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「今日は暖かいし、勉強は庭でしようか」
「お庭で? たのしみぃ!」
誓いのキスを終え、バージンロードを歩くように寄り添って庭に向かう。
「先生、あさがお、もうめが出た?」
「いや、流石に種蒔きしてすぐには芽は出ないな」
さっき植えたばかりの朝顔が気になる様子の直人のために、鉢を置いた物干し台の脇を目指して歩き始める。
「あさがお、まだ寝てるの?」
鉢の前にしゃがんだ直人は、土だけの表面をじっと見つめている。
「そうだな。まだ朝顔は赤ちゃんなんだ。赤ちゃんはお母さんのお乳を飲んでゆっくり大きくなっていくだろ? 朝顔も水を飲んでゆっくり大きくなっていって、夏が来たら花を咲かせるんだ」
「いつになったら夏になるの?」
「うーん、蝉が鳴きだしたら夏かな」
夏の定義が分からなかったが梅雨が明けたら夏だと思い、直人に分かりやすいように、その頃から鳴きだす蝉が夏の始まりの合図だと教える。
「そうなんだ」
まだまだ開花は先だと分かったのか、残念そうに鉢を見つめる直人。
「先生、このあさがおは、ぼくと先生の赤ちゃんだね」
「え……」
「けっこんしたら赤ちゃんができるけど、先生は女の子じゃないからうめないでしょ? だから、このあさがおがぼくと先生の赤ちゃんね」
愛しそうに土の表面を撫でる直人を見て、胸が温かくなり、眼球の裏が熱くなってくる。
「あぁ、そうだな。二人の赤ちゃんだから大切に育てような」
直人の横にしゃがみ、一緒に二人の大切な赤ん坊を撫でてやる。
満たされていく俺の胸の中に、一足先に色鮮やかな朝顔が花開いていった。
屋敷を囲む塀に沿って俺が言った数だけ歩くというゲームをして庭を一周して物干し台の所に戻ってくると、吹き出した風で洗濯物がそよそよと揺れていた。
「先生、ふくがダンスしてるよ」
「本当だな」
「ぼくたちもダンスしよ?」
お伽噺に出てくる王子様のように掌を差し出してくる直人。
その格好いい姿に頬が熱くなるのを感じながら掌を重ねると、グイッと引き寄せられて握り合っていない手で腰を抱かれた。
俺も繋がっていない手を直人の厚い胸板に置くと、優雅なダンスが始まった。
直人のリードに合わせ、芝の上を滑るように移動していく。
「お父さまが、ダンスはあいする人とおどるって教えてくれたの」
「え……愛する人?」
「ずっといっしょにいたくて、けっこんしたいくらい大好きなのが、あいする人なんだよ。だから、ぼくのあいする人は先生なの」
「ナオくん……」
幼児の直人も結婚の意味をちゃんと理解し、それを分かった上で俺と結婚したいと言い続けていたのだと知り、込み上げてくる嬉しさで視界がぼやけていく。
直人の肩に顔を埋めて幸せを噛み締めていると、自分も幸せだと言うかのように俺を抱く直人の力が増した。
幸せなダンスを終えて、物干し台の所に戻って洗濯物を取り込んでいく。
いつもは夫人が取り込んで畳んで置いておいてくれるのだが、今日は夫人が部屋で休んでいるので二人で作業をする。
「ぼく、先生のふくをとる」
「じゃあ、先生はナオくんの服を取り込むな。どっちが早く出来るか競争だ。でも、無理矢理やって服を痛がらせちゃ駄目だからな」
「うん。先生のふくだもん、だいじにするよ」
俺自身だけでなく、俺の物も大事に扱ってくれるという直人に、また眼球の裏が熱くなってくる。
本当に今日は、涙腺が弱くなりすぎていて困る。
しかし、流れ落ちるのは幸せな涙なので、嬉しい困り事だ。
「よーい、どんっ!」
俺の掛け声と共に手早く、だけれど丁寧に俺の洗濯物を取り込んでいく直人。
俺も直人に触れるように、優しく大切に直人の洗濯物を取り込んでいく。
「おわりっ!」
俺が最後の洗濯物に手を掛けると、隣から嬉しそうな声が届いた。
「おっ、ナオくんの勝ちだな」
「やったぁ!」
最後の洗濯物をハンガーから外している俺の背中に、グリグリと顔を擦り寄せてくる直人。
喜びを伝える犬にそっくりなそれに吹き出してしまうと、肩口に顎を乗せた直人が一緒に笑い出した。
こんな温かで穏やかな春のような日々が、俺に訪れるだなんて……。
この安らぎを与えてくれた無垢なヒーローを、一生愛して護っていこうと改めて誓った。
自分の取り込んだ洗濯物を持ち、二階の寝室に向かう。
ベッドに俺が取り込んだ直人の服を置くと、直人はその隣に自分の取り込んだ俺の服を置いた。
「じゃあ畳むから、先生がやってるのを見てナオくんもやってみてくれな」
「はいっ!」
真剣な眼差しで俺の手先を見ながら、大きな手が見様見真似で畳んでいく。
「できたよっ!」
「あぁ、上手いぞ」
大人の男の時にもやっていたのか、元々器用なだけなのか分からないが、ベッドの上には綺麗に畳まれた服が置かれている。
直人の服をクローゼットに仕舞い、直人が畳んでくれた俺の服を鞄に仕舞い終えてベッドを見ると、その上にうつ伏せになって頬杖を付いた直人が、ヘッドボードに並べて飾ってある互いを描いた絵を眺めていた。
「ナオくんは本当に絵が上手いな。隣に並べられると先生、恥ずかしいよ」
プロのような絵と並ぶ小学生レベルの自分の拙作に苦笑が漏れる。
「先生がいっしょうけんめいかいてくれたのだから、だいじな絵だよ」
「そうか、ありがとな」
絵の出来ではなく、絵に込められた想いを大事にしてくれる直人が愛しくて、ベッドに腰掛けて感謝を伝えるように柔らかい鳶色の髪を撫でてやる。
うっとりと目を細め、俺に髪を梳かれている直人。
夜の帳が下りるまで、ゆったりとした時間を過ごした。
「夕飯は何にしようか?」
「うーん、オムライス!」
「オムライスはこの前食べたじゃないか。そうだな、チャーハンにでもするか?」
「チャーハン、おいしそうっ!」
夕飯の相談をしながら階段を降りていき、キッチンに向かう。
今夜は二人だけでの食事なので、手早く作れるメニューに決めて調理に取り掛かる。
直人にチャーハンに入れる用にいつもより細かくレタスを千切ってもらい、その間に他の野菜を切り、スープの準備もしていく。
チャーハンを炒めていると、頼んでおいた食器を並べ終えた直人がコンロの方にやってきた。
「先生、じょうずだね」
フライパンを振って米を踊らせているのを見た直人が、感嘆の声を上げた。
「ナオくんも練習すれば出来るようになるぞ」
「ほんとぉ? でもぼく、先生のごはんがいいからやらない」
「先生の作るご飯、気に入ってくれたのか?」
「うん。すごくおいしいの!」
ニコニコの笑顔を湛えて嬉しい言葉を言ってくれる直人に、お母様よりもか?、と聞きそうになってしまった口を慌てて閉じる。
どういう理由があったのか分からないが、幼児に戻ってしまうほど母親が好きで求めていた直人だ。
母親への愛と結婚したいと思う俺への愛は種類は違うが、直人に対する一つの愛しか持っていない俺は、俺以外にも直人に愛されている者に嫉妬してしまっている。
この醜い魂を知ったら、無垢な魂は離れていってしまうかもしれない。
それだけは絶対に嫌だ、と体内に燃え広がっていこうとする嫉妬の炎を無理矢理抑え込み、調理を続けた。
夕飯を食べ終え、お茶を飲みながらまったりしてから、後片付けを始める。
食洗機に食器を入れ終えた直人が、テーブルを拭いている俺の元に歩み寄ってきて背中を抱き締めてきた。
「先生、夜になったよ」
甘く掠れたバリトンで耳許に囁いてきて、熱くなり始めているモノを腰に押し当ててきた。
「そうだな。でも風呂に入ってからだぞ」
「いっしょに入ろうよ」
「分かった」
直人を感じて熱くなってきた俺の主導権が、先生から雄に変わった。
「お庭で? たのしみぃ!」
誓いのキスを終え、バージンロードを歩くように寄り添って庭に向かう。
「先生、あさがお、もうめが出た?」
「いや、流石に種蒔きしてすぐには芽は出ないな」
さっき植えたばかりの朝顔が気になる様子の直人のために、鉢を置いた物干し台の脇を目指して歩き始める。
「あさがお、まだ寝てるの?」
鉢の前にしゃがんだ直人は、土だけの表面をじっと見つめている。
「そうだな。まだ朝顔は赤ちゃんなんだ。赤ちゃんはお母さんのお乳を飲んでゆっくり大きくなっていくだろ? 朝顔も水を飲んでゆっくり大きくなっていって、夏が来たら花を咲かせるんだ」
「いつになったら夏になるの?」
「うーん、蝉が鳴きだしたら夏かな」
夏の定義が分からなかったが梅雨が明けたら夏だと思い、直人に分かりやすいように、その頃から鳴きだす蝉が夏の始まりの合図だと教える。
「そうなんだ」
まだまだ開花は先だと分かったのか、残念そうに鉢を見つめる直人。
「先生、このあさがおは、ぼくと先生の赤ちゃんだね」
「え……」
「けっこんしたら赤ちゃんができるけど、先生は女の子じゃないからうめないでしょ? だから、このあさがおがぼくと先生の赤ちゃんね」
愛しそうに土の表面を撫でる直人を見て、胸が温かくなり、眼球の裏が熱くなってくる。
「あぁ、そうだな。二人の赤ちゃんだから大切に育てような」
直人の横にしゃがみ、一緒に二人の大切な赤ん坊を撫でてやる。
満たされていく俺の胸の中に、一足先に色鮮やかな朝顔が花開いていった。
屋敷を囲む塀に沿って俺が言った数だけ歩くというゲームをして庭を一周して物干し台の所に戻ってくると、吹き出した風で洗濯物がそよそよと揺れていた。
「先生、ふくがダンスしてるよ」
「本当だな」
「ぼくたちもダンスしよ?」
お伽噺に出てくる王子様のように掌を差し出してくる直人。
その格好いい姿に頬が熱くなるのを感じながら掌を重ねると、グイッと引き寄せられて握り合っていない手で腰を抱かれた。
俺も繋がっていない手を直人の厚い胸板に置くと、優雅なダンスが始まった。
直人のリードに合わせ、芝の上を滑るように移動していく。
「お父さまが、ダンスはあいする人とおどるって教えてくれたの」
「え……愛する人?」
「ずっといっしょにいたくて、けっこんしたいくらい大好きなのが、あいする人なんだよ。だから、ぼくのあいする人は先生なの」
「ナオくん……」
幼児の直人も結婚の意味をちゃんと理解し、それを分かった上で俺と結婚したいと言い続けていたのだと知り、込み上げてくる嬉しさで視界がぼやけていく。
直人の肩に顔を埋めて幸せを噛み締めていると、自分も幸せだと言うかのように俺を抱く直人の力が増した。
幸せなダンスを終えて、物干し台の所に戻って洗濯物を取り込んでいく。
いつもは夫人が取り込んで畳んで置いておいてくれるのだが、今日は夫人が部屋で休んでいるので二人で作業をする。
「ぼく、先生のふくをとる」
「じゃあ、先生はナオくんの服を取り込むな。どっちが早く出来るか競争だ。でも、無理矢理やって服を痛がらせちゃ駄目だからな」
「うん。先生のふくだもん、だいじにするよ」
俺自身だけでなく、俺の物も大事に扱ってくれるという直人に、また眼球の裏が熱くなってくる。
本当に今日は、涙腺が弱くなりすぎていて困る。
しかし、流れ落ちるのは幸せな涙なので、嬉しい困り事だ。
「よーい、どんっ!」
俺の掛け声と共に手早く、だけれど丁寧に俺の洗濯物を取り込んでいく直人。
俺も直人に触れるように、優しく大切に直人の洗濯物を取り込んでいく。
「おわりっ!」
俺が最後の洗濯物に手を掛けると、隣から嬉しそうな声が届いた。
「おっ、ナオくんの勝ちだな」
「やったぁ!」
最後の洗濯物をハンガーから外している俺の背中に、グリグリと顔を擦り寄せてくる直人。
喜びを伝える犬にそっくりなそれに吹き出してしまうと、肩口に顎を乗せた直人が一緒に笑い出した。
こんな温かで穏やかな春のような日々が、俺に訪れるだなんて……。
この安らぎを与えてくれた無垢なヒーローを、一生愛して護っていこうと改めて誓った。
自分の取り込んだ洗濯物を持ち、二階の寝室に向かう。
ベッドに俺が取り込んだ直人の服を置くと、直人はその隣に自分の取り込んだ俺の服を置いた。
「じゃあ畳むから、先生がやってるのを見てナオくんもやってみてくれな」
「はいっ!」
真剣な眼差しで俺の手先を見ながら、大きな手が見様見真似で畳んでいく。
「できたよっ!」
「あぁ、上手いぞ」
大人の男の時にもやっていたのか、元々器用なだけなのか分からないが、ベッドの上には綺麗に畳まれた服が置かれている。
直人の服をクローゼットに仕舞い、直人が畳んでくれた俺の服を鞄に仕舞い終えてベッドを見ると、その上にうつ伏せになって頬杖を付いた直人が、ヘッドボードに並べて飾ってある互いを描いた絵を眺めていた。
「ナオくんは本当に絵が上手いな。隣に並べられると先生、恥ずかしいよ」
プロのような絵と並ぶ小学生レベルの自分の拙作に苦笑が漏れる。
「先生がいっしょうけんめいかいてくれたのだから、だいじな絵だよ」
「そうか、ありがとな」
絵の出来ではなく、絵に込められた想いを大事にしてくれる直人が愛しくて、ベッドに腰掛けて感謝を伝えるように柔らかい鳶色の髪を撫でてやる。
うっとりと目を細め、俺に髪を梳かれている直人。
夜の帳が下りるまで、ゆったりとした時間を過ごした。
「夕飯は何にしようか?」
「うーん、オムライス!」
「オムライスはこの前食べたじゃないか。そうだな、チャーハンにでもするか?」
「チャーハン、おいしそうっ!」
夕飯の相談をしながら階段を降りていき、キッチンに向かう。
今夜は二人だけでの食事なので、手早く作れるメニューに決めて調理に取り掛かる。
直人にチャーハンに入れる用にいつもより細かくレタスを千切ってもらい、その間に他の野菜を切り、スープの準備もしていく。
チャーハンを炒めていると、頼んでおいた食器を並べ終えた直人がコンロの方にやってきた。
「先生、じょうずだね」
フライパンを振って米を踊らせているのを見た直人が、感嘆の声を上げた。
「ナオくんも練習すれば出来るようになるぞ」
「ほんとぉ? でもぼく、先生のごはんがいいからやらない」
「先生の作るご飯、気に入ってくれたのか?」
「うん。すごくおいしいの!」
ニコニコの笑顔を湛えて嬉しい言葉を言ってくれる直人に、お母様よりもか?、と聞きそうになってしまった口を慌てて閉じる。
どういう理由があったのか分からないが、幼児に戻ってしまうほど母親が好きで求めていた直人だ。
母親への愛と結婚したいと思う俺への愛は種類は違うが、直人に対する一つの愛しか持っていない俺は、俺以外にも直人に愛されている者に嫉妬してしまっている。
この醜い魂を知ったら、無垢な魂は離れていってしまうかもしれない。
それだけは絶対に嫌だ、と体内に燃え広がっていこうとする嫉妬の炎を無理矢理抑え込み、調理を続けた。
夕飯を食べ終え、お茶を飲みながらまったりしてから、後片付けを始める。
食洗機に食器を入れ終えた直人が、テーブルを拭いている俺の元に歩み寄ってきて背中を抱き締めてきた。
「先生、夜になったよ」
甘く掠れたバリトンで耳許に囁いてきて、熱くなり始めているモノを腰に押し当ててきた。
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