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記憶

親友に報告

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放課後
「みこー。たっくんの事少し分かったかもー。」
「そーなの?どんなことー?」
「重い病気ってこと。」
「それだけ?他に何かないの?約束とか。」
「あー。お引越しするときにまた会おうねっていう約束した。」
「でも守れなかったんだよねー。」
「何で?」
「お父さんは転勤族じゃないから、もう二度と会えないって分かってたの。」
そう。私はお父さん達に言われたとき泣いた。
「そうだよね。あこん家は転勤族じゃないもんね。でもたっくんはそれでも待ち続けたのかな?」
「そこが問題何だよ。もしそのあとお母さんかもだし。聞いてなかったら申し訳無いよ。」
「たっくんの家の電話とか知らないの?お母さん」
「んー。お母さんもたっくんのお母さんも家がお隣りだったから電話交換とかしてないんじゃないかな?もししてたら良いよね」
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