2 / 4
オフ会のお誘いお断りです!
しおりを挟む
いやいやいや…
え?
いやいやいやいやいやいやいやいや!
「ええ…………」
方舟さん?急にどした???
今までいっっっっっっっさいそんな素振り見せなかったじゃん……………
「”え?急にどうした?w”」
カタカタとメッセージを打ち込む。
『いや…HAZEさんに会ってみたいなぁ…なんて…』
ええ…
「…………。」
走馬灯のように過去の記憶が頭を駆け巡る。
「…”会うのは”、………”ちょっと…怖いな…w”」
俺を1言で言い表せば「コミュ障」。
人との会話が壊滅的に下手くそなのだ。
最初は仲良くしていてもいつの間にか離れていった元友人たちの顔が脳裏に次々と浮かぶ。
「もし会って幻滅されて繋がりが切れたとしたら…つらすぎるしヤダな…」
ピコン!と通知音。
『そう…ですか…怖がらせてしまってすみません…』
「!”いや、方舟さんのせいじゃなくて…これは俺自身の問題だから…ごめんな…”」
『いや…HAZEさんが謝ることないですよ?!俺がいきなり誘ったのが悪いので…!今日すごい楽しかったです!…またゲーム誘ったり絡んだりしていいですか?』
「あ。」
また、気を使わせてしまった…。
ぎゅっと心臓が締め付けられる感覚がする。
「”もちろん!当たり前だ!!気を使わせてしまって申し訳ない…よかったらこれからも絡んでやってください…”」
タンっとエンターキーを押す。
ぎっと椅子を鳴らしながら後ろに半身を倒した。
わかってる。わかってるよ。
人と関わんないで生きていけるはずないって。
でもまだ…
「怖いんだよな…」
『じゃあまた!』
というメッセージが画面に浮かんで消えた。
■
オフ会を無下に(?)断ったにも関わらず方舟さんは積極的に絡んできてくれていた。
オフ会に誘われてから数週間後──
『今日スペースで雑談しまーす!もし良ければ話しましょう!』
という方舟さんの投稿があった。
「を~…スペースか…まあ…聞き専で入ってみるか」
昼の2時。
緊張半分、ワクワク半分─そんな感じで俺は方舟さんのスペースの「聞く」ボタンをタップした。
『あ!HAZEさん!いらっしゃい!ってはじめまして!方舟です!』
少し低めな聞いていて心地よい男声だった。
(これが…方舟さんの声…)
「”はじめまして。いい声ですね”」
『え?!wありがとうございます?wwwそんないい声かな?wHAZEさんいらっしゃらなかったらスペースやめよう思ってましたwえー…何話そうかなぁ…』
「”wなんか方舟さん自身についてちょっと話してよww”」
『え!?おれの話!?んなのおもろいですか??wえ…ん~…あ!俺ついこないだまでアメリカいたんですけど~…』
「あ”だからたまに英語出るのか~w”」
『Wha…え!そんな英語出てます!?うわ…まあいいやwそそ。日本に帰ってきてめっちゃ驚いたのが電車が3分遅れるだけでアナウンスが入ることで…w』
「ぶふっ”www確かにw日本の電車すごいよなw”」
『ソーナンスよ!w外国だと全然時間通りに来ないこと多くてwwwHAZEさん電車使う方ですか?』
「”いや、今は在宅ワークだからほとんど使わないよ”」
こんな調子で俺らは2時間ほど話した。
『初めてのスペース楽しかった~!今度良ければHAZEさんも話してくださいよ~』
「………。」
思わず文字をタイプする手が止まった。
「…まあ、電話くらいなら…大丈夫か」
「”んー。誰か他の人入らなければ良いよ”」
『を!やった!じゃあ次回、なんか作業通話サイトのURLをDMに送ってもいいですか?』
「…”いいよ~ありがとね”っと。」
ポチポチと画面に打ち込む。
若干の不安を抱えながらも次の機会というのが楽しみだった。
え?
いやいやいやいやいやいやいやいや!
「ええ…………」
方舟さん?急にどした???
今までいっっっっっっっさいそんな素振り見せなかったじゃん……………
「”え?急にどうした?w”」
カタカタとメッセージを打ち込む。
『いや…HAZEさんに会ってみたいなぁ…なんて…』
ええ…
「…………。」
走馬灯のように過去の記憶が頭を駆け巡る。
「…”会うのは”、………”ちょっと…怖いな…w”」
俺を1言で言い表せば「コミュ障」。
人との会話が壊滅的に下手くそなのだ。
最初は仲良くしていてもいつの間にか離れていった元友人たちの顔が脳裏に次々と浮かぶ。
「もし会って幻滅されて繋がりが切れたとしたら…つらすぎるしヤダな…」
ピコン!と通知音。
『そう…ですか…怖がらせてしまってすみません…』
「!”いや、方舟さんのせいじゃなくて…これは俺自身の問題だから…ごめんな…”」
『いや…HAZEさんが謝ることないですよ?!俺がいきなり誘ったのが悪いので…!今日すごい楽しかったです!…またゲーム誘ったり絡んだりしていいですか?』
「あ。」
また、気を使わせてしまった…。
ぎゅっと心臓が締め付けられる感覚がする。
「”もちろん!当たり前だ!!気を使わせてしまって申し訳ない…よかったらこれからも絡んでやってください…”」
タンっとエンターキーを押す。
ぎっと椅子を鳴らしながら後ろに半身を倒した。
わかってる。わかってるよ。
人と関わんないで生きていけるはずないって。
でもまだ…
「怖いんだよな…」
『じゃあまた!』
というメッセージが画面に浮かんで消えた。
■
オフ会を無下に(?)断ったにも関わらず方舟さんは積極的に絡んできてくれていた。
オフ会に誘われてから数週間後──
『今日スペースで雑談しまーす!もし良ければ話しましょう!』
という方舟さんの投稿があった。
「を~…スペースか…まあ…聞き専で入ってみるか」
昼の2時。
緊張半分、ワクワク半分─そんな感じで俺は方舟さんのスペースの「聞く」ボタンをタップした。
『あ!HAZEさん!いらっしゃい!ってはじめまして!方舟です!』
少し低めな聞いていて心地よい男声だった。
(これが…方舟さんの声…)
「”はじめまして。いい声ですね”」
『え?!wありがとうございます?wwwそんないい声かな?wHAZEさんいらっしゃらなかったらスペースやめよう思ってましたwえー…何話そうかなぁ…』
「”wなんか方舟さん自身についてちょっと話してよww”」
『え!?おれの話!?んなのおもろいですか??wえ…ん~…あ!俺ついこないだまでアメリカいたんですけど~…』
「あ”だからたまに英語出るのか~w”」
『Wha…え!そんな英語出てます!?うわ…まあいいやwそそ。日本に帰ってきてめっちゃ驚いたのが電車が3分遅れるだけでアナウンスが入ることで…w』
「ぶふっ”www確かにw日本の電車すごいよなw”」
『ソーナンスよ!w外国だと全然時間通りに来ないこと多くてwwwHAZEさん電車使う方ですか?』
「”いや、今は在宅ワークだからほとんど使わないよ”」
こんな調子で俺らは2時間ほど話した。
『初めてのスペース楽しかった~!今度良ければHAZEさんも話してくださいよ~』
「………。」
思わず文字をタイプする手が止まった。
「…まあ、電話くらいなら…大丈夫か」
「”んー。誰か他の人入らなければ良いよ”」
『を!やった!じゃあ次回、なんか作業通話サイトのURLをDMに送ってもいいですか?』
「…”いいよ~ありがとね”っと。」
ポチポチと画面に打ち込む。
若干の不安を抱えながらも次の機会というのが楽しみだった。
0
あなたにおすすめの小説
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。自称博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「絶対に僕の方が美形なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ!」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談?本気?二人の結末は?
美形病みホス×平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
※現在、続編連載再開に向けて、超大幅加筆修正中です。読んでくださっていた皆様にはご迷惑をおかけします。追加シーンがたくさんあるので、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる