彼女に死ねと言われたら

浦登みっひ

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新たなる敵、そして……

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 国立マナ研究所は、シャダイ王国首都チトセシティの外れ、人里離れた山奥にある。廃倉庫群のあった東側の海沿いとは逆方向、西側の街の外れで、周囲に研究所関連施設以外の建物は全く見えず、見渡すかぎりに緑に覆われた低い山々が広がっている。研究所と市街地を結ぶ道路が一本引かれている他は、もはや国立公園レベルと言ってもいいぐらいに人の手が入っていないのだ。

 アクセシビリティの観点から見れば最悪だろうけれど、セキュリティの観点から見れば、人の出入りをコントロールしやすい分、安全なのかもしれない。というか、こんな不便なところに研究所を建てるメリットって、それぐらいしか思いつかないんだけど。

 だから、マナ研究所から家に帰るということは、必然的に、森の中に引かれたそのたった一本の道を通ることになる。
 マナ研究所を出た頃茜色に染まっていた空は急激に暗さを増し、辺りは鬱蒼とした深い森。道の両脇に等間隔で立っている街路灯のおかげで辛うじて最低限の明かりは確保されているものの、小さな街路灯の光は辺りを覆う漆黒の闇に減衰され、足元まで明るく照らしてはくれなかった。

 この道を通るのは大体車だろうし、車だったらヘッドライトをつければいいから、この程度の明るさでも平気なのだろう。けれど、雪舞に乗って移動している僕たちにとっては、あの頼りない街路灯だけが唯一の光源だった。
 コンクリートの車道を軽やかに駆け抜ける雪舞の背に揺られながら、僕はロザリーに話しかけた。

「暗いなぁ……もっと早く出てくればよかったね」
「うん……でも、馬は暗視能力が高いから、雪舞は夜でも全然平気だよ」
「そうなんだ……でも、なんか怖いなあ、いかにも、何か出てきそうな雰囲気じゃない?」
「何か……って?」
「う~ん、何だろう、クマとか、オオカミとか……」

 ロザリーはくすくすと笑う。

「ふふ……もしクマやオオカミが出てきたとしても、雪舞が全力で走れば追いつかれることはないよ。大丈夫。それに、雪舞は聴覚も嗅覚も優れているから、異常があればすぐに察知してくれるはず」
「そっか……すごいな、雪舞は」

 ロザリーの言葉を聞いてほっと胸を撫で下ろしたのも束の間。
 道路のど真ん中で、雪舞は突然ぴたりと立ち止まった。

「雪舞? どうしたの?」

 高らかに轟いていた蹄の音が止むと、辺りはたちまち静寂に包まれる。ロザリーの言葉が聞こえなかったはずはないのだが、雪舞の耳はロザリーに向けられず、前後左右にせわしなく動いて周囲の様子を窺っていた。まさか、本当にクマかオオカミが……?
 しかしその直後、道の前方、街路灯の弱々しい光の中に浮かび上がった黒い影は、クマにしては小さすぎ、オオカミにしては大きすぎた。二本の足で音も立てずに歩くその姿は、どう見ても人間のものだったのだ。

「だ、誰ですか?」

 声をかけても返事はない。黒い影は二つ、三つと増えていき、振り返ると、いつの間に回り込まれたのか、背後にも複数の黒い影が蠢いていた。全身を黒い忍装束で覆い、闇に紛れた不審者たち。雪舞がいなかったら、目の前に来るまで気付けなかったかもしれない。

「モーリス、降りて!」

 ロザリーは雪舞の背から軽やかに地面に飛び降り、僕も続いて下馬した。右足を上げてまたぎ返し、馬体の片側に両脚をしっかり揃えてから、地面に降りる。ロザリーに教えてもらった普通の降り方だ。廃倉庫群の前ではこれを知らずに尻餅をついてしまったが、今回はちゃんと降りることができたぞ――って、得意になってる場合じゃなかった。

 じりじりとにじり寄ってくる黒い影。どう見ても道を尋ねるような雰囲気ではない。そもそも、ここはそんな普通の人間が足を踏み入れる場所ではないのだ。
 辺りは緊迫した空気に包まれる。
 黒い影たちは一斉に懐から武器を取り出した。微かな明かりの下に短い刀身のシルエットが浮かび上がる。

「ひええっ、な、なんだ、こいつら?」
「モーリス、落ち着いて」
「で、でも……」

 おそらくまずは一番弱そうなやつを狙うことにしたのだろう、狼狽える僕目がけて、黒い影の一つが躍りかかってきた。
 やられる――そう思った瞬間。

「ウーッ!」

 黒い影と僕の間に、雪舞の大きな白い馬体が素早く飛び込んできた。雪舞は低く嘶くと、飛びかかってきた黒い影に尻を向け、その頭部に強烈なキックをお見舞いする。

「ぶあっ!」

 黒い影から短い悲鳴が発せられ、雪舞の後ろ蹴りをモロにくらったその頭部が熟れすぎたトマトのようにべしゃっと潰れたのを、僕は見てしまった。後方に吹き飛ばされた黒い影はアスファルトの道路の上に倒れ、そのまま動かなくなった。
 勇敢な白い馬による思わぬ反撃を受け、黒い影たちの間に動揺が走る。

「せ、雪舞……ありがとう!」
「ね、優秀なボディーガードでしょう? 雪舞は鋼の蹄鉄を履いているから、頭部に直撃を受けたら即死、体に受けたら内臓破裂だよ」

 ロザリーはそう言って、この状況に不似合いなほどにこやかに微笑んだ。
 気付けば、黒い影はさっきよりさらに増えていて、総勢二十人ほどはいるだろう。ロザリーの言葉と息絶えた同胞の骸に、黒い影たちは一瞬たじろいだ様子を見せていたが、

「狼狽えるな! かかれ!」

 黒い影の一人が号令をかけると、黒い影たちは雪舞の白い馬体めがけて一斉に襲い掛かってきた。

「雪舞! 気をつけて!」
「フーッ!」

 僕の言葉が届いたのか、雪舞は『任せておいて』とばかりに鼻を鳴らす。右から左から次々と襲い掛かってくる黒い影の太刀筋を雪舞は完全に見切って、ひょいひょいとかわしながら的確にキックや頭突きを当てていく。頭部に蹴りを受けてそのまま動かなくなる者、体に蹴りを受けてもんどりうつ者。倒れてもまだ息のある敵に対して、雪舞はゆうに500キロは超えているであろう巨体で思い切り相手の体を踏みつけて、確実に息の根を止めていった。

「す、すごい……」

 雪舞の獅子奮迅の活躍に呆気にとられていると、突然、どこからか女の声が聞こえてきた。ふと見ると、黒い影の一番奥に黒いローブを纏った小柄な影が立っていて、数人の黒い影がそれを守るように取り囲んでいる。

「サン・デサイ・レンス・ウイン・ドイン・ハーヘア……」

 呪文のような囁きのあと、声は一気に緊張感を増し、

「ブラックタイド!」

 女が叫ぶと同時に、雪舞めがけて黒い円形の衝撃波が放たれた。影たちに気を取られ完全に不意を突かれた雪舞は、飛んできた衝撃波を避けようと慌てて身を捩るが、僅かに反応が遅れていた。

「雪舞!」

 ロザリーの叫び声が虚空に谺する。
 すんでのところで直撃は避けられたはずだったが、その巨体は後方に数メートルも弾き飛ばされてしまった。

「ヒヒン!」
「雪舞!」

 ガードレールを超え、森の中まで吹き飛ばされた雪舞が小さく悲鳴を上げる。雪舞のもとへ駆け出そうとするロザリーの行く手を複数の黒い影が遮り、あの黒い衝撃波を放ったローブの女が言う。

「ロザリー・アルバローズ、お前の相手はこっちだ!」

 女の掛け声と共に、四、五人の黒い影がロザリーに襲い掛かる。

「邪魔を……しないで!」

 すると、ロザリーの白銀の髪は一瞬で茨の蔓に変化し、にゅるにゅると伸びて黒い影たちに襲い掛かった。あの日、屋上から飛び降りた僕を縛った、棘だらけのあの蔓だ。
 突如として表れた薔薇の蔓に、影たちは驚き、動きが止まる。その隙を逃がさず、ロザリーの茨の蔓は瞬く間に影たちの手足に絡み付いて、相手の体の自由を奪った。
 だが、その刹那、黒いローブの女が再び呪文を唱え始める。

「サン・デサイ・レンス・ウイン・ドイン・ハーヘア……」

 四、五人の影を縛り上げたロザリーは、しかし、そのために全く身動きがとれない状態にあった。今あの衝撃波を食らってしまったら……。

「ブラックタイド!」
「ロザリー危ない!」

 僕はほとんど無意識で飛び出し、両腕を広げてロザリーの前に立った。あの屈強な雪舞が、かすっただけで吹き飛ばされた謎の衝撃波。もしあれがロザリーに直撃したら、彼女の体はひとたまりもないだろう。
 だがそれは貧弱な僕の体にとっても同じこと。迫りくる衝撃波を見つめながら、僕の頭の中には、これまでのロザリーとの思い出が、もう何度見たかわからない走馬灯のように……。
 ああ、やっぱり死ぬのか……。もう何度目かわからない死の予感に、諦めにも近い感情が湧いてきた、その時だった。

「アイスフォーリス!」

 またしても聞き慣れない、少しハスキーな女の声が響き、次の瞬間、僕の目の前に直径2mはあろうかという巨大な白い壁が出現した。

「な、なんだこれ……」

 寒天のように僅かに透き通った白い壁。だが、脆弱そうな見た目に反して、その白い壁は黒いローブの女が放ったあの強力な衝撃波を弾き返してしまった。
 壁にしか見えなかったその白い物体は、よく見ると、巨大な水仙の花弁の形をしていた。花弁は急速に萎みながら、何かに導かれるように宙へと舞い上がり、その向こうから、ガードレールを飛び越えて一人の女性がこちらに駆け寄ってきた。

 青い瞳をしたその女性は、左右の髪をゆるい縦ロールに巻き、後ろ髪をお団子に纏めた、とても綺麗な人だった。ゴシック風の黒いドレスに身を包んだその佇まいには、まるで中世の恋愛小説から飛び出してきたかのような気品と色香があり、しかし何より驚いたのは、彼女の髪と肌がロザリーと同じように白かったことだ。

(き……綺麗だ……)

 その立ち姿にうっとり見惚れていると、

「くらえ! 阿修羅炎舞!」

 背後から、今度は気迫に満ちた若い男の声が響き渡る。
 振り返ると、体を起こそうとした雪舞を守るように、橙色のポロシャツとスウェットを着た青年が立っていた。その両手には炎を纏った二本の曲剣が握られていて、彼の前で二、三人の黒い影が炎に包まれている。
 この青年もまた、赤い瞳に白い短髪、そして白い肌――つまり、ロザリーと同じアルビノだった。
 赤い瞳の男が、青い瞳の女に向かって叫ぶ。

「こっちは片付いたぞ、みやび!」
「呼び捨てすんなって言ってんでしょ、レイ!」
「はいはい……」

 雅と呼ばれた青い瞳の女は僅かに眉根を寄せ、レイと呼ばれた男に大きく舌打ちすると、再び黒いローブの女に向き直った。

「やっぱりロザリーを狙いに来たのね。でも、そうはいかないわ、レーヌ」

 彼女は僕たちの前に立ち、黒いローブの女に語り掛ける。黒いローブの女は再び呪文の詠唱を始め、ゴシックドレスの彼女もそれに呼応するように言葉を紡ぎ始めた。

「サン・デサイ・レンス・ウイン・ドイン・ハーヘア……」
「氷の精よ、我が導きに応え、彼の者を氷結地獄コキュートスへと誘いたまえ……」

 二つの呪文が輪唱のように重なり合ったかと思うと、青い瞳の彼女の周囲に、手のひらぐらいの大きさのキラキラと輝く無数の雪の結晶が現れた。その幻想的な情景に、僕は自分が置かれた状況も忘れて、すっかり魅了されていた。

「ブラックタイド!」
「スノー・フェアリー!」

 黒いローブの女がこちらに向けて三度目の衝撃波を放つと同時に、手裏剣のように鋭利な浮遊する雪の結晶たちが、黒いローブの女へと襲い掛かる。

 バリバリバリバリバリバリッ

 高圧電流がショートしたような音を立てながら、黒い衝撃波と雪の結晶が激しくぶつかり合う。それはロザリーの不思議な力を見慣れている僕ですら恐怖を抱くほどの、とてつもなく大きな力同士の衝突だった。

 しかし、それも長くは続かなかった。雪の結晶と黒い衝撃波の衝突は、素人目に見ても明らかに雪の結晶たちのほうが勢いが勝っていたのだ。
 じわじわと押し戻された黒い衝撃波は、数秒の後、風船が割れるみたいにパチンと弾け飛び、そのまま霧散した。衝突に打ち勝った雪の結晶たちが雪崩を打って黒いローブの女に襲い掛かると、女を庇うように立ち塞がった二人の黒い影が、

「うおっ……」
「うがぁっ……」

 と短い断末魔を上げながら、全身を鋭利な雪の結晶に切り刻まれていった。
 青い瞳の女が放った雪の結晶はほとんどが黒い影たちの体に吸い込まれていったが、その隙間をすり抜けた一片の結晶が、女の頭部を覆っていた黒い布を引き裂いた。

「うっ……」

 そこに浮かび上がったのは、なんと、黒褐色の肌におかっぱ頭の黒い髪、暗いブラウンの瞳を持つ、美しい少女の顔だった。その鋭い眼差しが僕とロザリーを見据え、そして一瞬、僕は彼女と目が合った。吸い込まれるように魅惑的な、くりっとした瞳。
 黒いローブの少女はさっと辺りに視線を走らせ、静かに後退しながらこう言い放った。

「ケンイチ、クリストフ、退却だ!」
「はっ!」
「御意!」

 すると、周囲の黒い影たちは一瞬で彼女の元へ集まり、足元にいくつもの煙幕弾を叩きつける。もうもうと立ち込めた白い煙が晴れた頃には、黒い影たちの姿はどこにもなかった。

「雪舞! 雪舞!」

 振り返ると、茨の蔓に変化していたロザリーの髪はいつの間にか元に戻っており、立ち上がった雪舞のところへ駆け出す白いドレスの後ろ姿が見えた。僕も彼女を追って、雪舞のところへ駆け寄る。

「雪舞、大丈夫?」
「ブルルルルッ」

 雪舞は鼻を鳴らしてロザリーに答えた。高級そうな白い馬着は何か所か汚れたり擦り切れたりしていたけれど、幸い、雪舞本人(本馬?)に大きな怪我はないようだ。

「賢い馬だな……人の言葉がわかるのか?」

 すぐ傍に立っていた赤い瞳の男がロザリーに声をかける。ロザリーは彼に訝るような視線を投げた。

「あなたは……?」

 ロザリーが尋ねるのとほぼ同時に、青い瞳の女がやってきて、男の隣に並んで立った。一万人に一人しかいないと言われるアルビノ(しかも、全員がとびきりの美男美女)が三人も集ったその光景は、神々しさすら感じるほどに美しかった。
 青い瞳の女が言う。

「私の名前は雅・ファンディーナ。こいつはレイデオロ・アル・アイン。レイって呼んでやって」
「雅さんに……レイさん?」

 二人は小さく頷いた。

「そう。私たちは見ての通り、あなたと同じアルビノ。そして、あなたと同様、マナの力を扱うマナ使いでもある」

 やっぱり、さっきの不思議な現象はマナの力によるものだったのか。それにしても、ロザリーみたいな魔法使いがこんなにいるなんて……。

「……それで、そのマナ使いのお二人が、何故こんなところに?」

 ロザリーが問うと、青い瞳の女――雅・ファンディーナは、ロザリーを屹度見据えてこう言い放った。

「ロザリー・アルバローズ、私たちは、あなたを救いに来た。あなたを取り巻く全てのものから」
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