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それが答えだった
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しおりを挟む「この女の名前はエミリカ。まあ少しばかりはしゃぎ過ぎたんだ」
俺はその写真をまじまじと見た。
間違いない、何処からどう見たってあの女『ママ』だった。
まさかこんな形で名前を知るなんて思っていなかったし、もう二度と会う事は
ないと思っていた。
なのにこんな事になるなんて……
「殺すったってどうやって? 」
「あ? どうやってもいいが、まあないよりはあった方がいいか」
そう言って俺達に一丁ずつ拳銃を渡す。
「使い方は分かるか? 」
なんて何でもない事のように聞いてくるこの幹部も何処までが本気なのか
まったく分からないが、教えてもらった方がいいのか?
「こうやってロックを外してだな、銃口を頭にしっかり押し付けて」
「ちょっと待ってくれ! 待ってください」
「そんな顔も出来るんじゃねえか二コル。いい顔だ実に子供らしい顔だ」
俺は焦った、銃口が向けられているのが仲間なら当然だろう。
「後は引き金を引くだけだ、バーンってな。そう心配するなよ、弾は入っちゃいな
いんだからよ」
その場にいた誰もが顔が真っ青であった。自分達が一体何に足を踏み入れようと
しているのかが分かった瞬間である。
「冗談だよ、冗談。ファミリーに入ったらこれぐらい挨拶代わりさ」
へらへらと笑うファミリーの者達とは全く違った顔で俺達はその場を後にする。
もう、逃れられないのだと誰もが思っていた。
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