27 / 96
27
しおりを挟む
私のデザインしたドレスが、ショップのマダムに絶賛されてしまいました。
絵は上手くないですが、やはり言葉で説明するより、下手でも絵がある方が断然わかりやすのです。
私は前世のイメージがあるので、斬新には思いませんでしたが、私のイメージ通りに作ることは、今までのドレスの発想をさらに可憐にするらしく、マダムは、私の事を流行を作り出すレディーと褒めてくれるのです。
ただドレスが透けてみえる布、シフォン素材を重ねてフワフワさせて、踊る時に優雅にみえるような細工をしたかっただけなのです。決してダンスが苦手というわけでもないですが、得意でもないので。
マダムは、このドレスのアイディアを買ってくれました。コサージュの時と同じ契約をしたので、私が社交界デビューで着用して宣伝してきますね。
フレディから手紙がきました。
姉様の甘いお菓子を食べると心が和むと言っていた通り、お菓子のお陰でルームメイトや先輩と仲良くなれた事が、書いてありました。姉様ありがとうって、私の弟は、なんて可愛いんでしょう。
野菜嫌いの先輩が、人参クッキーを食べて人参を少し食べられるようになったので、違う味の野菜クッキーが作れるなら欲しいと書いてありますね。
うーん、今までお菓子のターゲットを夫人方に絞ってましたが、お子様の偏食改善用のお菓子も考える余地がありますね。
イブが繁盛すれば、領地もうるおいますからね。フレディ、姉様は貴方が困らないよう領地を活性化させますよ。
フレディへの手紙の返信に野菜クッキー考えますと書いておきましょう。野菜嫌いの先輩から、口伝てでイブのクッキーの宣伝してくれるかもしれませんからね。
でも野菜嫌いの先輩って、誰でしょうかね?なんか可愛らしいと感じるのは、心がおばちゃんだからでしょうか?
もし、結婚出来なかったら、領地の屋敷の庭に私が住む家を建てさせてほしいです。
私用の貯金もしないといけませんね。ちょっとした服飾のアイディアを、マダムに買い取って貰い、私の貯金にしましょう。
服作りのノウハウはありませんが、前世の記憶でもう少し、儲けさせてもらいましょう。
ドレスにポケットがついていないのが不便だとつくづく思ってたんですよね。
もちろん、エプロンのポケットのような目立つところにあるものならありますが、前世のスカートや紳士ズボンの腰あたりにわからないようにあるサイドポケットはこの世界で見たことがなくて。
サイドポケットのあるドレスが欲しいですね。
貴族は使用人がついて歩くので、カバンを持たないのですが、服とあわせてクラッチバッグもお洒落ですよね。
幼い令嬢のポシェットも可愛いいし、アイディアだけ話して契約を結べは、私用の貯金も、結構な金額になりますね。
結婚出来たら持参金、出来なかったら私のマイホームの資金にしましょう。念のために、お父様と執事に話しておきましょうね。
絵は上手くないですが、やはり言葉で説明するより、下手でも絵がある方が断然わかりやすのです。
私は前世のイメージがあるので、斬新には思いませんでしたが、私のイメージ通りに作ることは、今までのドレスの発想をさらに可憐にするらしく、マダムは、私の事を流行を作り出すレディーと褒めてくれるのです。
ただドレスが透けてみえる布、シフォン素材を重ねてフワフワさせて、踊る時に優雅にみえるような細工をしたかっただけなのです。決してダンスが苦手というわけでもないですが、得意でもないので。
マダムは、このドレスのアイディアを買ってくれました。コサージュの時と同じ契約をしたので、私が社交界デビューで着用して宣伝してきますね。
フレディから手紙がきました。
姉様の甘いお菓子を食べると心が和むと言っていた通り、お菓子のお陰でルームメイトや先輩と仲良くなれた事が、書いてありました。姉様ありがとうって、私の弟は、なんて可愛いんでしょう。
野菜嫌いの先輩が、人参クッキーを食べて人参を少し食べられるようになったので、違う味の野菜クッキーが作れるなら欲しいと書いてありますね。
うーん、今までお菓子のターゲットを夫人方に絞ってましたが、お子様の偏食改善用のお菓子も考える余地がありますね。
イブが繁盛すれば、領地もうるおいますからね。フレディ、姉様は貴方が困らないよう領地を活性化させますよ。
フレディへの手紙の返信に野菜クッキー考えますと書いておきましょう。野菜嫌いの先輩から、口伝てでイブのクッキーの宣伝してくれるかもしれませんからね。
でも野菜嫌いの先輩って、誰でしょうかね?なんか可愛らしいと感じるのは、心がおばちゃんだからでしょうか?
もし、結婚出来なかったら、領地の屋敷の庭に私が住む家を建てさせてほしいです。
私用の貯金もしないといけませんね。ちょっとした服飾のアイディアを、マダムに買い取って貰い、私の貯金にしましょう。
服作りのノウハウはありませんが、前世の記憶でもう少し、儲けさせてもらいましょう。
ドレスにポケットがついていないのが不便だとつくづく思ってたんですよね。
もちろん、エプロンのポケットのような目立つところにあるものならありますが、前世のスカートや紳士ズボンの腰あたりにわからないようにあるサイドポケットはこの世界で見たことがなくて。
サイドポケットのあるドレスが欲しいですね。
貴族は使用人がついて歩くので、カバンを持たないのですが、服とあわせてクラッチバッグもお洒落ですよね。
幼い令嬢のポシェットも可愛いいし、アイディアだけ話して契約を結べは、私用の貯金も、結構な金額になりますね。
結婚出来たら持参金、出来なかったら私のマイホームの資金にしましょう。念のために、お父様と執事に話しておきましょうね。
871
あなたにおすすめの小説
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
傷物令嬢シャルロットは辺境伯様の人質となってスローライフ
悠木真帆
恋愛
侯爵令嬢シャルロット・ラドフォルンは幼いとき王子を庇って右上半身に大やけどを負う。
残ったやけどの痕はシャルロットに暗い影を落とす。
そんなシャルロットにも他国の貴族との婚約が決まり幸せとなるはずだった。
だがーー
月あかりに照らされた婚約者との初めての夜。
やけどの痕を目にした婚約者は顔色を変えて、そのままベッドの上でシャルロットに婚約破棄を申し渡した。
それ以来、屋敷に閉じこもる生活を送っていたシャルロットに父から敵国の人質となることを命じられる。
婚約者を譲れと姉に「お願い」されました。代わりに軍人侯爵との結婚を押し付けられましたが、私は形だけの妻のようです。
ナナカ
恋愛
メリオス伯爵の次女エレナは、幼い頃から姉アルチーナに振り回されてきた。そんな姉に婚約者ロエルを譲れと言われる。さらに自分の代わりに結婚しろとまで言い出した。結婚相手は貴族たちが成り上がりと侮蔑する軍人侯爵。伯爵家との縁組が目的だからか、エレナに入れ替わった結婚も承諾する。
こうして、ほとんど顔を合わせることない別居生活が始まった。冷め切った関係になるかと思われたが、年の離れた侯爵はエレナに丁寧に接してくれるし、意外に優しい人。エレナも数少ない会話の機会が楽しみになっていく。
(本編、番外編、完結しました)
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
『異世界転生してカフェを開いたら、庭が王宮より人気になってしまいました』
ヤオサカ
恋愛
申し訳ありません、物語の内容を確認しているため、一部非公開にしています
この物語は完結しました。
前世では小さな庭付きカフェを営んでいた主人公。事故により命を落とし、気がつけば異世界の貧しい村に転生していた。
「何もないなら、自分で作ればいいじゃない」
そう言って始めたのは、イングリッシュガーデン風の庭とカフェづくり。花々に囲まれた癒しの空間は次第に評判を呼び、貴族や騎士まで足を運ぶように。
そんな中、無愛想な青年が何度も訪れるようになり――?
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓
恋愛
伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる