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夏休み編3
第1話『福王寺先生からの電話』
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――プルルッ。プルルッ。
「先生から電話きた」
そう言い、結衣は福王寺先生からの電話に出る。
「もしもし、高嶺です。……今は悠真君の家でお家デートしてます」
楽しんでいますよ、と結衣は言葉通りの楽しげな表情を浮かべながら話す。
胸元まで掛け布団がかかっているけど、裸の状態で俺のベッドに座りながら電話をしている結衣……凄く艶やかだ。
あと、話しているのは自分じゃないけど、電話とはいえ、結衣と裸でいる状態で第三者と話をしているとドキドキしてくる。
「10日の土曜日ですか? その日は悠真君と一緒にコアマっていう同人イベントに行く予定です。お姉様が売り子をするので、その様子を見に……」
10日ってことは……明後日か。その日に福王寺先生は結衣に何か用件があるのかな。
また、結衣が言っていたコアマというのは、「コミックアニメマーケット」という世界最大級の同人誌即売会の略称だ。毎年、お盆の時期と年末に、東京23区の海沿いの藍明という地域で開催される。今年の夏のコアマは明日から12日までの4日間。俺はこれまでに何度も参加したことがある。
コアマには非常に多くのサークルが参加して、商業作品の同人誌やオリジナル本、自作のグッズなどを頒布したり、無料配布したりする。
また、企業ブースというところもある。ここでは多くの企業が参加し、様々なグッズを販売したり、イベントを行なったりしている。コアマ限定のグッズが販売されたり、コアマだけの特典が付いたりすることも。こうしたことから、参加者の数は右肩上がりとなっているのだ。
コアマの2日目である明後日に、芹花姉さんが、大学の友達が運営する同人サークルの売り子として参加する。姉さん曰く、サークルでは『みやび様は告られたい。』という漫画の同人誌を頒布するのだそうだ。それもあり、姉さんはみやび様に登場するキャラにコスプレするらしい。姉さんに来てほしいと言われたので、当日は結衣と一緒にコアマに一般参加する予定になっているのだ。
「ねえ、悠真君。先生が私達にコアマ絡みで話したいことがあるんだって。5時に仕事が終わるから、その後にここに来てもいいかって言ってる」
「そうなんだ。俺はかまわないよ」
「分かった。……悠真君がいいと言っているので、5時過ぎに悠真君の家に来てください。……はい、失礼します」
そう言って、結衣は通話を切るボタンをタップした。
「コアマ絡みで話したいことってどんなことだろうね?」
「う~ん、福王寺先生はアニメや漫画が大好きだし、同人誌やオリジナル本をたくさん持っている人だからな。それ絡みかもしれない。色んなサークルが新作を出すだろうし」
「なるほどね。先生の家の本棚にそういった本がいっぱいあったもんね」
「ああ。……今は午後4時45分か。5時に仕事が終わるから、家に来るまであと20分ちょっとか。それまでに、先生が来ても大丈夫なように掃除するか」
俺と結衣が肌を重ねるほどの関係なのは福王寺先生も知っている。ただ、直前までしていたと知られるのは何だか恥ずかしい。あの人の場合、知ったら興奮して詳細な内容を訊いてくる可能性もありそうだし。
俺の提案に、結衣は「うんっ!」と笑顔で頷いてくれる。結衣と協力すればすぐに終わるだろう。
俺達は服を着て、部屋の掃除を始めるのであった。
ベッドは……よし。
ゴミ箱は……よし。
カーペットやクッションは……よし。
部屋の匂いは……うん、変な感じはしないな。
「これできっと大丈夫だと思う」
「そうだね」
「一緒に掃除してくれてありがとう、結衣」
「いえいえ」
結衣が協力してくれたおかげで、午後5時過ぎに掃除を終わらせられた。これで、俺達がうっかり喋らない限り、2時間以上の間、この部屋で肌を重ねていたことを福王寺先生に知られてしまうことはないだろう。
俺達はみやび様のBlu-rayを観ていたときに座っていたクッションに座る。随分と久しぶりに座った感じがする。
ローテーブルに置かれている自分のマグカップを手に取る。カップにはブラックのアイスコーヒーがちょっと残っていた。それを一気に飲むと……冷たさはあまり感じなかった。でも、結衣と長い時間肌を重ねていたし、掃除もしたからとても美味しい。
また、結衣も俺の隣でアイスコーヒーを飲んでいる。ちなみに、結衣のコーヒーは砂糖入りだ。
「……あぁ、コーヒー美味しい。2時間以上悠真君と体を動かしたし、掃除もしたからかな。ごちそうさまでした」
「ははっ、俺も同じことを思ったよ。俺も飲み終わったし、何かまた冷たい飲み物を用意するよ。アイスティーとかどう?」
「いいね! アイスティーをお願いします!」
「了解」
俺は自分と結衣のマグカップを持って、1階のキッチンへ向かう。
シンクでマグカップを洗い、ティーバッグを使って2人分のアイスティーを作っていく。体を動かした後だから、普段よりも甘めに。
アイスティーを作り終えて、自分の部屋に戻ると、結衣はスマホを弄って待っていた。
「あっ、おかえり、悠真君」
そう言い、結衣は笑顔で俺に小さく手を振ってくる。自分の部屋でも大好きな恋人に「ただいま」って言ってもらえるのは嬉しいな。
「ただいま、結衣。アイスティー作ってきたよ」
「ありがとう」
俺は結衣にマグカップを手渡し、さっき座っていたクッションに腰を下ろす。
アイスティーを一口飲むと……甘味は強いけど、今はこれがちょうどいいと思える。紅茶の甘味と香りで心身共に安らぐ。
俺がアイスティーを飲んでいると、すぐ側から「いただきます」と結衣の可愛らしい声が聞こえる。
「……うんっ、美味しい! いつもよりも甘く感じるのは気のせい?」
「ううん、本当だよ。甘めに作ったんだ。運動後だから」
「そうだったんだね」
「味の違いに気づくなんて、さすがは結衣だ」
「今までたくさんいただいてますから」
と言いながらも、嬉しそうな笑みを浮かべているところが可愛らしい。味の違いに気づいてもらえたのが嬉しくて、俺は結衣の頭を優しく撫でた。
――ピンポーン。
おっ、インターホンが鳴った。今は5時15分だし……福王寺先生かもしれない。
扉の近くにあるモニターのスイッチを押すと、画面には福王寺先生と、俺と結衣の友人の華頂胡桃が映っていた。
「はい」
『こんにちは、低変人様』
『こんにちは、ゆう君。実はあたしも杏樹先生からコアマの件で連絡が来て。バイトが5時までだったから一緒に来たの』
「そうだったんだ」
福王寺先生……胡桃にもコアマのことで連絡していたのか。
そういえば、何日か前にパソコンのメッセンジャーで胡桃と話したとき、胡桃もコアマに参加すると言っていたっけ。確か、胡桃は企業ブースで、会場限定のグッズを買うのが目的だったかな。
「すぐに行きますね。……結衣。先生だったよ。胡桃も一緒に来てる。胡桃にもコアマの話をしたらしい」
「そうなんだね」
「ちょっと行ってくる」
「うん、いってらっしゃい」
いってらっしゃい、って言ってもらえるのも嬉しいな。
俺は一人で部屋を後にして、玄関へ向かう。
玄関の扉を開けると、そこには胡桃と福王寺先生が立っていた。胡桃はロングスカートに半袖のVネックシャツ、福王寺先生はスラックスパンツにノースリーブの襟付きのブラウスという出で立ち。2人ともよく似合っているな。
「2人ともこんにちは。お仕事お疲れ様です」
「ありがとう、ゆう君」
「ありがとう。ごめんなさいね、お家デート中に連絡して家に来ちゃって」
申し訳なさそうにしてそう言う福王寺先生。
「いえいえ、気にしないでください。俺達が来ていいと言ったんですから。さあ、上がってください」
「……ありがとう。お邪魔します」
「お邪魔します」
「結衣は俺の部屋にいます。何か冷たいものを用意しますね」
「ありがとう。でも、私はお気持ちだけで。学校の自販機で買ったボトルのカフェラテが残っているから」
「あたしも。水筒に麦茶がまだまだ残っているし」
「そうですか。では、3人で俺の部屋に行きましょう」
俺は胡桃と福王寺先生と一緒に自分の部屋に戻る。
扉を開けると、結衣は笑顔でこちらに手を振り、
「胡桃ちゃん、杏樹先生、お仕事お疲れ様です!」
と元気良く言った。
胡桃と福王寺先生は嬉しそうな笑顔を見せ、「ありがとう」とお礼の言葉を言う。また、暑い中歩いてきたからか、2人は「涼しい」と呟き、柔らかい笑顔に。
胡桃は結衣の座っている斜め前にあるクッション、福王寺先生は俺と結衣の正面にあるクッションに腰を下ろした。あと、掃除したからか、俺達がさっきまで肌を重ねていたことには感付いていないようだ。
俺は結衣の隣のクッションに座って、
「さっそく本題に入りましょうか。福王寺先生」
福王寺先生にそう話を切り出す。さて、先生は俺達3人にコアマ絡みでどんなことを話すのかな。
「先生から電話きた」
そう言い、結衣は福王寺先生からの電話に出る。
「もしもし、高嶺です。……今は悠真君の家でお家デートしてます」
楽しんでいますよ、と結衣は言葉通りの楽しげな表情を浮かべながら話す。
胸元まで掛け布団がかかっているけど、裸の状態で俺のベッドに座りながら電話をしている結衣……凄く艶やかだ。
あと、話しているのは自分じゃないけど、電話とはいえ、結衣と裸でいる状態で第三者と話をしているとドキドキしてくる。
「10日の土曜日ですか? その日は悠真君と一緒にコアマっていう同人イベントに行く予定です。お姉様が売り子をするので、その様子を見に……」
10日ってことは……明後日か。その日に福王寺先生は結衣に何か用件があるのかな。
また、結衣が言っていたコアマというのは、「コミックアニメマーケット」という世界最大級の同人誌即売会の略称だ。毎年、お盆の時期と年末に、東京23区の海沿いの藍明という地域で開催される。今年の夏のコアマは明日から12日までの4日間。俺はこれまでに何度も参加したことがある。
コアマには非常に多くのサークルが参加して、商業作品の同人誌やオリジナル本、自作のグッズなどを頒布したり、無料配布したりする。
また、企業ブースというところもある。ここでは多くの企業が参加し、様々なグッズを販売したり、イベントを行なったりしている。コアマ限定のグッズが販売されたり、コアマだけの特典が付いたりすることも。こうしたことから、参加者の数は右肩上がりとなっているのだ。
コアマの2日目である明後日に、芹花姉さんが、大学の友達が運営する同人サークルの売り子として参加する。姉さん曰く、サークルでは『みやび様は告られたい。』という漫画の同人誌を頒布するのだそうだ。それもあり、姉さんはみやび様に登場するキャラにコスプレするらしい。姉さんに来てほしいと言われたので、当日は結衣と一緒にコアマに一般参加する予定になっているのだ。
「ねえ、悠真君。先生が私達にコアマ絡みで話したいことがあるんだって。5時に仕事が終わるから、その後にここに来てもいいかって言ってる」
「そうなんだ。俺はかまわないよ」
「分かった。……悠真君がいいと言っているので、5時過ぎに悠真君の家に来てください。……はい、失礼します」
そう言って、結衣は通話を切るボタンをタップした。
「コアマ絡みで話したいことってどんなことだろうね?」
「う~ん、福王寺先生はアニメや漫画が大好きだし、同人誌やオリジナル本をたくさん持っている人だからな。それ絡みかもしれない。色んなサークルが新作を出すだろうし」
「なるほどね。先生の家の本棚にそういった本がいっぱいあったもんね」
「ああ。……今は午後4時45分か。5時に仕事が終わるから、家に来るまであと20分ちょっとか。それまでに、先生が来ても大丈夫なように掃除するか」
俺と結衣が肌を重ねるほどの関係なのは福王寺先生も知っている。ただ、直前までしていたと知られるのは何だか恥ずかしい。あの人の場合、知ったら興奮して詳細な内容を訊いてくる可能性もありそうだし。
俺の提案に、結衣は「うんっ!」と笑顔で頷いてくれる。結衣と協力すればすぐに終わるだろう。
俺達は服を着て、部屋の掃除を始めるのであった。
ベッドは……よし。
ゴミ箱は……よし。
カーペットやクッションは……よし。
部屋の匂いは……うん、変な感じはしないな。
「これできっと大丈夫だと思う」
「そうだね」
「一緒に掃除してくれてありがとう、結衣」
「いえいえ」
結衣が協力してくれたおかげで、午後5時過ぎに掃除を終わらせられた。これで、俺達がうっかり喋らない限り、2時間以上の間、この部屋で肌を重ねていたことを福王寺先生に知られてしまうことはないだろう。
俺達はみやび様のBlu-rayを観ていたときに座っていたクッションに座る。随分と久しぶりに座った感じがする。
ローテーブルに置かれている自分のマグカップを手に取る。カップにはブラックのアイスコーヒーがちょっと残っていた。それを一気に飲むと……冷たさはあまり感じなかった。でも、結衣と長い時間肌を重ねていたし、掃除もしたからとても美味しい。
また、結衣も俺の隣でアイスコーヒーを飲んでいる。ちなみに、結衣のコーヒーは砂糖入りだ。
「……あぁ、コーヒー美味しい。2時間以上悠真君と体を動かしたし、掃除もしたからかな。ごちそうさまでした」
「ははっ、俺も同じことを思ったよ。俺も飲み終わったし、何かまた冷たい飲み物を用意するよ。アイスティーとかどう?」
「いいね! アイスティーをお願いします!」
「了解」
俺は自分と結衣のマグカップを持って、1階のキッチンへ向かう。
シンクでマグカップを洗い、ティーバッグを使って2人分のアイスティーを作っていく。体を動かした後だから、普段よりも甘めに。
アイスティーを作り終えて、自分の部屋に戻ると、結衣はスマホを弄って待っていた。
「あっ、おかえり、悠真君」
そう言い、結衣は笑顔で俺に小さく手を振ってくる。自分の部屋でも大好きな恋人に「ただいま」って言ってもらえるのは嬉しいな。
「ただいま、結衣。アイスティー作ってきたよ」
「ありがとう」
俺は結衣にマグカップを手渡し、さっき座っていたクッションに腰を下ろす。
アイスティーを一口飲むと……甘味は強いけど、今はこれがちょうどいいと思える。紅茶の甘味と香りで心身共に安らぐ。
俺がアイスティーを飲んでいると、すぐ側から「いただきます」と結衣の可愛らしい声が聞こえる。
「……うんっ、美味しい! いつもよりも甘く感じるのは気のせい?」
「ううん、本当だよ。甘めに作ったんだ。運動後だから」
「そうだったんだね」
「味の違いに気づくなんて、さすがは結衣だ」
「今までたくさんいただいてますから」
と言いながらも、嬉しそうな笑みを浮かべているところが可愛らしい。味の違いに気づいてもらえたのが嬉しくて、俺は結衣の頭を優しく撫でた。
――ピンポーン。
おっ、インターホンが鳴った。今は5時15分だし……福王寺先生かもしれない。
扉の近くにあるモニターのスイッチを押すと、画面には福王寺先生と、俺と結衣の友人の華頂胡桃が映っていた。
「はい」
『こんにちは、低変人様』
『こんにちは、ゆう君。実はあたしも杏樹先生からコアマの件で連絡が来て。バイトが5時までだったから一緒に来たの』
「そうだったんだ」
福王寺先生……胡桃にもコアマのことで連絡していたのか。
そういえば、何日か前にパソコンのメッセンジャーで胡桃と話したとき、胡桃もコアマに参加すると言っていたっけ。確か、胡桃は企業ブースで、会場限定のグッズを買うのが目的だったかな。
「すぐに行きますね。……結衣。先生だったよ。胡桃も一緒に来てる。胡桃にもコアマの話をしたらしい」
「そうなんだね」
「ちょっと行ってくる」
「うん、いってらっしゃい」
いってらっしゃい、って言ってもらえるのも嬉しいな。
俺は一人で部屋を後にして、玄関へ向かう。
玄関の扉を開けると、そこには胡桃と福王寺先生が立っていた。胡桃はロングスカートに半袖のVネックシャツ、福王寺先生はスラックスパンツにノースリーブの襟付きのブラウスという出で立ち。2人ともよく似合っているな。
「2人ともこんにちは。お仕事お疲れ様です」
「ありがとう、ゆう君」
「ありがとう。ごめんなさいね、お家デート中に連絡して家に来ちゃって」
申し訳なさそうにしてそう言う福王寺先生。
「いえいえ、気にしないでください。俺達が来ていいと言ったんですから。さあ、上がってください」
「……ありがとう。お邪魔します」
「お邪魔します」
「結衣は俺の部屋にいます。何か冷たいものを用意しますね」
「ありがとう。でも、私はお気持ちだけで。学校の自販機で買ったボトルのカフェラテが残っているから」
「あたしも。水筒に麦茶がまだまだ残っているし」
「そうですか。では、3人で俺の部屋に行きましょう」
俺は胡桃と福王寺先生と一緒に自分の部屋に戻る。
扉を開けると、結衣は笑顔でこちらに手を振り、
「胡桃ちゃん、杏樹先生、お仕事お疲れ様です!」
と元気良く言った。
胡桃と福王寺先生は嬉しそうな笑顔を見せ、「ありがとう」とお礼の言葉を言う。また、暑い中歩いてきたからか、2人は「涼しい」と呟き、柔らかい笑顔に。
胡桃は結衣の座っている斜め前にあるクッション、福王寺先生は俺と結衣の正面にあるクッションに腰を下ろした。あと、掃除したからか、俺達がさっきまで肌を重ねていたことには感付いていないようだ。
俺は結衣の隣のクッションに座って、
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