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ゲーム世界に転生?
第6話 インスタントな村
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俺がゲーム世界に転生してから、3日。
俺達の拠点は、村になっていた。
「村と言うのは語弊があるわね。
確かに見た目は村みたいだけど、住人がいる訳でもない代物よ?
龍脈エネルギーを核にした妖精が配下に加わっているだけだもの」
こっちの思考を読んでくる従姉がツッコミを入れてきた。
まあ、雛菊の言うことが正しいのは事実。
周囲にいるのは、緑色の髪に葉っぱのようなドレスを纏った少女達のみ。
彼女達は、広葉樹の葉っぱと俺の髪の毛を瓶に入れて、そこに龍脈エネルギーの水を注いで造り出された使い魔妖精と呼ぶべき存在であった。
「まあ、分業が必要とは言え、回復薬が造れるのはありがたい話ね。
都に送れば、この桃京の価値が上がって、結界師の派遣が早まる可能性もあるわ。
或いは行商人がやってくる可能性もね」
「おお!」
夢が広がる話だ。
何せ妖精達は、こっちの簡単な指示を理解するくらいの知能しかないので、この3日間まともな話し相手は雛菊しかいない。
その雛菊は、従姉と言う関係なため、変に話題を振れないわけで……。
正直、会話に飢えていた。
「さて、今後の方針だけど、選択肢は2つよ?
まず1つめ、森の奥にある長老樹の葉を手に入れる。
正直、そこらの葉を使って生成した妖精は単純作業しか出来ないから、指示役になるような高位妖精を創造するべき。
もう1つは、山から鉱物を採取してきて、鍛冶の出来る妖精を創造する。
武具の類いは需要が大きいから、この桃京の価値が高まることが期待できる。
……私的には長老樹の葉を優先したいけど、長老樹の元に辿り着こうと思うと武装なしも心許ないわ」
俺の髪の毛を使っている癖に、妖精達は俺の言うことを聞かないからな。
雛菊が指示を出す必要がある。
しかも、1体ずつ指示をしないといけないとのことで、地味に負担が大きいらしい。
「鉱物加工が出来る妖精ね。
そいつらはそいつらで、どれくらいの指示を聞くんだろう?」
「……この子達よりはマシだと思うわ。
正直、同レベルだと鍛冶なんて不可能でしょうね……」
今いる妖精達は、薬草を森の1ヵ所に集めるだけの班。
集まった薬草を拠点へ運ぶ班。
薬草を龍脈エネルギー水に放り込む班に分業させている。
回復薬の回収と分注は、俺達の仕事と言う状態だ。
薬効の抜けた薬草を濾すと言う作業は、この妖精達には出来ないレベルだった。
……多分、知能指数は犬猫以下だろうと思う。
「知能が低いから反乱の心配もないし、エネルギー源は龍脈エネルギー水を飲むだけだから、使い勝手は良いんだけどね……」
つくづくストラテジーゲームに出てくる兵士みたいな存在だ。
戦闘力はなさそうだけど……。
「妖怪をもう1人くらいは仲間に加えたいわね……」
「……確かに」
そもそも、戦闘力系の妖怪が仲間にいれば、長老樹の葉を手に入れるのだって難しくはないだろう。
「……少し考えるべきかしら?」
「雛菊?」
「なんでもないわ。
妖怪の仲間を増やす算段を考えるから、その時はお願いね?」
「……ああ。
契約を結ぶってことか?
そうだよな。
仲間が欲しいよな……」
長老樹の葉や鉱物系妖精よりも、仲間妖怪を増やす方を優先することにしたらしい雛菊。
そんな簡単に行くのだろうか?
「増やすのは簡単なのよね?
けど、増やし過ぎも困るから、最初は1体くらいに抑えておくべきでしょ?」
「いや、別に……」
仲間は多い方が良いだろうし。
「本当に?
腹上死や性転換がお望みなら、それでも良いのだけど……」
「あ……」
「プライドの高い妖怪達だもの、お互いに抜け駆け何て許さないでしょうから、数体を仲間にすれば、一気に襲われるかもしれないわよ?
性的に……。
……まあ、私も正妻の地位を譲る気はないけど」
……なんか、雛菊と結婚していたらしい。
驚きだぜ!
確かに、こんな遠くへ永久追放された人間に付いてくるのに、従姉弟だからって、理由だけでは弱いのかもしれないけど、
「……そうだな。
少なくとも1体ずつ慎重に仲間を増やそう!」
正妻うんねんは、スルー。
とにかく、仲間を増やそう計画を優先することで、時間を稼ぎたいと思う。
意気地がなくて悪いけど、こちとらまだ高校生なので、身を固める覚悟はないのだ。
俺達の拠点は、村になっていた。
「村と言うのは語弊があるわね。
確かに見た目は村みたいだけど、住人がいる訳でもない代物よ?
龍脈エネルギーを核にした妖精が配下に加わっているだけだもの」
こっちの思考を読んでくる従姉がツッコミを入れてきた。
まあ、雛菊の言うことが正しいのは事実。
周囲にいるのは、緑色の髪に葉っぱのようなドレスを纏った少女達のみ。
彼女達は、広葉樹の葉っぱと俺の髪の毛を瓶に入れて、そこに龍脈エネルギーの水を注いで造り出された使い魔妖精と呼ぶべき存在であった。
「まあ、分業が必要とは言え、回復薬が造れるのはありがたい話ね。
都に送れば、この桃京の価値が上がって、結界師の派遣が早まる可能性もあるわ。
或いは行商人がやってくる可能性もね」
「おお!」
夢が広がる話だ。
何せ妖精達は、こっちの簡単な指示を理解するくらいの知能しかないので、この3日間まともな話し相手は雛菊しかいない。
その雛菊は、従姉と言う関係なため、変に話題を振れないわけで……。
正直、会話に飢えていた。
「さて、今後の方針だけど、選択肢は2つよ?
まず1つめ、森の奥にある長老樹の葉を手に入れる。
正直、そこらの葉を使って生成した妖精は単純作業しか出来ないから、指示役になるような高位妖精を創造するべき。
もう1つは、山から鉱物を採取してきて、鍛冶の出来る妖精を創造する。
武具の類いは需要が大きいから、この桃京の価値が高まることが期待できる。
……私的には長老樹の葉を優先したいけど、長老樹の元に辿り着こうと思うと武装なしも心許ないわ」
俺の髪の毛を使っている癖に、妖精達は俺の言うことを聞かないからな。
雛菊が指示を出す必要がある。
しかも、1体ずつ指示をしないといけないとのことで、地味に負担が大きいらしい。
「鉱物加工が出来る妖精ね。
そいつらはそいつらで、どれくらいの指示を聞くんだろう?」
「……この子達よりはマシだと思うわ。
正直、同レベルだと鍛冶なんて不可能でしょうね……」
今いる妖精達は、薬草を森の1ヵ所に集めるだけの班。
集まった薬草を拠点へ運ぶ班。
薬草を龍脈エネルギー水に放り込む班に分業させている。
回復薬の回収と分注は、俺達の仕事と言う状態だ。
薬効の抜けた薬草を濾すと言う作業は、この妖精達には出来ないレベルだった。
……多分、知能指数は犬猫以下だろうと思う。
「知能が低いから反乱の心配もないし、エネルギー源は龍脈エネルギー水を飲むだけだから、使い勝手は良いんだけどね……」
つくづくストラテジーゲームに出てくる兵士みたいな存在だ。
戦闘力はなさそうだけど……。
「妖怪をもう1人くらいは仲間に加えたいわね……」
「……確かに」
そもそも、戦闘力系の妖怪が仲間にいれば、長老樹の葉を手に入れるのだって難しくはないだろう。
「……少し考えるべきかしら?」
「雛菊?」
「なんでもないわ。
妖怪の仲間を増やす算段を考えるから、その時はお願いね?」
「……ああ。
契約を結ぶってことか?
そうだよな。
仲間が欲しいよな……」
長老樹の葉や鉱物系妖精よりも、仲間妖怪を増やす方を優先することにしたらしい雛菊。
そんな簡単に行くのだろうか?
「増やすのは簡単なのよね?
けど、増やし過ぎも困るから、最初は1体くらいに抑えておくべきでしょ?」
「いや、別に……」
仲間は多い方が良いだろうし。
「本当に?
腹上死や性転換がお望みなら、それでも良いのだけど……」
「あ……」
「プライドの高い妖怪達だもの、お互いに抜け駆け何て許さないでしょうから、数体を仲間にすれば、一気に襲われるかもしれないわよ?
性的に……。
……まあ、私も正妻の地位を譲る気はないけど」
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驚きだぜ!
確かに、こんな遠くへ永久追放された人間に付いてくるのに、従姉弟だからって、理由だけでは弱いのかもしれないけど、
「……そうだな。
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