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完全崩壊
ー真希ー壊れていく 2
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一体何を考えてるの?
信じられない。
私と忍さんが? どうして?
「じょ、冗談ですよね」
「冗談な訳あるか。真希さんに拒否権ないからね。もし、拒んだら警察や晴にバラすからな」
「なっ!? 」
「因みに言っておくけど、真希さんを好きな訳じゃないから。晴の弱点だからね、あんた」
意味がわからないよ。メンバー思いで優しい忍さんがそんなこと言うなんて。
ハル君は確かに私を好きすぎる所があるけど、それは別に弱みでもなんでもない。
忍さんが、私を馬鹿にしたように笑った。
「オレさあ。実は晴が嫌いなんだよね。正直言って消えてほしい。だからあんたとヤッたらさあ、晴が頭おかしくなるだろうなって。あいつバンドを1番に考えてないから腹立つんだよ」
「ふざけないでください。忍さんに従うなんて出来ないです」
「じゃあ、ストーカーしなきゃ良かったじゃん。言ったよね、拒否権ないって。従うしかないんだよ。じゃなきゃあんたの人生終わるよ。悪い奴に悪いことしたって文句を言えるはずないよな?自分がした行いが間違ってるんだから」
そんな考えおかしい。私が悪い人だとしても、酷いことするなんて許されるはずない。
「い、いや……っ」
手首を強く掴まれて痛い。
「嫌がられると、そそるわ」
「ハル君を嫌いにならなくたっていいじゃない!」
「だってみんなバンドに命かけてんのに、あいつは女にうつつ抜かしてるから。分かんないよな、オレの気持ちなんて誰もさあ」
そんな言い方しないでほしい。ハル君はきっとバンドの為に頑張ってるんだから。
「乱暴に抱かれたって、何も言えないよな。抵抗すんなよ」
押し倒されて、無理やり触られる。
凄く痛い、心も身体もバラバラになりそう。
こんなの嫌、嫌だ。
泣いても止めてくれない。
ストーカーなんてしなければよかった。
後悔したところで遅い。
忍さんに強引に抱かれた。
何もかも汚れてしまう。
傷つけられたって仕方ないよね。ハル君に嫌がらせしてたんだから。
バチが当たったんだ。
涙が止まらないのに、更に私をめちゃくちゃにしていく。
もう、いいや。私が悪いんだから。
心を押し殺しながら耐えるしかなかった。
いっそ、消えてしまいたい。
信じられない。
私と忍さんが? どうして?
「じょ、冗談ですよね」
「冗談な訳あるか。真希さんに拒否権ないからね。もし、拒んだら警察や晴にバラすからな」
「なっ!? 」
「因みに言っておくけど、真希さんを好きな訳じゃないから。晴の弱点だからね、あんた」
意味がわからないよ。メンバー思いで優しい忍さんがそんなこと言うなんて。
ハル君は確かに私を好きすぎる所があるけど、それは別に弱みでもなんでもない。
忍さんが、私を馬鹿にしたように笑った。
「オレさあ。実は晴が嫌いなんだよね。正直言って消えてほしい。だからあんたとヤッたらさあ、晴が頭おかしくなるだろうなって。あいつバンドを1番に考えてないから腹立つんだよ」
「ふざけないでください。忍さんに従うなんて出来ないです」
「じゃあ、ストーカーしなきゃ良かったじゃん。言ったよね、拒否権ないって。従うしかないんだよ。じゃなきゃあんたの人生終わるよ。悪い奴に悪いことしたって文句を言えるはずないよな?自分がした行いが間違ってるんだから」
そんな考えおかしい。私が悪い人だとしても、酷いことするなんて許されるはずない。
「い、いや……っ」
手首を強く掴まれて痛い。
「嫌がられると、そそるわ」
「ハル君を嫌いにならなくたっていいじゃない!」
「だってみんなバンドに命かけてんのに、あいつは女にうつつ抜かしてるから。分かんないよな、オレの気持ちなんて誰もさあ」
そんな言い方しないでほしい。ハル君はきっとバンドの為に頑張ってるんだから。
「乱暴に抱かれたって、何も言えないよな。抵抗すんなよ」
押し倒されて、無理やり触られる。
凄く痛い、心も身体もバラバラになりそう。
こんなの嫌、嫌だ。
泣いても止めてくれない。
ストーカーなんてしなければよかった。
後悔したところで遅い。
忍さんに強引に抱かれた。
何もかも汚れてしまう。
傷つけられたって仕方ないよね。ハル君に嫌がらせしてたんだから。
バチが当たったんだ。
涙が止まらないのに、更に私をめちゃくちゃにしていく。
もう、いいや。私が悪いんだから。
心を押し殺しながら耐えるしかなかった。
いっそ、消えてしまいたい。
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