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街にて遭遇
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なんだかんだ波乱に見たような文化祭も気がつけば無事終わり、肌寒い秋へと季節が近づく今日この頃。それは、所謂私の破滅も近いという事を示しているわけで、私の心境は、常に戦慄状態であった。あー、怖い怖い。
結局、文化祭に来ていたヒロインと翔馬の関係も聞き出せることもなく、かといって今まで通りに過ごせるはずもなく、あの日から私は翔馬の事を避けていた。
日課のように朝起こしに来た翔馬だが、あの日から早起きなどをしてなるべく翔馬に合わないようにスケジュール管理を行っているせいか、ほぼ顔を合わせていない。
そして、本日もそれは例外ではなく私は、翔馬を避けるためあてもなく街へと繰り出してきたわけだが………
「あぁ、深窓の君じゃないか」
「はい?」
何この状況。
というか誰だこいつは。特に予定もないままふらふらと道を歩けば、あっ!と行った感じに目の前このニコニコと胡散臭そうに笑う男に声をかけられた。新たてのナンパですか?と思ったが、ナンパにしては手口がクソすぎる。
私がナンパ師ならもっと上手くやる、やれる気がする。
「まさかこんなところで君に会えるとは。運命とは不思議なものだね」
こんなベッタベタなナンパがあってたまるか。やるなら、二次元上だけにしてくれ。と、死んだ目で男を見つめるが、特になんの反応もない。
もしや、人違いか?人違いなのか!?もしかして、間違えたのは私の方?
よくある、手を振られて振り返したら、後ろにいる人に振ってましたパターン?
と思いキョロキョロと周りを見渡しても、特に周りには誰もいない。残念、人違いではないらしい。と言うことは、やっぱりこいつは私に声をかけているのだろう。
ニコニコッと微笑む目の前のイケメン。顔はイケメンだが、やってる事は結構ヤバイと思う。
全く、休日なのに変な奴に出くわしてしまった。…………ひとまず、関わらない方がいい。何もなかったという事にして、その場を立ち去ろうとするが
「まてまて、一体何処に行こうというんだい」
と、腕を掴まれ阻まれる。
お、お巡りさん!助けて!!!
急に掴まれた腕に鳥肌がゾワゾワっと立つ。ヒェェェェェ、恐ろしい。なんなのこいつ、声をかけてくるだけじゃなくて、手まで出してくるなんて。事案だよ、事案!!!
いくら顔がいいからって、こういう事が許されるのは、少女漫画と乙女ゲームの世界だけなんだからね!!
あ、そう言えばこの世界って乙女ゲームか………だったら許されるのか!?いや、許されないよ。ダメだよ!
うわぁあぁぁと荒ぶる脳内。だが、荒ぶっていては、相手の思うツボ。ひとまず、ここは落ち着いて、
「………何の用ですか。」
と相手に威圧をかける為に睨みつけてみる。
「何か用……いや、まぁ用といえば用だね。だって、ずっと会いたいと思っていた女の子に会えたのだから」
「はぁ……?」
が、特になんの効果もなかった。
先ほどと変わらず、含みのある笑顔を向けられるだけ。
…………にしても、なんだろこの既視感。こいつのナンパ手口ではないけど、よくよくみたら何処かで見たような顔なんだよな、この男。何処だっけ。
……もしかして、私が忘れているだけで、会った事あるとか?
いやー、でもなぁ、こんなイケメン胡散臭やろう、結構印象的だから、忘れるわけないし。うーん、なんだろ、思い出せそうなんだけど、思い出せない。
「……あの、どこかで会った事ありましたっけ?」
「いやいや、会うのは始めてましてだよ。俺は一方的に知ってたけど。……………蘇芳くんの幼馴染ってのは、君のことだよね」
疑問形ではなく、断定で聞かれたその質問に、あぁ、と全てが繋がった。
……鈴木や山田ならまだしも、蘇芳なんて、苗字の人間はそうそういない。
なるほど、こいつ翔馬の知り合いか………
しかし、そうだとしてもなんで私は、彼を見たことあるような気がするとおもったんだろう。翔馬の口から、学校の話もとい友達の話など、これまでほとんどない。なのになんで?
そんな疑問を抱えながら。じーっと見つめれば、胡散臭い笑顔を向けてくる男。うぅん、なんだろうこの笑顔、やっぱりどこか何処かで見覚えが……と思った瞬間、ハッと思い出す。
「あぁ、自己紹介が遅れたね。俺の名前は、京極潤一 。君の幼わ馴染の先輩さ。よろしくね、お嬢さん」
この顔で、そしてこのセリフ。間違いない、こいつは、攻略候補ではないか!!
京極潤一。確か、彼は全国に存在する巨大ショッピングセンターを経営する京極家の三男にして、主人公の又従兄弟という設定。
京極家の三男にしてヒロインの生家である有栖川家の親戚筋にあたる彼は、生まれたその日から将来有栖川家への養子縁組される事が決まっていた。というのも、ヒロインの存在が明らかになるで、有栖川家には跡取りが存在しなかったのだ。つまり、京極潤一という男は、代々続いてきた名家を存続させるためだけに生まれてきた存在であった。しかし、正式な有栖川家の後継者であるヒロインが現れたその日、京極潤一の存在は失われた。
生まれた意味、生きてきた意味が、一気にヒロインの所為で奪われた。
京極潤一のシナリオは、なんとしてでも有栖川家の当主となるべくヒロインに近づき、そして騙し……最後には彼女に恋に落ちる。とそんな感じのものだった気がする…………たぶん。
……しかし、翔馬以外の攻略候補に会えるとは思わなかった。ノーマークだった。
しっかし、こんな顔だったか?
薄れゆく生前の記憶を頼りにジーッと目の前の京極を見つめる。
「……いやぁ、そんなに見つめられると緊張しちゃうなぁ」
「え、あぁ、すみません」
いけない、いけない。ついつい見つめすぎた。と言うかだ、いつまでもこんなところでボケーとしているわけにはいかない。私には、新刊を買いに行くと言う使命があるのだった。
「っと、じゃあ急いでいるんで」
と先程から掴まれている手を振りほどこうとしたが、何故か振りほどけない。
………おいおいおい、手を離せよ。
「いやぁ、待ってよ。せっかくだから俺とちょっと話さないかい?」
「はい?」
「だって、ずっと気になっていた深窓の君が目の前にいるんだよ。話を聞きたいじゃないか」
いや、それはお前の勝手だろ?私は本屋に行きたいんだが
「ほら、そこの喫茶店にでも」
と京極が指差す先には、かねてより気になっていたカフェ。う、うーん。ちょっと高そうだし、1人では入りづらそうだから敬遠してたけど………って、何一緒に着いていく方向性になっているんだ!
「いや、悪いで「そんなこと言わずに、ね?」
完全に断る体制なのに、是非!と食い気味にくるその姿勢。うざい、うざすぎるぞ!
「深窓の君は聞きたくないかい?学園での蘇芳の様子」
………学園での翔馬の様子?
それは、その……現在、翔馬とヒロインの関係性とかもわかっちゃう系なのだろうか。
学園祭から早数日、避けている為、一向に翔馬の様子は探ることは出来ていない。
今まで女の影が何一つなかった幼馴染。そんな幼馴染が気にかける少女が現れた。しかもそれがゲームのヒロインとなれば、気にならないわけがない。はたしてどの程度仲良くなっているのか。そして、ゲーム通りに進んでいるのか……知りたい。知れば少しは今後の展開に役に立てる気がする。
そう考えるのは、ごく当たり前のことだろう。
でも、逆に知れば知るほど、私は後戻りが出来なくなるようなそんな気もするのだ。
いや、でも。やっぱり、なぁ。うーん、どうしよう。
「なんだったら、ケーキでもおごるよ」
「是非、一緒にお茶をしましょう!!」
あ、いや別にケーキにつられたわけじゃない。情報収集、そうこれは刑務所行きを回避するための、情報収集だから!!
結局、文化祭に来ていたヒロインと翔馬の関係も聞き出せることもなく、かといって今まで通りに過ごせるはずもなく、あの日から私は翔馬の事を避けていた。
日課のように朝起こしに来た翔馬だが、あの日から早起きなどをしてなるべく翔馬に合わないようにスケジュール管理を行っているせいか、ほぼ顔を合わせていない。
そして、本日もそれは例外ではなく私は、翔馬を避けるためあてもなく街へと繰り出してきたわけだが………
「あぁ、深窓の君じゃないか」
「はい?」
何この状況。
というか誰だこいつは。特に予定もないままふらふらと道を歩けば、あっ!と行った感じに目の前このニコニコと胡散臭そうに笑う男に声をかけられた。新たてのナンパですか?と思ったが、ナンパにしては手口がクソすぎる。
私がナンパ師ならもっと上手くやる、やれる気がする。
「まさかこんなところで君に会えるとは。運命とは不思議なものだね」
こんなベッタベタなナンパがあってたまるか。やるなら、二次元上だけにしてくれ。と、死んだ目で男を見つめるが、特になんの反応もない。
もしや、人違いか?人違いなのか!?もしかして、間違えたのは私の方?
よくある、手を振られて振り返したら、後ろにいる人に振ってましたパターン?
と思いキョロキョロと周りを見渡しても、特に周りには誰もいない。残念、人違いではないらしい。と言うことは、やっぱりこいつは私に声をかけているのだろう。
ニコニコッと微笑む目の前のイケメン。顔はイケメンだが、やってる事は結構ヤバイと思う。
全く、休日なのに変な奴に出くわしてしまった。…………ひとまず、関わらない方がいい。何もなかったという事にして、その場を立ち去ろうとするが
「まてまて、一体何処に行こうというんだい」
と、腕を掴まれ阻まれる。
お、お巡りさん!助けて!!!
急に掴まれた腕に鳥肌がゾワゾワっと立つ。ヒェェェェェ、恐ろしい。なんなのこいつ、声をかけてくるだけじゃなくて、手まで出してくるなんて。事案だよ、事案!!!
いくら顔がいいからって、こういう事が許されるのは、少女漫画と乙女ゲームの世界だけなんだからね!!
あ、そう言えばこの世界って乙女ゲームか………だったら許されるのか!?いや、許されないよ。ダメだよ!
うわぁあぁぁと荒ぶる脳内。だが、荒ぶっていては、相手の思うツボ。ひとまず、ここは落ち着いて、
「………何の用ですか。」
と相手に威圧をかける為に睨みつけてみる。
「何か用……いや、まぁ用といえば用だね。だって、ずっと会いたいと思っていた女の子に会えたのだから」
「はぁ……?」
が、特になんの効果もなかった。
先ほどと変わらず、含みのある笑顔を向けられるだけ。
…………にしても、なんだろこの既視感。こいつのナンパ手口ではないけど、よくよくみたら何処かで見たような顔なんだよな、この男。何処だっけ。
……もしかして、私が忘れているだけで、会った事あるとか?
いやー、でもなぁ、こんなイケメン胡散臭やろう、結構印象的だから、忘れるわけないし。うーん、なんだろ、思い出せそうなんだけど、思い出せない。
「……あの、どこかで会った事ありましたっけ?」
「いやいや、会うのは始めてましてだよ。俺は一方的に知ってたけど。……………蘇芳くんの幼馴染ってのは、君のことだよね」
疑問形ではなく、断定で聞かれたその質問に、あぁ、と全てが繋がった。
……鈴木や山田ならまだしも、蘇芳なんて、苗字の人間はそうそういない。
なるほど、こいつ翔馬の知り合いか………
しかし、そうだとしてもなんで私は、彼を見たことあるような気がするとおもったんだろう。翔馬の口から、学校の話もとい友達の話など、これまでほとんどない。なのになんで?
そんな疑問を抱えながら。じーっと見つめれば、胡散臭い笑顔を向けてくる男。うぅん、なんだろうこの笑顔、やっぱりどこか何処かで見覚えが……と思った瞬間、ハッと思い出す。
「あぁ、自己紹介が遅れたね。俺の名前は、京極潤一 。君の幼わ馴染の先輩さ。よろしくね、お嬢さん」
この顔で、そしてこのセリフ。間違いない、こいつは、攻略候補ではないか!!
京極潤一。確か、彼は全国に存在する巨大ショッピングセンターを経営する京極家の三男にして、主人公の又従兄弟という設定。
京極家の三男にしてヒロインの生家である有栖川家の親戚筋にあたる彼は、生まれたその日から将来有栖川家への養子縁組される事が決まっていた。というのも、ヒロインの存在が明らかになるで、有栖川家には跡取りが存在しなかったのだ。つまり、京極潤一という男は、代々続いてきた名家を存続させるためだけに生まれてきた存在であった。しかし、正式な有栖川家の後継者であるヒロインが現れたその日、京極潤一の存在は失われた。
生まれた意味、生きてきた意味が、一気にヒロインの所為で奪われた。
京極潤一のシナリオは、なんとしてでも有栖川家の当主となるべくヒロインに近づき、そして騙し……最後には彼女に恋に落ちる。とそんな感じのものだった気がする…………たぶん。
……しかし、翔馬以外の攻略候補に会えるとは思わなかった。ノーマークだった。
しっかし、こんな顔だったか?
薄れゆく生前の記憶を頼りにジーッと目の前の京極を見つめる。
「……いやぁ、そんなに見つめられると緊張しちゃうなぁ」
「え、あぁ、すみません」
いけない、いけない。ついつい見つめすぎた。と言うかだ、いつまでもこんなところでボケーとしているわけにはいかない。私には、新刊を買いに行くと言う使命があるのだった。
「っと、じゃあ急いでいるんで」
と先程から掴まれている手を振りほどこうとしたが、何故か振りほどけない。
………おいおいおい、手を離せよ。
「いやぁ、待ってよ。せっかくだから俺とちょっと話さないかい?」
「はい?」
「だって、ずっと気になっていた深窓の君が目の前にいるんだよ。話を聞きたいじゃないか」
いや、それはお前の勝手だろ?私は本屋に行きたいんだが
「ほら、そこの喫茶店にでも」
と京極が指差す先には、かねてより気になっていたカフェ。う、うーん。ちょっと高そうだし、1人では入りづらそうだから敬遠してたけど………って、何一緒に着いていく方向性になっているんだ!
「いや、悪いで「そんなこと言わずに、ね?」
完全に断る体制なのに、是非!と食い気味にくるその姿勢。うざい、うざすぎるぞ!
「深窓の君は聞きたくないかい?学園での蘇芳の様子」
………学園での翔馬の様子?
それは、その……現在、翔馬とヒロインの関係性とかもわかっちゃう系なのだろうか。
学園祭から早数日、避けている為、一向に翔馬の様子は探ることは出来ていない。
今まで女の影が何一つなかった幼馴染。そんな幼馴染が気にかける少女が現れた。しかもそれがゲームのヒロインとなれば、気にならないわけがない。はたしてどの程度仲良くなっているのか。そして、ゲーム通りに進んでいるのか……知りたい。知れば少しは今後の展開に役に立てる気がする。
そう考えるのは、ごく当たり前のことだろう。
でも、逆に知れば知るほど、私は後戻りが出来なくなるようなそんな気もするのだ。
いや、でも。やっぱり、なぁ。うーん、どうしよう。
「なんだったら、ケーキでもおごるよ」
「是非、一緒にお茶をしましょう!!」
あ、いや別にケーキにつられたわけじゃない。情報収集、そうこれは刑務所行きを回避するための、情報収集だから!!
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