ある勇者がなんか嫌われ者らしいw

Erito

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知識の都ジョルーク

道中の戦闘2

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今、
俺の目の前には巨大な黒い影が
俺の命を断ち切らんと猛突進してきている。

「うっ!」

間一髪のところで突進をかわすと、
黒い影は勢いを殺すためだろう。
振り上げていた巨大な剣を
勢いよく地面に向かって振り下ろした。
その衝撃が大地を伝って、
周囲一帯の景色を揺らしている。
俺が「ミノケロス」と、勝手に名付けた怪物は
俺の身の丈以上はありそうな大剣を軽々と持ち上げると、
再度襲いかかろうとこちらを振り返る。

一応、なぜ俺が「ミノケロス」と付けたか説明すると、この怪物自体が幻想の動物である、
「ミノタウルス」に「ケンタウロス」を掛け合わせたような姿をしているためだ。

………どうやら人は死期を感じると
普段は考えられないような
下らない事を思い付いてしまうらしい。

「フシューッッ!!」

「くっ!」

ミノケロスの鼻息が自身の足元の短い雑草たちを揺らして、
俺の足元まで届く。

ミノケロスは三度みたび、目の前の獲物を狩ろうと持っている大剣を構え直す。

「さあかかってこい!」

俺は剣を持つ右手を肩から背中に回し、何時でも飛び出せるよう構える。
1度死ぬ感覚を存分に堪能したからか、ただただ恐怖でおかしくなったのかは当の本人である俺にもわからない。
ただ俺は...俺は....

「俺は生きてるっ!」

狂ってるとは思う。
だけど、このスリリングで、それでいて視野が広くて、
興奮して、けれども頭が冴え、身体がいやに軽いこの状況は、
「生きている」以外の言葉の表現を教えてはくれない。

「フシュー....フシュー...フシュー....」

ゆっくりと、力強くミノケロスは二度の突進で乱れた呼吸を整えた。
そしてーー

「フガァッ!!!」

きたっ!


少年は怪物の技が見えていたわけじゃない。
むしろ、全く見えてはいない。
だが、怪物の二度の突進から、少年はその剣筋を怪物の通ったあとの足跡や、大剣で抉られた地面の跡から、
その動きを推理、想像することで、無意識にそして、感覚的に怪物の剣を見切っていた。


ほんの少し遅れて地面を蹴りだす。
ミノケロスは右手一本でその重々しい剣を自らの左脇腹の下をくぐらせ、風を纏わせながら地面をえぐり俺の首をはねんと、近づいてくる。

あぁ知っている。
その動き。
その動きを待っていた。
口が勝手に呟きだす。

「がら空きだぞ、その馬鹿でかい.....」

「その身体ぁぁっ!!!」

鋭い叫びとともに、ミノケロスの左肩から、右脇腹にかけてを腰を使って大きくぶった斬る。

「ブハッ!!!」

両者はすれ違い、砂ぼこりを引きながら、音を立てて停止する。
そして、ゆっくりと決着がついた。

ミノケロスはこの世に未練を残したかのように、少しのラグを残しながら、音をたてて崩れ落ちた。

ーー盛大に血を撒き散らして。


パッシブスキル(ユニーク)
「The Eyes of Falcon<隼の眼>」   
             Lv1取得

パッシブスキル(ユニーク)
「The Child of God
               <神の申し子>」
           Lv-取得
※レベルが存在せず、既に能力限界値に達しているスキルです。

パッシブスキル(ユニーク)
「日本国流剣道」Lv3取得

「日本国流剣術」Lv1取得

アクティブスキル
「大断斬」Lv1取得

ステータス

HP:500 MP:400

攻撃力:312 魔法攻撃力:301

防御力:245 魔法防御力:296

素早さ:498 器用さ:500
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