バトンタッチした話

加速・D・歩

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・本編

1 引き継いだ俺はただのビッチ

 目が覚めると自室じゃなかった。見覚えのない部屋を見渡す、ベッドから起き上がり鏡を見ると黒髪黒目だった筈が白に近い銀色の髪に紫の目をした男が立って居た。

「誰だ、……コイツ、ゔッ」

 頭が割れる様な痛みに近くにあった棚に掴まりながらズルズルと体が床に落ちる──その瞬間、今までの記憶を思い出し、俺はワィーレ・マルゥメという男になっていた。彼の産まれてから今の歳までの記憶が入ってきたと、そういう事なんだろう。

 近年のライトノベルにこういう展開があったな、と思った。ズキズキ痛む頭を抱えながらベッドに腰掛ける。何故こんな事に──俺の名前は、灰田はいだ圭介けいすけ【地球】の【ニホン】って場所の何処にでも居る高2だった。俺自身の最後の記憶は……誰かに背中を押されて、それで……そこからは思い出せないけど、どこで背中を押されたのか分からない、そのまま事故って死んだ……?
 ゾッとするがそれよりもマルゥメ言いにくいしマルで良いや。彼の記憶が変。今も頭がズキズキとしてる、その理由が──

「何回もやり直し、してる……?」

 数回とかじゃなくて、気が遠くなるぐらい藻掻いて足掻いて、最善のルートを探してたらしい。本人じゃないから彼の本懐が何なのか知らないけど、同じ人に恋愛して、別の時は戦闘して、また違う時は殺し、殺され、それでもまた……なんかしんどいな。彼の家族や知り合いなんて俺からしてみればどうでも良い相手だし、積み重ね愛着もない。今から会ってなんかできるか? そこまでやる義理はないな。


──暗闇で藻掻く手を取ったのは、俺だけど──


 とりあえず、ここに居てもな。頭痛はマシになったし色々と見て周ろうと思う。


【マヌ゙ン・コッカソ】って【世界】の【王都】に家があるらしい。家を出ると、緑の外観青い屋根の一軒家だった。人間種族が多くてそれ以外のエルフ、ドワーフ、獣人とか色々と住んでる……まさに【ファンタジー世界】!!

 マルが使える魔法は《聖魔法》というらしい。名前だけ聞くとレアな気がするんだけど、記憶を見てみると《回復》やアンデッドなんかに効く《攻撃》を持ってて武器が弓らしくそれに魔法を《付与》して戦ってたらしい。

 へー。
 ま、そんな事よりも腹減ったしどっかでなんか食おう。

 と記憶の中で良く行ってた店──【水鳥亭】に来た。いわゆる大衆食堂みたいな場所らしい。扉を開けると顔馴染みらしい店員に笑顔で席を案内される。

「マルゥメさんこんな時間に珍しいですね、学校は?」
「ああ、……少し頭痛が酷くて休んだんだ」
「ありゃ、そりゃあお大事に! なら今日はコレなんかどうだい? 体に優しい味付けだよ」
「[ツノウサギの煮込みスープ]か。じゃあコレで」
「まいど! しばらく待ってね!」

 ツノウサギ……は【こっち】の創作でもよく見る頭に一角が生えたウサギの事だな。
 角が生えてるから普通のウサギよりも好戦的で死角から飛び出してきて危ないモンスターらしいが、角を除けば肉質が良いウサギらしい。完全に食用。

「はい、おまちどー! では、ごゆっくり」
「ありがとう、おお、美味いっ!」

 目の前に1人用鍋サイズの器にほぼ1羽のウサギが入っててスープに浸かってる、頭の部分は無いから言いちゃいいんだが……スプーンで汁を啜るとめっちゃ濃厚な味で思わず美味っと口に出すと店員がニコニコしながらこちらをみていた。
 肉もフォークでホロホロに崩れてスープと合わせながら食べるとめっちゃうめぇ。ご飯が欲しいここに入れたらめっちゃ合うだろうなぁ……そんなこんなで異世界料理? を堪能した所で店を出た。


 腹いっぱいになったし、今度は性欲を満たそうと思う。マル自身の記憶は淡白というか恋人らしい相手とも何回かしかヤッたことが無い……と、うせやろ。どいう生き方したらそうなるの?!

 俺なんか小さい頃からそこら辺のおっさんとヤリまくってたんだけど! って事で異世界なんだし色々とワクワクしながら路地に入る。
 色んな種族、触手とか媚薬プレイとかしたい!


 薄暗い人一人分しかないぐらいの迷路みたいになってる【ココ】はいわゆる【スラム街】みたいなエリアで、路地自体に力なく倒れてる人とか居る。よだれもんですなぁ。


「ね、そこのあんた」
「……なんだ、俺になんか用か?」

 早速そこら辺の薄汚い肌にボロ雑巾みたいな服装の男に話しかけると俺を見て何故話しかけられてるのか、分かってないらしく虚ろな目でこっちを見た。

「そ。俺とヤラない? あんたのコレを俺のケツアナに挿れて気持ちいいことしないー?」
「は、……は?」

 その反応、分かるわー。今の俺の見た目白に近い銀髪紫目の顔は悪くない男で身なりも悪くない。それで目の前の男を誘ってるのが場違いというか夢でも見てると言う感じかな。

「金なんかねぇし」
「お金なんていらないよう、ね、お互いに気持ちよくなろうよ」

 ねぇねぇと男の腕に寄り添いながら上目遣いで見ると観念したようで、俺の穿いてるズボンを脱がす、ちな下着は無い。

「履いてないのか……?」
「だってどうせヤリまくろうと思ってるし、いちいち履くのもね?」
「ビッチが、……にしては穴締まってるな、」
「んっ、気にしないで? 俺、ガツガツ掘られるのすきぃだからぁっ」
「指だけでこの締め付けかよ、」

 薄汚い壁に手を付けてズボンは足元まで下げられ、男の目の前にはマルのほぼ処女穴に遠慮なしにガサついた男の指が挿れられる。ズポズポと抜き差しされて本来は痛みがあるかもしれないが《快楽変換》というチートを持ってるから全て気持ちよくて喘ぎ声になる。

 スキルと言うよりパッシブのコレとかさっき思い出したけどマルの手を取ったあと姿は思い出せないけど色々と“便利なモノ”をくれた。

「くっ、キツ……ッ」
「あっ、ンンッ!! 奥、いっぱあい種つけてッぁあ!」

 尻タブごとお尻の穴の両側に引っ張って広げたそこに、グッと男のチンカスまみれのろくに洗ってないチンコがキスしてくる。マルが捨てた身体にそれが尻の内肉を掻き分けて入ってくる。ろくに解かしてない、穴に男にしては細い腰を掴まれそのままの勢いでズチュと一気に奥に入った。
 前立腺ゴリゴリされるの好き、アンアン喘いでると数人の足音が近づいてくる、あは、もっとぉ、きゅうきゅうとお尻の穴を締めると男のピストンも雑に乱暴にただのオナホを使う様に腰を振る、はあはあ、お尻の穴肉壁外に出ちゃうよ、脱肛しちゃう~っ! なんて思いながらはあはあ、アンアンしてるうちに男の腰が1番深く刺さると中のチンコが震えたと思ったら熱い体液が中に塗りたくられる。

「っあ、はあんっ、もっとぉして、俺の中みんなの精液塗れにして欲しいのぉ」
「皆んなって……うおっ、いつの間に、」
「何かと思えば娼婦か? にしては着てるもの上等だな」
「男娼? こんなところでか?」
「ねぇ、いいからみんな俺の身体で遊ぼうよ、ね?」

 集まった男達はザワザワしてるがそんな事はどうでも良い。ちなみに精液を飲むと腹が満たされるらしい。これもパッシブで、だから……

 近くに居た男のズボンからこっちもチンカス塗れの既に勃起したチンコを取り出すと男は驚いて咄嗟に仕舞おうとするのをマルの口でチュチュキスしながら彼らがガン見してる視線を感じながら見せつけるように小さな舌を伸ばしテロテロンと舐める。いつもより美味しい、パッシブのおかげか。ハムハムしながら亀頭を愛撫しつつ鈴口に舌先をグリグリさせながら手も動かしてやってると、勢いよく白濁した種が出てきたのをズュッジュッとストローよろしく吸うと男は堪らんと泣く。
 本来の俺より口が小さいらしい可愛らしいマルの口の中が知らない男共の不衛生な体液で汚れてくのが背徳的で、ああ、良いなコレ。
 俺自身の口はさっきも言ったけど、小さい頃から大人ちんぽ喉マンしてたからね。それはそれで気持ちいいし良いんだけど。

「のどはんしよか?」
「ゔ、ふッ、気持ちよすぎるだろッ」

 喉の奥に彼のを迎え入れ、彼の両手を俺の頭に固定させると髪の毛が抜けるぐらい乱暴に掴まされそのままズチャズチャと口に腰を振る、剛毛チン毛とくっさい臭いにクラクラする。喉奥も何度も擦られて出入りするチンコを唾液に濡れた舌で愛撫してると、胃の中にぶち撒けられるように、大量の精子が落ちてきた。

 せっせせっせと、お掃除フェラしながらチンカスも精子も舐め取ってると集まった10人近くの男達から代わる代わる、お尻の穴も口も両手も脇も乳首も太腿も、髪の毛にもチンコまみれ、精子塗れにされて──……




 いやー、満足満足。俺の足元には萎え萎えチンコが出っぱなしで倒れてる男達が。俺も全身精子まみれでイカ臭い? 栗臭い? 臭いが辺りを漂ってる。全員に《生活魔法》と《聖魔法》をかけて一応綺麗に後片付け。俺も勿体ないけど外側だけ《生活魔法》で綺麗になっておく。お尻あんなにヤッたら呼吸する度に穴が閉じたり開いたりしてる。そこから中に出された精子が垂れてくる、ああ、勿体ない……! そこら辺にあった酒瓶からコルクを何個か拾って尻の穴に挿れると雑に挿れたから少し向きとか壁に当たってるけど、どうにか流れ落ちてくるのを止めることが出来たようだ。


 歩くたびにお腹の中腸の中から水音が聴こえる。ああ、楽しい日々になりそうだ。

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