17 / 183
アウトドア飯
しおりを挟む
朝がやって来た。
座ったまま寝る事にも慣れてきたけど、起きた後はやっぱり体が軋む。そして腰とケツが痛い......クッションを増やすしかないかな?他にも道はあるはずだけど、今のとこ代案は思いついていない。
この事にはなんか早急に対策を考えなくてはならぬ......ケツがお逝きになられてしまう前に。
死活問題をどうにかしようと考えているとお嬢様が起きてきたので、目覚めたお嬢様におはようもふもふをキめていく。
満足できたのでこれから朝食タイムにしますよー。
買い込んだパンの中にあったバターロールみたいなパンとハム、お湯で溶かすだけのコーンスープに胡椒を少々投入。コーンスープのみだと甘すぎるから胡椒で味を引き締める。
うーん。凝ったモンもおいしいけれど、ド庶民にはやっぱりこういうシンプルなのが口に合う。
人は急にセレブリティな食生活には慣れる事はない。慣れ親しんだB級グルメがマブダチです。
フレンチのフルコースなんかよりも、吉〇家の牛丼、味噌汁、たまご、お新香の方がフルコースに感じる。そんな庶民舌。
まぁこっち来てからセレブった飯は食っていないけど......強いて言うのならばあの魔力牛くらいだけど、今は日本のB級グルメがものすごく恋しくなっている......
ケツの死活問題を考えていたテンションが、変な方向へ暴走をしてしまった。情緒が不安定になる時だってある。人間だもの。
あ、インスタントのスープの素は革命だと思っています。さいこー。
朝食を食べ終わり、身支度を整えてから出発。
何故かこの体はヒゲが伸びてこなくなっているので身支度がとても楽。だけどもう髭の渋いダンディなおじ様にはなれないのだろうという寂しさもある。
剃る時間や整える時間を考えると、生えてこなくても問題はないか。やっぱり少し残念だけど、割り切るしかない。
昨日テンション上がりまくってたうちのお姫様は、今日はフードの中でまったりしたいらしいのですっぽりと収まっている。
俺の腕の中に収まってくれてもいいのですよー?ねぇねぇあんこちゃーん!
あ、フードの中がいいんですね。わかりました。
◇◇◇
こんな感じの事しか起きない平原をタラタラと進むこと五日間。尻問題についにパーフェクトなアンサーが出たので今日の夜お披露目する予定だ。
これが不正解だったのなら、もうマットレスを喚ぶしかなくなる。
この五日間、移動の途中で村なども見つけりしたけれど、村に入る理由も意味も見当たらないのでスルーしながら進み続けていた。
厄介事も嫌だし、人と絡むのが面倒だったしね。
今日になって、やっと風景が変わってきてくれた。
そう、目の前に現れたのは山だ。マウンテンだ。遠目には見えていたけど、近くで見るとなると結構なデカさ。
分かれ道があって、山を迂回するか、山を登るかの二択を迫られている。
トンネルなどはないので、でっかい山を越えるか避けるしかないのだ。
俺とあんこの使う魔法以外、まだ見た事はないけど、土魔法使いとかが頑張って掘ってやればいいと思うのに。
山越えする場合は、かなり厳しいと思うので準備をしっかりとして、自己責任で挑んでください......そう注意書きが記された看板がある。
山登りなんてガキの頃にしたくらいだし、平原は飽きてきているので実質一択だ。
このまま突き進もう。俺は自由だ!!
ダメそうだったり、キツかったりしたならば途中で引き返してから迂回すればいい。
時間と言う人類の共通の敵は、今の俺には敵でない。
そう。殺される、アホな事を試して自滅する......ソレ以外に死因が見当たらなくなってきた事で随分と余裕が出来ているから、選択をミスしても大丈夫。
時間のロスくらいしかデメリットのない選択肢だけは、俺にはなんのデメリットもない選択肢になっている。
夜中限定の龍さん以外にも移動手段を模索しなかった訳ではないけれど、変わり映えしないこの道中でも歩いていれば何かしらの楽しみを見つけられるはずだと思うんだ。
馬車とかは酔いそうなので乗りたくない。
そんなわけで今までと変わらずダラダラ進んで行く所存でございます。
今日からは楽しいハイキングですよ。
ちんたら歩いて行くと道が険しくなってきて、自然が濃くなってくる。ここから本格的に登山になるんだろうなぁって感想。
山に入ってしばらくすると、やっとこさモンスターらしき気配を感知した。嬉しいな。
こっちに気付いていて警戒をしてるみたいだけど、こちらに近付いてくる気配は無い。
知能が高いのか、知性があるのか知らないけれど、こんなに穏やかそうなヤツらなら冒険者に討伐を依頼されることなんてないだろうに......悲しいなぁ、人間の業とやらは。
さらに進んでいくと大きい石......いや、小さな岩がゴロゴロしていて歩きにくくなってくる。
地滑りか崩落でもあったんかな?
岩をでけぇなぁとか思いながら見ていたら、ちょっとだけリアル岩風呂が欲しくなってきた。
それなりの大きさでいい感じの岩を見つけたら一つ貰っていこう。闇糸で加工する事ができるはずだし。
こんな発見や思いつきも楽しいもんだ。
老後の楽しみに似てる感覚なのかなーと悟ったような事を思いつつ、またダラダラと進んでいく。
途中で休憩を挟みながらも、日が暮れてくるまで歩き続けた。
ゆっくりした一日を過ごしてるはずなのに、一日が終わるのを早く感じる。
そんな不思議な気分に戸惑いながら、夕暮れの空を見つつ、休めそうな場所を探す。
いい感じに太い木が二本あり、視界の確保を出来ながらも隠れられる場所を発見したので、今日はここで休むことに決めた。
地面は平原よりもゴツゴツとしてるので、ケツが終わると思う。なので寝起きに考えていた事を実行するとしよう。
山キャンプ風な気分を味わいたいし、ゴツゴツした地面は嫌......ならハンモックであろう。不意打ちを受けたら対応出来ないけど、トラップを完備している今の俺のならきっと問題はない......と思う。
太い木が二本。その両方を使いハンモックを設置した。
あんこが乗りたがっていたのでハンモック一番乗りを譲る。今日もお疲れ様でした。
一作業を終えたので、火を熾していく。
ハンモックを楽しんでいるお嬢様に、鍋に水を入れてもらってお湯を沸かした。
この大自然の真っ只中で食べるのならカップヌードルしかないだろうと思っている。次点でカレー。異論は認める。
あれ普段も美味しく食べれるけど、アウトドア系の時に食べるとアホみたいに美味くなる不思議な食べ物。
海の家の焼きそば、お祭りでのテキ屋のたこ焼きと並んで、雰囲気補正の恩恵を最大限に引き出しやがる。
それ一つだと絶妙に腹が物足りないので、塩むすびもお供に添えるのが俺の流儀。
三分待ったので、ヤツはもう完全体になった頃合いだ。気圧の関係もあるだろうけど、あの麺なら多分もう平気でしょう。
いざ、蓋をオープン。
このペラいかまぼこ風のナニか、絶妙なふんわり感のたまごっぽいモノ、そしてお馴染み謎のお肉と、一口飲んでコレしょうゆ味?となる不思議なスープ。
マーベラス......完璧だぜ。
麺を啜り、スープを一口飲む。あぁホッとする。
......こういうのでいいんだよ。こういうので。
美味しいわぁ......落ち着くよぉ......。
麺の合間に謎の肉を口にして、それを追いかけるように口に塩むすび投入......それを飲み込んでからスープを啜る。
至福だ。永遠にループ出来る。
あっという間に食べ終えて、満足感に浸る。素晴らしい時間だった。
ありがとう召喚能力!君は素敵だ!
あんこはまだユラユラを楽しんでいるので、こちらは食後の一服。体に沁みるわぁ......
一服を終えた俺は、浴槽を取り出してお湯を注ぎ出す......
すると、それに気付いたあんこがしっぽブンブンさせて寄ってくる。
さぁお風呂だよー入るよー。
大自然の中、着衣を全てパージし、体を洗ってからお湯に入る。
風景を眺めながらまったりすれば体も心も癒される。気持ちいいなぁ。
途中でお姫様が逃げ出してしまった......悲しい。悲しいぞ。
逆上せたのかな?......だとしても辛い。
悲しみに暮れていたら、あひるのおもちゃを口に咥えて帰ってきた。
それが欲しかったのね!!それじゃあその子も一緒にいれてあげようねー!!
ぷかぷかするアヒルを目で追いながら、一緒に浮かぶお嬢様の姿を目に焼き付け、山登り初日の入浴を楽しんだ。
風呂から上がると、お姫様が氷を浮かべてしっぽぶんぶんでお座りしている。
そっか。かき氷を食べたいのね。
気に入ったから氷待機でおねだりしているのか......
んもう!甘えんぼさんめ!
やろうとすれば削った後の氷みたいのなんて簡単に出せるはずのに。
あの削れていくのを見るのが楽しいらしく、早く!早く!と急かされる。
あーもう!可愛いすぎるよ!仰せのままに、お姫様。
ガリガリと削っていく......それを見て楽しそうなお姫様。
今日はブルーハ〇イのシロップだ。フルーツ系?なにそれ。
一緒に食べ始める。
舌が青くなるのもまた一興。舌をべーってして青い舌を見せると、真似して青い舌を見せてくれた。
バカップルみたいでちょっと恥ずかしくなったけど可愛すぎて萌えた。
その後はゆっくりとしながらルーティンをやり終え、ハンモックに入り、お姫様を抱っこしながら就寝。
久しぶりの地べた以外。そして横になれたのとハンモックの揺れる気持ち良さで、とっても気持ちよく寝る事ができました。
座ったまま寝る事にも慣れてきたけど、起きた後はやっぱり体が軋む。そして腰とケツが痛い......クッションを増やすしかないかな?他にも道はあるはずだけど、今のとこ代案は思いついていない。
この事にはなんか早急に対策を考えなくてはならぬ......ケツがお逝きになられてしまう前に。
死活問題をどうにかしようと考えているとお嬢様が起きてきたので、目覚めたお嬢様におはようもふもふをキめていく。
満足できたのでこれから朝食タイムにしますよー。
買い込んだパンの中にあったバターロールみたいなパンとハム、お湯で溶かすだけのコーンスープに胡椒を少々投入。コーンスープのみだと甘すぎるから胡椒で味を引き締める。
うーん。凝ったモンもおいしいけれど、ド庶民にはやっぱりこういうシンプルなのが口に合う。
人は急にセレブリティな食生活には慣れる事はない。慣れ親しんだB級グルメがマブダチです。
フレンチのフルコースなんかよりも、吉〇家の牛丼、味噌汁、たまご、お新香の方がフルコースに感じる。そんな庶民舌。
まぁこっち来てからセレブった飯は食っていないけど......強いて言うのならばあの魔力牛くらいだけど、今は日本のB級グルメがものすごく恋しくなっている......
ケツの死活問題を考えていたテンションが、変な方向へ暴走をしてしまった。情緒が不安定になる時だってある。人間だもの。
あ、インスタントのスープの素は革命だと思っています。さいこー。
朝食を食べ終わり、身支度を整えてから出発。
何故かこの体はヒゲが伸びてこなくなっているので身支度がとても楽。だけどもう髭の渋いダンディなおじ様にはなれないのだろうという寂しさもある。
剃る時間や整える時間を考えると、生えてこなくても問題はないか。やっぱり少し残念だけど、割り切るしかない。
昨日テンション上がりまくってたうちのお姫様は、今日はフードの中でまったりしたいらしいのですっぽりと収まっている。
俺の腕の中に収まってくれてもいいのですよー?ねぇねぇあんこちゃーん!
あ、フードの中がいいんですね。わかりました。
◇◇◇
こんな感じの事しか起きない平原をタラタラと進むこと五日間。尻問題についにパーフェクトなアンサーが出たので今日の夜お披露目する予定だ。
これが不正解だったのなら、もうマットレスを喚ぶしかなくなる。
この五日間、移動の途中で村なども見つけりしたけれど、村に入る理由も意味も見当たらないのでスルーしながら進み続けていた。
厄介事も嫌だし、人と絡むのが面倒だったしね。
今日になって、やっと風景が変わってきてくれた。
そう、目の前に現れたのは山だ。マウンテンだ。遠目には見えていたけど、近くで見るとなると結構なデカさ。
分かれ道があって、山を迂回するか、山を登るかの二択を迫られている。
トンネルなどはないので、でっかい山を越えるか避けるしかないのだ。
俺とあんこの使う魔法以外、まだ見た事はないけど、土魔法使いとかが頑張って掘ってやればいいと思うのに。
山越えする場合は、かなり厳しいと思うので準備をしっかりとして、自己責任で挑んでください......そう注意書きが記された看板がある。
山登りなんてガキの頃にしたくらいだし、平原は飽きてきているので実質一択だ。
このまま突き進もう。俺は自由だ!!
ダメそうだったり、キツかったりしたならば途中で引き返してから迂回すればいい。
時間と言う人類の共通の敵は、今の俺には敵でない。
そう。殺される、アホな事を試して自滅する......ソレ以外に死因が見当たらなくなってきた事で随分と余裕が出来ているから、選択をミスしても大丈夫。
時間のロスくらいしかデメリットのない選択肢だけは、俺にはなんのデメリットもない選択肢になっている。
夜中限定の龍さん以外にも移動手段を模索しなかった訳ではないけれど、変わり映えしないこの道中でも歩いていれば何かしらの楽しみを見つけられるはずだと思うんだ。
馬車とかは酔いそうなので乗りたくない。
そんなわけで今までと変わらずダラダラ進んで行く所存でございます。
今日からは楽しいハイキングですよ。
ちんたら歩いて行くと道が険しくなってきて、自然が濃くなってくる。ここから本格的に登山になるんだろうなぁって感想。
山に入ってしばらくすると、やっとこさモンスターらしき気配を感知した。嬉しいな。
こっちに気付いていて警戒をしてるみたいだけど、こちらに近付いてくる気配は無い。
知能が高いのか、知性があるのか知らないけれど、こんなに穏やかそうなヤツらなら冒険者に討伐を依頼されることなんてないだろうに......悲しいなぁ、人間の業とやらは。
さらに進んでいくと大きい石......いや、小さな岩がゴロゴロしていて歩きにくくなってくる。
地滑りか崩落でもあったんかな?
岩をでけぇなぁとか思いながら見ていたら、ちょっとだけリアル岩風呂が欲しくなってきた。
それなりの大きさでいい感じの岩を見つけたら一つ貰っていこう。闇糸で加工する事ができるはずだし。
こんな発見や思いつきも楽しいもんだ。
老後の楽しみに似てる感覚なのかなーと悟ったような事を思いつつ、またダラダラと進んでいく。
途中で休憩を挟みながらも、日が暮れてくるまで歩き続けた。
ゆっくりした一日を過ごしてるはずなのに、一日が終わるのを早く感じる。
そんな不思議な気分に戸惑いながら、夕暮れの空を見つつ、休めそうな場所を探す。
いい感じに太い木が二本あり、視界の確保を出来ながらも隠れられる場所を発見したので、今日はここで休むことに決めた。
地面は平原よりもゴツゴツとしてるので、ケツが終わると思う。なので寝起きに考えていた事を実行するとしよう。
山キャンプ風な気分を味わいたいし、ゴツゴツした地面は嫌......ならハンモックであろう。不意打ちを受けたら対応出来ないけど、トラップを完備している今の俺のならきっと問題はない......と思う。
太い木が二本。その両方を使いハンモックを設置した。
あんこが乗りたがっていたのでハンモック一番乗りを譲る。今日もお疲れ様でした。
一作業を終えたので、火を熾していく。
ハンモックを楽しんでいるお嬢様に、鍋に水を入れてもらってお湯を沸かした。
この大自然の真っ只中で食べるのならカップヌードルしかないだろうと思っている。次点でカレー。異論は認める。
あれ普段も美味しく食べれるけど、アウトドア系の時に食べるとアホみたいに美味くなる不思議な食べ物。
海の家の焼きそば、お祭りでのテキ屋のたこ焼きと並んで、雰囲気補正の恩恵を最大限に引き出しやがる。
それ一つだと絶妙に腹が物足りないので、塩むすびもお供に添えるのが俺の流儀。
三分待ったので、ヤツはもう完全体になった頃合いだ。気圧の関係もあるだろうけど、あの麺なら多分もう平気でしょう。
いざ、蓋をオープン。
このペラいかまぼこ風のナニか、絶妙なふんわり感のたまごっぽいモノ、そしてお馴染み謎のお肉と、一口飲んでコレしょうゆ味?となる不思議なスープ。
マーベラス......完璧だぜ。
麺を啜り、スープを一口飲む。あぁホッとする。
......こういうのでいいんだよ。こういうので。
美味しいわぁ......落ち着くよぉ......。
麺の合間に謎の肉を口にして、それを追いかけるように口に塩むすび投入......それを飲み込んでからスープを啜る。
至福だ。永遠にループ出来る。
あっという間に食べ終えて、満足感に浸る。素晴らしい時間だった。
ありがとう召喚能力!君は素敵だ!
あんこはまだユラユラを楽しんでいるので、こちらは食後の一服。体に沁みるわぁ......
一服を終えた俺は、浴槽を取り出してお湯を注ぎ出す......
すると、それに気付いたあんこがしっぽブンブンさせて寄ってくる。
さぁお風呂だよー入るよー。
大自然の中、着衣を全てパージし、体を洗ってからお湯に入る。
風景を眺めながらまったりすれば体も心も癒される。気持ちいいなぁ。
途中でお姫様が逃げ出してしまった......悲しい。悲しいぞ。
逆上せたのかな?......だとしても辛い。
悲しみに暮れていたら、あひるのおもちゃを口に咥えて帰ってきた。
それが欲しかったのね!!それじゃあその子も一緒にいれてあげようねー!!
ぷかぷかするアヒルを目で追いながら、一緒に浮かぶお嬢様の姿を目に焼き付け、山登り初日の入浴を楽しんだ。
風呂から上がると、お姫様が氷を浮かべてしっぽぶんぶんでお座りしている。
そっか。かき氷を食べたいのね。
気に入ったから氷待機でおねだりしているのか......
んもう!甘えんぼさんめ!
やろうとすれば削った後の氷みたいのなんて簡単に出せるはずのに。
あの削れていくのを見るのが楽しいらしく、早く!早く!と急かされる。
あーもう!可愛いすぎるよ!仰せのままに、お姫様。
ガリガリと削っていく......それを見て楽しそうなお姫様。
今日はブルーハ〇イのシロップだ。フルーツ系?なにそれ。
一緒に食べ始める。
舌が青くなるのもまた一興。舌をべーってして青い舌を見せると、真似して青い舌を見せてくれた。
バカップルみたいでちょっと恥ずかしくなったけど可愛すぎて萌えた。
その後はゆっくりとしながらルーティンをやり終え、ハンモックに入り、お姫様を抱っこしながら就寝。
久しぶりの地べた以外。そして横になれたのとハンモックの揺れる気持ち良さで、とっても気持ちよく寝る事ができました。
28
あなたにおすすめの小説
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる