152 / 183
お約束
しおりを挟む
俺を導く羽トカゲが前方をパタパタ飛んでいる。
今俺らが居るのは、どっかのクソ精霊の棲み家を思い出す渦巻きタイプの回廊。ほっそい道なのでトカゲ用の出入口は別にあるんだろう......侵入者用に作られたと思われる細長い道が続いている。まさかあのクソトカゲ、俺のことを騙したのか?
疑わしいけど真偽は問えないから進むのみ......このままだと何日掛かるのかわからない。
ただでさえ寂しさとストレスで、俺のメンタルが暴走モードに突入しそうなのに、こんなん真面目にやってらんないわ。
パタパタ飛んでいる羽トカゲに幻影を掛けて、偽ツキミちゃんか偽ダイフクに偽装すれば、少しは寂しさも紛れるかなぁ......って本気で考えているくらいだもの。
うん......寂しさがやばい。
体調崩してぐったりしてないかな?
俺がいない事を寂しく思ってくれているのかな?
ちゃんとご飯食べて、お風呂も入ってるかな?
ケンカとかはしてないかな?
......心配事ばかりが溢れ出してきて心臓が痛い。悲しい。泣きそう。
俺が居ないことを寂しく思ってくれてなかったら立ち直れないと思う。早すぎる親離れは不幸しか呼ばないからさ、あと最低でも10年は甘えたちゃんのままでいてほしい......
......子どもの成長は早い。そんな刹那の時間の内の一ヶ月程度を俺から奪う原因となったトカゲはやっぱり赦せない。
男子三日会わざれば、刮目してみよって言うくらいだし、子どもなんて一ヶ月も会わなかったら全身にカッ開いた目玉を装備しなくちゃいけないんじゃないだろうか......
......これ以上時間を掛けるのはよくないな。よくない。
ㅤ俺の為にも、ウチの子たちの為にも。
一刻も早くこのリアルドラゴンク〇ストを終わらせないといかん。効率を最優先に考えながら進み、なるべく残酷な方法を取りつつ速やかに滅ぼそう。
移動に時間を掛けるのはナンセンスだ......最短距離で進む。
......がんばるぞー。この洞窟がどうなろうと知ったこっちゃない。
「止まって。目的の場所の方角はどっちかな? グダグダ進むのは飽きたから、これから最短距離を進もうと思う。方角だけ教えてくれ」
意味がわかっていないような反応をしたが、少しの間考える素振りを見せた後に目標地点の方を向いた。
トカゲ独特の感覚なんだろう。偵察とかしてたみたいだし、それ系統に特化してるんでしょう。多分。
通路作成用のブラックホールを前方に展開して歩き出す。吸い込み方や吸い込む力のコントロールが格段に変化しているので以前より楽。練習の賜物ですね......マイエンジェルたちありがとう。
エグいスキルがあっても使いこなせていなかった事をとても反省しています。
......ポカーンとしている羽トカゲをの首を糸で引きながら歩いていく。五分程度歩くと目標地点と思われる場所に辿り着いた。
そこにあったのは魔法陣。きっとここからヤツらの巣へ飛べるはず。
「お前らが俺を騙そうとしていなければだけど、この魔法陣に入ればヤツらの巣に飛べる......でいいのかな?」
訊ねるとコクコク頷くので、羽トカゲを連れて魔法陣の中に入って魔力を流す。
これで騙されていたのならしょうがない。飛ばされた先でジジイを消滅させたレーザーを乱発すればいい。
ヤツらを苦しめる事は出来ないかもしれないけど、消滅させる事は出来る。
さぁ鬼が出るかトカゲが出るか......
............トカゲが出ました。やったね!
飛んだ先には門番と思われるトカゲが二匹。阿吽像みたい......とは言えず、デカい狛犬が二匹鎮座していると言った感じだった。
会話は出来そうなのかなーとワクワクしていたけど、ギャーギャー騒ぐだけで会話不可。騒いでくれちゃったせいでトカゲが大集合してしまった。
手間が省けたのはいいんだけど相当な数が来ているので、殺したあとの回収に手間がかかる......こまめにやるのと一気にやるのの違いなんだけど、デカいから量が多く見えて億劫。
はい、モノグサなだけです。ごめんなさい。
~以下略~
積み上がった故トカゲと、バラバラに散らばったトカゲの破片を糸で一箇所に集める。
よくもまぁこんな穴グラにこんな数のトカゲが引きこもっていたと思うよ。
まぁ来るわ来るわ......マド〇ンドが延々と手招きしている感じ。
ダンジョンを改装しているんなら、システムもダンジョンにしてくれればいいのにと思わなくもない。ドロップ品だけ落ちてくれれば満足。
食いきれないし捌ききれない量のトカゲが収納に仕舞われていく。
羽トカゲは案外順応するのが早く、俺の後ろで取り乱すことなく大人しく待機している。
延々とゴミ拾いをしている気分になり、テンションが下がる。
ドロップ方式ならどんなアイテムがあるかなーってワクワクできるのに......
やっとの思いで拾い終わると周囲を確認。近い場所に隠れているヤツはいないみたいなので休憩を兼ねて一服。
ここからでも見えるデカい穴グラ。入り口にはかなり豪華な装飾が施されているので、なんとなくあそこが目的の場所だと理解できた。
これで御役御免となる羽トカゲ。想定していたよりもしっかり役に立ってくれた。
見逃してあげてもいいかなと思えてきちゃってるけど、遺恨は残さないように徹底的に殺ると決めちゃってるんだ。ごめんね。
もう行っていいよと伝え、逃げるように離れていく羽トカゲを、背後からブラックホールで吸い込んだ。
死んだ事にすら気付いていないはず。ここまでお疲れ様。もし生まれ変わる事があったら爬虫類以外に生まれ変わってくれ。
ここに来て早々モブを殺りまくったし、またこれからモブを淡々と殺っていくのは気分が上がらない俺。
なので本丸から攻め落として、それからモブをジェノサイドしようと思います。
異論のある方は......はい、いないようなのでこれで決定と致します。
敵のボスは武力、カリスマ、はたまた両方を用いてトカゲ共を掌握......したかまではわからないけど、武力とカリスマのどちらも最底辺まで貶めてから殺るつもりだ。
ウフフフフフ......覚悟しておけや!!
「汚物は消滅だァァァァァ!!!!!」
どっかで聞いた事のあるようなセリフを叫びながらゴージャスな穴へ飛び込んでいった。
◇◇◇
糸を鞭のような形状にしながら無差別に周囲へ打ち込んでいく。あの有名な中華ファンタジーの鞭を使う強キャラみたいな技を繰り出しつつ穴の中を進んでいった。
このダンジョンモドキが完全に崩壊して出口が完全に塞がろうが、俺は帰還石で外に出られるので問題はない。なのでガッツリ破壊しながら進む。
破壊音に引きつけられてトカゲ共がやってくるけど、無差別に振るわれる鞭によって瞬時に挽肉へとジョブチェンジ。
ここに出てくるヤツらの肉はもう回収しなくてもいいやと思い、破壊活動を優先。
まっすぐ進んでいたつもりでも何故か少しずつズレてしまうので、時々方向修正しながら探知に引っかかった一番大きい反応へと向けて進んでいく。ダンジョンだった頃の残滓が俺に何かしら影響与えてんかしら......
更に奥へ進むも、相変わらず俺を迎撃しようと突っ込んでくるトカゲが汚ぇ花火みたいに炸裂して死んでいく。
君達は......アレかね......?
人間を見つけたらとりあえず飛び込めって本能に刷り込まれているのかな?
数が減るからいいんだけど、もう少し飛び散らずに逝って欲しい......鞭のお兄さんからのお願いだよ。
そんなこんなでようやく最後の扉が見えてきた。この先はようやくボス戦。
まぁ、馬鹿正直に扉を開けて中に入るなんてお上品な事しないんですけどね。
扉を壊さない配慮という体で隔離。扉以外を全壊させてから隔離を解除し、扉を地面に突き刺して固定。
扉の横からひょっこり半身を出し、ボスの姿を拝見。
この行動に特に意味は無い。相手の神経を逆撫で出来ていたらいいなぁ程度の思い付き。
狙い通りイラッとさせられていたようで、皆さん目付きがヤバい事になっている。
あ、アイツがボスかな?
デカい黒トカゲが偉そうにふんぞり返っている。
......でもなんだろうか......本物の黒龍を見た事があるからか、どうも汚い黒って感じに見えてしまう。
あ、そうそう。これは言っておかないとね。
「見ィつけたァ......トカゲちゃん達ごきげんよう。ようやく会えて嬉しいよォォォ......」
威圧マシマシでそう言うと、臨戦態勢だったはずのトカゲがたじろぐ。
根性見せろやボケェ!!
最初の大将トカゲの方が根性あったぞ!!
ヘタレなトカゲ共に辟易している俺に向け、黒トカゲが「グギャァァァァ」とゴブリンみたいな声を上げながら黒い塊を撃ち込んできた。
「あー......やっべ......」
油断しまくっていたせいで、黒い塊の直撃を許してしまった。
......ように見せただけの俺でした。あんな技程度、直撃してもなんら問題ないので、大分わざとらしくなっていたかもしれない。大根役者とか思わないでくれたら嬉しい。
まぁ、アレだ。お約束と言うやつですよ。
「や、やったか......!?」
「バ、馬鹿な......あれ程の攻撃を~」
っていうあの一連の流れを生で見てみたかったんです。ギャラリーにウチの子たちが居たら出来なかったね。ソロの今だからできる事さ......アハハ......寂しい。
ぐすん......ヤツらのアホ面を早く拝みたいから、さっさと砂埃消えやがれください。お願いします。
今俺らが居るのは、どっかのクソ精霊の棲み家を思い出す渦巻きタイプの回廊。ほっそい道なのでトカゲ用の出入口は別にあるんだろう......侵入者用に作られたと思われる細長い道が続いている。まさかあのクソトカゲ、俺のことを騙したのか?
疑わしいけど真偽は問えないから進むのみ......このままだと何日掛かるのかわからない。
ただでさえ寂しさとストレスで、俺のメンタルが暴走モードに突入しそうなのに、こんなん真面目にやってらんないわ。
パタパタ飛んでいる羽トカゲに幻影を掛けて、偽ツキミちゃんか偽ダイフクに偽装すれば、少しは寂しさも紛れるかなぁ......って本気で考えているくらいだもの。
うん......寂しさがやばい。
体調崩してぐったりしてないかな?
俺がいない事を寂しく思ってくれているのかな?
ちゃんとご飯食べて、お風呂も入ってるかな?
ケンカとかはしてないかな?
......心配事ばかりが溢れ出してきて心臓が痛い。悲しい。泣きそう。
俺が居ないことを寂しく思ってくれてなかったら立ち直れないと思う。早すぎる親離れは不幸しか呼ばないからさ、あと最低でも10年は甘えたちゃんのままでいてほしい......
......子どもの成長は早い。そんな刹那の時間の内の一ヶ月程度を俺から奪う原因となったトカゲはやっぱり赦せない。
男子三日会わざれば、刮目してみよって言うくらいだし、子どもなんて一ヶ月も会わなかったら全身にカッ開いた目玉を装備しなくちゃいけないんじゃないだろうか......
......これ以上時間を掛けるのはよくないな。よくない。
ㅤ俺の為にも、ウチの子たちの為にも。
一刻も早くこのリアルドラゴンク〇ストを終わらせないといかん。効率を最優先に考えながら進み、なるべく残酷な方法を取りつつ速やかに滅ぼそう。
移動に時間を掛けるのはナンセンスだ......最短距離で進む。
......がんばるぞー。この洞窟がどうなろうと知ったこっちゃない。
「止まって。目的の場所の方角はどっちかな? グダグダ進むのは飽きたから、これから最短距離を進もうと思う。方角だけ教えてくれ」
意味がわかっていないような反応をしたが、少しの間考える素振りを見せた後に目標地点の方を向いた。
トカゲ独特の感覚なんだろう。偵察とかしてたみたいだし、それ系統に特化してるんでしょう。多分。
通路作成用のブラックホールを前方に展開して歩き出す。吸い込み方や吸い込む力のコントロールが格段に変化しているので以前より楽。練習の賜物ですね......マイエンジェルたちありがとう。
エグいスキルがあっても使いこなせていなかった事をとても反省しています。
......ポカーンとしている羽トカゲをの首を糸で引きながら歩いていく。五分程度歩くと目標地点と思われる場所に辿り着いた。
そこにあったのは魔法陣。きっとここからヤツらの巣へ飛べるはず。
「お前らが俺を騙そうとしていなければだけど、この魔法陣に入ればヤツらの巣に飛べる......でいいのかな?」
訊ねるとコクコク頷くので、羽トカゲを連れて魔法陣の中に入って魔力を流す。
これで騙されていたのならしょうがない。飛ばされた先でジジイを消滅させたレーザーを乱発すればいい。
ヤツらを苦しめる事は出来ないかもしれないけど、消滅させる事は出来る。
さぁ鬼が出るかトカゲが出るか......
............トカゲが出ました。やったね!
飛んだ先には門番と思われるトカゲが二匹。阿吽像みたい......とは言えず、デカい狛犬が二匹鎮座していると言った感じだった。
会話は出来そうなのかなーとワクワクしていたけど、ギャーギャー騒ぐだけで会話不可。騒いでくれちゃったせいでトカゲが大集合してしまった。
手間が省けたのはいいんだけど相当な数が来ているので、殺したあとの回収に手間がかかる......こまめにやるのと一気にやるのの違いなんだけど、デカいから量が多く見えて億劫。
はい、モノグサなだけです。ごめんなさい。
~以下略~
積み上がった故トカゲと、バラバラに散らばったトカゲの破片を糸で一箇所に集める。
よくもまぁこんな穴グラにこんな数のトカゲが引きこもっていたと思うよ。
まぁ来るわ来るわ......マド〇ンドが延々と手招きしている感じ。
ダンジョンを改装しているんなら、システムもダンジョンにしてくれればいいのにと思わなくもない。ドロップ品だけ落ちてくれれば満足。
食いきれないし捌ききれない量のトカゲが収納に仕舞われていく。
羽トカゲは案外順応するのが早く、俺の後ろで取り乱すことなく大人しく待機している。
延々とゴミ拾いをしている気分になり、テンションが下がる。
ドロップ方式ならどんなアイテムがあるかなーってワクワクできるのに......
やっとの思いで拾い終わると周囲を確認。近い場所に隠れているヤツはいないみたいなので休憩を兼ねて一服。
ここからでも見えるデカい穴グラ。入り口にはかなり豪華な装飾が施されているので、なんとなくあそこが目的の場所だと理解できた。
これで御役御免となる羽トカゲ。想定していたよりもしっかり役に立ってくれた。
見逃してあげてもいいかなと思えてきちゃってるけど、遺恨は残さないように徹底的に殺ると決めちゃってるんだ。ごめんね。
もう行っていいよと伝え、逃げるように離れていく羽トカゲを、背後からブラックホールで吸い込んだ。
死んだ事にすら気付いていないはず。ここまでお疲れ様。もし生まれ変わる事があったら爬虫類以外に生まれ変わってくれ。
ここに来て早々モブを殺りまくったし、またこれからモブを淡々と殺っていくのは気分が上がらない俺。
なので本丸から攻め落として、それからモブをジェノサイドしようと思います。
異論のある方は......はい、いないようなのでこれで決定と致します。
敵のボスは武力、カリスマ、はたまた両方を用いてトカゲ共を掌握......したかまではわからないけど、武力とカリスマのどちらも最底辺まで貶めてから殺るつもりだ。
ウフフフフフ......覚悟しておけや!!
「汚物は消滅だァァァァァ!!!!!」
どっかで聞いた事のあるようなセリフを叫びながらゴージャスな穴へ飛び込んでいった。
◇◇◇
糸を鞭のような形状にしながら無差別に周囲へ打ち込んでいく。あの有名な中華ファンタジーの鞭を使う強キャラみたいな技を繰り出しつつ穴の中を進んでいった。
このダンジョンモドキが完全に崩壊して出口が完全に塞がろうが、俺は帰還石で外に出られるので問題はない。なのでガッツリ破壊しながら進む。
破壊音に引きつけられてトカゲ共がやってくるけど、無差別に振るわれる鞭によって瞬時に挽肉へとジョブチェンジ。
ここに出てくるヤツらの肉はもう回収しなくてもいいやと思い、破壊活動を優先。
まっすぐ進んでいたつもりでも何故か少しずつズレてしまうので、時々方向修正しながら探知に引っかかった一番大きい反応へと向けて進んでいく。ダンジョンだった頃の残滓が俺に何かしら影響与えてんかしら......
更に奥へ進むも、相変わらず俺を迎撃しようと突っ込んでくるトカゲが汚ぇ花火みたいに炸裂して死んでいく。
君達は......アレかね......?
人間を見つけたらとりあえず飛び込めって本能に刷り込まれているのかな?
数が減るからいいんだけど、もう少し飛び散らずに逝って欲しい......鞭のお兄さんからのお願いだよ。
そんなこんなでようやく最後の扉が見えてきた。この先はようやくボス戦。
まぁ、馬鹿正直に扉を開けて中に入るなんてお上品な事しないんですけどね。
扉を壊さない配慮という体で隔離。扉以外を全壊させてから隔離を解除し、扉を地面に突き刺して固定。
扉の横からひょっこり半身を出し、ボスの姿を拝見。
この行動に特に意味は無い。相手の神経を逆撫で出来ていたらいいなぁ程度の思い付き。
狙い通りイラッとさせられていたようで、皆さん目付きがヤバい事になっている。
あ、アイツがボスかな?
デカい黒トカゲが偉そうにふんぞり返っている。
......でもなんだろうか......本物の黒龍を見た事があるからか、どうも汚い黒って感じに見えてしまう。
あ、そうそう。これは言っておかないとね。
「見ィつけたァ......トカゲちゃん達ごきげんよう。ようやく会えて嬉しいよォォォ......」
威圧マシマシでそう言うと、臨戦態勢だったはずのトカゲがたじろぐ。
根性見せろやボケェ!!
最初の大将トカゲの方が根性あったぞ!!
ヘタレなトカゲ共に辟易している俺に向け、黒トカゲが「グギャァァァァ」とゴブリンみたいな声を上げながら黒い塊を撃ち込んできた。
「あー......やっべ......」
油断しまくっていたせいで、黒い塊の直撃を許してしまった。
......ように見せただけの俺でした。あんな技程度、直撃してもなんら問題ないので、大分わざとらしくなっていたかもしれない。大根役者とか思わないでくれたら嬉しい。
まぁ、アレだ。お約束と言うやつですよ。
「や、やったか......!?」
「バ、馬鹿な......あれ程の攻撃を~」
っていうあの一連の流れを生で見てみたかったんです。ギャラリーにウチの子たちが居たら出来なかったね。ソロの今だからできる事さ......アハハ......寂しい。
ぐすん......ヤツらのアホ面を早く拝みたいから、さっさと砂埃消えやがれください。お願いします。
10
あなたにおすすめの小説
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる