バトンタッチした話

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・おかわりIF∶学生編

ワーチャンとマル前半

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トィン・ヌルィニ・ワグーッツン∶ワーチャン
ワィーレ・マルゥメ
灰田はいだ圭介けいすけ
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「ワーチャン~」
「何度も言ってるだろ、俺の名はワグーッツンだ。ふざけた呼び方をやめろ。そもそもこの前まで普通にしてたくせに頭でも打ったのか?」
「ワーチャン鋭い! あは、ねぇ、今日いいでしょ?」
「ちゃんと俺の名を呼べるだったら……まぁ、」
「ありがとー、わぐーっつん?」
「はあ。」

 俺がいつの間にか【ファンタジー世界】に居てガワの持ち主、ワィーレ・マルゥメってヤツの身体に魂として入った俺はこの【世界】の人間じゃない。灰田はいだ圭介けいすけっていうただのビッチ。
 マルの記憶を覗けば、超真面目ちゃんで、ワーチャン、トィン・ヌルィニ・ワグーッツンって名前のエルフの事が好きだった。まあ、ここら辺は説明しなくてもいいか。

 1回目のやり直しの時にワーチャンと上手くいかなかったから、何度目のやり直しをしたあと、なんとなくまたこの【学校】に戻ってきた。
 マルのフリしてワーチャンに近づいてもいいんだけど、彼ほぼ性体験してないんだよね。美人系なのに、絶対モテる、いや、実際モテてるんだけど、高嶺の花ってかあだ名も“銀の君”みたいな。

 まぁ、そんなこんなだし、最初は男を食いまくってたらワーチャンに怒られちゃったし、ね、やりなおそーって。
 この【世界】の人の名前って呼びづらいからつい、あだ名呼びなんだけど、ワーチャンはめっちゃ嫌がる。
 
 わぐーっつんって、舌っ足らずな言い方になったけど、彼は目を細めて俺の頭を撫でた。まーいいならいいけどぉ。

 放課後【彼の部屋】に上がる。相変わらず綺麗にしてる。
 肩に手が来たから振り返るとキスされ、そのまま俺も彼に抱きつきながら舌を挿れながら彼の口の中を舐める。

 エッチは好きだ。男だけど挿れられるの好き、アンアンよがり狂いたい。でも、ワーチャンとなら、ゆっくりこうやって恋愛ごっこみたいにイチャイチャするのも悪くない。
 ベッドに行かないでソファーで2人座って、手を握りながら優しいキスをする。ああ、もどかしい。と思いながらもワーチャンが好む、マルがしそうな事……

「あっ、」
「ん? ここが良いのか?」
「んっ、あ、そこ、だめぇ……んっ、んっあ」
「先っぽしか触ってないのに、ガマン汁がパンツに染み作ってるぞ」
「や、いわ、言わないで……っ、」

 好きな灰色の下着を付けたまま布越しに亀頭をよしよしされる。下の方を見ると分かりやすくガマン汁で色が濃くなってる、これが好きで圭介の時も灰色のパンツ穿いてたなぁ。
 恥ずかしそうにワーチャンの胸に顔をうずめると、頭の上にあるワーチャンは少しくく、と笑いながら指の腹と爪先で刺激してきた。
 俺は涙目で彼を見るように見上げるとそのままキスされて、お尻の穴がキュンキュンする、早く挿れて……

「わぐーっつん、はやく、お尻まてない、」
「お前そんな事言わないだろ、まぁ、ほら、ベッドに行くぞ」
「わっ、」

 お姫様抱っこでベッドに運ばれる。ワーチャンかっこいいし、マルは美人系だから様になるけども。

 優しくゆっくりベッドに降ろされると、俺の上にワーチャンが来て、まだ挿れないわけだが、そのまま抱き締めるように抱えられてキスされて、身体の愛撫を再開する。
 いつだか、圭介の頃にセフレとポリネシアンセックスをした時のような焦らせを感じてムズムズする。いつも大盛りだからすぐ気持ちよくなりたいわけで……

「わぐーっつん、ねぇ、んっ、まだぁ? 僕、まてな、んんっ」
「マルゥメ、我慢をしろ、こっちに集中な、」
「ん……は、んんっ」

 我慢我慢……色素が薄いパフィーニップルを指の腹で優しく撫でられて、少し勃ってきた乳首をまた爪で弾かれて、はあはあ、もうワーチャンをこっちから襲いたいんだが!
 ゔー、がまん……! おちんちんをゆるゆるとシコられて、ガマン汁でドロドロに汚れた彼の手は人の体温と俺の体液がローション代わりになってヌチャヌチャと水音をたてながら、俺の耳を犯す。

「はっ、あっ、……ね、ねぇ、そろそろしよ? もう、挿れてよぉ」
「泣くな泣くな。ほら、こっちに、尻を向けろ、……はあ、仕方ねぇな」
「んっ、あは、……んんっ、おくぅ、ガン堀りしてぇ!」
「はあはあ、くっ、まる、ぅめ、っ」

 うつ伏せで尻だけ上に上げると、彼の手のひらが両方の尻タブを撫で回したあと、まだ彼と数回しかヤッてない、少し? 縦に割れ始めたぐらいのお尻の穴が見えてると思う。
 期待に胸を膨らませて待ってると俺のガマン汁で濡れた指がフチを優しく、焦れったく触る。毎回すぐ挿れてもいいって言ってるのに、宝物でも扱うような、ゆっくり優しい触り方──

 擽ったくて身をよじると、さっきまで触られてた胸がシーツに擦れて気持ちいい。指がフチを撫で回しが終わってツプとナカに入ってくる。フチの裏側を確かめるような指先をはやく、奥と腸内を締め付けるように刺激すると、俺の待ってたものがやってきた。

 ワーチャンのおちんちん。エルフの人は平均的に細めだけど長い。だからワーチャンもそういう系。すぐに奥まで届いて、結腸の中に入ってくる。ガン掘りされたくて強請ると彼の表情は苦しげで、また殺されちゃうかなぁって思ったり。
 彼はまだ目の前に居るマルが本物だと思ってるのかな、それとも──先輩みたいにカミングアウトするつもりはないから良いや。

「あっ、あっ、おっ、わぐーっつん気持ちいい、ああっ!」
「まるぅ、め、くっ」

 奥にたっぷり出されて俺も種付けプレスされてシーツを握りしめながらマットレスに種付け、いや無駄打ちをした。生粋のネコだから基本無駄打ちしまくる。たまに俺のを飲みたいって人は居るけど。


「わぐーっつんと初めて会ったことを思い出しちゃった」
「話してみろ」
「もー、忘れちゃった? ぼくはね、家族とパーティーに出かけたときにね、君をみたんだよ?」
「ああ、遠巻きだったがお前のキレイな髪を覚えてる」

 ピロートークなう。まぁ、マルの記憶から一番古いわぐーっつんとの記憶を見てたら、マルが一目惚れをしたのは──3歳の頃だった。マジか、いや3歳で見たとしてよく覚えてるな。

 確か、トィン家は4兄弟でワーチャンは末っ子なんだよね。3番目が先輩。
 で、マルの目の先には青い髪の少年が居た。彼と目が合ってマルは恋に落ちた。っていってもそこから何度も会うことはなく、この【共学の学校】に入ってから少し経って生徒会補佐をしてるワーチャンを見かけて、そそそ、と近づきながら随分時間も経ってるし会ってないから初見のフリして友達というか知り合いになって距離を縮めた、らしい。そう考えるとマルってば、意外と行動力あるなぁ。

 他愛もない会話をしながら、頭を撫でられたり、啄むようなキスをされたり、抱きしめられながら寝る。
 マルだったらそれで満足だったのかもしれない。


 気持ちよく寝てるワーチャンの体勢を仰向けにして、と。おちんちんを少し勃たせて、そこに跨って腰を落とす。

 んっ、半勃ちだけどスルスルと俺のナカにおさまっていく。先っぽが腸壁を撫でながら奥に届く頃にはちゃんと勃起してて。ワーチャンは時よりうなされてるのか難しい表情をしながら顔を動かす。
 彼が起きるとすぐにやめさせられそうで、ゆっくり腰というか尻を持ち上げてまたゆっくり降ろす。昨日は散々焦らされたけど、今度は俺が。

 ふっ、っ、ん……っ、声を出して喘げないから彼の腰を掴みながら小さく呼吸をする。《俯瞰》でせっせとワーチャンの上で騎乗位するマルが可愛すぎる。誰かとヤッてる時のマルとヤりたくなるんだよなぁ。
 俺のイマジナリーちんこがイライラするぜ。

 
「っ、……っ、く、……・・・マルゥメ、なにして、」
「あ~……わぐーっつん、おはよぉ。何って、騎乗位?」

 目を覚ましたワーチャンは怪訝な表情で俺をみる。その間も、彼が起きたなら静かにしないでいいやとタンタンとリズムよく彼の上で跳ねてると腰を掴まれて、降ろされるのかと思ったらそのまま押し倒されて正常位に。

「くっ、マルゥメッ」
「アッ、激しいッ!!」

 ズコズコと奥の壁を掘られてシーツを掴みながら快楽を耐える。失神したくない、こんなに激しくヤれたんだ? もっとヤってほしい!
 ワーチャンがイクまでに3回しゃせーして、自分の腹の上が白く染まる。ヘソの窪みにもたまってるし。
 ほんと、マルはエロい。


「ごめんーってばぁ」
「ねぇ、ねぇ、許して? だってぇ、わぐーっつんとイチャイチャしたかったんだもん。ね?」
「・・・俺は、お前とのこういうことは、もっと優しくしたかった。」

「それだけだ。」と言って朝の支度を始める。俺との最後にヤッたやつが激しくてもっとヤッて欲しかっけど、ワーチャンはマルに対してやさーーーーっしく、したいんだもんね。知ってるよ、マルの記憶で卒業後恋人になって甘々エッチしてたの。壊したくない優しく扱おって。
 
 だから1回目の時はビッチすぎる変化に戸惑って直そうとしても直らなかったから、殺すつもりは無かったと思うけど自分の知ってるマルじゃなくなったから、なんだよね。中身超ビッチな俺だし。

「気遣いありがと、でも、この身体はわぐーっつん専用だから重く考えないで?」
「ほら、もっと、シテ?」

 ワーチャンの手を取ってマルの両頬を包む感じで当てる。この時間軸はワーチャン専用になるから、ね?
 
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