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推薦人を集めよう
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「あ、もしもしロザリー?」
『モーリス、学校はどう?』
「うん、別に変わったことはないよ。それよりさ、ロザリー、ミスコンのことは覚えてる?」
『ミスコン? ……ああ、あのくだらないイベントのことね』
前回の優勝者にここまでこき下ろされるとは。
順番が前後したけれど、僕はミヤビ様の命令で、今日学校を休んでいるロザリーに連絡をとっている。映像を見ながら通話ができるビデオ通話を使って。目的はもちろん、ロザリーにミヤビ様の推薦人になってもらうことだ。
「……そう、そのくだらないやつなんだけど……実はね、ミヤビ様が今年のミスコンに出たがってて、推薦人を探してるんだ」
『……え? 雅さんが? 意外だね。どうして?」
「それがさあ、レーヌがエントリーされたからなんだよ。レーヌにだけは勝たせないって、変に息巻いちゃって」
『へぇ……レーヌさんはそのこと知ってるの?』
「いや、多分知らないと思う」
男子の間だけでひっそりと行われている非公式イベントのミスコンは、女子にはほとんど認知されていない。三年の女子でも知っているのはごく僅かというぐらいだから、転校してきてまだ日が浅いレーヌやミヤビ様は知らなくて当然。去年の優勝者であるロザリーだって、優勝したことを僕が話さなければ、自分がミスコンにエントリーされていたことすら未だに知らなかったはずだ。
ここまで厳しく女子に対して緘口令を敷くのは、ラニ曰く『勘違いブスが出しゃばってくると話がややこしくなるから』。まあその是非は別にしても、確かに女子に知られたら多方面から反発を受けるだろう。それを僕はうっかりと、一番ややこしそうなミヤビ様に話してしまったわけだ。いやミヤビ様が勘違いブスってわけじゃないけど。
『優勝しても別に嬉しくないし、そんなくだらないものやめればいいのに』
「まあ、そうなんだけどね……ところで、推薦人の件なんだけど、ロザリーの名前を貸してもらってもいいかな?」
『え? 構わないけど……女子でも推薦人になれるの?』
意外なことに、ミスコンの規定(笑)の中には、女子の立候補を禁じる事項はあっても、投票や推薦を禁じる事項はない。実はごく少数ではあるが、過去にも女子からの推薦や投票はあったのだそうだ。少ないからわざわざ禁止する必要もないということだろうか。
「うん、実はできるんだよ」
『推薦や投票ができるのに、辞退ができないって変なだね……でも、いいよ、雅さんの推薦人になっても』
その時、隣で話の一部始終を聞いていたミヤビ様が、突然僕から通話中のスマホを取り上げ、画面の向こうのロザリーに言った。
「あっ、あの、ありがとう、ロザリー。私、絶対勝つから!」
『ええ、頑張って。応援するね』
ロザリーとの通話を終え、ミヤビ様は笑みを浮かべながら左手の親指と人差し指を折る。
「モーリス、ロザリー、あと三人か……。よし、じゃあ次はレイのところに行こう!」
!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i
レイさんは、校舎の中庭で、大勢の取り巻きの女子生徒と共に優雅にランチを食べていた。
ハンロ高校の中庭にある花壇には、シンハライト邸ほどではないが数多くの花が植えられていて、チューリップ、ガーベラ、アネモネ、マリーゴールドなど色とりどりの花が咲き乱れている。その花壇の傍、両手に花どころか花壇レベルのたくさんの女子に囲まれて、レイさんは今まさに女子生徒の心の篭もった手弁当を『あーん』して食べさせてもらっているところだった。
最近レイさんがミヤビ様とあまり一緒に昼食を摂らなくなったのはこのためだ。彼は学内でファンの女子を集め、ハーレムを築いているのである。容姿端麗で気配りができるレイさんの女子人気は凄まじく、転入直後から女子たちによるファンクラブが作られ、会員数は右肩上がりで増加。四月に新入生が入ってからさらに増加ペースが上がり、会員数は既に三桁に達したとさえ言われる。
同じく男子のファンを多く抱えているレーヌが一定の距離を持って接しているのとは対照的に、レイさんは自分のファンクラブと積極的に交流(というよりイチャイチャ)を深めている。そのため、レイさんの男子からの評判はすこぶる悪いのだが、本人は全く意に介していない様子。ミヤビ様は、『あいつの家は金持ちだし一夫多妻だから、この状態に何の違和感もないんでしょ』と毒づいた。
初めて二人に出会った時は美男美女同士お似合いのカップルに見えたものだけれど、どうやら二人には全く恋愛感情がなく、純粋に仲間としてしかお互いを見ていないようなのだ。ミヤビ様は、あーんと口を開けたレイさんを見て眉を顰める。が、それは嫉妬とかそういう性質のものではなく、ただただ目の前で繰り広げられている光景にドン引きしている様子だった。
女子たちは代わる代わるレイさんの口におかずを運び、レイさんはいつもの張り付いたようなスマイルでそれを全て平らげる。わあ、と女子たちから黄色い歓声が上がったところで、僕達とレイさんとの視線が交わった。
「おや、雅にモーリスくんじゃないか。お二人揃ってお散歩かい?」
レイさんがそう言うや否や、取り巻きの女子たちが一斉にこちらを振り向き、僕たち、特にミヤビ様へと射抜くような鋭い視線を突き刺してきた。今のところレイさんが呼び捨てとタメ口(いわゆる呼びタメ)で接する女子はミヤビ様だけらしく、それ故にミヤビ様は一部の女子から蛇蝎のごとく嫌われているのだ。二人がブランボヌールの仲間であることを考えれば親しくて当然なのだけれど、女子たちはその辺の事情を知らないのだから仕方ないのかもしれない。
それにしても、女の嫉妬は怖い。
ミヤビ様は自身に向けられた殺気など全く意に介さず、毅然として尋ねた。
「ちょっとあんたに頼みたいことがあるんだけど、今はお邪魔かしら?」
ミヤビ様がレイさんを『あんた』呼ばわりしたところでまた女子たちから非難のどよめきが起こったが、レイさんはそれを軽く制して立ち上がり、貴公子のような微笑を振りまきながらファンの女子たちに声をかける。
「いや、構わないよ。じゃあ皆さん、少しだけ二人と話をして参りますので、少々ここでお待ち頂けますか?」
それから人目につかない物陰に移動した僕達は、レイさんに事情を説明した。ミスコンのこと、レーヌが優勝候補最有力と目されていること、そしてミヤビ様が推薦人を探していることなど。
レイさんはミヤビ様の命令に近い口調の要請を快諾した。
「ああ、いいよ、それぐらい。しかし、雅がミスコンとは意外だね。いつもの君なら馬鹿馬鹿しいって言いそうなものだけど。そこまでしてレーヌと張り合いたいのかい? 女性としてもライバル意識を持っているの?」
「いや、別にそういう意味で張り合いたいわけじゃ……」
と、ミヤビ様は口を尖らせるが、その後の言葉が続かない。
「まあ、ダイヤモンド侯爵の前で停戦に合意してしまったから、しばらく事を荒立てられないし、ストレスは溜まるかもしれないけどね。せっかくなんだから、雅ももう少しのんびり構えてみたらどうだい? レーヌの方だって、こちらにそれほど強い敵意は持っていないようだし」
「……ちょっとレイ、あんたまでそんなこと言うの? 私たちがあいつらにどれだけ……」
「わかってる、わかってるよ。でも、当面は手の出しようもないだろう? だったら、君も一旦ブランボヌールの使命を忘れて、普通の女の子として暮らしてみてはどうか、って言っているんだ。その一環としてミスコンに出てみたい、と言うなら、僕は大いに賛成だし、応援させてもらうよ。君だって本当は興味あったんじゃないのかい?」
レイさんが屈託のない爽やかな笑顔で言うと、ミヤビ様は少し頬を赤らめ、照れ臭そうにうなじのあたりを掻いた。それは彼女が初めて見せる普通の女子高生らしい表情と言っても過言ではないかもしれない。
もしかして図星? レーヌのことがなかったとしても、本当はミスコンに出てみたかったんじゃないだろうか? 昔フィギュアスケートをやっていたのなら、見られること自体は好きそうだし。口ではくだらないとか何とか言っていたけれど、現に今は必死で推薦人を集めようとしているじゃないか。
まあ、本人は絶対に認めないだろうけど。
『レイ様~、まだですかぁ~?』
と、女子生徒たちの黄色い声に急かされて、レイさんはくるりと身を翻した。つーか、レイさんも自分を『様』づけで呼ばせているのか。いや、レイさんはミヤビ様と違って他人にそんなことを強要するタイプには見えない。王子様っぽいキャラのレイさんを、女子のほうが勝手にそう呼んでいるだけかもしれない。
レイさんはくるりとこちらに背を向けて、女子たちの方を振り返る。
「は~い、ちょっと待っててくださ~い。雅、推薦人の件はOKだから。五人集まったら、また教えてくれよ。じゃあね」
そう言い残して、レイさんはファンが待つ中庭へと戻っていった。ちょっと待てよ、『五人集まったら教えてくれ』って、レイさんが手伝わないんだったらもしかして推薦人集めは僕一人でやらなきゃいけないってことか?
レイさんの背中をやや複雑な表情で見送りつつも、ミヤビ様は右手の親指、人差し指、そして中指を順に折る。
「モーリス、ロザリー、レイ、と……これで三人。あと二人で、五人の推薦人が揃うわけね」
『モーリス、学校はどう?』
「うん、別に変わったことはないよ。それよりさ、ロザリー、ミスコンのことは覚えてる?」
『ミスコン? ……ああ、あのくだらないイベントのことね』
前回の優勝者にここまでこき下ろされるとは。
順番が前後したけれど、僕はミヤビ様の命令で、今日学校を休んでいるロザリーに連絡をとっている。映像を見ながら通話ができるビデオ通話を使って。目的はもちろん、ロザリーにミヤビ様の推薦人になってもらうことだ。
「……そう、そのくだらないやつなんだけど……実はね、ミヤビ様が今年のミスコンに出たがってて、推薦人を探してるんだ」
『……え? 雅さんが? 意外だね。どうして?」
「それがさあ、レーヌがエントリーされたからなんだよ。レーヌにだけは勝たせないって、変に息巻いちゃって」
『へぇ……レーヌさんはそのこと知ってるの?』
「いや、多分知らないと思う」
男子の間だけでひっそりと行われている非公式イベントのミスコンは、女子にはほとんど認知されていない。三年の女子でも知っているのはごく僅かというぐらいだから、転校してきてまだ日が浅いレーヌやミヤビ様は知らなくて当然。去年の優勝者であるロザリーだって、優勝したことを僕が話さなければ、自分がミスコンにエントリーされていたことすら未だに知らなかったはずだ。
ここまで厳しく女子に対して緘口令を敷くのは、ラニ曰く『勘違いブスが出しゃばってくると話がややこしくなるから』。まあその是非は別にしても、確かに女子に知られたら多方面から反発を受けるだろう。それを僕はうっかりと、一番ややこしそうなミヤビ様に話してしまったわけだ。いやミヤビ様が勘違いブスってわけじゃないけど。
『優勝しても別に嬉しくないし、そんなくだらないものやめればいいのに』
「まあ、そうなんだけどね……ところで、推薦人の件なんだけど、ロザリーの名前を貸してもらってもいいかな?」
『え? 構わないけど……女子でも推薦人になれるの?』
意外なことに、ミスコンの規定(笑)の中には、女子の立候補を禁じる事項はあっても、投票や推薦を禁じる事項はない。実はごく少数ではあるが、過去にも女子からの推薦や投票はあったのだそうだ。少ないからわざわざ禁止する必要もないということだろうか。
「うん、実はできるんだよ」
『推薦や投票ができるのに、辞退ができないって変なだね……でも、いいよ、雅さんの推薦人になっても』
その時、隣で話の一部始終を聞いていたミヤビ様が、突然僕から通話中のスマホを取り上げ、画面の向こうのロザリーに言った。
「あっ、あの、ありがとう、ロザリー。私、絶対勝つから!」
『ええ、頑張って。応援するね』
ロザリーとの通話を終え、ミヤビ様は笑みを浮かべながら左手の親指と人差し指を折る。
「モーリス、ロザリー、あと三人か……。よし、じゃあ次はレイのところに行こう!」
!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i
レイさんは、校舎の中庭で、大勢の取り巻きの女子生徒と共に優雅にランチを食べていた。
ハンロ高校の中庭にある花壇には、シンハライト邸ほどではないが数多くの花が植えられていて、チューリップ、ガーベラ、アネモネ、マリーゴールドなど色とりどりの花が咲き乱れている。その花壇の傍、両手に花どころか花壇レベルのたくさんの女子に囲まれて、レイさんは今まさに女子生徒の心の篭もった手弁当を『あーん』して食べさせてもらっているところだった。
最近レイさんがミヤビ様とあまり一緒に昼食を摂らなくなったのはこのためだ。彼は学内でファンの女子を集め、ハーレムを築いているのである。容姿端麗で気配りができるレイさんの女子人気は凄まじく、転入直後から女子たちによるファンクラブが作られ、会員数は右肩上がりで増加。四月に新入生が入ってからさらに増加ペースが上がり、会員数は既に三桁に達したとさえ言われる。
同じく男子のファンを多く抱えているレーヌが一定の距離を持って接しているのとは対照的に、レイさんは自分のファンクラブと積極的に交流(というよりイチャイチャ)を深めている。そのため、レイさんの男子からの評判はすこぶる悪いのだが、本人は全く意に介していない様子。ミヤビ様は、『あいつの家は金持ちだし一夫多妻だから、この状態に何の違和感もないんでしょ』と毒づいた。
初めて二人に出会った時は美男美女同士お似合いのカップルに見えたものだけれど、どうやら二人には全く恋愛感情がなく、純粋に仲間としてしかお互いを見ていないようなのだ。ミヤビ様は、あーんと口を開けたレイさんを見て眉を顰める。が、それは嫉妬とかそういう性質のものではなく、ただただ目の前で繰り広げられている光景にドン引きしている様子だった。
女子たちは代わる代わるレイさんの口におかずを運び、レイさんはいつもの張り付いたようなスマイルでそれを全て平らげる。わあ、と女子たちから黄色い歓声が上がったところで、僕達とレイさんとの視線が交わった。
「おや、雅にモーリスくんじゃないか。お二人揃ってお散歩かい?」
レイさんがそう言うや否や、取り巻きの女子たちが一斉にこちらを振り向き、僕たち、特にミヤビ様へと射抜くような鋭い視線を突き刺してきた。今のところレイさんが呼び捨てとタメ口(いわゆる呼びタメ)で接する女子はミヤビ様だけらしく、それ故にミヤビ様は一部の女子から蛇蝎のごとく嫌われているのだ。二人がブランボヌールの仲間であることを考えれば親しくて当然なのだけれど、女子たちはその辺の事情を知らないのだから仕方ないのかもしれない。
それにしても、女の嫉妬は怖い。
ミヤビ様は自身に向けられた殺気など全く意に介さず、毅然として尋ねた。
「ちょっとあんたに頼みたいことがあるんだけど、今はお邪魔かしら?」
ミヤビ様がレイさんを『あんた』呼ばわりしたところでまた女子たちから非難のどよめきが起こったが、レイさんはそれを軽く制して立ち上がり、貴公子のような微笑を振りまきながらファンの女子たちに声をかける。
「いや、構わないよ。じゃあ皆さん、少しだけ二人と話をして参りますので、少々ここでお待ち頂けますか?」
それから人目につかない物陰に移動した僕達は、レイさんに事情を説明した。ミスコンのこと、レーヌが優勝候補最有力と目されていること、そしてミヤビ様が推薦人を探していることなど。
レイさんはミヤビ様の命令に近い口調の要請を快諾した。
「ああ、いいよ、それぐらい。しかし、雅がミスコンとは意外だね。いつもの君なら馬鹿馬鹿しいって言いそうなものだけど。そこまでしてレーヌと張り合いたいのかい? 女性としてもライバル意識を持っているの?」
「いや、別にそういう意味で張り合いたいわけじゃ……」
と、ミヤビ様は口を尖らせるが、その後の言葉が続かない。
「まあ、ダイヤモンド侯爵の前で停戦に合意してしまったから、しばらく事を荒立てられないし、ストレスは溜まるかもしれないけどね。せっかくなんだから、雅ももう少しのんびり構えてみたらどうだい? レーヌの方だって、こちらにそれほど強い敵意は持っていないようだし」
「……ちょっとレイ、あんたまでそんなこと言うの? 私たちがあいつらにどれだけ……」
「わかってる、わかってるよ。でも、当面は手の出しようもないだろう? だったら、君も一旦ブランボヌールの使命を忘れて、普通の女の子として暮らしてみてはどうか、って言っているんだ。その一環としてミスコンに出てみたい、と言うなら、僕は大いに賛成だし、応援させてもらうよ。君だって本当は興味あったんじゃないのかい?」
レイさんが屈託のない爽やかな笑顔で言うと、ミヤビ様は少し頬を赤らめ、照れ臭そうにうなじのあたりを掻いた。それは彼女が初めて見せる普通の女子高生らしい表情と言っても過言ではないかもしれない。
もしかして図星? レーヌのことがなかったとしても、本当はミスコンに出てみたかったんじゃないだろうか? 昔フィギュアスケートをやっていたのなら、見られること自体は好きそうだし。口ではくだらないとか何とか言っていたけれど、現に今は必死で推薦人を集めようとしているじゃないか。
まあ、本人は絶対に認めないだろうけど。
『レイ様~、まだですかぁ~?』
と、女子生徒たちの黄色い声に急かされて、レイさんはくるりと身を翻した。つーか、レイさんも自分を『様』づけで呼ばせているのか。いや、レイさんはミヤビ様と違って他人にそんなことを強要するタイプには見えない。王子様っぽいキャラのレイさんを、女子のほうが勝手にそう呼んでいるだけかもしれない。
レイさんはくるりとこちらに背を向けて、女子たちの方を振り返る。
「は~い、ちょっと待っててくださ~い。雅、推薦人の件はOKだから。五人集まったら、また教えてくれよ。じゃあね」
そう言い残して、レイさんはファンが待つ中庭へと戻っていった。ちょっと待てよ、『五人集まったら教えてくれ』って、レイさんが手伝わないんだったらもしかして推薦人集めは僕一人でやらなきゃいけないってことか?
レイさんの背中をやや複雑な表情で見送りつつも、ミヤビ様は右手の親指、人差し指、そして中指を順に折る。
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