177 / 183
巨大生物の末路
しおりを挟む
ウチのニューフェイス、アザラシたんの事はここまでの行動である程度は理解できた。
この子はよく食べて、よく寝る。そして、寝ている間はある意味で無敵かもしれない事がわかった。
50階層まで来る間は、ずっと俺に抱っこされたまま眠っていた。煩かろうが揺れようが......何をしようが全く起きる気配を見せない。
ここまではいい......最初の頃のあんこを見ているようでなんか懐かしい気持ちにさせてくれた。
ヤバいのは、寝てる間のアザラシは俺の索敵を弾くという事。
腕の中でだらしない顔を晒しながらスヤッスヤなクセに、俺のガチ探知に反応しないぶっ壊れ性能な隠密力。
このアザラシ子は......鑑定で波長みたいな物を操ると出た。
俺の探知は言っちゃえばエコーロケーションの亜種みたいな感じ。ほっそい魔力を飛ばして、それに当たったモノを感知して識別する。
だが、このアザラシが寝ながら特殊な物を出しているのか、ただ特殊な毛皮をしているだけのかわからないけど、流線形のプリティボディが俺の探知をヌルリと受け流し、しかも受け流した事をこちらに悟らせないという異常な現象を引き起こした。
抱っこしていないと気付けなかったわー。ちょーウケるー。
起きていれば引っかかるから、コレは寝てる時限定のナニかだ。寝る時は目の届くところに置いておかないと見失ってしまうので、今後は気を付けようと思いました。
キチンとした隠れ家さえ見つけられれば、流れ弾に当たる以外で死ななそうよね。
それにしてもアザラシか......名前、マジでどうしよう。
どうしても名前の候補がアレとアレしか出てこない。
ナスみたいなフォルムの頭を持つ男の子に飼われているアザラシとか、多摩リバーに現れたアザラシとか......
......うーん、悩ましい。何か良い名前は無いかー!! (心の叫び)
「痛ァッ......モチモチさんよぉ、なんで突っつくのさ。あっ......ごめんなさい」
俺があれこれ考えている内に、いつの間にかボス部屋らしき所まで到着していたらしく、モチモチがただ後ろを着いてくるだけのNPCになりかけていた俺を正気に戻した。
「ごめんなさい......さぁ、今から一緒にこれから一緒に殺しに行こうか。ボスを」
海エリアのボスだーれだ。鑑定っ。
▼ホワイトキラーホエール
50階層のボス▼
扉の先にいたのはキラーホエールっていう種類の魚。これ、シャチだよね?
......シャチ......シャチかぁ。
シャチ......シャチってなんなんだろう。
どう見てもガギ〇ルです。本当にありがとうございました。
ㅤカラーリングがシャチなガギ〇ルです。
「じゃあ俺はここで観戦しているから、殺っておいで。音波で三半規管を揺らしてくるかもしれないから気を付けてねー」
見た目はヤバそうでも、中身までヤバいかと言われればノーだろう。こんなんあの子たちなら余裕余裕。
あんこはこのまま抱っこされている事を選択したらしい。このダンジョンに来てからいっぱい触れ合えて幸せだよ。
でっかい使徒風シャチと向き合っているのはとっても可愛い白と黒のオウルと、立派な角を持つ六本脚のシカ。見た目だけは食物連鎖が始まる五秒前。
シャチが目の前の獲物を食べようと、お口をクパァと開いた瞬間......白、黒、青白の三色の砲弾がヤツのお口の中に吸い込まれ、頭→胴体→下半身の順に破裂していった。
はえーすっごい。サングラスを装備していなかったらまた目がヤられていたと思う。90%の遮光率は凄い。裸眼にカメラのフラッシュの方が眩しかったと思える。
「......こういう巨大な肉食生物の末路って大体が爆殺だよね。ボス部屋がバル〇ィエルの殺害現場みたいになってるけど、皆よくやったね。お疲れ様ぁ」
あんこを頭の上に乗せて、空いた手で皆の頭を撫でていく。よーしよしよし。
最後尾に並んでいたワラビは、時間が掛かると思ったのだろう。シャチのドロップ品を回収してきて、俺の前にソレをドスンと置いた。よく回収できたね。
シャチのドロップは、まぁね......想像通りだよ。ダンジョンマスターは転生者か転移者じゃねぇの? って思いました。
▼金の鯱
純金で出来た鯱
銀の鯱とセットで売れば売り値が跳ね上がる▼
▼銀の鯱
純銀で出来た鯱
金の鯱とセットで売れば売り値が跳ね上がる▼
特に効果の無い換金アイテムでしたー。
どっかのどえりゃーお城に飾れば威厳が出そうだね。
コイツもヘカトンくんみたいに変質しないかなー。あの実をブチ込んだり、魔力をブチ込めないかなー。
鯱の今後を考えるよりも、とりあえず先に進もうか。血の臭いと海鮮物特有の生臭さが凄い。
移動する前に殺害現場の証拠写真をパシャリ。帰ったらピノちゃんとヘカトンくんに、皆の頑張りを見せようと思ったから。
べ、別に、お留守番組に猟奇的な犯行現場を見せたいとか、グロ画像を見せて反応が見たいとか......そんなんじゃないんだからね!!
......只今、大変不適切な言動がありました。誠に申し訳ございません。ごめんなさい。
◇◆◇
~side???~
『なんか今凄くイラっとした』
『同じく』
◇◆◇
「ふぁっ!?」
背筋に冷たいモノが走った。......風邪かな?
気持ち悪い声を出したのはごめんね。そんな蔑むような目で見ないでおくんなまし。
「と、とりあえず、早いとこ下の階に下りて今日は終わりにしよう。よく頑張ったね」
51階層はどんな場所なのかな? 「あんこはどんな場所だと嬉しい?」 とあんこに語りかけながら進んだ。
あんこは、『初めてお魚を食べた場所に似てたら嬉しい』と仰った。覚えてくれていて嬉しいよ!!
「なるほど、あんこは草原エリアで小川があるのがいいんだね。懐かしいねー」
あっ、着いちゃった。ダンジョンマスターさん、空気読んでね。絶対に空気読むんだぞ。空気読め。
「あーあ、おりっく〇ばふぁろーず......」
どうやらエアーをリードするスキルはナッシングだったらしい。ダンジョンマスターへの殺意がぐーんと上がった。
えぇ、只今わたくしの目の前に広がっているのはSABAKUでした。
どうしようもない程に砂漠。鳴門海峡並に渦を巻いているアリジゴクみたいのが沢山あるのよ。
生き物を効率的に殺すのに必要なのは、圧倒的な暴力でも数の暴力でもなく、自然に任せるのが一番だよね......ハハッ。環境に適応出来ないヤツから死んでいくもの。
「あんこごめん。この砂漠エリアが終わるまで、アザラシを守ってあげて。多分暑すぎて死んじゃうから。それと、俺もこの装備を替えないで外に出たら死ぬ」
ちょっと大きくなったあんこの背中にアザラシを置いてからお着替え。
すっごくモコモコでした。また寒いとこでは頼むよ。
砂漠はローブだけじゃ顔が死ぬから、スーツ、ローブの上からマフラーを巻く不思議な格好。これは仕方ない......人に目撃されなければいい。見た奴は消す。
ここの階段は、狭くてお泊まり出来なそうなので諦めて砂漠に踏み込む。時刻はもう夜になるくらいのに、めっちゃ太陽が出てる......
諦めてテントを張り、あんこにテントの周囲を氷で覆ってもらった。空気穴を開けた後、その内側に遮光カーテンをびっちり貼り付けて人工的な夜が完成した。
「はい、それでは今からお風呂に入るよー。血と肉片と海水の成分でベッタベタだから、しっかり洗うからね」
あんこシャワーで全員の体を洗い流し、ボディソープで全身を隈無く洗う。洗う。洗う。
洗い終わった子から温泉へ移動してもらう。血を洗い流した後に血に浸かるという狂気の沙汰の極みのような映像になってるけど、温泉だからセーフ。
寝ているアザラシもこの隙に洗ってしまおうと思い、桶に入れた温泉を常温の水程度まで冷ましてから、アザラシを浸ける。
これでも熱かったら起きるだろうし、その時はあんこに冷やしてもらおう。
抱っこした時から思っていたけど......この子、めっちゃふわっふわだ!!
そのクセ吸水率は悪い。まぁ当然か。
魅惑の流線形ボディにふわっふわな体毛、それと愛らしいおめめとお顔。
パーフェクトだ。俺ら家族の末っ子に相応しい。洗われて気持ちいいのか、ちょっとキュウキュウ言ってるのもポイント高い。
あーたまらん。洗っている手も気持ちいいとか卑怯だよ。
濡れてしっとりするもふもふも気持ちいいけど、濡れてもふわふわなもふもふもヤバい。
洗い終わったアザラシ子を桶に入れたまま温泉に浸かり、体を労る。
アザラシを洗いながらニヨニヨしていたのを見られていたらしく、ゆったり浸かれた時間は少なかったがもふもふにもみくちゃにされて最高だった。
騒いでいた煩さと、桶が揺れた所為でアザラシ子が目を覚まし、キュウキュウ騒ぎながら温泉に落ちるという悲しい事故が起きた。
アザラシにとっては熱湯とも言える温度のお湯に落ちたが、どうやらモンスターには関係が無かった。驚いたのは最初だけで、その数秒後にはスイスイ泳ぎ出す図太さに驚く。
モンスターの適応力ってすげー!!
ハイパーご機嫌になったアザラシ子を皆で構い倒しながら、温泉内で海フロアお疲れ様会を開催。
簡単な料理を温泉に浸かりながら食べたりしてこの日は終わる。明日からは砂漠かぁ......頑張ろうね......(ゲッソリ)
この子はよく食べて、よく寝る。そして、寝ている間はある意味で無敵かもしれない事がわかった。
50階層まで来る間は、ずっと俺に抱っこされたまま眠っていた。煩かろうが揺れようが......何をしようが全く起きる気配を見せない。
ここまではいい......最初の頃のあんこを見ているようでなんか懐かしい気持ちにさせてくれた。
ヤバいのは、寝てる間のアザラシは俺の索敵を弾くという事。
腕の中でだらしない顔を晒しながらスヤッスヤなクセに、俺のガチ探知に反応しないぶっ壊れ性能な隠密力。
このアザラシ子は......鑑定で波長みたいな物を操ると出た。
俺の探知は言っちゃえばエコーロケーションの亜種みたいな感じ。ほっそい魔力を飛ばして、それに当たったモノを感知して識別する。
だが、このアザラシが寝ながら特殊な物を出しているのか、ただ特殊な毛皮をしているだけのかわからないけど、流線形のプリティボディが俺の探知をヌルリと受け流し、しかも受け流した事をこちらに悟らせないという異常な現象を引き起こした。
抱っこしていないと気付けなかったわー。ちょーウケるー。
起きていれば引っかかるから、コレは寝てる時限定のナニかだ。寝る時は目の届くところに置いておかないと見失ってしまうので、今後は気を付けようと思いました。
キチンとした隠れ家さえ見つけられれば、流れ弾に当たる以外で死ななそうよね。
それにしてもアザラシか......名前、マジでどうしよう。
どうしても名前の候補がアレとアレしか出てこない。
ナスみたいなフォルムの頭を持つ男の子に飼われているアザラシとか、多摩リバーに現れたアザラシとか......
......うーん、悩ましい。何か良い名前は無いかー!! (心の叫び)
「痛ァッ......モチモチさんよぉ、なんで突っつくのさ。あっ......ごめんなさい」
俺があれこれ考えている内に、いつの間にかボス部屋らしき所まで到着していたらしく、モチモチがただ後ろを着いてくるだけのNPCになりかけていた俺を正気に戻した。
「ごめんなさい......さぁ、今から一緒にこれから一緒に殺しに行こうか。ボスを」
海エリアのボスだーれだ。鑑定っ。
▼ホワイトキラーホエール
50階層のボス▼
扉の先にいたのはキラーホエールっていう種類の魚。これ、シャチだよね?
......シャチ......シャチかぁ。
シャチ......シャチってなんなんだろう。
どう見てもガギ〇ルです。本当にありがとうございました。
ㅤカラーリングがシャチなガギ〇ルです。
「じゃあ俺はここで観戦しているから、殺っておいで。音波で三半規管を揺らしてくるかもしれないから気を付けてねー」
見た目はヤバそうでも、中身までヤバいかと言われればノーだろう。こんなんあの子たちなら余裕余裕。
あんこはこのまま抱っこされている事を選択したらしい。このダンジョンに来てからいっぱい触れ合えて幸せだよ。
でっかい使徒風シャチと向き合っているのはとっても可愛い白と黒のオウルと、立派な角を持つ六本脚のシカ。見た目だけは食物連鎖が始まる五秒前。
シャチが目の前の獲物を食べようと、お口をクパァと開いた瞬間......白、黒、青白の三色の砲弾がヤツのお口の中に吸い込まれ、頭→胴体→下半身の順に破裂していった。
はえーすっごい。サングラスを装備していなかったらまた目がヤられていたと思う。90%の遮光率は凄い。裸眼にカメラのフラッシュの方が眩しかったと思える。
「......こういう巨大な肉食生物の末路って大体が爆殺だよね。ボス部屋がバル〇ィエルの殺害現場みたいになってるけど、皆よくやったね。お疲れ様ぁ」
あんこを頭の上に乗せて、空いた手で皆の頭を撫でていく。よーしよしよし。
最後尾に並んでいたワラビは、時間が掛かると思ったのだろう。シャチのドロップ品を回収してきて、俺の前にソレをドスンと置いた。よく回収できたね。
シャチのドロップは、まぁね......想像通りだよ。ダンジョンマスターは転生者か転移者じゃねぇの? って思いました。
▼金の鯱
純金で出来た鯱
銀の鯱とセットで売れば売り値が跳ね上がる▼
▼銀の鯱
純銀で出来た鯱
金の鯱とセットで売れば売り値が跳ね上がる▼
特に効果の無い換金アイテムでしたー。
どっかのどえりゃーお城に飾れば威厳が出そうだね。
コイツもヘカトンくんみたいに変質しないかなー。あの実をブチ込んだり、魔力をブチ込めないかなー。
鯱の今後を考えるよりも、とりあえず先に進もうか。血の臭いと海鮮物特有の生臭さが凄い。
移動する前に殺害現場の証拠写真をパシャリ。帰ったらピノちゃんとヘカトンくんに、皆の頑張りを見せようと思ったから。
べ、別に、お留守番組に猟奇的な犯行現場を見せたいとか、グロ画像を見せて反応が見たいとか......そんなんじゃないんだからね!!
......只今、大変不適切な言動がありました。誠に申し訳ございません。ごめんなさい。
◇◆◇
~side???~
『なんか今凄くイラっとした』
『同じく』
◇◆◇
「ふぁっ!?」
背筋に冷たいモノが走った。......風邪かな?
気持ち悪い声を出したのはごめんね。そんな蔑むような目で見ないでおくんなまし。
「と、とりあえず、早いとこ下の階に下りて今日は終わりにしよう。よく頑張ったね」
51階層はどんな場所なのかな? 「あんこはどんな場所だと嬉しい?」 とあんこに語りかけながら進んだ。
あんこは、『初めてお魚を食べた場所に似てたら嬉しい』と仰った。覚えてくれていて嬉しいよ!!
「なるほど、あんこは草原エリアで小川があるのがいいんだね。懐かしいねー」
あっ、着いちゃった。ダンジョンマスターさん、空気読んでね。絶対に空気読むんだぞ。空気読め。
「あーあ、おりっく〇ばふぁろーず......」
どうやらエアーをリードするスキルはナッシングだったらしい。ダンジョンマスターへの殺意がぐーんと上がった。
えぇ、只今わたくしの目の前に広がっているのはSABAKUでした。
どうしようもない程に砂漠。鳴門海峡並に渦を巻いているアリジゴクみたいのが沢山あるのよ。
生き物を効率的に殺すのに必要なのは、圧倒的な暴力でも数の暴力でもなく、自然に任せるのが一番だよね......ハハッ。環境に適応出来ないヤツから死んでいくもの。
「あんこごめん。この砂漠エリアが終わるまで、アザラシを守ってあげて。多分暑すぎて死んじゃうから。それと、俺もこの装備を替えないで外に出たら死ぬ」
ちょっと大きくなったあんこの背中にアザラシを置いてからお着替え。
すっごくモコモコでした。また寒いとこでは頼むよ。
砂漠はローブだけじゃ顔が死ぬから、スーツ、ローブの上からマフラーを巻く不思議な格好。これは仕方ない......人に目撃されなければいい。見た奴は消す。
ここの階段は、狭くてお泊まり出来なそうなので諦めて砂漠に踏み込む。時刻はもう夜になるくらいのに、めっちゃ太陽が出てる......
諦めてテントを張り、あんこにテントの周囲を氷で覆ってもらった。空気穴を開けた後、その内側に遮光カーテンをびっちり貼り付けて人工的な夜が完成した。
「はい、それでは今からお風呂に入るよー。血と肉片と海水の成分でベッタベタだから、しっかり洗うからね」
あんこシャワーで全員の体を洗い流し、ボディソープで全身を隈無く洗う。洗う。洗う。
洗い終わった子から温泉へ移動してもらう。血を洗い流した後に血に浸かるという狂気の沙汰の極みのような映像になってるけど、温泉だからセーフ。
寝ているアザラシもこの隙に洗ってしまおうと思い、桶に入れた温泉を常温の水程度まで冷ましてから、アザラシを浸ける。
これでも熱かったら起きるだろうし、その時はあんこに冷やしてもらおう。
抱っこした時から思っていたけど......この子、めっちゃふわっふわだ!!
そのクセ吸水率は悪い。まぁ当然か。
魅惑の流線形ボディにふわっふわな体毛、それと愛らしいおめめとお顔。
パーフェクトだ。俺ら家族の末っ子に相応しい。洗われて気持ちいいのか、ちょっとキュウキュウ言ってるのもポイント高い。
あーたまらん。洗っている手も気持ちいいとか卑怯だよ。
濡れてしっとりするもふもふも気持ちいいけど、濡れてもふわふわなもふもふもヤバい。
洗い終わったアザラシ子を桶に入れたまま温泉に浸かり、体を労る。
アザラシを洗いながらニヨニヨしていたのを見られていたらしく、ゆったり浸かれた時間は少なかったがもふもふにもみくちゃにされて最高だった。
騒いでいた煩さと、桶が揺れた所為でアザラシ子が目を覚まし、キュウキュウ騒ぎながら温泉に落ちるという悲しい事故が起きた。
アザラシにとっては熱湯とも言える温度のお湯に落ちたが、どうやらモンスターには関係が無かった。驚いたのは最初だけで、その数秒後にはスイスイ泳ぎ出す図太さに驚く。
モンスターの適応力ってすげー!!
ハイパーご機嫌になったアザラシ子を皆で構い倒しながら、温泉内で海フロアお疲れ様会を開催。
簡単な料理を温泉に浸かりながら食べたりしてこの日は終わる。明日からは砂漠かぁ......頑張ろうね......(ゲッソリ)
10
あなたにおすすめの小説
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる