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194話
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「ん?来客か?特に予定はなかった筈だが……。」
部屋でそれぞれ席について一息つこうとしている所に来客を知らせる鐘が鳴り、アルトさんが反応する。しばらくすると、表で対応してくれたウォルトさんがその人を連れてきてくれた。
「アルト様、ウォルトです。来客の騎士団長様を連れてきました。」
「ギルだと……?何故きたんだ……?まぁいい。入れてくれるか。」
失礼しますと言ってウォルトさんが扉を開けると、ギルさんがズカズカと入ってきた。
「よぉ!三人とも、久しぶりだな!いきなり来てすまんな!」
ギルさんはアルトさんに勧められた椅子に座り、ガハハと笑っている。そこに今度はシータさんがやってきた。
「お茶とお茶菓子を持ってきました。ごゆるりと。」
「すまない、ありがとう。」
アルトさんがそう礼を言うと、さっとシータさんは下がっていった。お茶菓子の感想は後できちんと伝えようと思いながら、どんなお菓子なのかワクワクした気持ちで見る。見たところ、味が3種類ありどれも美味しそうだった。
「さて、今日はどういった用件で来たんだ?」
そうアルトさんが切り出したため、私は、"はっ"と今はギルさんが来ているのだと視線をギルさんへ移す。
「何、戦闘演習の候補日が決まったから知らせにきたんだ。最初はな?ギルドに行ったんだが、今日はいないって言われちまったもんでこっちにきたんだ。」
「そうか。それで、その日はいつだ?」
そうギルさんとアルトさんが話している途中でガルムさんが私を自身の膝の上へとひょいと移し、お茶菓子を一つ手に取って私の口へと運んでくる。
「ほら、ハル。あーんだ。」
「えっ……!?」
「先程目で追っていただろう?気にせず食べるといい。」
気づけば口元まで運ばれており、その美味しそうな見た目と香りがしてくる。私は恥ずかしい思いだったが、結局誘惑には抗えず、パクリと一口食べてみた。
サクッと歯触りの良い音を立てて口の中に入ってきたお菓子は後に聞いたが、ミルフィーユという物のようで、見た目通りに美味しかった。
「どうだ?美味いか?」
「はい……!」
「ククッ……。なら、遠慮せず食べるといい。だが、夜に響かないようにな。」
さっき食べさせてもらったものは、カスタードで、これは抹茶、あっちは色的にチョコレートかな?どれも美味しい。さすがシータさんだ。
その時ふと、視線が集まっていることに気づき、ピタッと動きをとめる。
「こりゃあ、可愛らしいな……!」
「そうだろう?ハルは可愛いんだ。」
「えっ……、あっ……!その……!」
ようやく私は人前なのに、ミルフィーユに夢中になっていたことに気づき、顔を赤くする。この場をどうにかしないと、と何とか誤魔化そうとする。
「み、皆さんも是非食べてみてください……!お、美味しいですよ……!」
「そうだな!あんなに美味しそうに食べていたんだ。期待しちまうな!」
「フフッ……、気に入ったのなら、また作ってもらおうか。」
私が赤くなって俯き気味になっているのに関わらず、未だに口元に運んでくるガルムさんに少しムッとしながら、ガルムさんにも食べて欲しいと言うと、あーんを要求してきたため、余計に恥ずかしくなってしまった。それを見ていたアルトさんもあーんを要求してきたため、どうにかなってしまいそうだった。
部屋でそれぞれ席について一息つこうとしている所に来客を知らせる鐘が鳴り、アルトさんが反応する。しばらくすると、表で対応してくれたウォルトさんがその人を連れてきてくれた。
「アルト様、ウォルトです。来客の騎士団長様を連れてきました。」
「ギルだと……?何故きたんだ……?まぁいい。入れてくれるか。」
失礼しますと言ってウォルトさんが扉を開けると、ギルさんがズカズカと入ってきた。
「よぉ!三人とも、久しぶりだな!いきなり来てすまんな!」
ギルさんはアルトさんに勧められた椅子に座り、ガハハと笑っている。そこに今度はシータさんがやってきた。
「お茶とお茶菓子を持ってきました。ごゆるりと。」
「すまない、ありがとう。」
アルトさんがそう礼を言うと、さっとシータさんは下がっていった。お茶菓子の感想は後できちんと伝えようと思いながら、どんなお菓子なのかワクワクした気持ちで見る。見たところ、味が3種類ありどれも美味しそうだった。
「さて、今日はどういった用件で来たんだ?」
そうアルトさんが切り出したため、私は、"はっ"と今はギルさんが来ているのだと視線をギルさんへ移す。
「何、戦闘演習の候補日が決まったから知らせにきたんだ。最初はな?ギルドに行ったんだが、今日はいないって言われちまったもんでこっちにきたんだ。」
「そうか。それで、その日はいつだ?」
そうギルさんとアルトさんが話している途中でガルムさんが私を自身の膝の上へとひょいと移し、お茶菓子を一つ手に取って私の口へと運んでくる。
「ほら、ハル。あーんだ。」
「えっ……!?」
「先程目で追っていただろう?気にせず食べるといい。」
気づけば口元まで運ばれており、その美味しそうな見た目と香りがしてくる。私は恥ずかしい思いだったが、結局誘惑には抗えず、パクリと一口食べてみた。
サクッと歯触りの良い音を立てて口の中に入ってきたお菓子は後に聞いたが、ミルフィーユという物のようで、見た目通りに美味しかった。
「どうだ?美味いか?」
「はい……!」
「ククッ……。なら、遠慮せず食べるといい。だが、夜に響かないようにな。」
さっき食べさせてもらったものは、カスタードで、これは抹茶、あっちは色的にチョコレートかな?どれも美味しい。さすがシータさんだ。
その時ふと、視線が集まっていることに気づき、ピタッと動きをとめる。
「こりゃあ、可愛らしいな……!」
「そうだろう?ハルは可愛いんだ。」
「えっ……、あっ……!その……!」
ようやく私は人前なのに、ミルフィーユに夢中になっていたことに気づき、顔を赤くする。この場をどうにかしないと、と何とか誤魔化そうとする。
「み、皆さんも是非食べてみてください……!お、美味しいですよ……!」
「そうだな!あんなに美味しそうに食べていたんだ。期待しちまうな!」
「フフッ……、気に入ったのなら、また作ってもらおうか。」
私が赤くなって俯き気味になっているのに関わらず、未だに口元に運んでくるガルムさんに少しムッとしながら、ガルムさんにも食べて欲しいと言うと、あーんを要求してきたため、余計に恥ずかしくなってしまった。それを見ていたアルトさんもあーんを要求してきたため、どうにかなってしまいそうだった。
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