不定期∶ごっちゃもろもろ

加速・D・歩

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・【完結】ラブドールをゲットした話

2 小倉

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・・・あれから、何日経った、
……気を失って、また覚醒しても身体が揺さぶられる感覚、それの繰り返し──……

「ァ゙ッ! ア゙っ、ひぃ……ん゙ぐぅ~~ッ゙ッ゙!!!!」
「ぃぎイ゙ッ!」
「ォ゙、オ゙ッ! ひ、あ、ンっ!」

 衝撃に耐えれないかと試行錯誤して、声を出せばマシになる事は分かった。
 俺の口から出てるとは到底思えないほど、汚い濁音の声。でも、それ以外になにをすればいいのか分からない、助けて──……




 目が醒めると、【白い部屋】だった。
 横を見ると、腕には管が刺さって、点滴をつけられてる所を見ると【病院】に居るようだった。
 なんで、俺──

 
「真っ! 目が醒めたのね!」
「み、サ、……どう、」
「無理して喋んなくても大丈夫、よ。貴方が心配で管理人さんに連絡して真が【部屋】で倒れてるのを見つけて、それで【ココ】に。栄養失調で真が目が醒めるまで3日もかかったのよ!」

 ミサは涙ながらに話す。心配かけちゃったな、仕事は、と思ったら彼女が【バイト先】に連絡してくれたらしい。ありがたい。
 彼女に聴いた話だと【ココ】に運ばれて目が醒めない間も、身体が時より跳ねてたらしい。
 こんな俺と一緒に居たら、彼女も巻き込まれるんじゃないかって、不安になって別れをきり出した。

「そんなの、無理だから。真は昔からむちゃするよね、あたし、そんなあんたを見捨てれる訳ないんだからっ! 結婚するって言ったでしょ!」
「ありがとう……ミサ、」

 その夜も、お尻の中をゴリゴリヤラれて悶絶しながら、看護師さんや先生に聞いても原因が分からないんだと言われてた。
 絶望の中──

 退院したあと、彼女の家族と会うことになった。
 ミサは絶対に俺と結婚するんだと俺を抱きしめる。
 こんな状態で、家族と会うのは心苦しいけど、彼女が決意したのなら──と【彼女の家】に向かった。
 不思議とここまで何も起こらずに過ごせた。またいつ、襲われるのか分からず……それに、チンコが勃たなくなってしまった。昨日、彼女にフェラしてもらったのに、全くの無反応で、彼女との子が作れるか不安になった。 
 先生からは「一時的なもの」だと言われたけど、彼女も「すぐじゃなくて大丈夫だから」と言ってくれたものの……




【バス】に揺られ【彼女の家】についた。
 二階建ての【一軒家】に「お邪魔します」と挨拶しながら入ると、彼女の両親が出迎えてくれた。

【リビング】にある【椅子】に座りながら、彼女にあらかた説明されてたらしい内容で、彼女が「俺を支えるから結婚を認めてほしい」と本来なら俺が彼らに伝える内容だった。

「いきなり体調不良なんて……心配ね」
「【病院】でも分からないなんて……でも、心配しなくていいよ。私たちは真くんがミサの夫になってくれると嬉しいから」
「そうね、落ち着いたら孫を期待するわね」

「ありがとうございます、ミサさんを絶対に幸せにします」

 彼らの言葉に俺は、本当に良い人達と出逢えて幸せだと感謝した。
 その後は「夕飯を一緒に」と言われて、【席】につく。
 昔の話や、これからの事。色んな話を談笑出来て和やかな時間だった。

「お父さん飲みすぎよ」
「こんなにめでたい日なんだ、もうちょっと」
「真さんも、明日は仕事だって言ってたでしょ」
「あはは、もう少しなら大丈夫ですよ」

 明日は【建設現場】の仕事があるけど、俺は酒を飲まないでいた。
 この仕事も2年はやってる。【ファミレス】の次に長いかな。

 
「いきなり、どうしたの、」
「え、俺っ、……嘘、こんな所で……っ! い、嫌だ!!」
「ま、真くん?!」

 いきなり俺は【席】を立った。座ってた【椅子】がガタンと後ろに倒れる音がする──
 もちろん、俺の意思で立ってない。だから焦った。大事な人達の目の前で──何を、
 俺の声で3人は困惑してるのが分かったけど、身体が動かない。

「真、なんで片脚あげて──」
「な、何をしているんだ!」
「きゃあ!」

 左の脚が上がって、横に居るミサの目を見開く顔が見えた。俺は体が硬い。ミサはそれを知ってるから驚いてるのかもしれない。それ以上に俺も驚く、その脚はドンドン高くあがり、つま先も天井へと向かっていった。
 まんま、Y字バランスの形で足が固定された。
 こんなの不安定に決まってるのに体はブレずに真っ直ぐ立ってる。

 両手は勝手にズボンと下着を下ろしたと思ったら両手で金玉の玉を持つ。

「いやだ、嫌、やだ、やだぁ!」
「真くん、きみ、」
「あああああッ!!」

 ぺったんこになったチンコを見られるのも恥ずかしいのに俺の手は玉を握りつぶした。 
 その衝撃で、【テーブルの上】にある料理に尿が飛び散り俺は背中から後ろに倒れた。
 だけど、これだけで終わらなかった。
 ミサ達は衝撃で時が止まってたらしいけど、我に返って泡を吹いてる俺を【病院】に連れて行く為、【救急車】を呼んで、ミサが一緒に乗った。

 ミサは救急隊員に「彼が玉を潰してそれで、」と困惑しながらまだ手を離してないそこを指差す。
 それと同時に俺の口からは唸り声が聴こえて、朧気に覚えてるのは、チンコ裏にある場所を[棒]で擦られる。激しくナカが壊れるぐらいに。その後は、もっと太いもので腸のナカを身体が大きく揺さぶられるぐらいに犯された。

 ミサはストレッチャーに縛られてるのにそれでも無意識に暴れてる俺を恐怖の目で見てたらしい。
 俺だって、……訳が分からないよ。

【病院】に着いた頃には、上も下も自分が出した体液まみれになって失神してたって。
 それで、彼女は──


「真、ごめん。あたし、貴方を支えるって決意したのに、……ごめん」
「・・・分かってる。俺こそごめん、」
「真が辛いのに……あたし、」
「いや、……ミサ、こんな俺がいうのもアレだけど、幸せになれ、よ。」
「うん、真もだよ、絶対」
「……っ、」

 ミサの両親は俺をミサの結婚相手には出来ないと反対した。だろうな、って俺は思った。彼らは悪くない。
 俺が……おかしくなったのが原因だよ。
 



 退院して帰ってきた。【部屋】に帰ると【ベッド】に籠る。もう少しで結婚だったのに、悔しくて、悲しくて絶望しか無かった。
 それでも、俺の身体に襲いかかってくる快楽。
 ドロドロになってまともに【風呂】にも入れず異臭を放つ身体、朝昼晩いつ、襲いかかってくるか分からない、寝てても身体が揺さぶられる。
 こんな状態になった俺に幸せなんて──



 
 まともに生活が出来なくなって、仕事は全て辞めた。辞める時の電話中でも快楽が襲ってきてまともに喋れなくなって大声で喘ぐしかなかった。
 

 働かない間は貯金を切り崩して、生活をしてた。
 出前とかで【家】に飯を届けてくれるサービスでどうにか。
 でも、食べてる時にもクるから次第に食べるのも無理になって、久しぶりに立った俺の身体はアバラが浮いた痩せ細った体をしていた。

 それこそ、亡霊の様な見た目でその日はなんとなく、近くの【公園】に行こうとしていた。
【夜道】をフラフラと歩く。歩くのもやっとで、ちゃんと足が地面についてるのか、分かんなくて……【公園】に行ったとして、何か目的がある訳ではなくて……でも、ずーっと【部屋】の中で生活するのはしんどくて──……


 1人の男とすれ違う。
 その男から漂ってくるのは甘い臭いだった。
 俺は彼の手首を掴んで【公園内】にある【公衆トイレ】に連れ込む。

 彼の腰に頭を埋めて、甘い臭いを夢中になりながら嗅ぐ。
 ふと、その人はどういう人なのか気になって顔を上げると──

「お、ぐら、……か?」
「やっぱり! ごしゅじんさま! ごしゅじんさまあ!」
「は? ご主人様ってなんだよ」
「だって! 臭いが、僕の探してた臭いがあああ!!」
「こ、こらっ、待てって!!」
「はやくはやくはやくはやく」

 俺の事を知ってるらしい。
 けど、俺はこの人の事を知らなくて──でも甘い匂いに俺は「早く早く」と急かす。
 彼は戸惑いながらも鼻を擦り付ける俺に気づいて[チャック]を下げた。
 下着越しに臭いが強くなって息を思いっきり吸い込んだ。


「てかさっきから、マジでどういう事? ちゃんと説明しろ」
「僕の貴方の、ご主人様のおちんちん欲しいです、僕に恵んでください、お願いしますっっ!! なんでも、望みがあればしますから!」

 服を脱いで、その場で土下座する。
 なんでも、貴方の為なら!

「とりあえず、汚えやつとヤル気ねぇから手洗え。あと【俺の家】に来い」
「はいっ!」

 雑に服を着てから彼の後ろに着いていくと、少し歩いた所に少し年季が入った【アパート】があって、入っていく。
「何処でもいいから座ってろ」と言われてもどこからどう見ても【ゴミ屋敷】で、コレを片付けるのは俺の仕事になりそうだと、胸をときめかせる。

【トイレの床】に土下座したから【風呂】に押し込まれる。
 久しぶりに、マトモに、【シャワー】だけど、綺麗に洗えてスッキリする。
 彼の前に[タオル]もつけずに出ると【ベッドの上】に引っ張り上げられて──




「さっきなんでもするって言ったよな? マジ? 帰るなら今のうちだぞ」
「どんな事をしても構いません。僕は貴方のモノです」
「ふうん。で、お前貯金いくらあるんだ」

 すぐに目の前の彼にヤラれると思ってた俺は貯金額の事を聞かれてキョトンとする。

「にしても、なんでそんなに持ってんだ」
「……彼女と付き合って、結婚も考えてましたが……っ、それより、貴方のお名前を教えてください」

「俺の名は鈴木すずきたくだよ。お前は?」
小倉おぐらまことです……あの卓様って呼んでも良いですか?」
「まぁ、良いが。じゃあお前は俺の物になったから、全て差し出せよ?」
「はいっ!」

 卓様に名前を教え合って、全てを差し出す事を条件に[彼のオナペット]になる事になった。
 薄々感じていた彼に組み敷かれる事──[彼専用のオナホ]になる事──……

 その後はなんでそんなに貯金があるのかを聞かれて、彼女が居て結婚を考えてた事を話すと彼は嬉しそうに笑顔を向けたニヤついた
 彼女と一緒の人生はダメになってしまったけど、彼、卓様と……一緒に──

 その日は身体がクタクタになるまで抱き潰されたあと、その3日後には俺は海外へ行っていた。
 卓様の為に整形等をしに行く為で、彼は美形が好みと言うことで顔を変える。

 前の自分なら整形なんて……って思ってたけど、彼に捧げたんだ。なんだってやる。
 卓様の好みを聞いて、その顔にしてくれる先生の所に行く。日本語しか喋れないから不安だったけど、今の時代[翻訳アプリ]もあるし、日本人がめっちゃ来るだとかで日本語喋れるらしい。凄いな。

 手術中、興奮したら良くないから俺から暇な時に彼に電話して【トイレの中】で遠距離でお尻の穴を虐めてもらったりしてた。
 基本施術後はいたる所が包帯まみれでミイラ男みたいになっていた。




 それから数カ月後──
 俺は久しぶりに【日本】に帰ってきた。
【駅前】で待ち合わせ。


「本当に、小倉か?」
「そうです。あのぉ……ど、どうですかぁ? 変じゃないですか?」
「変じゃない。めっちゃ好みだし、稼げる顔してんぞ」
「えへ、ありがとうございます」

 薄い金髪に緑の目、ぱっと見、日本人には見えないかも。自分でもビフォーアフターが凄すぎて整形凄い! ってなってる。
【アパート】に帰ってくると俺は服を脱いで彼に全裸を見せた。


 卓様と出会った日に[フラット貞操帯]というおちんちんに付ける物をつけてもらってから、完全にぺったんこになったおちんちん。
 乳首には乳頭を潰すようにピアスが付いてて、痛気持ちいい。
 前に握りつぶした金玉も大部分は手術で治ったけど、形が片方が垂れてて、もう片方が少し垂れてる。
 精子は少しだけ出るようになった。
 
 卓様のおちんちんを恵んで貰えると言うことで【座って、待て】をする。
 
「よし、しゃぶれ」
「はあい、んぶ、ん゙っ!」

 濃い甘い臭いを嗅いで彼のを堪能する。
 今後の話を聴きながら──


 この見た目を活かすべく[エロ配信]をする事になった。
 初めはどれぐらいの人が見に来てくれるんだろうと、不安もあったけど、名前は本名そのままで小倉おぐらまことを使う。
 卓様から「別人だから誰も気づかねぇよ」と言われたけど、元々の冴えない俺を知ってる人が今の俺をみたらどう思うんだろう。

──まこっちゃんカワイイね!
──おちんちんないね、女の子かな?
──タトゥーエロい
──挿れてみたいけど、飼い主が居るのかぁ~残念っ!

 流れてくるコメントに笑顔で答えながら、お尻の穴を指で広げながら[ディルド]で腸壁を擦ってアナニーをする。
 タトゥーは膀胱の上に淫紋と尾てい骨の所に「卓様専用穴」と彫ってる。
 投げ銭システムのおかげで結構、稼げるから調子に乗って彼らのリクエストに応えていく。

 そんな事をしてたら、安定した収入になって、卓様の【アパート】から【高級マンション】に引っ越して住めるようになった。【マンション】の中に色んな【ジム】とか色々はいってて、ルームサービスも充実してた。
 洗濯や掃除とか。でもそれは自分が卓様の為にしたいから!
 卓様は仕事しなくて良かったんだけど、俺が他で稼ぐようになって、表向きマネージャーさんみたいな仕事をしてる。

 ミサ──俺、お前と別れたのは悲しかったけど、ミサが言った通り幸せになったよ──……
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