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目覚めると真っ暗でした
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しおりを挟む目が覚めると真っ暗でした。
「え? 」
今の状況をどうにか把握しようと、しなくてはいけないと感じた僕。
どうやら僕は今、仰向けの状態でいるようです。
そして次に真っ暗で圧迫感のある中で僕は目を凝らします。
手をゆっくりと上へ伸ばせばすぐに壁にぶつかりました。
次は横へと伸ばします。するとこちらもすぐに壁にぶつかりました。
この事から僕はどうやら長方形のスペースに仰向けになっているようです。
「どうなっているんだ? 」
今度は力を入れて壁を押してみましたが、上も横もびくともしません。
「誰か、誰か居ませんか! 助けて下さい! 」
僕はこの状況がよくない事がすぐに分かりました。
早くどうにかしてここから出ないと、このままこんな所で、
まるで棺の中のような場所に居てはいけないとそう思ったのです。
だから必死に声を上げ、力の限り壁を押しましたが全く反応はありませんでした。
そしてだんだん目の前が真っ暗になって行きました。
*****
「ねえ、貴女は彼の何処が好きなの? 」
「私は、優しい所とかカッコいい所とか、全部かな。貴女は? 」
「私はね……」
私に初めて友達が出来ました。
お互い、彼の事が大好きだというのがきっかけでお友達になりました。
今日も彼女の家の庭でお茶を飲みながら彼について話で盛り上がります。
あの日、彼女と初めて出会った日。
私が『えいや! 』と飛び出して彼に近づこうとした時に、彼女は「えいや! 」
とバットを振っていました。
そのバットは見事、彼の頭へクリティカルにヒットして彼の意識は見事に
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その一部始終を見ていた私はずっと地蔵のように動けずに眺めていました。
そして彼が遠のいて行くのを見て、このままではダメだと思い彼女をつけて
行く事にしたのです。
彼女の行き先は意外と近く、そこは普通の一軒家でした。
彼女が中へ入って行くのを見届けた私はすぐにその家へ近づき中を覗き込み
ました。すると、
「家に何か御用? 」
突然後ろから声を掛けられた私は振り向く事さえ出来ませんでした。
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