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2学期編3
エピローグ『楽しくて好きな時間』
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10月15日、火曜日。
ゆっくりと目を覚ますと、薄暗い中で天井が見えた。もう朝になっているのか。
今は何時だろうか。時計のある方に視線を向けると……今は午前8時前か。ぐっすり寝たなぁ。あと、平日だったらすぐに着替えて学校に行かなきゃいけないけど、今日は代休で学校はお休みだ。だから、ゆっくりしていても大丈夫だ。
「すぅ……すぅ……」
俺のすぐ左側から可愛らしい寝息が聞こえてくる。そちらの方に顔を向けると、結衣がぐっすりと寝ている。昨晩と同じく、俺の左腕を抱きしめながら。
あと、結衣の寝顔は本当に可愛い。この寝顔を見ると、結衣よりも早く起きられて良かったと思える。
「悠真……様……」
結衣は寝言でそう言う。結衣は夢の中で俺のメイドになっているのかな。文化祭ではメイドとして接客したし、昨日はメイド服を着て肌を重ねたし。
「悠真様に……気持ちのいいご奉仕をしますね……」
結衣は笑顔でそう言った。
その後、結衣は「あっ」とか「んっ」といった甘い声や、「気持ちいいです……」といった言葉を言って。これ……確実に夢の中で肌を重ねているな。昨日の夜のことが夢に影響を及ぼしているのだろう。
「悠真様に気持ち良くなってもらえて……私は幸せです。私も……気持ち良かったです。これからもずっとあなたの側にいて、ご奉仕したいです。悠真様のことが好きですから……」
幸せそうな笑顔で寝顔を言う結衣。寝言でも「大好き」とか「ずっと一緒にいたい」といったことを言ってくれると嬉しいな。
主従関係はないけど、結衣の側にずっといることは正夢にしたいな。そう思いながら、結衣が起きてしまわないように気をつけながら、額にそっとキスをした。
「悠真君にどんなご奉仕をしてもらおうかな……」
「立場逆転したのか」
あまり間を置かずの寝言だったので、思わずツッコんでしまった。別の夢を見始めたのだろうか。どうやら、夢の中で俺が結衣の執事になっているようだ。
さあ、結衣は夢の中で俺にどんなご奉仕をしてもらおうとしているのか。まあ、だいたいの予想はつくけど。
「えっちしたいな……」
えへへっ、とちょっと厭らしさも感じられる笑い声を出す。やっぱり肌を重ねることだったか。結衣らしい。
その後、結衣は「あっ」とか「んっ」といった甘い声や、「気持ちいい……」といった言葉を言って。あと、立場が逆転しても寝言は全然変わらないな。
「気持ち良かったよ、悠真君」
結衣は満足そうな笑顔でそう言った。
「私の側にずっといてね。悠真君のこと大好きだから。約束だよ……」
結衣が俺のご主人様になっても、俺を大好きでずっと一緒にいたい気持ちは変わらないか。彼氏として幸せ者だ。
それからも、結衣の寝姿を見るのを楽しんでいると、
「んっ……」
数分ほどして、結衣はゆっくりと目を覚ました。結衣は俺と目が合うと、とろんとした笑顔になり、
「おはよう、悠真君」
とても甘い声で朝の挨拶をしてくれた。寝ているときも可愛いけど、起きた瞬間からも可愛いな。気付けば、頬が緩んでいるのが分かった。
「おはよう、結衣」
そう挨拶して、俺からおはようのキスをした。
唇を離すと、目の前には可愛らしい笑顔で俺を見つめる結衣がいた。
「目を覚ますと悠真君がいて、おはようのキスをして。幸せな朝だよ」
「俺も幸せな朝だ」
「嬉しい。……あと、内容は覚えていないんだけど、凄くいい夢を見た感じがするの。気持ち良かったというか」
「それは合っていると思うよ。寝言を言っていたし。ざっくり言うと、結衣が俺のメイドになって肌を重ねて、そのすぐ後に、別の夢なのか自分の執事になった俺と肌を重ねてた」
寝言の内容を言うと、結衣は「あははっ」と快活に笑う。
「そうだったんだ。文化祭ではメイド&執事喫茶をやったし、昨日の夜は悠真君は執事服を着て、私はメイド服を着てえっちしたから、その影響だろうね」
「ああ。俺もそう思ってる。あと、どっちのときも、大好きでずっと一緒にいたいって言ってた」
「そうなんだ。悠真君のことは大好きだし、ずっと一緒にいたい強く思っているからね。だから、悠真君とどんな関係でも、同じことを言ったんだろうね」
結衣は優しい笑顔で俺を見つめながらそう言ってくれた。それがとても嬉しくて、温かい気持ちになっていく。
「そうか。凄く嬉しいな。俺も結衣のことが大好きだし、ずっと一緒にいたいって強く思ってるよ」
「うんっ」
ニコッとした笑顔で返事をすると、結衣からキスをしてきた。
結衣に笑顔を向けられて、キスをすると……結衣のことが好きな気持ちがもっと強くなっていくよ。これからも結衣のことを大好きでい続けて、ずっと一緒にいたい。いつかは一緒に暮らしたいな。
少しして、結衣の方から唇を離す。目が合うと、結衣は再びニコッと笑ってくれた。本当に可愛いな、俺の大好きな恋人は。
「……朝風呂入るか。昨日は肌を重ねて、そのまま寝たし」
「そうだね。一緒に入ろう」
今は裸だし、家には家族もいるので、俺達はベッドから降りて服を着ることに。その際、結衣は、
「えへへっ、彼シャツ~」
昨晩に俺が執事服姿で肌を重ねた際に着た俺の制服のワイシャツを着ていた。ニコニコとした笑顔なのはもちろんのこと、俺のワイシャツだからサイズがブカブカなのも可愛らしい。袖からは指先しか出ていないし。また、いくつかボタンを開けているので、シャツの隙間から鎖骨や胸元が見え、裾からパンツや太ももがチラッと見えるからかなりそそられる姿だ。
「可愛いぞ、結衣」
「ありがとう! 悠真君のワイシャツをちょっと着てみたくてね。悠真君サイズだからブカブカだけど、悠真君の匂いがするから凄く心地いいよ」
結衣はそう言うと、ワイシャツの袖を顔に当ててクンクンと匂いを嗅いでいる。俺の匂いがいいからか、結衣は「ふふっ」と嬉しそうに笑う。その仕草が何とも可愛らしくて。
「結衣らしいな。嬉しいよ。……可愛いから、今の結衣を写真に撮りたいくらいだ」
「撮っていいよ、悠真君」
「ありがとう」
俺はスマホで彼シャツ姿の結衣の写真を撮った。写ってはまずい箇所は写っていないし、高校生以下が見ても大丈夫な写真だけど、彼シャツ姿なので他の人に見せないようにしよう。
その後、俺達は寝間着姿になって1階の浴室へ。
そして、俺達は朝風呂に入る。これもお泊まりの恒例だ。
全身を綺麗にし、結衣と一緒に湯船に浸かって。朝だからかなり涼しいのもあり、とても気持ち良かった。
一晩寝かせた昨日の残りのチキンカレーを朝食に食べた後、結衣と俺は俺の部屋で昨晩録画したアニメを観る。昨日の夜にリアルタイムで観た日常系アニメも録画しており、面白かったのでまた観ることにした。
俺の淹れたアイスティーを飲み、結衣とキャラやストーリーのことを話しながらアニメを観ていった。どのアニメも面白いし、結衣と話すのが楽しいから全て観終わるまであっという間だった。
「どのアニメも面白かったね!」
「ああ、面白かったな。あっという間だった」
「そうだねっ」
結衣は明るい笑顔でそう言い、アイスティーを一口飲んだ。
結衣はアニメを観ているときは今みたいに笑顔でいることが多かった。時には声に出して笑うときもあって。そういった結衣の反応も、俺にとってはアニメを観るのを楽しめた理由の一つだ。
「平日の午前中から、悠真君と2人でアニメを観られて幸せだよ!」
結衣は言葉通りの多幸感に満ちた笑顔でそう言ってくれる。そのことに胸がとても温かくなっていくよ。
「そうか。俺も幸せだよ。結衣と一緒にアニメを観るのは楽しいし、好きだから」
「そう言ってもらえて、もっと幸せな気持ちになりました。これまでいっぱいしてきたことだし。私も悠真君と一緒にアニメを観るのが楽しいし、好きだよ」
そう言うと、結衣はそっと俺に寄りかかってくる。そのことで感じる結衣の温もりや重さがとても心地良く思えて。
結衣の言う通り、アニメを観るのはこれまでにたくさんしてきたことだ。だから、結衣も楽しくて好きだと言ってもらえることが本当に幸せだし、嬉しい。
「こういう時間を過ごせるのは、喫茶店で悠真君が私と姫奈ちゃんに接客しているときに、代休もあるからお家デートやお泊まりをするのはどうだろうって提案してくれたからだよ。悠真君、提案してくれてありがとう」
「いえいえ。まあ、あのときは接客中だったけどな。ただ、結衣が俺の提案を受け入れて、昨日の夜にさっそく泊まりたいって言ってくれたおかげでもあるよ。俺が提案したそもそものきっかけは、結衣が俺をお持ち帰りしたいって言ったことだし。こちらこそありがとう、結衣」
「いえいえ」
結衣と目が合うと、結衣はとてもニッコリと笑いかけてくれて。
結衣の笑顔は本当に可愛くて。そんな笑顔に吸い込まれるようにして、俺からキスをした。2人きりのときは、こうしてキスをするのもこれまでに数え切れないほどにしてきた。もちろん、大好きなことだ。
少しして俺から唇を離すと、目の前にある結衣の笑顔が恍惚としたものに変わっていた。
「悠真君とキスして、もっともっと幸せな気持ちになりました」
「そうか。俺もどんどん幸せになってるよ」
「ふふっ、そっか。嬉しいな」
「ああ。……この後もアニメを観ようか」
「うん、そうしよう!」
その後も結衣と一緒にアニメを観ていく。楽しくて好きだと思える時間を一緒に過ごせることに幸せを噛みしめながら。
2学期編3 おわり
次のエピソードから2学期編4になります。
ゆっくりと目を覚ますと、薄暗い中で天井が見えた。もう朝になっているのか。
今は何時だろうか。時計のある方に視線を向けると……今は午前8時前か。ぐっすり寝たなぁ。あと、平日だったらすぐに着替えて学校に行かなきゃいけないけど、今日は代休で学校はお休みだ。だから、ゆっくりしていても大丈夫だ。
「すぅ……すぅ……」
俺のすぐ左側から可愛らしい寝息が聞こえてくる。そちらの方に顔を向けると、結衣がぐっすりと寝ている。昨晩と同じく、俺の左腕を抱きしめながら。
あと、結衣の寝顔は本当に可愛い。この寝顔を見ると、結衣よりも早く起きられて良かったと思える。
「悠真……様……」
結衣は寝言でそう言う。結衣は夢の中で俺のメイドになっているのかな。文化祭ではメイドとして接客したし、昨日はメイド服を着て肌を重ねたし。
「悠真様に……気持ちのいいご奉仕をしますね……」
結衣は笑顔でそう言った。
その後、結衣は「あっ」とか「んっ」といった甘い声や、「気持ちいいです……」といった言葉を言って。これ……確実に夢の中で肌を重ねているな。昨日の夜のことが夢に影響を及ぼしているのだろう。
「悠真様に気持ち良くなってもらえて……私は幸せです。私も……気持ち良かったです。これからもずっとあなたの側にいて、ご奉仕したいです。悠真様のことが好きですから……」
幸せそうな笑顔で寝顔を言う結衣。寝言でも「大好き」とか「ずっと一緒にいたい」といったことを言ってくれると嬉しいな。
主従関係はないけど、結衣の側にずっといることは正夢にしたいな。そう思いながら、結衣が起きてしまわないように気をつけながら、額にそっとキスをした。
「悠真君にどんなご奉仕をしてもらおうかな……」
「立場逆転したのか」
あまり間を置かずの寝言だったので、思わずツッコんでしまった。別の夢を見始めたのだろうか。どうやら、夢の中で俺が結衣の執事になっているようだ。
さあ、結衣は夢の中で俺にどんなご奉仕をしてもらおうとしているのか。まあ、だいたいの予想はつくけど。
「えっちしたいな……」
えへへっ、とちょっと厭らしさも感じられる笑い声を出す。やっぱり肌を重ねることだったか。結衣らしい。
その後、結衣は「あっ」とか「んっ」といった甘い声や、「気持ちいい……」といった言葉を言って。あと、立場が逆転しても寝言は全然変わらないな。
「気持ち良かったよ、悠真君」
結衣は満足そうな笑顔でそう言った。
「私の側にずっといてね。悠真君のこと大好きだから。約束だよ……」
結衣が俺のご主人様になっても、俺を大好きでずっと一緒にいたい気持ちは変わらないか。彼氏として幸せ者だ。
それからも、結衣の寝姿を見るのを楽しんでいると、
「んっ……」
数分ほどして、結衣はゆっくりと目を覚ました。結衣は俺と目が合うと、とろんとした笑顔になり、
「おはよう、悠真君」
とても甘い声で朝の挨拶をしてくれた。寝ているときも可愛いけど、起きた瞬間からも可愛いな。気付けば、頬が緩んでいるのが分かった。
「おはよう、結衣」
そう挨拶して、俺からおはようのキスをした。
唇を離すと、目の前には可愛らしい笑顔で俺を見つめる結衣がいた。
「目を覚ますと悠真君がいて、おはようのキスをして。幸せな朝だよ」
「俺も幸せな朝だ」
「嬉しい。……あと、内容は覚えていないんだけど、凄くいい夢を見た感じがするの。気持ち良かったというか」
「それは合っていると思うよ。寝言を言っていたし。ざっくり言うと、結衣が俺のメイドになって肌を重ねて、そのすぐ後に、別の夢なのか自分の執事になった俺と肌を重ねてた」
寝言の内容を言うと、結衣は「あははっ」と快活に笑う。
「そうだったんだ。文化祭ではメイド&執事喫茶をやったし、昨日の夜は悠真君は執事服を着て、私はメイド服を着てえっちしたから、その影響だろうね」
「ああ。俺もそう思ってる。あと、どっちのときも、大好きでずっと一緒にいたいって言ってた」
「そうなんだ。悠真君のことは大好きだし、ずっと一緒にいたい強く思っているからね。だから、悠真君とどんな関係でも、同じことを言ったんだろうね」
結衣は優しい笑顔で俺を見つめながらそう言ってくれた。それがとても嬉しくて、温かい気持ちになっていく。
「そうか。凄く嬉しいな。俺も結衣のことが大好きだし、ずっと一緒にいたいって強く思ってるよ」
「うんっ」
ニコッとした笑顔で返事をすると、結衣からキスをしてきた。
結衣に笑顔を向けられて、キスをすると……結衣のことが好きな気持ちがもっと強くなっていくよ。これからも結衣のことを大好きでい続けて、ずっと一緒にいたい。いつかは一緒に暮らしたいな。
少しして、結衣の方から唇を離す。目が合うと、結衣は再びニコッと笑ってくれた。本当に可愛いな、俺の大好きな恋人は。
「……朝風呂入るか。昨日は肌を重ねて、そのまま寝たし」
「そうだね。一緒に入ろう」
今は裸だし、家には家族もいるので、俺達はベッドから降りて服を着ることに。その際、結衣は、
「えへへっ、彼シャツ~」
昨晩に俺が執事服姿で肌を重ねた際に着た俺の制服のワイシャツを着ていた。ニコニコとした笑顔なのはもちろんのこと、俺のワイシャツだからサイズがブカブカなのも可愛らしい。袖からは指先しか出ていないし。また、いくつかボタンを開けているので、シャツの隙間から鎖骨や胸元が見え、裾からパンツや太ももがチラッと見えるからかなりそそられる姿だ。
「可愛いぞ、結衣」
「ありがとう! 悠真君のワイシャツをちょっと着てみたくてね。悠真君サイズだからブカブカだけど、悠真君の匂いがするから凄く心地いいよ」
結衣はそう言うと、ワイシャツの袖を顔に当ててクンクンと匂いを嗅いでいる。俺の匂いがいいからか、結衣は「ふふっ」と嬉しそうに笑う。その仕草が何とも可愛らしくて。
「結衣らしいな。嬉しいよ。……可愛いから、今の結衣を写真に撮りたいくらいだ」
「撮っていいよ、悠真君」
「ありがとう」
俺はスマホで彼シャツ姿の結衣の写真を撮った。写ってはまずい箇所は写っていないし、高校生以下が見ても大丈夫な写真だけど、彼シャツ姿なので他の人に見せないようにしよう。
その後、俺達は寝間着姿になって1階の浴室へ。
そして、俺達は朝風呂に入る。これもお泊まりの恒例だ。
全身を綺麗にし、結衣と一緒に湯船に浸かって。朝だからかなり涼しいのもあり、とても気持ち良かった。
一晩寝かせた昨日の残りのチキンカレーを朝食に食べた後、結衣と俺は俺の部屋で昨晩録画したアニメを観る。昨日の夜にリアルタイムで観た日常系アニメも録画しており、面白かったのでまた観ることにした。
俺の淹れたアイスティーを飲み、結衣とキャラやストーリーのことを話しながらアニメを観ていった。どのアニメも面白いし、結衣と話すのが楽しいから全て観終わるまであっという間だった。
「どのアニメも面白かったね!」
「ああ、面白かったな。あっという間だった」
「そうだねっ」
結衣は明るい笑顔でそう言い、アイスティーを一口飲んだ。
結衣はアニメを観ているときは今みたいに笑顔でいることが多かった。時には声に出して笑うときもあって。そういった結衣の反応も、俺にとってはアニメを観るのを楽しめた理由の一つだ。
「平日の午前中から、悠真君と2人でアニメを観られて幸せだよ!」
結衣は言葉通りの多幸感に満ちた笑顔でそう言ってくれる。そのことに胸がとても温かくなっていくよ。
「そうか。俺も幸せだよ。結衣と一緒にアニメを観るのは楽しいし、好きだから」
「そう言ってもらえて、もっと幸せな気持ちになりました。これまでいっぱいしてきたことだし。私も悠真君と一緒にアニメを観るのが楽しいし、好きだよ」
そう言うと、結衣はそっと俺に寄りかかってくる。そのことで感じる結衣の温もりや重さがとても心地良く思えて。
結衣の言う通り、アニメを観るのはこれまでにたくさんしてきたことだ。だから、結衣も楽しくて好きだと言ってもらえることが本当に幸せだし、嬉しい。
「こういう時間を過ごせるのは、喫茶店で悠真君が私と姫奈ちゃんに接客しているときに、代休もあるからお家デートやお泊まりをするのはどうだろうって提案してくれたからだよ。悠真君、提案してくれてありがとう」
「いえいえ。まあ、あのときは接客中だったけどな。ただ、結衣が俺の提案を受け入れて、昨日の夜にさっそく泊まりたいって言ってくれたおかげでもあるよ。俺が提案したそもそものきっかけは、結衣が俺をお持ち帰りしたいって言ったことだし。こちらこそありがとう、結衣」
「いえいえ」
結衣と目が合うと、結衣はとてもニッコリと笑いかけてくれて。
結衣の笑顔は本当に可愛くて。そんな笑顔に吸い込まれるようにして、俺からキスをした。2人きりのときは、こうしてキスをするのもこれまでに数え切れないほどにしてきた。もちろん、大好きなことだ。
少しして俺から唇を離すと、目の前にある結衣の笑顔が恍惚としたものに変わっていた。
「悠真君とキスして、もっともっと幸せな気持ちになりました」
「そうか。俺もどんどん幸せになってるよ」
「ふふっ、そっか。嬉しいな」
「ああ。……この後もアニメを観ようか」
「うん、そうしよう!」
その後も結衣と一緒にアニメを観ていく。楽しくて好きだと思える時間を一緒に過ごせることに幸せを噛みしめながら。
2学期編3 おわり
次のエピソードから2学期編4になります。
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