24 / 146
第23話『初めての朝』
しおりを挟む
5月4日、水曜日。
気持ち良く目を覚ますと……うっすらと明るい中、見慣れない天井が見えた。ここはいったいどこなんだ……?
「……そうだ。引っ越したんだった」
昨日引っ越してきて、昨日初めて寝たんだから、この天井を見慣れていないのも当然か。寝ぼけていて、一瞬、知らない場所で寝てしまったのかと思った。
明るいってことは、もう次の日の朝になっているのか。
「今、何時だろう……」
「8時過ぎですね」
「8時過ぎなのか、優奈……えっ?」
すぐ近くから、優奈の声が聞こえたのですが。
優奈の声がした方に顔を向けると……すぐ目の前に、両腕をベッドに乗せてこちらを見ている優奈がいた。俺と目が合うと、優奈はいつもの柔らかい笑顔になり、
「おはようございます、和真君」
と、優しい声色で朝の挨拶をしてきた。
目覚めたらすぐ側に優奈がいる。一緒に住み始めたから、現実としてあり得る状況だ。それでも、目の前にいる優奈がとても可愛いから夢じゃないかと思ってしまう。軽く舌を噛んでみると……確かな痛みを感じた。現実なんだ。現実だと分かった瞬間、優奈の甘い匂いが感じられるように。
「……おはよう、優奈」
「おはようございます。ぐっすりと寝ていましたね」
「引っ越し作業の疲れがあったからだろうな。今は8時過ぎだし、昨日は日付が変わる前に寝たから、少なくとも8時間は寝たことになるのか。よく寝たなぁ」
休日に二度寝して8時間以上寝ることはあるけど、一度も起きずに8時間以上寝続けるのは久しぶりだ。昨日は酷く疲れた感じはしなかったけど、疲れが体に結構溜まっていたのかもしれない。
「ところで、優奈はどうしてここに? 起こしに来てくれたのか?」
「いいえ。まだ8時過ぎですし。ただ、和真君の寝顔がどんな感じなのか気になりまして。それでここに来たんです。いつもかっこいいですが、寝顔が可愛いので見入っちゃいました」
楽しそうに言う優奈。俺の寝顔が相当良く思えたのだろう。寝顔は自分じゃどうしようもないけど、見入るほどに可愛いと言ってもらえるのは悪い気はしない。
あと、俺の寝顔を見たくてここに来るなんて。言動全てが可愛いな。
「部屋に勝手に入って、寝顔を見られたのが嫌だったならごめんなさい……」
「全然嫌だと思っていないよ。むしろ、寝顔を見に来るのが可愛いと思ったほどだ」
「……そうですか」
優奈はほっと胸を撫で下ろす。俺に怒られたり、嫌われたりすると思ったのかもしれない。
それにしても……寝顔か。
優奈の寝顔がどんな感じか興味はある。ただ、俺のお嫁さんとはいえ、18歳の女子高生の部屋にこっそり入る勇気は今のところはないな。
「数分前から寝顔を見ていたのですが、そのことで起こしてしまいましたか?」
「ううん、そんなことないよ。気持ち良く起きられたし」
「良かったです」
「むしろ、優奈が側にいてくれたおかげで気持ち良く起きられたのかもな」
「そうだとしたら嬉しいです」
えへへっ、と言葉通りの嬉しそうな笑顔を見せる優奈。優奈の笑顔を見ていると温かい気持ちになれる。起きてすぐにこういう気持ちになれて幸せだな。優奈のおかげでいい目覚めになった。
「俺はぐっすり眠れたけど、優奈は眠れたか? 優奈にとっても部屋と寝具が変わったからさ」
「よく眠れました。昨日は引っ越し作業の疲れで眠かったですし」
「そうか。まあ、昨日は眠たそうにしていたもんな。眠れたなら良かったよ」
「はいっ。7時頃に気持ち良く起きられました。朝食を作ったのでいつでも食べられますよ」
「ありがとう。一緒に食べる前に、着替えたり、顔を洗ったりしてくるよ」
「分かりました。味噌汁、温めておきます」
「ああ。……何か、こういう話をすると、一緒に住んでいるんだって実感するな」
「そうですね」
と、優奈は楽しそうな笑顔で言った。これから一緒に生活する中で、優奈の笑顔をたくさん見ていきたいな。そのためにも、優奈を笑顔にできるように夫として頑張らなきゃいけないと思った。
俺は洗面所に行って顔を洗い、歯を磨き、自室で寝間着から私服に着替える。これが起床したときのいつもの流れだ。
リビングに行くと、味噌汁の匂いが香ってきて。キッチンには長めのスカートに長袖の縦ニット姿の優奈がいて。扉が開いた音に気付いたのか、優奈はすぐにこちらを向いてニコッと笑った。
「お待たせ、優奈」
「味噌汁温まっていますよ。ごはんと味噌汁をよそいましょうか?」
「ありがとう。お言葉に甘えるよ」
いつもは自分でよそうけど……今日くらいは優奈に甘えよう。優奈と住み始めてからの初めての朝だから。
優奈は俺が実家から持ってきたお茶碗とお椀に、ご飯と味噌汁をよそってくれる。その光景が新鮮であり、不思議な感覚にもなった。
俺はお茶碗とお椀をトレーに乗せて、キッチンの側にある食卓へ。
食卓には既に配膳がほとんど終わっており、玉子焼きとほうれん草のおひたしが置かれていた。どちらも美味しそうだ。そう思いながら、自分のところにお茶碗とお椀を置いた。
優奈にトレーを渡して、俺は食卓の椅子に座る。
それからすぐ後に、優奈もトレーに乗せて自分のお茶碗とお椀を運んできた。それらを食卓に置き、俺と向かい合う形で椅子に座った。
「どれも美味しそうだ」
「ありがとうございます。お口に合うと嬉しいです。では、食べましょうか」
「そうだな。いただきます」
「いただきます」
この家で初めての朝食を食べ始める。
まずは……湯気と共にいい匂いが香っている味噌汁から。味噌汁の具は豆腐とわかめとネギと王道だ。何度か息を吹きかけて、味噌汁を一口吸う。
「……美味しい」
出汁がよく利いている。味噌の濃さもちょうど良く、ネギの香りがほんのりと香ってくるのもいい。寝起きの体に優しく染み渡る。
「美味しい味噌汁だな、優奈」
「ありがとうございます。これまで実家で作ったときのように作ったのですが、和真君のお口に合って良かったです」
優奈はいつもの柔らかい笑顔でそう言う。
「これが有栖川家の味なんだな。美味しい。……次はおひたしを」
ほうれん草のおひたしを一口食べる。
おひたしを口に入れた瞬間、ほうれん草の上に乗せられた鰹節の香りがふんわりと香る。噛んでいくと、シャキシャキという小気味いい音とともに、ほうれん草と醤油ベースのつゆの優しい味わいが広がっていく。
「おひたしも美味しいな」
「ありがとうございます。今日は引っ越してから初めての朝でしたので先ほど作りましたけど、常備食として作ったものを朝食に食べることもありました」
「そうなんだ。うちも何日か前に作った野菜の煮物を朝に食べることがあるよ。それがお弁当に入ることもあるな」
「私もお弁当に入っていますね。ただ、そういうものって、味が染み込んでいて美味しいんですよね」
「分かる。あと、ご飯が進むよな」
「進みますねっ」
俺達は声に出して笑い合う。食事のことで、こうして気が合って楽しく話し合えると嬉しい気持ちになる。
その後は優奈特製の玉子焼きと、昨日の夜に俺が米を研いで炊飯器にセットした白飯を食べる。
「優奈の玉子焼きは本当に美味しいな」
「ありがとうございます。ご飯もちょうどいい柔らかさで炊けていましたね」
「ああ。良かったよ。優奈が側にいてくれたけど、水を入れたり、炊飯器をセットしたりしたのは俺がやったから。あの炊飯器を使うのは初めてだし。ほっとした」
「何かを初めて使うときってちょっと不安になったり、緊張したりしますよね。私もこの家にある玉子焼き器を初めて使ったので、少し緊張しました」
「そうだったんだ。それでも、こんなに美味しく作れるんだから、さすがは優奈だなって思うよ」
「そう言われるとちょっと照れちゃいますね」
えへへっ、と優奈は頬をほんのりと赤くしながら笑う。照れくさそうにする優奈がとても可愛くて。
朝食を初めて一緒に食べるのもあり、これまでの朝食のことについて話しながら、優奈との朝食の時間を楽しんだ。
気持ち良く目を覚ますと……うっすらと明るい中、見慣れない天井が見えた。ここはいったいどこなんだ……?
「……そうだ。引っ越したんだった」
昨日引っ越してきて、昨日初めて寝たんだから、この天井を見慣れていないのも当然か。寝ぼけていて、一瞬、知らない場所で寝てしまったのかと思った。
明るいってことは、もう次の日の朝になっているのか。
「今、何時だろう……」
「8時過ぎですね」
「8時過ぎなのか、優奈……えっ?」
すぐ近くから、優奈の声が聞こえたのですが。
優奈の声がした方に顔を向けると……すぐ目の前に、両腕をベッドに乗せてこちらを見ている優奈がいた。俺と目が合うと、優奈はいつもの柔らかい笑顔になり、
「おはようございます、和真君」
と、優しい声色で朝の挨拶をしてきた。
目覚めたらすぐ側に優奈がいる。一緒に住み始めたから、現実としてあり得る状況だ。それでも、目の前にいる優奈がとても可愛いから夢じゃないかと思ってしまう。軽く舌を噛んでみると……確かな痛みを感じた。現実なんだ。現実だと分かった瞬間、優奈の甘い匂いが感じられるように。
「……おはよう、優奈」
「おはようございます。ぐっすりと寝ていましたね」
「引っ越し作業の疲れがあったからだろうな。今は8時過ぎだし、昨日は日付が変わる前に寝たから、少なくとも8時間は寝たことになるのか。よく寝たなぁ」
休日に二度寝して8時間以上寝ることはあるけど、一度も起きずに8時間以上寝続けるのは久しぶりだ。昨日は酷く疲れた感じはしなかったけど、疲れが体に結構溜まっていたのかもしれない。
「ところで、優奈はどうしてここに? 起こしに来てくれたのか?」
「いいえ。まだ8時過ぎですし。ただ、和真君の寝顔がどんな感じなのか気になりまして。それでここに来たんです。いつもかっこいいですが、寝顔が可愛いので見入っちゃいました」
楽しそうに言う優奈。俺の寝顔が相当良く思えたのだろう。寝顔は自分じゃどうしようもないけど、見入るほどに可愛いと言ってもらえるのは悪い気はしない。
あと、俺の寝顔を見たくてここに来るなんて。言動全てが可愛いな。
「部屋に勝手に入って、寝顔を見られたのが嫌だったならごめんなさい……」
「全然嫌だと思っていないよ。むしろ、寝顔を見に来るのが可愛いと思ったほどだ」
「……そうですか」
優奈はほっと胸を撫で下ろす。俺に怒られたり、嫌われたりすると思ったのかもしれない。
それにしても……寝顔か。
優奈の寝顔がどんな感じか興味はある。ただ、俺のお嫁さんとはいえ、18歳の女子高生の部屋にこっそり入る勇気は今のところはないな。
「数分前から寝顔を見ていたのですが、そのことで起こしてしまいましたか?」
「ううん、そんなことないよ。気持ち良く起きられたし」
「良かったです」
「むしろ、優奈が側にいてくれたおかげで気持ち良く起きられたのかもな」
「そうだとしたら嬉しいです」
えへへっ、と言葉通りの嬉しそうな笑顔を見せる優奈。優奈の笑顔を見ていると温かい気持ちになれる。起きてすぐにこういう気持ちになれて幸せだな。優奈のおかげでいい目覚めになった。
「俺はぐっすり眠れたけど、優奈は眠れたか? 優奈にとっても部屋と寝具が変わったからさ」
「よく眠れました。昨日は引っ越し作業の疲れで眠かったですし」
「そうか。まあ、昨日は眠たそうにしていたもんな。眠れたなら良かったよ」
「はいっ。7時頃に気持ち良く起きられました。朝食を作ったのでいつでも食べられますよ」
「ありがとう。一緒に食べる前に、着替えたり、顔を洗ったりしてくるよ」
「分かりました。味噌汁、温めておきます」
「ああ。……何か、こういう話をすると、一緒に住んでいるんだって実感するな」
「そうですね」
と、優奈は楽しそうな笑顔で言った。これから一緒に生活する中で、優奈の笑顔をたくさん見ていきたいな。そのためにも、優奈を笑顔にできるように夫として頑張らなきゃいけないと思った。
俺は洗面所に行って顔を洗い、歯を磨き、自室で寝間着から私服に着替える。これが起床したときのいつもの流れだ。
リビングに行くと、味噌汁の匂いが香ってきて。キッチンには長めのスカートに長袖の縦ニット姿の優奈がいて。扉が開いた音に気付いたのか、優奈はすぐにこちらを向いてニコッと笑った。
「お待たせ、優奈」
「味噌汁温まっていますよ。ごはんと味噌汁をよそいましょうか?」
「ありがとう。お言葉に甘えるよ」
いつもは自分でよそうけど……今日くらいは優奈に甘えよう。優奈と住み始めてからの初めての朝だから。
優奈は俺が実家から持ってきたお茶碗とお椀に、ご飯と味噌汁をよそってくれる。その光景が新鮮であり、不思議な感覚にもなった。
俺はお茶碗とお椀をトレーに乗せて、キッチンの側にある食卓へ。
食卓には既に配膳がほとんど終わっており、玉子焼きとほうれん草のおひたしが置かれていた。どちらも美味しそうだ。そう思いながら、自分のところにお茶碗とお椀を置いた。
優奈にトレーを渡して、俺は食卓の椅子に座る。
それからすぐ後に、優奈もトレーに乗せて自分のお茶碗とお椀を運んできた。それらを食卓に置き、俺と向かい合う形で椅子に座った。
「どれも美味しそうだ」
「ありがとうございます。お口に合うと嬉しいです。では、食べましょうか」
「そうだな。いただきます」
「いただきます」
この家で初めての朝食を食べ始める。
まずは……湯気と共にいい匂いが香っている味噌汁から。味噌汁の具は豆腐とわかめとネギと王道だ。何度か息を吹きかけて、味噌汁を一口吸う。
「……美味しい」
出汁がよく利いている。味噌の濃さもちょうど良く、ネギの香りがほんのりと香ってくるのもいい。寝起きの体に優しく染み渡る。
「美味しい味噌汁だな、優奈」
「ありがとうございます。これまで実家で作ったときのように作ったのですが、和真君のお口に合って良かったです」
優奈はいつもの柔らかい笑顔でそう言う。
「これが有栖川家の味なんだな。美味しい。……次はおひたしを」
ほうれん草のおひたしを一口食べる。
おひたしを口に入れた瞬間、ほうれん草の上に乗せられた鰹節の香りがふんわりと香る。噛んでいくと、シャキシャキという小気味いい音とともに、ほうれん草と醤油ベースのつゆの優しい味わいが広がっていく。
「おひたしも美味しいな」
「ありがとうございます。今日は引っ越してから初めての朝でしたので先ほど作りましたけど、常備食として作ったものを朝食に食べることもありました」
「そうなんだ。うちも何日か前に作った野菜の煮物を朝に食べることがあるよ。それがお弁当に入ることもあるな」
「私もお弁当に入っていますね。ただ、そういうものって、味が染み込んでいて美味しいんですよね」
「分かる。あと、ご飯が進むよな」
「進みますねっ」
俺達は声に出して笑い合う。食事のことで、こうして気が合って楽しく話し合えると嬉しい気持ちになる。
その後は優奈特製の玉子焼きと、昨日の夜に俺が米を研いで炊飯器にセットした白飯を食べる。
「優奈の玉子焼きは本当に美味しいな」
「ありがとうございます。ご飯もちょうどいい柔らかさで炊けていましたね」
「ああ。良かったよ。優奈が側にいてくれたけど、水を入れたり、炊飯器をセットしたりしたのは俺がやったから。あの炊飯器を使うのは初めてだし。ほっとした」
「何かを初めて使うときってちょっと不安になったり、緊張したりしますよね。私もこの家にある玉子焼き器を初めて使ったので、少し緊張しました」
「そうだったんだ。それでも、こんなに美味しく作れるんだから、さすがは優奈だなって思うよ」
「そう言われるとちょっと照れちゃいますね」
えへへっ、と優奈は頬をほんのりと赤くしながら笑う。照れくさそうにする優奈がとても可愛くて。
朝食を初めて一緒に食べるのもあり、これまでの朝食のことについて話しながら、優奈との朝食の時間を楽しんだ。
18
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編4が完結しました!(2026.2.22)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
∞
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の逢坂玲人は入学時から髪を金色に染め、無愛想なため一匹狼として高校生活を送っている。
入学して間もないある日の放課後、玲人は2年生の生徒会長・如月沙奈にロープで拘束されてしまう。それを解く鍵は彼女を抱きしめると約束することだった。ただ、玲人は上手く言いくるめて彼女から逃げることに成功する。そんな中、銀髪の美少女のアリス・ユメミールと出会い、お互いに好きな猫のことなどを通じて彼女と交流を深めていく。
しかし、沙奈も一度の失敗で諦めるような女の子ではない。玲人は沙奈に追いかけられる日々が始まる。
抱きしめて。生徒会に入って。口づけして。ヤンデレな沙奈からの様々な我が儘を通して見えてくるものは何なのか。見えた先には何があるのか。沙奈の好意が非常に強くも温かい青春ラブストーリー。
※タイトルは「むげん」と読みます。
※完結しました!(2020.7.29)
管理人さんといっしょ。
桜庭かなめ
恋愛
桐生由弦は高校進学のために、学校近くのアパート「あけぼの荘」に引っ越すことに。
しかし、あけぼの荘に向かう途中、由弦と同じく進学のために引っ越す姫宮風花と二重契約になっており、既に引っ越しの作業が始まっているという連絡が来る。
風花に部屋を譲ったが、あけぼの荘に空き部屋はなく、由弦の希望する物件が近くには一切ないので、新しい住まいがなかなか見つからない。そんなとき、
「責任を取らせてください! 私と一緒に暮らしましょう」
高校2年生の管理人・白鳥美優からのそんな提案を受け、由弦と彼女と一緒に同居すると決める。こうして由弦は1学年上の女子高生との共同生活が始まった。
ご飯を食べるときも、寝るときも、家では美少女な管理人さんといつもいっしょ。優しくて温かい同居&学園ラブコメディ!
※特別編11が完結しました!(2025.6.20)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
サクラブストーリー
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。
しかし、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。
桜も咲く1年生の修了式の日、大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。甘くて温かな春の同居&学園青春ラブストーリー。
※特別編8-お泊まり女子会編-が完結しました!(2025.6.17)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ
桜庭かなめ
恋愛
高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の5月末から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。
あおいとの別れから10年。高校1年の春休みに、あおいが涼我の家の隣に引っ越してくる。涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。
3人で一緒に遊んだり、学校生活を送ったり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、ずっと一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。
出会った早さか。それとも、一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロイン学園青春ラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2026.1.21)
※小説家になろう(N9714HQ)とカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
高嶺の花の高嶺さんに好かれまして。
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の低田悠真のクラスには『高嶺の花』と呼ばれるほどの人気がある高嶺結衣という女子生徒がいる。容姿端麗、頭脳明晰、品行方正な高嶺さんは男女問わずに告白されているが全て振っていた。彼女には好きな人がいるらしい。
ゴールデンウィーク明け。放課後にハンカチを落としたことに気付いた悠真は教室に戻ると、自分のハンカチの匂いを嗅いで悶える高嶺さんを見つける。その場で、悠真は高嶺さんに好きだと告白されるが、付き合いたいと思うほど好きではないという理由で振る。
しかし、高嶺さんも諦めない。悠真に恋人も好きな人もいないと知り、
「絶対、私に惚れさせてみせるからね!」
と高らかに宣言したのだ。この告白をきっかけに、悠真は高嶺さんと友達になり、高校生活が変化し始めていく。
大好きなおかずを作ってきてくれたり、バイト先に来てくれたり、放課後デートをしたり、朝起きたら笑顔で見つめられていたり。高嶺の花の高嶺さんとの甘くてドキドキな青春学園ラブコメディ!
※2学期編4が完結しました!(2025.8.4)
※お気に入り登録や感想、いいねなどお待ちしております。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる