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10.彼女持ちの推しの上司と
しおりを挟む「麻里亜」
「は、はい?!」
シフト休の営業の推しが
なぜか休みのはずなのにいる!!
「何してんの」
「倉庫整理を…定期的にやらないと
すぐ散らかるので……
それより半田さん今日休みですよね」
「忘れ物取り来ただけ」
スーツしか見たことないのに
私服の推しが足の踏み場がない倉庫の中に
ズカズカと入ってくる、やばいやばいやばい。
半田紘哉、28歳、営業部2課課長。
顔が良くて、スタイルも良くて、仕事が出来る。
彼女持ちのくせに部内の女性全員を落とす勢いで
色気と優しさを振りまいている。
「手伝うよ」
「えっ、いいですよそんな」
「もう定時すぎてるし、
残業増えたら人事に指摘受けるからな」
めちゃくちゃに散らかった資材を拾い集めて、
私を見上げる。
いつもと違ってラフな服装もかっこいい。
「それに麻里亜にはいつも助けてもらってるから」
いや~、こんな人、世の中にいるんだ
なんて関心しつつ、私も手を動かす。
1人でやると全然捗らないけど、
半田さんに手伝ってもらったら
あっという間に片付いた。
「助かりました、ありがとうございます!!」
電気を消してドアを開けようとすると
急に手を掴まれる。
「お礼は?」
「へ?…ありがとうございます?」
「…違くて」
私の耳元に顔を近づけて、ドアの鍵を閉める。
「えっ、えっえっ」
「一昨日のこと、覚えてない?」
一昨日、は…部署の飲み会で、
まあまあ飲んで、終電逃して
「半田さんに、迷惑かけちゃいました…?」
「何されたか教えてやろうか?」
私の首元に手を滑らせる。
「俺に身体預けて、こうやって、
耳元で……半田さん好きって」
意地悪く笑いながら言う。
全く思い出せないのが余計に恥ずかしくて、
熱くなった顔を片手で覆いながら
掴まれた腕を振り放そうとするが、
半田さんは離してくれない。
「逃げんなって」
ドアに背を向けて塞がれる。
「……部下だから手出さないように
我慢してたんだけどなあ…
麻里亜が悪いんだからな?」
壁に押さえつけられて、両脚の間に脚を割り込ませて
「半田さ…んッ、っん」
蕩けるようなキスで口を塞がれる。
「お前とやりたくてしょうがなかったよ一昨日から」
「ごめんなさい、っ変なこと言って、
半田さん彼女いるのにッ…」
だからこれ以上されたらっ…
「俺も麻里亜のこと好きだよ……」
妖しく笑ってスカートの中に手を滑らせる。
「ここ、もうこんな濡らして……」
私ので濡れてる指を見せつけるように舐めて
もう一度腟内に指を挿れられる。
「あ、ッ♡半田…さん、っ♡♡」
ぐちゅぐちゅと音を立てて、
私のいいところを刺激される。
「んんッ♡♡あ、っ!♡♡」
「声…我慢して」
口元を手で押さえると、
半田さんの手が私の胸を掴んで
「…タクシーでこれ押し付けられてさあ、
俺も上司の前に男だっての」
抗えない。
「ほら、そこに手ついて」
言われた通りに、荷物が沢山積まれた棚に掴まる。
「ッっ、っン♡♡っ♡♡♡」
後ろから遠慮なく激しく突かれて♡♡
聞こえちゃう聞こえちゃう聞こえちゃう♡♡♡♡
「半田さ、ッ♡♡♡♡外っ♡♡も♡♡
聞こえちゃう♡♡♡♡」
パンパンパンパンッ♡♡♡♡じゅっぷジュプっ♡♡
ぐちゅぐちゅぐちっ♡♡♡
ばちゅんばちゅんばちゅん♡♡♡♡
「は、っ♡♡ぃッ♡♡♡♡ッく♡♡♡♡ひぁ♡♡」
口元を塞いでいた手を掴まれて
情けない息遣いが漏れるっ♡♡♡♡
「あっ♡♡♡♡ッあ♡♡♡♡
は、っ♡はァっ、ア゛♡♡♡♡♡」
気持ちよくて♡♡♡
勝手に口開いて舌も出ちゃうう♡♡♡♡♡♡
「ッは…麻里亜、ッあ…はァ、ッ」
こんな顔半田さんに見せられないッ♡♡♡♡
容赦なく突かれてもう限界♡♡♡
頭おかしくなる♡♡♡♡♡♡
「ぁあっ♡♡♡♡♡♡半田さん、ッは
ぁアッ♡♡♡♡も♡♡♡♡イっちゃ♡♡
イくッ♡♡♡♡♡いくいくイクッ…!♡♡♡♡」
「麻里亜っ…中に出すよ…?いいね……?ッ」
だめっ♡♡って首を横に振る前に
腟内で半田さんのが脈打って♡♡♡
「ッはあ…っ、ッ…ああ……全然足りねえわ」
私の開いた口に指を突っ込んで、
舌を指先で挟まれる。
「今どんな顔してるのか見せてごらん?」
「ひぁ…♡♡♡♡」
インカメ回されて撮られてる♡♡♡♡
「残業中に上司に襲われてアヘ顔セックスなんて、
恥ずかしいねえ……?何サボってんの?」
「ごめんらはぃ……♡♡♡」
「俺を満足させてくれたら見逃してあげるよ」
───そうして私も、半田さんの
何人いるか分からないセフレの仲間入りをした。
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