不定期∶どこかの【世界】の話

加速・D・歩

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・主人公の話

2番目ハヤトの話1

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「目、醒めた?」
「ここは、……俺は、」

 意識が浮上して目を開けると茶と金色の間の髪の女性が俺を覗き込んでた。
 俺の問いかけに彼女は「キミの名前は──非表示ハヤトだよ」と言った。

 彼女の話によると俺は彼女に作られた者らしい。彼女も色々とあってそろそろ次の“主人公”を決めようと『彼』と話したらしい。
 彼女は現世で生きてた頃は殺し屋をしてたらしいけど「戦うのに疲れてしまった。」と俺にポツリと零す。
 
「それでね、『彼』は逆レ好きなんだけど、あんま無いからじゃあ世間的にも増えそうなBL系に行くのはどうって事でね。その主人公としてキミが作られたんだよ」

 さっきから言ってる『彼』とはあと何個か単語が出てきたけど一つも分からなかった。自分の名前がハヤトという事しか。
 しばらくはここ【天界】で体の使い方を学びつつ、戦闘も出来るように彼女アスカと何度か剣を打ち合わせる。

「十分強くなったらね、この武器あげるね。あとはキミが育っていく中で自分に合うモノを使っていくんだよ」
「ええ、有難うございます」

 彼女から渡された大剣は半身が白く逆半身は黒い。そして2つの剣に分かれるモノだった。
 
「白い方は聖花せいかで黒い方は哀歌あいかなんだ。二人に会ったでしょ。力を貸してくれるよ」

【天界】のお父様と呼ばれる創造神の娘、聖花は女神様だ。
そして【異界】地獄みたいな場所に居る女性哀歌とも何度か会ったことがある。この【世界】の住人は上も下も仲が良い。らしい。

 
「そろそろハヤトも卒業だね。行く場所は『彼』任せかな。それともあそこから【下界】に降りるのもアリだよね」
「後で聞いてみます」

『彼』は姿を見せずに俺らの意識の中に居る者らしい。だから脳内で問いかけると3人の『声』が聴こえた。

『ハヤトが行く【世界】を教えてだって』
『キミの要望はある? 記憶有り無し、天使種族、それ以外とか』
『えー、ランダムじゃないのぉ?』

 3人の『声』は普通の声と真面目そうな声と幼稚な声が聴こえる。アスカと同じく俺は【天界】に住んでて背中には白い翼が生えてる。天使種族らしい。
 普段アスカや周りの人達と一緒に居るから気付かなかったけど黒髪赤目は他の天使からあまり好まれてなかったみたいだ。
 
 別の【世界】に行くときは転生と呼ばれるらしくて各【世界】で色んな人生を経験するのが目的らしい。

『ま、チュートリアルは考えてるからさ』

 と言われて数日経って旅立ちの日。その日はアスカが言ってた【天界】の雲に穴が空いてでそこから“誰か”に突き落とされた。『いつだって貴方を愛してる』




────……

 石を投げつけられた。いつもと当たった場所が違くて、頭に手をやると指先が血塗れになった。それでも石が投げつけられて逃げる様に家に帰る。

 村の端っこ──林の向こう側。そこにボロの小屋がある。そこがハヤトの家。親は父親は知らない。母親は俺を産んでから村の人から差別を受けて病気にかかって医者にかかりたくても受けられないまま亡くなってしまった。

 赤い目ってだけでみんな口々に『気持ち悪い』『悪魔』だと歩くだけでも罵倒とさっきみたいに石を投げてきた。
 何度、母を追いかけようかと思ったけど既なところで命を拾うその時──『いつだって貴方を愛してる』という言葉が一瞬だけ聴こえて、それは母が言ってたんだろうか。

 それからは何も目標もなくその日暮らしをする日々だった。


 食べれそうな草を摘んで、川で汲んできた水に千切って飲む。苦い、魚が取れればたき火で焼いて食べるけどなかなかうまく釣れなかった。
 自分と同じぐらいの歳の子が親と各家に入ってく所を見る。羨ましい。なんで自分だけ……


 歳が多分10歳ぐらいになった時、家ですることが無いから寝っ転がってたら扉が大きな音を立てて開いた。
 逆光で一瞬誰なのか分からなかったけど村人の男だった。
 大きな音で体が硬直してた俺を一発ぶん殴られ床に這いつくばる。逃げようとするのに体が怖さで動けないで居ると足首を引っ張られ体が空中に浮いた。
 宙吊りになって頭に血が上る。何故、どうしてから思考が定まらなくなる。

 男はずーっと無言で、ああ……このまま殺されるんだ。と思った。涙が流れて頬を濡らす。床に落とされたと思ったら俺の着てた衣を脱がせた。なにも分からないまま“何か”良からぬことが起こりそうと直感した俺はそこから抜けようと抵抗するが何度も殴られ穿いてた下着を破かれるまま脱がされ尻が丸出しにされ冷たい風に晒さられた。

──ピタと尻の穴に何かを充てられ、たと思った瞬間
 魂が絶叫した。声にならない声が部屋に響く。
 身体に棒を入れられ串刺しになる。恐怖に俺は知らず知らずに床に尿を出していた。それが腹の下で広がって行く……

 棒を挿れられたらそれが尻の穴からズルズルと抜けていく。終わるんだ……と思ったらまだ奥まで入れられて声が詰まる。
 うわ言のように俺は「やめてください」と訴えかけるしかなかった。

 熱い棒、火で炙った棒なのだろうかと“それ”が何か分からなくて早くこの男が早く家から出ていってくれるように神に祈った。

 俺の後ろに居る男が何か「ゔッ」という声を出すとお腹の中に棒ではない何か液体が流れ込んで俺はパニックになった。
 嫌がって暴れる俺を無視して両尻を両手で掴んだ男は棒を激しく出し入れしてきた。何かが激しく打つかる音が部屋に響いて……

 目が醒める。ふと気づくと男は部屋に居なかった。起き上がろうとした時──身体の全身が痛くて頭とお尻が特に。近くの川へ布を持って体を引きずりながら向かった。流れる川の水に布を濡らして痛い所にあてる、拭く。お腹の中が壊した時のようにギュルルとなって腹痛になった。慌てて茂みで踏ん張るとお尻の穴が痛くて声を押し殺して泣きながらうんちをした。
 ふと見たら出てきたのはうんちじゃなかった。

 暗がりでよく分からなかったけど、赤いのは血? あとは白、い……? 白いうんちはたまに出るけど液体みたいだった。
 家に帰りたくなかったけど他に行くところがなかったから、恐る恐る家に帰ると誰も居なくてホッとしたけどそのまま普通に寝るのが怖くてボロ布になってしまってる掛け布団にくるまってその日は寝た。

 朝目を開けると日が出てて、床は俺が出してしまった尿の跡があった。
 子供ながらにお漏らしをしてしまって恥ずかしかった。

 夜になるまで家にいたくなくて森や山の中で暇つぶしをしてた。辺りが暗くなってから家に明かりを灯さないようにして朝になったらまた出かけてた。あの日以来男に会うことはなかった。


「夜には居たか」
「ヒッ」
「昼間は居なかったから村から居なくなったのかと思った」
「こ、来ないで……!」

 夜中に扉が空いてあの時の男が入ってきた。俺はあの日の恐怖を思い出して後ずさるけど、狭い家で後ろはすぐに壁だった。
 方手首を取られて、持ち上げようとする。嫌がる俺の頬をビンタする。鼻がツーンとして鼻の穴から鼻水とは違うものが流れ落ちた。鼻血だ。

「お前があの日から逃げなきゃこんな目にはあってねぇな?」
「ひぐっ、やめて……こ、ろさないで……」
「へぇ。殺さないで、ねぇ。じゃあ、今日はコレをやれば帰るよ」

 目の前には男の出したちんこ。自分のとは全く違う、大きさの物がぶら下がってた。コレをやる? 頭の中が意味が分からずに停止してると俺の後頭部を男が鷲掴みして、ちんこに顔を近づける。
 強烈な臭いと後からの力で……

「舐めろ」

 ただその一言で、固まる。なめろ……? ポカンとしてると男の逆の手が俺の口の中に入ってきて舌を乱暴に掴み外へ伸ばす。
 男のちんこに舌をくっつけた瞬間──俺は嘔吐した。
 足元に嗚咽音と共にビチャ、ビチャと吐き出したものが落ちる。その瞬間、男は「汚ねぇな」と俺を蹴り飛ばした。腹に一発入って身体が吹っ飛び壁に大きな音を立ててぶつかった。
 死ぬ──そう思ったらまた男に頭を鷲掴みにされ持ち上げられた。

「コレをお前の口の中に挿れる。噛んだらどうなるか分かってるよな?」

 力なくなすがままになってる俺の口に指を挿れて開かせそのまま男のちんこが口の中にいっぱいになった。
 喉の奥にまで挿れられ両手で頭を前後に揺らされた。抵抗も何も出来ない。このまま殺されると思ってた。

 どろ、どろり、と喉の奥に何か液体が流れ落ちる。むせてゲホゲホしてると鼻の中からそれがでて臭かった。
 口からドロリと男のちんこが出てテラテラと濡れているのが月明かりでわかる。
 やっと終わった、帰ってくれると安堵してると胸を押されて身体が後ろに倒れた。

 終わったんじゃ無いのか、と男を恐る恐る見上げると男は嗤っていた。
 抵抗する俺を衣を開けさせ下着を放り投げ捨てた。男は自分のちんこを手でなんかシコるすると俺のお尻の穴に先を当てた。
 棒だと思ってたのは男のちんこだった。でもなんで? と頭をハテナがしめる。

「この前もだが濡らさずにヤルのが唆るな」
「あ~……きつぅ、堪んね。村の疫病神、何やっても役に立たねぇんだからコレぐらい役に立てよ」

 頭の上で男が独り言を言ってるが痛さに悶絶して何を言ってるのか聞き取れなかった。
 ただ、早く終われと思ってた。


 その日から、男は俺の身体を蝕む。男は村人を何人か連れてきて俺をまわし始めた。身体が痛い。苦しい。だれ、か助けて──手を伸ばしても伸ばした手は空をきり落ちた。

 意識を飛ばして、悪夢に落ちる。浮上した時には全てが終わってる。
 
「目、醒めたんだね」
「誰、」
「誰って酷いなぁ……はいコレ」

 知らない男が俺に水でふやかしたお米おかゆを差し出してきた。警戒しがなら食べてるとポロポロと涙が流れ器に入ってく。塩っぱい味がした。他の男達とは違う気がして、ジッと見る。

「村の疫病神って言われてるからどんなもんかと思ったけど“普通”な子なんだね」
「どうしてこんな事してるの?」
「村の中で暮らさないの?」

 色々と疑問を投げつけられる。
 けど、そんなの俺が聞きたいよ! なんでこんな仕打ちをされてるのか、答えようにも涙と鼻水と嗚咽で言葉が出ない俺をギュッと抱きしめてくれた。その行動にポカンとしてしまう。彼は俺の背中をポンポンと撫でてくれた。
 昔の記憶──母にもそんな事をされたことが無い。寝込んでた母には恨みがましく『アンタなんか──』言葉が思い出せない。けど、良いや。彼は落ち着いてきた俺を川へ連れてって濡れた布で拭いてくれた。

「なんで、やさしく、するの?」
「なんで、なんでかなぁ……ハヤトを放っておく訳にはいかないでしょ」

 彼はケイと名乗った。ふと、彼の顔が近づいてきて怖くて思わず目を瞑る。けど、口、びるに優しく……目を開けると彼が微笑んでまた唇が触れ合う。彼の服を掴んでしまうけどそのまま口に舌が入ってきてピチャビチャ水音をたてて……

「これは接吻っていうんだよ、ハヤトはこういう行為怖いって思ってるでしょ、本当は気持ちいいんだ。」
「きもち、いい……」
「気持ちいいでしょ?」
「うん、たぶん……」

 口の角度、舌を絡めあって何度も何度も俺の口から“気持ちいい”と言うまでケイは川の音と接吻の音が聴こえるだけのここで二人っきりだった。
 慣れてない俺はすぐ酸欠になってしまう。はー、はー、と息を吸って吐いてをしてるのを優しい目で見るケイ。

 また口が近づいてシテると彼の手、指が俺の乳首を触る。困惑してると指先の爪で乳首の先端をカリカリと擦る。思わず「あんっ、」と声が出て顔が熱くなった。恥ずかしい……それでも全然やめてくれなくてやめてくれた時には寒い時に立つ乳首みたいな、それよりも固くなってた。服が触れるだけでビリビリと変な感じ……

 濡れた布を持ってケイが俺の身体を拭こうとするけど、胸に触れた時に身体がしなり後ろに落ちる。

「危な、頭から地面に落ちるところだったぞ」
「おーい、ハヤト? 失神してるのか?」

 自分の意志とは別に身体が痙攣してる。夢の中で身体が動かないのに、ビクンビクンと波打つ。
 
「おちんちん、立ってら」
「ん、ぁ……、っ、ぁん、う、っ、」
「意識がなくても感じてるだね」

 誰かが近くに居る? また意識が浮上した。
 見渡すと自分の家の部屋だった。布団の上に寝かされていた。
 ケイは、居ない……寂しい。


 男達が俺をいたぶって去っていたあとはひっこりとケイがやって来て俺の身の回りの世話と気持ちいい事を覚える事をしてた。

「そういや、ハヤトはまだ精通してないんだよな」
「せいつう?」
「おちんちんから白い液体が出ることだよ。」
「うん、おしっこしか出ない」

 ケイは、と聞くと「出るよ」とこたえた。

「俺の中に、いれないの?」
「挿れて欲しいの? 他の男と同じで痛いかもしれないよ?」
「ううん、ケイのなら、大丈夫。して、ケイのおちんちんちょうだい」

 布団の上で脚を広げてケイに見せると困った顔をして、「今度ね」と言って俺の開いた脚を閉じる。いつもと同じで身体を拭いたりご飯を食べたり、接吻と乳首を弄られるだけ。
 身の回りの事をしてもらってケイに何かしてあげたかった。だから、ねだったのに、

「ケイ、俺汚いから嫌?」
「なんでそんな事思うの?」
「男の人いっぱいにいいようにされてる。ケイが綺麗にしてくれても……うう」
「泣かないでよ。ハヤト、気持ちいい事には順序があるんだよ。練習していって徐々に身体をならしにいかないと、ね?」
「、わか、った。」


 男達に回されてる時も前より恐怖心は少しだけ減った。相変わらず乱暴はされるけど、その中で“気持ちいい”のを拾えるようになった。

「俺が帰っても乳首ヨシヨシ出来て偉いねハヤトは」
「うんっ、おっぱい弄ってるよ、こうやって布団に入ってるときとか」
「っ、うんうん、良くやってるよ」

 頭を撫でられるの好き。褒められるの、好き。目を細めてケイからの愛撫を受け入れる。

「今日は、自慰の練習しよっか」
「じい?」
「おちんちんをナデナデシコシコして気持ちよくなることだよ」

 俺の後ろにケイが来て下着からまだ子供おちんちんを出すと手で輪っかを作ってそれをおちんちんにナデナデしていく。

「んんっ、くぅん、」
「いぬみたいな声、かわいいね、もっと早くしてみよう」
「あっ、あっ、これ、なんか、なん──か」

 さっきとは別、信じられないほどの速さで手を上げ下げすると頭がスウとする、これ、きぜ──
 気絶すると思った瞬間意識が飛んだ。

「おちんちんがビクビクしてるね、でも出てない。精通はまだかぁ。あれ、ハヤト飛んでる?」
「うん、っ、あ、あー、」

 ケイに話しかけられて浮上。それでもユルユルと手は動いてて勝手に声が出てしまう。
 その後はケイが帰った後も布団の中で乳首を弄ったり、新しく覚えたおちんちんは布団に擦り付けると気持ちよくてカクカクと腰を振って何度も意識を手放した。
 こんなにこの行為が“気持ちよく”なるなんて思わなかった。

 それから夜男達に身体をボロボロにされた後は自慰にふけて汚れた身体を慰めた。布団に腰を押し付けて男達が出した白いおしっこを左指にまとわせながらお尻の穴を弄ってケイが来るまで──

 ケイが来たら彼が俺を抱き上げて川に降ろすと濡れた布で俺を綺麗にして持ってきた小さな釜で一緒に雑炊を食べる。
 食べたあとは男達に汚された所を綺麗にするように口づけをされたり、お尻の穴を優しく弄られる。
 けど、もう何回も男達に乱暴されて──慣れてるからケイに欲しいとすがる。

 だけど、ケイはのらりくらりと俺の誘いを断る。

「まだ、快楽に慣れてないだろ。無理させたくないんだ。ほら、今日は手マンしてあげるから、気持ちよくなろうな?」

 俺を湿った布団に仰向けに寝かせてお尻の穴に彼の指が入るとおちんちん裏の気持ちいいトコロをトントンコリコリ刺激されて──

「アッアッアッ、! ンンッ! ヒィヤッ……アッァア!!」
「いっぱいイクの覚えようね。したら俺の挿れてあげるよ」

 こんなにアンアン喘いでるのに、もう挿れてよ! そう思うのにケイはまだ挿れてくれない。
 空いてる手をヨダレまみれの俺の口にいれて、俺の舌を指で挟んで引っ張って遊ぶ。
 彼の指が俺の唾液まみれになっても口の中をグチュグチュ這い回った。

「ひぃれて、けひ、おひり……っ」
「んー、何言ってんのか分かんないよ?」
「らからぁ、おひ……しりに、おれの……」
「まだ駄目だって、言ってるでしょ?」

 俺は彼が挿れてくれなくて涙が出た。それを見て彼は、ふ、と息を吐き履物を脱いで自らのおちんちんを俺の前に出した。


「ね。俺のデカいでしょ。だから今のままじゃ無理なんだよ」
 
 目が彼の巨大なおちんちんにしかいかない。確かに今いれたら……お尻が壊れそう。

「ほら、ハヤトの顔よりもデカいだろ? って舐めてるし……んじゃあ、口を使うのを覚えたら考えても良いよ?」

 ドンと顔の上にケイのちんぽが乗る。人肌の体温と彼の匂いが堪らない。ケイの事が好き、俺はケイの太いおちんちんの先を咥えた。

「そう、ハヤトもっと咥えて……っ、乱暴にしたくないけど──ッ」
「けひになは、いいひょ──んグッ」
「喉あけて、そう。よしよし、良い子だね」

 喉をあける──たどたどしく言われた通りにすると、ケイはより深く口いっぱいに彼のおちんちんが入ってくる。彼は気持ちよさそうに息をはき、俺の頭を撫でた。褒められて苦しい筈なのに──舌で彼のおちんちんを舐め舌を動かして喉も動かす様にするとまた撫でられた。
 嬉しい──彼の役に立ってる。

「喉奥に出すっ、飲んで……」
「んく、んグッ」

 喉を鳴らしながら飲むと彼は優しく微笑み──




 目を開けると朝を過ぎて昼間だった。ケイは帰ってしまったみたいだ。布団の中でボーっとする。もっと気持ちいいの、練習しなきゃ……

 重い腰を上げて、ケイが、前に渡した棒を舐めお尻の穴に挿れる。

「んぁぁあッ」

 ペタンコ座りのまま上下に腰をふりふりすると奥に入ってた精液塗れになったのか、水音と共に──いつかケイのおちんちんが欲しいと夢見て、夢中に腰を振った。


「お、なんだ? 喘ぎ声がすると思ったらもう準備万端じゃねぇか」
「ケツの気持ちよさ覚えちまったかぁ?」
「そろそろ村長がコイツを売り飛ばすってたからなぁ」
「丁度いい肉便器も居ねえだろ」
「また別の所からコイツみてぇの探してきてケイが育てるだろ」

 ボーっとした頭の上でケイの名前が聴こえて耳をすましてしまう。俺、売られるの? ケイは、調教師なの? 俺の事はどうでもよかった……の?

 勝手に男達が言ってる事だけは信じたくなくて夜彼を待った。


 男達が帰ってからいつもの様にケイが来た。
・・・俺聞かなきゃ、って思いながら緊張で服を握ってしまう。

「ハヤト? どうした……?」
「俺、……」
「うん? とりあえず、身体を綺麗にしよ」
「うん、」

 彼に手を引かれていつもと同じ川に来た。サーサーと川の音がいつもよりも音が聴こえる。
 彼は黙って居る俺を気にする事なく、水に濡らした布を絞って汚れた俺の身体を拭く。

「今日は、静かだね。……身体も強張ってるし、どうしたのかな」
「……俺のこと、ケイはどう思ってる?」

 別に“ただ世話をやく人”の関係でしか無い。何故、俺……村から嫌われてるのに、そうしてくれるのか。身体を拭いて、一緒にご飯食べて少し、気持ちいいことして……俺はアイツらが言わなければケイの事好きだったのに……

「んー、好きだよ?」
「ほんと、」
「うん。可愛いと思う。だって俺に“こんなに懐いてくれるんだから”」
 
 まっすぐ見る彼──嬉しいことを言われてるはずなのに身体が後ろに下がる。

「ハヤト? どうしたの?」
「え、なんだろ。あれ、」
「おちんちん舐めるよね? 今日も喉マン練習しよう」

 口開けてと言われて彼の指が俺の唇を触り下に下げようとする。 
 グイと、下げて半開きになった口の中に指が入る。俺は噛まない様に従って開けた。
 太い彼のおちんちんが入ってきて、無意識に舌で押し返そうとするとそのままググッと入れてきたから、俺は咥えたままむせた。そのせいで涙目と鼻水が出てきて頭を離そうとすると彼の両手が包み、喉奥に入って呼吸が出来なかった。

 彼にぼやけた目を合わせて“やめて”と伝えたいのに、黒い目が俺を見て腰を動かしてるだけだった。今までは少しでも辛かったら様子を見て、無理そうだったらやめて優しくシテくれたのに──……

「ゴホッ、ガハッ、……うう、」
「つい、気持ちよくて。ごめんね?」
「はぁー、ッはーっ、……っ」

 やっと口の中から彼のおちんちんが消えて……息を吸い込む。頭の上から彼の謝罪が聴こえたけどそれどころじゃなくて地面に膝を着いて、涙が溢れた。

「そうだ。ハヤト挿れて欲しかったよね。挿れようか」
「え、や、やだ……やめて……」
「なんで? あんなに挿れて! って言ってたじゃん。好き同士なのになんで嫌がるの?」

 ケイの淡々とした声色と言い方が不気味で、俺は後ずさるけど、川の石ころに転んで尻もちをついた。ゆっくり近づいてくる彼に動けなくなる俺に覆い被さる。下半身を普段と同じ触り方をしてるのに、違和感しかなくてゾワゾワ身体が冷える。

「今日はハヤト嫌がるね」
「嫌っ、やめて……お願い、します、」
「うん。」

 ホッとしたのに、彼は俺をうつ伏せにした。え、──と思ったらズニュッとケツに、彼のでかおちんちんが入ってきた。
 石ころを握って、衝撃に耐えてる。川の音と肉がぶつかる音と行為の水音といつものケイじゃないから俺は歯を食いしばって耐えた。怖かった、やめてって言ってるのにやめてくれなくて、太いおちんちんが──


「そろそろ行くね。これで拭いていて」

 初めて、アイツラにされる時よりも気持ちよくなかった。ただ心臓が苦しくて、顔近くに落とされた布をみて泣き崩れた。
 お尻の穴がしまらなくて、中に出された白いおしっこが金玉、自分のおちんちんに伝いながら地面の石に染み込んだ。


 それからノロノロと起き上がって……身体が痛くてでもこのままよく無いから乾いてる布を拾って川の水につけて絞って拭けるところだけ拭いた。

 夜は部屋に戻るとアイツらが来た。彼らは今日の俺の尻が緩いと尻叩きをして殴る。

 
「ケイ……っ」
「今日は、着飾るね」

 男達が帰ってケイがやってきた時、逃げようと思ったけど散々男達に乱暴された俺は指先すら動かなかった。
 声だけでも出すと彼は何も映らない黒い目をこっちに向けて手には色んな布やクシを持ってた。

 背もたれがある椅子に座るよう身体に身体を拭かれた俺を乗せる。降りたいけど降りたら“殴られる”んじゃないかと、無意識に彼を怖い。

 でも彼は長くなった髪をクシで綺麗にして俺の目の色をしたリボンを上に付けて縛った。
 お尻には前にもらった棒を挿れられてそこから、小さな下着を付けられて、色とりどりの布を俺に着させる。

「よし。これと、」
「ケイ、これなに?」
「お嫁さんの衣装だよ」
「およめ、んグッ、ンンッ?!」

 お嫁さんのと言われて、俺は首を傾げると彼が持ってた目隠しと口にも、両手も結ばれて真っ暗闇になった。何も分からなくなって、俺は彼の声を聴こうと──


「大事に育てた“品”が旅立つのは寂しいなぁ。まあ、次に育てる子は来てるし、村長に受け渡そう。ヨイショ」

 やっぱり、ケイは──俺のコト──目隠しが涙に濡れて湿って、る。


(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)途中ケイとイチャラブルートも考えたけど、一番最初の話を書いてるのでやめて、ドナドナルートで。
ケイは最初からハヤトに何も思ってないです。
村長に頼まれてるだけで、ハヤトが居なくなったらどっかから捨て子を拾ってまた育ててドナります。
そういう世界観なので…
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