クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ

文字の大きさ
130 / 151
特別編2

第1話『キスマークを付け合いたい』

 千弦と「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」と呼び合うのを楽しんだ後は、俺達は再び物理の課題をやっていく。
 応用問題では難しい内容もあるけど、教科書やノートがあるので途中でつまづくことなく課題を進めることができている。これなら、今日中に終わらせられそうだな。
 千弦は応用問題で何度か俺に質問してくるけど、俺が教えるとすんなりと理解できる。基本問題はできているし、この調子なら千弦も今日中に終わらせられるんじゃないだろうか。
 途中、2人ともキリのいいところまで終わったところで、休憩を兼ねて昨晩放送されたラブコメアニメを観た。

「今週のエピソードも面白かったね!」
「面白かったな! 途中でドキドキしたシーンはあったけど」
「キスしたり、キスマークを付けたりしたシーンだよね。あれは私もドキドキした。さっきの休憩で私達もキスしたしね」

 千弦ははにかみながらそう言った。
 そう、今週のエピソードでは、主人公の男の子が恋人のヒロインとキスをしたり、お互いに首筋にキスマークを付け合ったりしたシーンがあった。このアニメは俺も千弦も好きなので、基本的には楽しく喋りながら観ているけど、キスやキスマークのシーンのときはドキドキしてあまり喋らなかったな。

「ただ、ドキドキしたけど、とてもいいシーンだったよね。2人とも幸せそうにしていたから」
「そうだな」

 キスしたり、キスマークを付け合ったりしたとき、主人公もヒロインもとても幸せそうにしていたのが印象的だった。だから、千弦の言う通りいいシーンだと思う。そういったシーンを観たのもあり……千弦とキスマークを付け合いたい気持ちがある。これまでしたことないし。もちろん千弦さえ良ければだけど。千弦にお願いしてみるか。

「あのさ、千弦」
「うん?」
「……今のアニメを観てさ、2人みたいに……千弦とキスマークを付け合いたいなって思っているんだ。どうかな? もちろん、千弦さえ良ければ」

 千弦のことを見つめながらお願いする。
 アニメでのキスマークを付け合うシーンをいいとは言っていたけど、実際に俺と付け合いたいと千弦は思っているだろうか。
 俺からキスマークを付け合いたいとお願いされたからだろうか。千弦の顔は頬を中心に赤くなっていく。そして、

「……もちろんいいよ。キスマークを付け合うシーンを観たとき、洋平君と一度付け合ってみたいなって思っていたから。だから、洋平君が言ってくれて嬉しい」

 千弦は真っ赤な顔に嬉しそうな笑みを浮かべて快諾してくれた。そのことに俺も嬉しい気持ちになる。

「ありがとう、千弦」
「いえいえ。こちらこそお願いしてくれてありがとう」

 千弦はニッコリとした可愛い笑顔でお礼を言った。

「ねえ、洋平君。今観たアニメみたいに同じところに付け合う?」
「同じがいいな。千弦とお揃いな感じがしそうだ」
「お揃い……いい響きだね! じゃあ、同じ場所に付け合おうね」
「ああ。……どこに付け合おうか」
「アニメでは首筋だったよね。ただ、洋平君は喫茶店で接客のバイトをしているし、首筋にキスマークがあるのはあまり良くなさそうな感じがする。絆創膏で隠す手はあるけど」
「まあ……ないに越したことはないだろうな。あと、絆創膏で隠しても、首筋だとキスマークを隠しているかもって考えるスタッフやお客様がいるかもしれない」
「それは言えてるね。じゃあ、服で隠せる場所がいいかな」
「そうだな」

 服で隠せる場所なら、周りの目を気にしなくていいし。

「洋平君はどこか付けてみたいところはある?」
「そうだな……一番付けてみたいのは胸かな。千弦の胸が大好きだから」

 千弦の体の中でも、俺が好きだと思っている場所にキスマークを付けてみたいと考えたのだ。一番好きなのは胸だ。それに、胸なら普段は服で隠しているからいいかなと思ったのもある、

「胸、いいね。洋平君が大好きだって言ってくれるところにキスマークがあるっていいなって思う。それに、私も洋平君の胸は好きだし、胸に付けてみたいな。胸なら服とか下着で隠しやすいし」

 千弦はニッコリとした笑顔でそう言ってくれた。

「そう言ってくれて嬉しいよ。じゃあ、胸にキスマークを付け合おうか」
「うんっ、そうしよう!」

 可愛い笑顔のままそう言い、千弦はこくりと頷いた。
 胸にキスマークを付け合うことになり、嬉しい気持ちになると同時にドキドキもしてくる。千弦がいいなって思えるようなキスマークを胸に付けたい。

「どっちから付けるか?」
「……まずは洋平君からお願いします。キスマークを付け合うきっかけは洋平君がお願いしてくれたことだし」
「分かった」
「ありがとう。じゃあ、服を脱ぐね」

 千弦は着ているノースリーブのブラウスを脱ぐ。そのことで、上半身は水色の下着姿になる。下着が似合っているし、立派な谷間が見えているし、千弦の甘い匂いがそれまでよりも濃く香ってくるのでかなりドキッとする。あと、俺が先日プレゼントしたシルバーのネックレスは付けたままなので、下着姿にネックレスという組み合わせがいいなって思う。

「その下着、似合ってるな。可愛いよ」
「ありがとう。水色が好きだし嬉しいよ」

 千弦はとても嬉しそうにお礼を言った。

「あと、下着姿にペアネックレスっていうのもいいな」
「ふふっ、嬉しい。このペアネックレスも気に入っているから」

 依然として、千弦は嬉しそうな笑顔でそう言った。ネックレスは俺がプレゼントしたので嬉しい気持ちになる。
 千弦の胸にキスマークを付けるために、俺は千弦と向かい合う体勢になる。

「じゃあ、洋平君。お願いします」
「分かった。……左の胸に付けようかな。心臓に近いし」
「うんっ」
「じゃあ、付けるよ」

 俺は千弦のことをそっと抱きしめ、左の胸に口元を近づけて……千弦の左の胸にそっと唇を当てる。千弦の胸の柔らかさが唇から伝わってきていいな。そう思いながら、
 ――ちゅーっ。
 キスマークを付けるために吸い始める。その瞬間、

「んっ」

 と、千弦は甘い声を漏らして、体が小刻みに震えた。その反応がとても可愛くて。
 千弦の胸にキスマークが付くように、俺は同じ箇所を何度も吸っていく。その中で千弦は「あっ」とか「んっ」といった甘い声を漏らしたり、

「気持ちいい……」

 といったことを言ったりすることもあって。
 吸う回数を重ねる中で、吸った箇所の赤みが増していく。そして、

「……付いたぞ、キスマーク」

 何度か吸い、千弦の左胸にはっきりと赤いキスマークを付けることができた。
 俺が胸から顔を離して千弦への抱擁を解くと、千弦は自分の左胸に付いたキスマークを見る。

「赤いキスマークが付いてるね! 洋平君が付けてくれたんだって思うと本当にいいなって思うよ」

 千弦はニコッとした笑顔でそう言ってくれた。千弦がいいなって思えるキスマークを付けられて何よりだ。
 あと、俺が付けたキスマークが左胸にあることで、上半身が下着姿の千弦がさっきよりも艶やかに見える。なかなかのエロさがあって。あと、俺が付けた痕が千弦の体にあることがいいなって思える。

「千弦がそう言ってくれて良かったよ。キスマークがあると、より艶っぽく見えるよ。それに、千弦の体に俺の付けたものがあるっていうのがいいなって思う」
「ふふっ、そっか」
「……そういえば、俺にキスマークを付けられているときに痛みとかなかった? 気持ちいいとは言っていたけど」
「特に痛くなかったよ。むしろ、気持ちいいから、付けてもらっている間にいっぱい声が漏れちゃった」

 えへへっ、と声に出してはにかむ千弦。その反応に可愛いと思うと同時に、痛みがなかったと分かって安心した。

「そうか。それなら良かったよ」
「うんっ。あと、何度も胸を吸っている洋平君が可愛かった」
「そ、そうか」

 胸を吸う姿を可愛いと言われるとは。ちょっと照れくさいな。まあ、千弦がニコニコしているので嫌だとは思わない。

「じゃあ、今度は私が洋平君の胸にキスマークを付ける番だね」
「そうだな。今、服を脱ぐから」

 俺はワイシャツとインナーシャツを抜いて、上半身裸の状態になる。これまで、プールデートや、俺の親友の坂井琢磨《さかいたくま》や友人の星野彩葉ほしのいろはさん達と一緒に海に行ったときに千弦の前で上半身裸になったことがあるけど、キスマークを付けてもらうのは初めてなのでちょっとドキドキする。

「今日も洋平君の体……素敵だよ」

 千弦はうっとりとした様子で言う。大好きな恋人から体が素敵だと言ってもらえるのは嬉しいものだ。

「ありがとう、千弦」
「いえいえ。あと、上半身裸でペアネックレスを付いているのもいいね」
「ははっ、そっか。ありがとう」
「じゃあ……胸にキスマークを付けるね」
「ああ、お願いするよ」

 千弦は俺のことを優しく抱きしめ、左胸に唇を付ける。そして、
 ――ちゅーっ。
 と、唇を付けた箇所を吸ってきた。
 痛みは特にないな。ただ、皮膚を吸われたことは全然ないので、何だか不思議な感覚になる。
 俺の胸にキスマークを付けるためか、さっきの俺のように千弦は同じところを何度も吸っていく。
 俺の胸を吸う千弦の姿が可愛いし、千弦の口の柔らかさや生温かさが心地いい。だから、何度も吸われているうちに気持ち良く感じてきた。千弦も気持ちいいとか、胸を吸う俺が可愛いとも言っていたけど、きっとこんな感じだったのだろう。
 千弦が俺の胸を何度か吸った後、

「……キスマーク、付いたよ」

 千弦はそう言って、俺の胸から顔を離して、俺への抱擁を解いた。
 自分の胸を見下ろすと……左胸に先ほどまではなかった赤い斑点ができている。これが千弦の付けてくれたキスマークか。凄くいいな。愛おしく感じられる。あと、キスマークのところが湿っていることに艶っぽさが感じられる。

「赤く付いたな。凄くいいよ」
「良かった! あと、キスマーク付けるとき痛くなかった? それなりの強さで吸ったから」
「全然痛くなかったよ。むしろ気持ち良かったし、胸を吸う千弦が可愛かった。さっきの千弦の気持ちが分かった」
「そっか。痛みがなかったなら良かった。……洋平君の体に私が付けたキスマークがあるっていいね。さっき洋平君が言ってたことが分かる」
「共感してくれて嬉しいよ」
「うんっ。……そういえば、胸のキスマークって所有とか独占、深い愛情の意味があるのを思い出した」
「そうなのか。俺は千弦が大好きだし、千弦のものだと思っているから、胸にキスマークを付けてもらって良かったよ」

 意味を知ると、千弦に付けてもらった胸のキスマークがより愛おしく思えてくるよ。

「私も付けてもらって良かったよ。洋平君が大好きだし、洋平君のものだから」

 千弦は持ち前の可愛い笑顔でそう言ってくれる。そのことに嬉しい気持ちになって、胸がポカポカと温かくなっていく。

「ねえ、洋平君。初めてキスマークを付けた記念にスマホで写真撮ろうよ」
「ああ、いいぞ。LIMEで送ってくれ」
「うんっ」

 その後、千弦のスマホで胸のキスマークが入るようにお互いを撮影したり、千弦と俺のツーショット写真を自撮りしたりした。それらの写真はLIMEで送ってもらった。

「写真ありがとう」
「いえいえ」
「いい写真が撮れたな」
「そうだねっ。ツーショットの写真を見ると、お互いに左胸にキスマークがあるからお揃いって感じがするね」
「ああ、そうだな。同じ場所に付けて良かったな」
「うんっ! ……あと、キスマークがあるから、今までで撮影した写真の中で一番えっちな雰囲気の写真だね」
「そうだな。プールデートや海水浴でこのくらいの露出度の写真を撮ったけど、キスマークがあるからエロさを感じる」
「だよね」

 今までで一番えっちな雰囲気の写真なので、キスマークの写真は他の人に見せないようにしよう。もし、見せるとしても、せいぜい結菜とか星野さんとか一緒にいることが多い人くらいで。そう思いながら、俺は送ってもらった写真をスマホに保存した。

「千弦。キスマークを付け合わせてくれてありがとう」
「いえいえ」
「お礼にキスしていいか?」
「もちろんっ」

 そう言うと、千弦はスマホをローテーブルに置いて、笑顔で目を瞑った。キス待ちの笑顔が可愛いな。
 自分のスマホをローテーブルに置き、俺は千弦のことをそっと抱きしめて千弦にキスをする。
 今は俺が上半身裸で、千弦も上半身が下着のみなので、千弦の唇だけじゃなくて体の温もりや柔らかさも感じられて。いつもより千弦の甘い匂いが濃く香ってきて。だから、いつも以上に気持ちいいキスだ。
 キスをしていると、背中からも優しい感触や温もりが感じられて。きっと、千弦も俺のことを抱きしめているのだろう。
 キスマークを付けた後だし、お互いに上半身は裸や下着のみなので、いつものキスよりもドキドキする。
 少し長めにキスをした後、俺から唇を離す。すると、目の前には頬を中心に赤くなった顔に可愛らしい笑みを浮かべている千弦がいて。凄く幸せな気持ちになる。

「いつも以上にドキドキしたよ。洋平君は上半身裸だし、私も下着姿だからかな。あと、キスマークを付けた後なのもあるかも」
「俺も同じことを思ったよ」
「ふふっ、そっか。……アニメ観たし、キスマークを付け合ったし、キスもしたから課題をした疲れが取れた気がするよ」
「ははっ、そっか。俺も休憩前よりも元気になってる」

 とてもいい休憩時間になったな。

「そろそろ課題をやるのを再開しようか」
「ああ、そうしよう。残りも頑張ろう」
「うんっ」

 その後、俺達は服を着て、物理の課題を再び取り組んでいくのであった。
感想 0

あなたにおすすめの小説

まずはお嫁さんからお願いします。

桜庭かなめ
恋愛
 高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。  4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。  総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。  いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。  デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!  ※特別編7が完結しました!(2026.1.29)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

桜庭かなめ
恋愛
 高校1年生の逢坂玲人は入学時から髪を金色に染め、無愛想なため一匹狼として高校生活を送っている。  入学して間もないある日の放課後、玲人は2年生の生徒会長・如月沙奈にロープで拘束されてしまう。それを解く鍵は彼女を抱きしめると約束することだった。ただ、玲人は上手く言いくるめて彼女から逃げることに成功する。そんな中、銀髪の美少女のアリス・ユメミールと出会い、お互いに好きな猫のことなどを通じて彼女と交流を深めていく。  しかし、沙奈も一度の失敗で諦めるような女の子ではない。玲人は沙奈に追いかけられる日々が始まる。  抱きしめて。生徒会に入って。口づけして。ヤンデレな沙奈からの様々な我が儘を通して見えてくるものは何なのか。見えた先には何があるのか。沙奈の好意が非常に強くも温かい青春ラブストーリー。  ※タイトルは「むげん」と読みます。  ※完結しました!(2020.7.29)

10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ

桜庭かなめ
恋愛
 高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の5月末から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。  あおいとの別れから10年。高校1年の春休みに、あおいが涼我の家の隣に引っ越してくる。涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。  3人で一緒に遊んだり、学校生活を送ったり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、ずっと一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。  出会った早さか。それとも、一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロイン学園青春ラブコメディ!  ※特別編6が完結しました!(2026.1.21)  ※小説家になろう(N9714HQ)とカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録や感想をお待ちしております。

サクラブストーリー

桜庭かなめ
恋愛
 高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。  しかし、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。  桜も咲く1年生の修了式の日、大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。甘くて温かな春の同居&学園青春ラブストーリー。  ※特別編8-お泊まり女子会編-が完結しました!(2025.6.17)  ※お気に入り登録や感想をお待ちしております。

管理人さんといっしょ。

桜庭かなめ
恋愛
 桐生由弦は高校進学のために、学校近くのアパート「あけぼの荘」に引っ越すことに。  しかし、あけぼの荘に向かう途中、由弦と同じく進学のために引っ越す姫宮風花と二重契約になっており、既に引っ越しの作業が始まっているという連絡が来る。  風花に部屋を譲ったが、あけぼの荘に空き部屋はなく、由弦の希望する物件が近くには一切ないので、新しい住まいがなかなか見つからない。そんなとき、 「責任を取らせてください! 私と一緒に暮らしましょう」  高校2年生の管理人・白鳥美優からのそんな提案を受け、由弦と彼女と一緒に同居すると決める。こうして由弦は1学年上の女子高生との共同生活が始まった。  ご飯を食べるときも、寝るときも、家では美少女な管理人さんといつもいっしょ。優しくて温かい同居&学園ラブコメディ!  ※特別編11が完結しました!(2025.6.20)  ※お気に入り登録や感想をお待ちしております。

隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが

akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。 毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。 そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。 数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。 平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、 幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。 笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。 気づけば心を奪われる―― 幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!

絶交した幼馴染と大学の合コンで再会した。

孤独な蛇
恋愛
中学生の浅野春樹は上級生と喧嘩騒動を起こしたことがあった。 その上、目つきが悪く地毛は茶髪のため不良少年のような扱いを受けて学校では孤立していた。 そんな中、幼馴染の深瀬志穂だけは春樹のことをいつも気遣ってくれていた。 同じ高校に行こうと声を掛けてくれる志穂の言葉に応えたい一心で受験勉強にも力を入れていた。 春樹にとって、学校で孤立していることは問題ではなかった。 昔から志穂が近くにいてくれるから……。 しかし、3年生なってから志穂の態度がよそよそしくなってきた。 登下校も別々になり、学校で話しかけてくることも無くなった。 志穂の心が自分から離れていってしまっている気がした春樹は焦っていた。 彼女と話がしたい。笑った顔が見たい。 志穂と一緒に帰ろうと、彼女が部活動を行っている体育館へ向かったのだが……。 そこで春樹が耳にしたのは、自分の悪口を言って部活の友達と楽しそうにしている志穂の声だった。 その瞬間、春樹の中で志穂に対する想いや信頼は……消滅した。

【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません

竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──