア。それはどういう仕組みなのか、壁に沿うように外向きに曲がっていたが、紀更が恐る恐る開けるとすんなりと開いた。そしてその先は、意外にも普通の客室だった。
少し細い廊下を奥に進むと、一人用の寝台が左右それぞれの壁に接するように置かれている。ご丁寧に化粧机もふたつあり、部屋の中央には小さな丸テーブルと椅子がふたつ、セットしてあった。
「客室なのね」
紀更はドアを閉めて、隣のドアを開ける。するとそちらも同じレイアウトと同じ調度品の客室になっていた。
いったいどうなっているのかは知らないが、ふたつのドアはほぼ隙間なく隣り合っているのに、それぞれの客室は隣り合っているとは考えにくい広さだ。物理法則を無視しているにもほどがある。
(開けたら異なる空間につながる、って仕組みなのかなあ)
この塔の構造について真面目に考えても仕方ないのだが、やはり気にはなる。
紀更はひとまずドアを閉めて、紅雷を乗せた即席担架を運んできた王黎とエリックを客室のひとつに案内した。ミズイヌ型のままの紅雷は、清潔でやわらかな手触りのシーツの敷かれた寝台に横たえられる。すると紅雷の目が薄く開いた。
「んぅ……あれ」
「紅雷、大丈夫? 始海の塔に来たから安全よ。まだ寝ていていいからね」
「しか、のとぅ……。紀更様、あたし」
「うん、大丈夫よ。もう少し寝て、けがを治してね、紅雷」
紀更はミズイヌ型の紅雷の頭をなでる。それから耳の裏を少し強めにさすってやるとそれが気持ちよかったらしく、紅雷はまたすやすやと眠り始めた。
「次はユルゲンくんだね。それと、荷物も持ってこないとね」
「紀更殿、隣の部屋にルーカスを連れていってやってくれないか」
王黎とエリックがそう言い残して、もう一度船に戻る。
紀更はエリックに言われたとおり、塔の中央の椅子に座っていたルーカスに声をかけて、紅雷を運び入れた客室の隣へとルーカスを案内した。
「すみません、紀更殿」
「いえいえ、いいんです。眠れそうですか」
「はい。眠いんですけど……でも、お腹もペコペコでして」
寝台に横たわりながら、ルーカスは苦笑した。確かに、今朝は夜明けとともに起きてからすぐ船で移動したので、まだ食事らしい食事をしていない。
「とりあえず、寝てください。起きる頃にはきっと始海の塔が食事を出してくれると思います」
「ははっ……ほんと、不思議で便利な場所ですねえ」
ルーカスはそう言って、瞼を閉じた。
紀更はしばらくルーカスを見守っていたが、その呼吸音が静かになったのを確認して部屋を出る。
塔の中央広間に戻ると、荷物を抱えたエリックと、クロナガミミギツネ型のユルゲンを抱きかかえた王黎が戻ってきたところだった。
「ルーカスくんは?」
「お腹がペコペコ、とのことですが、ひとまず寝てもらいました」
「確かに、僕もペコペコだ」
「ユルゲンさんは、ルーカスさんと同じ部屋に寝かせますか」
紀更は客室ドアのはめ込まれた壁の方を見た。ドアは全部で四つあり、右から二番目のドアを開けた客室に紅雷、三番目のドアの客室にルーカスが寝ている。
「いや、ルーカスくんはいつも通りエリックさんと同室。ユルゲンくんは、その隣の部屋にしようか」
王黎はそう言うと、一番左のドアに向かって歩き出した。紀更も一緒に付いていき、ユルゲンを抱えている王黎に代わってドアを開ける。普通に考えればルーカスが寝ている客室と空間が重なり合うはずだろうに、ドアの向こうは誰もいない客室が当然のように広がっていた。
「ユルゲンさん、全然起きませんね」
王黎が寝台に寝かせた、クロナガミミギツネ型のユルゲン。
紅雷は先ほど少し意識が浮上したが、ユルゲンはンディフ墓地での戦闘を終えてから丸一日以上経っても、一度も目覚めていない。呼吸はしているようなので生きてはいるが、もしもこのまま目覚めなかったらどうしよう。そう思うと紀更は急に胸が苦しくなって、息ができないような鋭い冷たさに全身が刺されたような心地になった。
「馬龍がどんな攻撃をしたのか、その影響がいまどう出ているのか、正直まったくわからない。ライオスから受けた傷もあるし、まずは身体の回復をしている段階なんだと思う。ユルゲンくんの生命力を信じて、今はとにかく寝かせてあげよう」
客室を出て後ろ手にドアを閉めながら、王黎は紀更の肩をたたいた。
船から持ってきたそれぞれの荷物を客室に入れて一息つくと、いつの間にか塔の中央テーブルの上にはどうぞお召し上がりくださいと言わんばかりに、温かいパンと根菜たっぷりのスープ、蒸した鶏肉と焼き魚の料理が出現していた。
紀更たち三人はありがたくその料理に手をつけ、ようやく心身ともに安心感を得た。
「王黎師匠、場所は違うんですけど、ここはやっぱり、ラッツ半島の始海の塔と同じ気がするんです」
テーブルの上から食事が消え、陶器のティーポットが出現する。慣れた手付きでカップに茶を注ぎ込む王黎に、紀更はぽつりと呟いた。
「僕もそんな気がするよ」
「始海の塔は、ラッツ半島からここへ移動したんでしょうか」
「うーん……建物自体は別々なんじゃないかなあ。ただこの建物の中というか、塔の主が同じなんだろうね、きっと」
――二神が創る世界に、創世以前から塔を造ることのできる者。それは二神を超越した存在です。
以前、ラルーカはそう言った。
(塔の主……神様を超えた神様)
光の神様カオディリヒスと闇の神様ヤオディミスのことでさえ、おとぎ話のような伝承程度にしか知らないのに、その二神を超えた存在などとても理解できそうにない。
なぜ高尚なその存在が、こうして始海の塔という形でサポートしてくれるのか。なぜ紀更たちをこの場所へ呼ぶのか。その謎が解ける気配は一切ない。
(私たちが考えても、仕方のないことなのかもしれない)
天から降り注ぐ雨に、なぜ降るのかと問いかけるようなものだ。その理由が理解できようができまいが、雨が地上にもたらす恵みはすべての生き物を生かしてくれる。与えられる理由はわからないが、与えられるその恩恵に感謝をしながら、人は人の領分を生きればいいのだろう。
その後しばらくして、塔の内壁の別の場所に新たなドアが出現した。そのドアの先はこれまた清潔で広々とした大浴場へとつながっており、紀更たちは汗と砂を流してさっぱりとした。そうして自分たち以外の存在の気配を感じられないまま夜になり、やがて穏やかな朝がやってきた。
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