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第一章 風の学び舎
風庭の夜
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放課後の鐘が遠のくにつれ、校舎の廊下は夕焼けの色を吸い込んでいった。
塔の羽根は赤く染まり、回転のたびに光の板を空へ投げる。
教室に残ってノートを閉じた俺のところへ、ノアが小走りで来た。
「ねぇ、今夜、風庭行かない」
瞳が夕焼けの赤を少しだけ含んでいる。
「夜だけ咲く花があるの。根花っていって、風の息で光るんだって」
「……行く。見てみたい」
「やった。風がね、今夜は呼んでるって言ってるの」
ノアは軽く笑って、窓の外の塔を見上げた。塔の影が長く伸び、学園の真ん中へ吸い込まれていく。
寮に荷を置き、日が沈むのを待って外へ出る。
風庭へ向かう小道には、石柱の上に小さな風灯が一つずつ灯っていた。
灯りは炎ではなく、風が触れるとだけ淡く増える光で、歩くたびに足元がやさしく明るくなる。
中庭に入ると、空気が一段冷たくなる。
昼間は笑い声が満ちている場所が、今は音を吸った湖みたいに静かだった。
中央に根花の樹が立っている。
幹は片手で抱えられるほどの太さだが、根は大地を抱くように放射状に広がり、その縁から小さな花が点々と咲いていた。
どれも米粒みたいに小さいのに、風が撫でるたびに金から白へ、白から淡い青へと色を変える。
枝先には薄い葉がいくつも重なり、夜気に触れて透明の層を増やしていく。
樹の隣には風鈴の柱。
大小さまざまな鈴が吊られて、風を待つ楽器みたいに静かに揺れた。
芝の端で靴を脱いで、ノアが素足のまま座り込む。
「ここ、昼とは全然違うね」
「静かだ。音が隠れてる」
「ううん、音はいるよ。小さく息をしてる」
ノアは胸の前で指を組み、ゆっくりほどいて、空へ解き放つ仕草をした。
それに合わせるみたいに、風鈴が一度だけ、低く鳴る。
俺も隣に腰を下ろし、空を見上げた。
塔の羽根はもう赤を抜け、群青に溶けている。
風灯の光が足元で淡く呼吸し、根花の花粉が砂のような粒となって少しずつ舞い上がる。
「この世界、静かすぎると思わない」
ノアの声は、夜の真ん中に置かれた小さな盃みたいにまっすぐだった。
「誰も争わないのはいいことなんだけど……時々、隠してるものがあるみたい」
「あるかもしれない。けど、今は……この静けさ、好きだ」
「ね。私も好き」
ノアは笑って、根元の花へ手を伸ばした。
指先で一輪をそっと摘み、掌に受ける。
花は体温をもらうように淡く光り、風がひと呼吸分だけ止まった。
その“止み”は一瞬で、けれど世界の輪郭を少しだけ変えた。
風鈴の揺れが止まり、葉の触れ合う音が消える。
遠くの街のざわめきすら、壁の向こうへ置き忘れたみたいに遠のいた。
「……風、いないの」
「いや。息を潜めてる」
俺の言葉に、ノアが掌の花をそっと持ち上げる。
花びらがふわりと浮いた。
糸で吊るしたわけでもないのに、重さがほどけるみたいに宙へ舞い、塔の方角へ引かれていく。
その刹那、胸ポケットが温かくなった。
試験で描いた板。
指を添えると、板の表面に刻まれた線が、月の光を吸って細い灯を走らせる。
点と点が繋がって、きのうの夕暮れに見た糸が、今夜はもっと鮮やかに塔へ伸びていった。
同時に、風鈴の柱が低く鳴る。
一つ、二つ、三つ。
鈴の音は重ならず、互いを避けるように広がり、夜の風の中へ規則正しく滲んでいく。
足元の花が一斉に光った。
根の周りから金色の砂が吹き上がるように花粉が舞い、風灯の淡い光を拾って、空に小さな銀河を作る。
世界が、ひとつ息を止めた。
静けさの頂点で、塔の羽根がわずかに逆へ回る。
見間違いならいい。
でも、俺の眼はそれを“繋がった反転”として覚えた。
「今の、聞こえた」
ノアの声が小刻みに震えている。
「……“息を継ぎなさい”」
自分で驚くほど自然に、言葉が口から零れた。
昨夜、寝入り端に耳元で聞いた声と同じ言葉。
言えば、合図みたいに風が吹き返す。
花粉の粒が旋回し、鈴がいっせいに明るく鳴り、葉が擦れて、夜の静けさが形を変えて戻ってきた。
奔流が通り過ぎる瞬間、誰かが確かに囁いた。
——よく聴け、繋ぐ者よ。
声の位置はわからない。
塔の上か、根の深いところか、それとも胸のずっと内側か。
ただ、耳ではなく肌が、その音を“風の温度”として覚えた。
光はやがて薄れ、風鈴も数を減らして、最後のひとつだけが余韻のように鳴った。
根花の樹は最初の静けさを取り戻し、風灯の明かりが足元へ帰ってくる。
俺もノアも、しばらく何も言わず立ち尽くしていた。
小さな風が二人の間を抜け、服の裾を指でつまむみたいに軽く引いた。
「やっぱり……風、あなたに話しかけてたんだね」
「俺に、なのか」
「うん。風は人のことは覚えないけど、街のことは覚えるの。だから、街に必要な人のことは、たぶん覚える」
「そんな大したものじゃない」
「謙遜じゃなくて、本当にそう思ってるんだ」
「思ってる」
「だったら、なおさら好きだよ。風」
ノアはまっすぐ言って、小さく笑った。
風鈴がひとつ揺れる。
樹の根元で咲いた花が、さっきまでより白く見えた。
風灯の光は淡いまま、でも風が触れるたびに、灯りは呼吸を合わせるように強くなったり弱くなったりする。
「怖くはない」
気づけば、独り言みたいに声が出ていた。
「怖いよ」
ノアは即座に否定して、少しだけ首を傾げる。
「優しいのに、怖い。だって、生きてるものはみんな、いつか変わるでしょ。風も同じだよ」
「……そうだな」
「でも、変わるから、ここにいる。今夜この風に触れるのは、今夜だけだもん」
ノアは自分の掌の匂いを確かめるみたいに、指先を鼻先へ寄せた。
「甘い。根花って、夜は少し甘い匂いになるんだね」
「初めて知った」
「私も。風が教えてくれた」
顔を上げた彼女の横顔に、塔の光が薄く差して、一瞬だけ輪郭が透ける。
俺たちは樹の根に背を預けて、少しだけ話をした。
里のこと、寮の部屋の風の癖、食堂のパンが焼きすぎだったこと、リクスが明日こそ爆発させないと誓っていたこと。
笑うたび、風鈴が一つ反応して、会話に相槌を打つ。
言葉を切ると、風が先に次の話題を運んでくるみたいだった。
「ねぇ、セイル」
「なんだ」
「もしさ。風が本当にあなたに話しかけてるなら、あなたはどうするの」
「……ちゃんと聞く」
「それだけ」
「それだけ。たぶん、難しいけど」
「うん。難しい」
ノアは頷いて、目を閉じた。
長い睫毛が、風の向きを測る小さな針みたいにわずかに震える。
「でも、それがいちばんだよ。風に“あなたの声”を混ぜようとしないのが、たぶん正解」
「ノアは、誰にそれを教わった」
「風」
即答に、笑うしかない。
けれどその笑いは、馬鹿にするためではなく、安心に近かった。
やがて風灯が一つ、また一つと弱まり、夜の色が濃くなる。
塔の羽根は群青から青白へ移り、見えない何かを撫でる手のように、街の屋根を静かに撫でていた。
「戻ろうか」
「うん。ありがとう、連れてきてくれて」
「連れてきたのは風だよ」
ノアは立ち上がり、芝についた露を払う。
靴を履く前、彼女はもう一度、根元の花へ指を伸ばした。
触れずに、ただ近づける。
花はそれだけでひらりと明るさを増し、すぐに元の白へ戻った。
「また来よう」
「明日も」
「明日も」
ふたりで同じ言葉を言って、笑う。
風鈴が最後に小さく鳴り、風がふたりの背中を押した。
中庭を出る小道は、来たときより暗かったが、迷いはしなかった。
足音の前に、風が足場を作ってくれる。
寮の灯りが見える手前で、俺はもう一度だけ振り返った。
根花の樹は小さな星座みたいに光を残し、塔は高いところで短く鳴いた。
この世界は、優しすぎるほど静かだ。
でも、その静けさの奥で、確かに何かが息をしている。
息を継いで、また次の風を待っている。
寮の扉に手をかける瞬間、胸ポケットの板が、もう一度だけ、熱を持った。
返事のいらない挨拶みたいに。
おやすみ、と風が言った。
塔の羽根は赤く染まり、回転のたびに光の板を空へ投げる。
教室に残ってノートを閉じた俺のところへ、ノアが小走りで来た。
「ねぇ、今夜、風庭行かない」
瞳が夕焼けの赤を少しだけ含んでいる。
「夜だけ咲く花があるの。根花っていって、風の息で光るんだって」
「……行く。見てみたい」
「やった。風がね、今夜は呼んでるって言ってるの」
ノアは軽く笑って、窓の外の塔を見上げた。塔の影が長く伸び、学園の真ん中へ吸い込まれていく。
寮に荷を置き、日が沈むのを待って外へ出る。
風庭へ向かう小道には、石柱の上に小さな風灯が一つずつ灯っていた。
灯りは炎ではなく、風が触れるとだけ淡く増える光で、歩くたびに足元がやさしく明るくなる。
中庭に入ると、空気が一段冷たくなる。
昼間は笑い声が満ちている場所が、今は音を吸った湖みたいに静かだった。
中央に根花の樹が立っている。
幹は片手で抱えられるほどの太さだが、根は大地を抱くように放射状に広がり、その縁から小さな花が点々と咲いていた。
どれも米粒みたいに小さいのに、風が撫でるたびに金から白へ、白から淡い青へと色を変える。
枝先には薄い葉がいくつも重なり、夜気に触れて透明の層を増やしていく。
樹の隣には風鈴の柱。
大小さまざまな鈴が吊られて、風を待つ楽器みたいに静かに揺れた。
芝の端で靴を脱いで、ノアが素足のまま座り込む。
「ここ、昼とは全然違うね」
「静かだ。音が隠れてる」
「ううん、音はいるよ。小さく息をしてる」
ノアは胸の前で指を組み、ゆっくりほどいて、空へ解き放つ仕草をした。
それに合わせるみたいに、風鈴が一度だけ、低く鳴る。
俺も隣に腰を下ろし、空を見上げた。
塔の羽根はもう赤を抜け、群青に溶けている。
風灯の光が足元で淡く呼吸し、根花の花粉が砂のような粒となって少しずつ舞い上がる。
「この世界、静かすぎると思わない」
ノアの声は、夜の真ん中に置かれた小さな盃みたいにまっすぐだった。
「誰も争わないのはいいことなんだけど……時々、隠してるものがあるみたい」
「あるかもしれない。けど、今は……この静けさ、好きだ」
「ね。私も好き」
ノアは笑って、根元の花へ手を伸ばした。
指先で一輪をそっと摘み、掌に受ける。
花は体温をもらうように淡く光り、風がひと呼吸分だけ止まった。
その“止み”は一瞬で、けれど世界の輪郭を少しだけ変えた。
風鈴の揺れが止まり、葉の触れ合う音が消える。
遠くの街のざわめきすら、壁の向こうへ置き忘れたみたいに遠のいた。
「……風、いないの」
「いや。息を潜めてる」
俺の言葉に、ノアが掌の花をそっと持ち上げる。
花びらがふわりと浮いた。
糸で吊るしたわけでもないのに、重さがほどけるみたいに宙へ舞い、塔の方角へ引かれていく。
その刹那、胸ポケットが温かくなった。
試験で描いた板。
指を添えると、板の表面に刻まれた線が、月の光を吸って細い灯を走らせる。
点と点が繋がって、きのうの夕暮れに見た糸が、今夜はもっと鮮やかに塔へ伸びていった。
同時に、風鈴の柱が低く鳴る。
一つ、二つ、三つ。
鈴の音は重ならず、互いを避けるように広がり、夜の風の中へ規則正しく滲んでいく。
足元の花が一斉に光った。
根の周りから金色の砂が吹き上がるように花粉が舞い、風灯の淡い光を拾って、空に小さな銀河を作る。
世界が、ひとつ息を止めた。
静けさの頂点で、塔の羽根がわずかに逆へ回る。
見間違いならいい。
でも、俺の眼はそれを“繋がった反転”として覚えた。
「今の、聞こえた」
ノアの声が小刻みに震えている。
「……“息を継ぎなさい”」
自分で驚くほど自然に、言葉が口から零れた。
昨夜、寝入り端に耳元で聞いた声と同じ言葉。
言えば、合図みたいに風が吹き返す。
花粉の粒が旋回し、鈴がいっせいに明るく鳴り、葉が擦れて、夜の静けさが形を変えて戻ってきた。
奔流が通り過ぎる瞬間、誰かが確かに囁いた。
——よく聴け、繋ぐ者よ。
声の位置はわからない。
塔の上か、根の深いところか、それとも胸のずっと内側か。
ただ、耳ではなく肌が、その音を“風の温度”として覚えた。
光はやがて薄れ、風鈴も数を減らして、最後のひとつだけが余韻のように鳴った。
根花の樹は最初の静けさを取り戻し、風灯の明かりが足元へ帰ってくる。
俺もノアも、しばらく何も言わず立ち尽くしていた。
小さな風が二人の間を抜け、服の裾を指でつまむみたいに軽く引いた。
「やっぱり……風、あなたに話しかけてたんだね」
「俺に、なのか」
「うん。風は人のことは覚えないけど、街のことは覚えるの。だから、街に必要な人のことは、たぶん覚える」
「そんな大したものじゃない」
「謙遜じゃなくて、本当にそう思ってるんだ」
「思ってる」
「だったら、なおさら好きだよ。風」
ノアはまっすぐ言って、小さく笑った。
風鈴がひとつ揺れる。
樹の根元で咲いた花が、さっきまでより白く見えた。
風灯の光は淡いまま、でも風が触れるたびに、灯りは呼吸を合わせるように強くなったり弱くなったりする。
「怖くはない」
気づけば、独り言みたいに声が出ていた。
「怖いよ」
ノアは即座に否定して、少しだけ首を傾げる。
「優しいのに、怖い。だって、生きてるものはみんな、いつか変わるでしょ。風も同じだよ」
「……そうだな」
「でも、変わるから、ここにいる。今夜この風に触れるのは、今夜だけだもん」
ノアは自分の掌の匂いを確かめるみたいに、指先を鼻先へ寄せた。
「甘い。根花って、夜は少し甘い匂いになるんだね」
「初めて知った」
「私も。風が教えてくれた」
顔を上げた彼女の横顔に、塔の光が薄く差して、一瞬だけ輪郭が透ける。
俺たちは樹の根に背を預けて、少しだけ話をした。
里のこと、寮の部屋の風の癖、食堂のパンが焼きすぎだったこと、リクスが明日こそ爆発させないと誓っていたこと。
笑うたび、風鈴が一つ反応して、会話に相槌を打つ。
言葉を切ると、風が先に次の話題を運んでくるみたいだった。
「ねぇ、セイル」
「なんだ」
「もしさ。風が本当にあなたに話しかけてるなら、あなたはどうするの」
「……ちゃんと聞く」
「それだけ」
「それだけ。たぶん、難しいけど」
「うん。難しい」
ノアは頷いて、目を閉じた。
長い睫毛が、風の向きを測る小さな針みたいにわずかに震える。
「でも、それがいちばんだよ。風に“あなたの声”を混ぜようとしないのが、たぶん正解」
「ノアは、誰にそれを教わった」
「風」
即答に、笑うしかない。
けれどその笑いは、馬鹿にするためではなく、安心に近かった。
やがて風灯が一つ、また一つと弱まり、夜の色が濃くなる。
塔の羽根は群青から青白へ移り、見えない何かを撫でる手のように、街の屋根を静かに撫でていた。
「戻ろうか」
「うん。ありがとう、連れてきてくれて」
「連れてきたのは風だよ」
ノアは立ち上がり、芝についた露を払う。
靴を履く前、彼女はもう一度、根元の花へ指を伸ばした。
触れずに、ただ近づける。
花はそれだけでひらりと明るさを増し、すぐに元の白へ戻った。
「また来よう」
「明日も」
「明日も」
ふたりで同じ言葉を言って、笑う。
風鈴が最後に小さく鳴り、風がふたりの背中を押した。
中庭を出る小道は、来たときより暗かったが、迷いはしなかった。
足音の前に、風が足場を作ってくれる。
寮の灯りが見える手前で、俺はもう一度だけ振り返った。
根花の樹は小さな星座みたいに光を残し、塔は高いところで短く鳴いた。
この世界は、優しすぎるほど静かだ。
でも、その静けさの奥で、確かに何かが息をしている。
息を継いで、また次の風を待っている。
寮の扉に手をかける瞬間、胸ポケットの板が、もう一度だけ、熱を持った。
返事のいらない挨拶みたいに。
おやすみ、と風が言った。
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